合格体験記(現役) 文系編 慶應義塾大 経済 中山さん

中山さん 慶應義塾大学  経済学部3年(桐光学園)

 

 

慶應の魅力は、やりたいことがあれば、色々チャレンジできる環境があるところ。

今は野球部に起業サークル、国際的サークルと、充実した日々を過ごしています。

来年は1年間の交換留学で、フランスのビジネススクールへ。

 

【中山さん その他の合格大学】

横浜国立大学 経営学部 

上智大学 経済学部 経済学科

立教大学 経済学部 経済政策学科

 

インタビュアー:山口(英語科スタッフ)

中山くんは行動力のある生徒でした。計画を立てて実行する力強さがありました。また授業の前後で熱心に講師に質問をして、創意工夫と行動力を持っていました。一会塾の環境、人材をフルに活用くれていましたね。

(山口) じゃあ、中山君、昔のことを思い出してほしいんですけど、小学校のときって塾に行きましたか。

 

(中山) 行っていました。中学受験をしたので。

 

(山口) どこに行ったんですか。

 

(中山) 小5まで千葉にいて、千葉の個人塾みたいなところで、小6は創研学院。

 

(山口) 武蔵小杉の。

 

(中山) はい。そこに行っていました。

 

(山口) じゃあ、地元が武蔵小杉だったんですね。

 

(中山) 平間なので、2駅ぐらいだったので。

 

(山口) 今も実家が平間。

 

(中山) 今も平間です。

 

(山口) 今、平間から学校に行っているんですね。

 

(中山) はい。あんまり学校には行っていないんですけど。

 

(山口) あんまり行かなくていいもんね。中学受験のときに創研学院に行って、それで中高一貫に入って。中学校の正式名称、何でしたっけ。

 

(中山) 桐光学園高等学校です。

 

(山口) 桐蔭の姉妹校。

 

(中山) そうです。

 

(山口) 場所はどこでしたっけ、桐光は。

 

(中山) 栗平という田舎の駅なんですけど、新百合ケ丘とか、そっちの方です。

 

(山口) 中学受験って、すごく頑張ったんですか。

 

(中山) 中学受験は全然頑張っていなくて。1月まで野球をやっていたし、毎日授業が終わったら友達とサッカーをしていて、塾は行って宿題の答えを写すみたいな、そういう感じだったので、全然頑張った記憶はないです。

 

(山口) じゃあ、めっちゃ行きたい難しいところを受けたというよりかは、その流れで行けるところを受けたという感じ。

 

(中山) もともとは早稲田に行きたかったんですけど、勉強をしていないのでそれは行けなくて。法政に一応行きたいと言っていて、だけど桐光を受けたら受かって、法政も受かって、どうしようかって思ったら、別に法政にめっちゃ行きたかったわけではなかったので、親とかの意見もあって。

 

(山口) 受験を考えれば桐光の方がいいんじゃないって。

 

(中山) そうですね。小学生なので、うまく言いくるめられて桐光に行きました。

 

(山口) でも結果的に良かったよね。

 

(中山) 当たりですね、結果的には。

 

(山口) 小学校の時は、勉強しなかったと。

 

(中山) 全然しなかったです。

 

(山口) 桐光中学ではどうでしたか。

 

(中山) 中学も勉強しなかったです。中高一貫なので、中学の時はみんな勉強しないんですよ。定期テストとか、あとは中3で特進クラスというのがあったので、それに入るためにちょっとテストを頑張ったりとかはしていたんですけど、基本的には本当にテストの2週間前から勉強するとか。あとは高校進学のときに入試と同じものを受けさせられて、それでクラス分けがあるので、高校の。それを2週間前からやるという、そのレベルで、あとは部活とかを。

 

 

 

(山口) それで中3まで流れで行ったと。

 

(中山) はい。

 

(山口) その後高校に入って、一会塾を。あっ、色々行っていたね、確か。

 

