合格体験記(現役) 文系編 早稲田大学 政経 山根さん

山根瑞生さん 早稲田大学 政治経済学部 経済学科(洗足学園)

~早慶のカラーの違いを入試会場で実感。程よい競争意識をエネルギーに変えて、自分を鼓舞し続けました。個別に見てくれるが、個別指導塾ではない一会塾が自分には一番合っていました~

【山根さん その他の合格大学】

横浜国立大学 経営学部 

神奈川大学 経済学部 給費生合格(12/23入試)

明治大学 政治経済学部(センター利用方式) 

明治大学 経営学部(センター利用方式)

明治大学 商学部(センター利用方式)

立教大学 経済学部(センター利用方式)

東京理科大学 経営学部(センター利用方式)

慶應義塾大学 商学部

早稲田大学 商学部

上智大学 経済学部

東京理科大 経営学部 経営学科(一般B方式 奨学生合格)

東京理科大 経営学部 ビジネスエコノミクス学科(一般B方式 奨学生合格)

 

聞き手:山根さんを担当していた数学科スタッフ

(担当スタッフより)

山根さんの出願のポイントは数学受験です。数学受験は社会受験と違った手堅さがあります。また山根さんは国立も視野に入れていたので、センター利用試験を上手に使って私大の中堅から上位校の合格をおさえることができました。その分、一般入試の受験校を上位校に絞ることができ、効率的な受験をすることができました。12/23に神奈川大学の給費生試験にも挑戦し、見事、給費生として合格できたことも大きかったと思います。とにかく何事にも完全燃焼する山根さんの姿勢は、どの受験生にも参考になると思います。

 

(数学科スタッフ) あらためて合格おめでとうございます。大学はいかがですか。

 

(山根) とっても楽しいです。早稲田は慶應と同じぐらいの大学ランクだと思うんですけど、だいぶん違うなって。早稲田大学の方がスポーティーで、素朴で話しやすい。あんまり飾らない人が多い。単純に同じレベルだからといって早稲田と慶應を一緒に見ない方がいいかなって思います。慶應が合っている人と早稲田が合っている人といると思うので、私は自分で早稲田に合っているなって思いました。

 

(数学科スタッフ) 大学入ってから感じたこと?

 

(山根) 受験のときに感じたことなんですけど、私受験のときに志望が決まったんですよ。オープンキャンパスに行っても大学は入学してほしいから、いいところを見せようとしていると思うんです。あとは普段の学生の雰囲気も、しっかりしている人が案内したりしているから、正直雰囲気が分かりづらいんですよ。こういうことを学べるとか、自分の学びたいことを把握する分にはオープンキャンパスはすごくよかったんですけど、雰囲気をつかむのは、ちょっとできなかったんです。でも入試に行ったときに、学部ごとと大学ごとに雰囲気が違うなと思って。ちょうど早稲田の政治経済学部の入試を受けたときに、すごく雰囲気がいいと思って。慶應の経済は結構、自分がこれから慶應ボーイになりますみたいな感じの人が正直多かったんですよ。あっ、これ個人の感想です。

 

(数学科スタッフ) 入試会場で、雰囲気で分かる?

 

(山根) 慶應は友達と話している雰囲気とか、友達と一緒に来たりしている人も多くて、結構大声で話したり、こんなの余裕だよねみたいな発言から感じたんです。でも早稲田は結構一匹狼みたいな人が多くて、1人で淡々と受けている感じがして、雰囲気がすごくよくて好感度が上がりました。政治経済学部に受かったらいいなという思いが固まりました。

 

(数学科スタッフ) 慶應の経済と早稲田の政経と出ましたけど、それ以外の早慶は。

 

(山根) 慶應の商学部は早稲田の政治経済が落ちたら行く予定だったんですけど、早稲田の商学部の方が正直、私は好きでした。慶應の商学部は、まず受験の教室、会場にイヤホンをしながら入ってきた人がいて、それは普通だと思うんですけど、歌っているんですよ(笑)イヤホンをして歌いながら入ってきた人がいて、男子で。それを見てちょっとまず引いちゃいました。あと髪をすでに染めている人が多かったです(笑)。外見からも、ちょっと自分には合わないのかな?と思いました。

 

(数学科スタッフ) なるほど、受験会場でどういう受験者層が来るかが分かるんだね。

 