(中山) そうですね。塾自体、入ったのはここだけなんですけど。結構色々見ていて、高3から塾に入っていいよって親に言われていたんですけど、僕自身はそんなに授業とか受けてもなぁみたいな感じだったので、何だろう。

 

(山口) 勉強できる場所とか、聞ける人がいるかとか。

 

(中山) 色々行ってはみたものの、ぱっとしなくて、それで一会塾に来たら、すごい先生たちが多くて、質問とかもしていいよみたいな感じが良くて。お金的にも他とそんなに変わらないか、むしろ安いかなぐらいの感じだったので、入ろうと思いました。

 

(山口) 入塾したのって高2の冬とかだっけ。

 

(中山) 高34月だと思います。

 

(山口) 単科だったっけな。1科目だったっけ。

 

(中山) そうです。佐々木さん。

 

(山口) 佐々木先生の英語だったね。

 

(中山) 英語だけしかやっていないです。

 

(山口) それで自由英作文とかを、いろいろ鍋谷先生に見てもらったりしてね。

 

英語科 鍋谷先生

 

(山口) じゃあ、高校3年間を振り返って、どこから勉強し始めたという認識ですか。

 

(中山) 高校の時は、めちゃめちゃ部活が大変だったので。

 

(山口) ハンドボール部ね。

 

(中山) はい。スポーツ推薦で入った生徒がいるぐらい大変な部活で。1年生の時から、一応特進クラスに生き残るために、朝1時間と夜1時間って勉強していたんですけど、それでも夜とか疲れて全然勉強にならないし、朝1時間ぐらいしてもそんなに伸びない、という感じがずっと続いていて、2年の2月ぐらいからちゃんと受験勉強始めた感じですね。

 

(山口) 高2の終わりか。じゃあ、高3になる手前ね。じゃあ、そんなに勉強していなかったんだね。

 

(中山) そうですね。

 

(山口) その割にはってごめんね。成績よかったじゃん、模試とか。

 

(中山) あれはたぶんトリックみたいな感じで。トリックというか、高2のあの時期の模試ってすごい簡単じゃないですか。別に勉強ができてというわけじゃなく、たまたま取れていいやつがあって、それを見せびらかしていたら、塾とかが優しくしてくれた。(笑)

 

(山口) ちやほやしてくれたみたいな記憶。上手だね、持っていき方が。

 

(中山) そんな感じです。高校生の時はさすがに勉強のモチベーションはちゃんとあったんですけど、単純に部活との兼ね合いで上手くいっていなかった認識があって、高2の終わりぐらいからちゃんと。

 

(山口) じゃあ、ハンドボールを相当やったということなんだね。

 

(中山) そうですね。高校は、かなり大変でした。

 

(山口) ポジションは、どこ。

 

(中山) キーパーでした。

 

(山口) キーパーだったんだ。じゃあ、めっちゃ重要な、欠かせないポジションだったんだね。

 

(山口) 受験で、社会は世界史だったっけ。

 

(中山) 世界史です。

 

(山口) お薦めの勉強法を語れる科目ってありますか。

 

(中山) お薦めの勉強法ですか。英語かな。

 

(山口) 英単語の覚え方。

 

(中山) 英単語の覚え方ですか。

 

(山口) どういうふうにやっていたの。

 

(中山) 僕は鉄壁を使っていたんですよ。鉄壁のCDを買って、一番最初の数カ月は、ひたすらCDを流して、あれは50セクションぐらいあるんですけど、16セクションずつぐらい赤シートで隠しながら、日本語を言った後、英語を言ってくれるので、日本語のあと英語を予測して、それをぱっと開くみたいなのを、CDを止めずに6セクション分やると、だいたいそれで確か1時間なんですよ。1セクション10分ぐらいなので、CDが。なので、電車とかで眠くても、強制的に最後までいくということを1日6セクション、同じやつを2周やっていて、それを電車の行き帰りでちょうどできるぐらいなので

 

 

(山口) それって学校の授業は関係ない、自分の勉強としてやっていたの。

 