(山根) 受験会場で分かります。これからその中の半分ぐらいの人が入る、半分以上かもしれないですけど、だいたい雰囲気は変わらないじゃないですか。その雰囲気で、だいたい分かりました。実際に通ってみても、自分が感じたのは間違っていなかったのかなと思いました。

 

(数学科スタッフ) 入ってみてわかった大学のいいところ。

 

(山根) 早稲田というと結構、慶應と早稲田両方受かったときに慶應に行く人が多いみたいなデータが出ていて、早稲田は何でそうなるんだろうって思ったときに、慶應がアクセスの良さもあるのかもしれないですけど、やっぱり慶應の三田会とか、慶應の方が少人数だからとか、そういうのもあるんですけど、私も早稲田がすごく大人数で、授業とかも雑なイメージで正直いたんですけど、でも全然そんなことはなくて、結構少人数の授業がいっぱいあるんですよ。

もしかしたら政治経済学部だけかもしれないんですけど、結構きめ細やかなんですよ。英会話の授業も、小さい狭いブースに4人対1で英会話をするんですよ。ほかの慶應の子に言っても、そんなのはないと言うし、その授業はたぶん政治経済だけじゃなくて、いろいろな学部で必修なので。あとは院生と15人ぐらいで、大教室で学んだ内容をアウトプットする授業とかもあって。

 英語の授業もリーディングは20何人とかいるんですけど、ライティングとかは12人しかいません。大教室の授業ももちろんあるんですけど、少人数の授業がすごく多くて、教授の質もすごく高くて、結構大学の授業ってうるさくてカオスなイメージだったんですけど、結構私語に厳しい先生が多くて、出ていけみたいなことを普通に言うような先生で、すごく指導がうまくて、指導に自信がある感じなのかもしれないですけど、評判もいいし、質も高いし、レベルの高い授業が受けられるから、何でみんな慶應に行っちゃうのかという感じです。慶應よりもきれいだし、少人数の授業も最近は早稲田側も意識していて、そういう授業を取り入れようみたいな感じで頑張っているし、単位認定もすごく厳しいので、ただただ大人数イコール早稲田、雑イコール早稲田みたいな感じじゃなくて、結構細かいというか面倒見がいい学校かなって。それは私の予想外、いい意味での予想外でした。

 

(数学科スタッフ) 早大生はみんなかなり勉強していると。

 

(山根) はい。慶應って内部生が固まっているみたいに言うんですけど、早稲田は内部生もめちゃくちゃ多いんですけど、あんまり固まっている印象がなくて。あとは結構内部生の出来が悪いとか言うんですけど、そんなことはなくて、結構内部生の方が正直GPA(成績評価値)とか高いんですよ。すごく要領もいいし、高校の時点で大学の内容を、ちょっとかじっているんです。だから1回内部生の子が教授の方に、こういうことを学んできましたみたいなことを雑談で言ったときに、もうそれは2年に行っていいんじゃないみたいに言われたらしいんですよ。知識の量もすごいし、内部生は受験をしない分、すごく論文を書かされたり、人前で発表したりみたいな授業が多いらしくて、結構そういうのって大学でもいけるじゃないですか。だからプレゼン資料もすごく凝っているし、人前で発表するのも、一般生は苦手な子も多いんですけど、内部生はすごいうまくて、なめちゃだめだなって刺激を受けますね。

 

(数学科スタッフ) 山根さんは受験というものはいつから始めたの。

 

(山根) 中学受験からです。塾に行き始めたのは小学校4年生になる春だから、3年生の2月から。でも塾では、そこから4年生扱い。

 

(数学科スタッフ) 自分から行きたいって言ったの。それとも親が塾に行きなさいみたいな。

(山根) 両親共に中学受験の経験者だったので、身近な親がそうだったから自分も漠然と受験をするんだろうなって思っていましたし、やっぱり小学校で周りとの学力の差を正直感じていたからむしろ受験をしたいという感じでした。

 

(数学科スタッフ) 中学はどうやって決めました。志望校とかですが。

 

(山根) 中学は今みたいに意思があんまりはっきりしていなかったので、単純に近さとか。私、もともと歌うことが好きで、聖歌隊に憧れていたので、キリスト教の学校がいいなって思っていました。

 

(数学科スタッフ) いつぐらいから洗足を。

 

(山根) 洗足は日能研の塾長から薦められたんです。面倒見がいい学校だよって。でも私、洗足は全然眼中になくて、入試当日に初めて行きました。当日電車から洗足が見えるんですけど、その時に一目惚れして、絶対受かりたいと思いました。第六感みたいな感じなんですけど、校舎のきれいさがいいなと思ったのもあるし、入試会場に向かうときに、係の生徒さんがおはようございますと言ってくれたりして、そういうところかな。生徒の雰囲気もよかったというところです。

 

(数学科スタッフ) 小学校のときは何が得意でした、また苦手とかありましたか。

 

(山根) 小学校のときは、やっぱり算数が得意でした。どこもそうだと思うんですけど、塾の席順が成績順なので結構闘争心煽られました。席順に一喜一憂していたので、それに向けて頑張っていたところはあります。一応一番上のクラスにはいたんですけど、もっとできる人もまあまあいて、すごくできるというわけではなかったと思います。

 

(数学科スタッフ) 小学生のときの思い出、ほかにありますか。

 

(山根) 理科の宿題を忘れたんですよ。本当はやってあったんだけど家に忘れてきてしまって。そのときに理科の先生に、みんなの前で怒られて上のフロアの教室でやって、それからここに来てと言われたんですよ。みんなの前で言われたんで、それがすごいプライドが傷ついて、本当にショックで、トイレで泣いたまま出てこなかった。先生までトイレに来たって覚えています。

 

(数学科スタッフ) 授業ストップ。

 

(山根)別の先生が呼びに来ました。宿題はちゃんと自分でやってきたのに、まるでやっていないみたいな感じに言われたので。今思うと、ただおとなしくやっていればよかったのに、すごいプライドが高かった。

 

(数学科スタッフ) 中学生ではどんな子でしたか。

 

(山根) 結構洗足は得点分布表とかで、順位もあからさまに分かる感じだったので、得点分布表の一番上が数人なんですけど、そこに絶対入るって決めていて、すごい勉強に燃えていました。ほかにも燃える理由があって、数学と英語が80点未満の人が再試なんですよ、絶対に。

 

(数学科スタッフ) 80点なの。

 

(山根) はい。どんな平均でも絶対80点未満が再試なので、再試になりたくないという、ただそれだけのために頑張ってました。それに再試にならないと朝ゆっくり行けたり、放課後はそのまま部活に参加できたりするんです。それで友達に「再試じゃないの」みたいな感じで言われたりするのがすごく優越感で(笑)再試になったら味わえないから、それに向かって頑張っていました。

 

(数学科スタッフ) 中学1年からずっと。

 

(山根) はい。それで最後、中学の3年ぐらいで表彰されました。クラスごとに1人表彰されるみたいなのがあって、中学の卒業式でやるんですけど、中1も中2もそれを見なきゃいけないんですよ。先輩が表彰されているのを見て、これってそういうことなんだ、成績なんだと思って、それで表彰されるのを目標に頑張ったので。

 

(数学科スタッフ) お母さまから聞いてましたが、山根さん、すごく悔しがるんだって?

 

(山根) そうですね。悪かったときは、みんなも悔しがっていると思うんですけど、みんなは再試になっちゃったみたいな感じなんですけど、私は車の中で大号泣。負けず嫌いとしか言いようがない。再試になると、先生も「皆さん8割も理解できていないということですよ」みたいに煽るんですよ。そういうことを自分が言われている立場というのがすごく嫌だったので、絶対に再試から逃れたいと思っていました。それでも再試になっちゃったことはあるんですけどね(笑)。

(数学科スタッフ) かなり少ない方だったの、他の人に比べて。

 

(山根) 全然少なかったです。クラスで2人以外の全員が再試だったときも、自分は再試じゃなかったり。そのときはすごく、猛烈に勉強をしていました。

 

(数学科スタッフ) 高校生になって何か変わりました?

 

(山根) 中学のときはずっと勉強という感じでした。あとはバイオリンも週2回行ったりして、バイオリンも上達したいみたいな。勉強とバイオリンを一生懸命やったんですけど、中3で表彰されたじゃないですか。それでちょっと気が緩んでリラックスするようになって、そこからは。肩の力が抜けるというか。だから高校生になってからの方が、友達は増えた感じはします。

 

(数学科スタッフ) 自分の中ではプラスでした?