(中山) そうですね。

 

(山口) 受験勉強で。

 

(中山) 受験勉強として。学校のやつはキクタンのアドバンス6000みたいなやつを使っていたので、それとは別でやっていて。それを50セクション分とか、どんどんやっていって、それに結構23カ月かけましたね、何周もしたので。その後にそれぞれ1個ずつ、一番後ろの索引のところで英単語を見て、日本語は何かみたいなやつを当てて、できなかったところは黄色いマーカーを引いて。携帯の単語帳を作れるアプリがあるじゃないですか。それに、その黄色マーカーを引いた単語を全部打ち込んで、できなかった集みたいな感じで、それをトイレとか色々なところで。

 

(山口) 何のアプリだろうね。どんどんアプリって進化するからね。

 

(中山) 同じタイプの単語帳アプリが沢山あるので、何でもいいと思いますけど。僕は結構携帯を見ちゃうので、携帯を見ちゃった時に、見たら単語帳を開かないといけないという習慣になって勉強ができたので、強制力がありました。

 

(山口) 自分の学部、志望ってどうやって決めたの。

 

(中山) 僕はもともとは一橋の商学部に行きたかったんです。ビジネスとかは祖父の影響とか、父もビジネス系なので興味があって、面白そうだなと思っていて。あと、数学も好きだったので、結局最後は使わなかったんですけど、理系に行こうと思ったこともあったぐらい。

 

(山口) ちょっと待って、慶應の経済って数学を使わずに入ったの。

 

(中山) A・Bで選べて、使わない方で入ったんですよ。慶應の経済だけ数学を使わなくて、あとは全部使ったんですけど、結局使わなかったところに行くという。

 

(山口) 使ったところで、うまくいったところもあるんでしょう。

 

(中山) 上智とか、あとは横国とか。

 

(山口) 受かったもんね。

 

(中山) はい。そこら辺は使って。

 

(山口) 中山君が受かったところ、忘れちゃったよ。横国。

 

(中山) 横国後期と経営と、上智の経済・経済。

 

(山口) 上智の経済(学部)・経済(学科)。

 

(中山) あんまり受けていなかったので、センター利用が立教の経済。経済政策みたいな感じですね。

 

(山口) 横国の後期で受けたの。

 

(中山) はい。

 

(山口) 前期は出さなかったの。

 

(中山) 前期は一橋だったので。

 

(山口) 後期の経営か。

 

(中山) その時はもう慶應に行くことは決まっていたんですけど、学校からは受けてくれという要望があって。学部で言うと、慶應の商と経済両方受けて、結局商が補欠だったので、何とも言えないんですけど、両方受かったとしてもたぶん経済に行ってました。それはわりと評判的なところが大きいですね。社会的な評判みたいな。

 

(山口) 中身よりはね。

 

(中山) 正直高校生のとき、経済と商の違いってあんまりよく分からないじゃないですか。とりあえず数学が使えてビジネス系で、違いはよく分からないけど商と経済を受けたという感じです。(笑)

 

(山口) 商は補欠ね。

 

(中山) 慶應の商は、2点足りなかったんです。

 

(山口) 成績開示したということ。

 

(中山) 成績開示というか、あれで分かるんですよ。落ちたランクで、何点足りなかったというのが。

 

(山口) 補欠の何番みたいな感じで、分かったということか。じゃあ、数学を生かして受かったところは・・

 

(中山) 上智と横国。あとセンターは、すごいやっていたので。

 

(山口) センターは、いくつか受かっていると。

 

(中山) センター自体、ほぼ出していなかったので。

 

(山口) 数学受験の強みがあるよね。ちょっと大学の話なんですけど、大学では野球。準体育会の野球部。名前ってあるんですか。

 

(中山) リコタイ(理工体)、体育会矢上部という名称が付いています。

 

(山口) 体育会矢上部野球部。

 

(中山) 軟式野球部。

 

(山口) 慶応の魅力ってどういうところですか?