 

(山根) 結構プラスでした。中学のころは本当に大丈夫かというぐらいやっていた気がするので、ちょっとそれだとアンバランスな人になっちゃう。妹の受験勉強よりもやっていたみたいなところがあるので、そのときに言われた記憶はないんですけど、高校ぐらいになって、あのときすごい勉強していたよねみたいに言われました。でも高校になってから必ずしも勉強ができるだけじゃだめだみたいに思って、友達といろいろやることの楽しさみたいなことを気付いたので、結構そっちの方が楽しくなってきました。

 

(数学科スタッフ) いろいろ成長したね。

 

(山根) ですかね。中学のときは自分がよく見られたいというか、自分が成績を取りたいとか、自分がバイオリンをうまくなりたいみたいな、自分中心だったんですよね。高校になってからは友達と協力するとか、友達と他愛もない話をするとか、そういうことに重きを置けるようになったかなというのはあります。

 

(数学科スタッフ) 教科の得意・不得意があると思うんですけど、一番得意なものは。

 

(山根) 数学、英語ですかね。苦手は、生物とか日本史。

生物は単純に全然興味が持てなくて。一度高1で夏休み明けに生物の試験があったんですけど、赤点を取ってしまって。課題プラスやらなきゃいけなくなったぐらいのひどい点数を取ったんです。英語も数学も夏休みの明けのテストは、勉強しないで受けたんですけど英数はそこそこできていたのに、生物は赤点だった。覚えられないんですよね、普通に。計算問題とかも全然できないんですよ。計算は好きなんですけど、生物の計算問題になると全然できなくて、これは本当に興味がないんだなと思って。

 

(数学科スタッフ) ちなみに国語ってどんな感じ。

 

(山根) 国語は古文・漢文が得意でした。古文・漢文って、結構パズルみたいなところがあるじゃないですか。それは結構数学が得意な私としてはうれしくて、現代文の方が記述とか全然だめで、そんな得意な印象はないですね。何で苦手だったか、よく分からないんですけど。

 

(数学科スタッフ) 一会塾は、何で知ったの。

 

(山根) 一会塾のホームページで知ったんですけど、最初は別の個別指導の塾に行っていたんですよ。高1で部活がすごく忙しいから、曜日の融通が利く個別指導。でも先生がだんだんキャパオーバーというか、追いつけなくなって、私が求めることを先生ができなくなってきたんです。大学院生の先生だったんですけどもっとこうしてくださいとか、こういうことをやりたいとか言うんですけど、先生自身がそれに追いついてくれないんですよね。

 

(数学科スタッフ) それは先生の能力的な部分?

 

(山根) よくわからないです。とにかくこっちが求めて、分かったと言っても、それを実現できていないんです。もっとこうしてくださいと言っても、それを実行できていなくて。先生も一緒に考えているじゃんみたいな感じになってきて・・・・

 

(数学科スタッフ) 先生を変えてもらえばよかったんじゃない。

 

(山根) それがその教室のエース的な先生だったんですよ。私の最寄り駅が小さいので、もっと横浜とかに行けばよかったのかもしれないんですけど、最寄り駅でやるということに意味があったんで。それで辞めて、しかも私のモチベーションが、どんどん下がっていったて。宿題も当日にやるみたいになってきて、周りがいないから順位も分からないし、もっと競争したくて。でも大手予備校とかは、ちょっと面倒見の点で心配だなと思って。人数が多すぎて行き届いていない感じがしたので、少人数で、でも競争できるみたいなところを探していたら一会塾が見つかって、ちょうど最寄りか洗足の乗り換えるところがいいとなって、武蔵小杉で探していたら出てきました。

(数学科スタッフ) 自分で探したの。

 

(山根) 母親です。どっちかというと母親の方が、私の状態に危機感を感じて探しました。行ってみたらって言われて、そうしたら順位とかも張り出されるじゃないですか。ああいうのとか、いいなと思って。妹が中学受験のときに行っていた塾が結構そういう感じで、少人数で順位も張り出すし、先生も結構スパルタだしというところだったので、そういうところにちょっと憧れていたので、似ているなと思って。

 

(数学科スタッフ) 入塾したのは高2の冬だったかな。

 

(山根) 11月です。英語のグループ授業と、洗足数学でした。

洗足数学はすごくよかったです。個別に全然違う問題とかを渡してくれたじゃないですか。あれで結構数学さらに伸ばせました。ありがとうございました!