 

(中山) サークルで言うと、僕は野球部と、あと東大の起業サークルに入っていて、今は結構でかい国際系のサークルにも入ったりしていて、色々なことをやってます。そういう色々なことができるのが慶應で、授業はすごい楽というか、出席とかもあんまり厳しくないので、テストだけできれば単位が取れるという感じだから。自分がやりたいことがあれば何でもチャレンジできる、そんな環境はあります。授業に縛られてインターンができないとか、部活ができないとか、そういうのは無くは無いですけど、比較的無い方だと思いますね。あとは、無駄に社会的評判がいいという。

 

(山口) 無駄ってどういう意味(笑)。

 

(中山) 大学入試で入ったのって、そんなに変わらないじゃないですか。慶應経済に受かった人も、他大学の経済に受かった人も、そこまで大差はないと思うんですけど、慶應経済と言っただけで、すごい周りからの評価が違う。

 

(山口) 非常に高いみたいなことを感じることがある。

 

(中山) ありますね。就活とか特に感じることが多いです。

 

(山口) 就活やっているの、もう。

 

(中山) ちょくちょくやっていますね。いったん休学するので、1年送らせるんですけど。

 

(山口) そうか、休学するのか。留学に至った経緯は何だっけ。

 

(中山) 留学は、もともと高校の時から興味があったんですけど、わりとノリで(笑)、TOEFLも勉強をほぼしなくて受けたら、一応基準は超えちゃって、GPAとかも一応ゼミとかの単位を取っていて、世界3位ぐらいのビジネススクールが、その基準で行けるというので。僕、大学に入るときに浪人をするかちょっと迷っていたんです。一橋をもう1回狙うかって。だけどその1年を別のことに使いたいと思ったので、そこはちゃんと現役で入って、それでその1年間を上手く使って留学に行こうと。

 

 

(山口) 大学はどこで選定したんでしたっけ。留学センターか何かあるんでしたっけ。

 

(中山) そうですね。国際センターみたいなものがあって、2年の10月ぐらいから選考が。アメリカとかだともうちょっと早いと思うんですけど、僕は11月とか12月とか、それぐらいです。決まったのは本当に41日ですね、今年の。

 

(山口) 選定はどうやって、フランスに。

 

(中山) 僕はフランス語とかまったく分からないので、フランスに行きたかったわけじゃないんですけど、たまたま世界のビジネススクールランキングにハーバード、インシアードとかあって、HEC経営大学院というのが3位にあって。

 

(山口) ハーバード、インシアード、HEC経営大学院。

 

(中山) インシアードとHEC経営大学院はフランスにあります。2017年ぐらいのランキングであって、ハーバードとインシアードは、ほかと提携していなかったので、そのまま修士生に行けるんだったら面白いかなという。あと、僕は高校の時からあんまり授業は意味がないと自分で思っていたんですけど、そこは最大30人みたいな感じで、社会人でMBAを取りに来ている人達と一緒にディスカッションをすることも多いみたいで。

 

(山口) ここは大学院なの?

 

(中山) ビジネススクールです。大学院と同じなんですけど。

 

(山口) ビジネススクールが、大学院と同じ扱いなんだ。

 

(中山) 基本的にはそうだと思います。僕が行くところは一番若くて20歳ですね。フランスとかだと、制度がちょっと日本と違うので。

 

(山口) 根性あるね。じゃあ、フランス語を勉強しつつやろうとしているわけ。

 

(中山) 大学は英語です。留学生が多いので。

 

(山口) 大学は英語なんだね。

 

(中山) 一応フランス語の授業も、あるのはあるんですけど。

 

(山口) MBAは取れないでしょう。

 

(中山) MBAは取れないです。交換なので、取れないです。

 

(山口) 交換留学で1年の予定。

 

(中山) はい。

 

(山口) フランスか、一度は行かなきゃなあ。

 

(中山) ぜひ来てください。

 

(山口) 今日はありがとうございました。

 

(中山) ありがとうございました。

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