(数学科スタッフ) 塾の中で高2から高3あたりの変化って、勉強で何かありましたか。

 

(山根) 部活が高34月で終わったんですけど、結構重要な役職に就いたこともあって高2とかはほとんど勉強していなかったんです。でもあんまり最初から飛ばしすぎてもだめだと思ったので、基礎的なところから、もう1回ちゃんとやり直したという感じですね。

 

(数学科スタッフ) 自分の中では順調に、予定通り。

 

(山根) 結構予定通り進みました。あんまり私は予定を立てるのは得意じゃなくて、手帳とかにぎっしり書くタイプじゃないんですけど、何となくこの月までにはこれを終わらせようみたいなものが、漠然と自分の頭の中であって、あとは使う教科書を決めたら、あとはそれをやるだけという感じでした。夏前までは、ずっと基礎的なことばかりやっていました。

7月に早慶の問題を解いてみようと思って、数学はその時期から結構解けていたので、英語ができないとしょうがないと思って英語をやってみたんです。全然できなくて、半年で間に合うのかなと思って、またすごい1人で泣いて。文章がまず長すぎるし、全然学校でやっていたレベルなんかの比じゃなくて、恐ろしいってそのときにすごい危機感を覚えて。英語もちょうど成績が落ちていて、英語をやらなきゃ、今まで数学に逃げていたと思って、夏休みはずっと英語に専念しました。

 

(数学科スタッフ) どこの問題を解いたとかって覚えている? 過去問について。

 

(山根) 慶應の経済と、早稲田と政経です。最初からそこをやらなきゃよかったと思ったんですけど、でもそれで結構打ちのめされて、ずっと標準問題精講とか14題とか3とかやっていて、音読とかもして、単語とかもすごい見直して、『単語王』ひたすら見直して、イディオムとかは最後まで覚えきれなかったところはあるんですけど、あとは山口先生からもらった早慶の類似問題を徹底的に演習していって、とにかく問題を解こうと思ってやっていたら、いつの間にかじゃないですけど、だんだん解けるようになってきました。

 

(数学科スタッフ) その他、これはまずいとか何かありましたか。

 

(山根) 国語の小論文。初めて先生に見せたときに点数にならないかもみたいなことを言われて、全然書き方とか、体裁とかも整っていなかったんです。普通何百字というぐらいだったら、丸で区切るじゃないですか。何文かになるじゃないですか。私はそれを全部一文で書いていて、そこからしてだめだったんだと思います。

(小論文の原田友弘先生と山根さん)

 それでも問題を解いていったら、だんだん先生に褒められるようになってきて、結局慶應経済はだめだったんですけど、小論文で落ちたんじゃなくて、マークシートのところで落ちたなと思っているので。小論文は結構手応えがあったんですけど、学科の足切りで見られもしなかったのはちょっと悲しいですけど。

でも小論文を頑張ったからこそ、大学の学術的文書の作成というオンデマンドの授業があるんですけど、それで模範文書に選ばれたりしたんだと思います。1回ごとに模範文書が選ばれて、匿名でみんなに公開されるんですけど、授業でやったことが生きているなという感じもするし、あとはレポートも結構高評価なので、文章を書くというのは大学に行っても結構使うし、小論文の授業はよかったです。

 

(数学科スタッフ) 一会塾での思い出は?

 

(山根) やっぱり面倒見がよくて、少人数というのがいいなと思いました。そうなると普通は個別指導を選ぶと思うんですけど、個別指導って競争ができないじゃないですか。なかなか少人数で、ちょうどいいレベルのところがなくて。少人数って学校の授業の補修として利用する塾みたいなのは結構あるんですけど、普通の大学受験をばりばりするみたいな塾で少人数は全然ないので、面倒見がいい少人数というのが2つそろっているというのは本当に貴重だし、それに尽きるというか。

 

(武蔵小杉校の受付掲示板 小テスト結果など掲出)

 

(数学科スタッフ) 直前に山口先生の過去問個別やっていましたが、いかがでしたか。

 

(山根) あれめちゃめちゃよかったです。ひたすら過去問をやって、その中で課題が浮き彫りになって、それをつぶしてもらって。おかげで英作文にそんな時間をかけずに、すらすら書けました。早稲田の政経も一番最初に英作文を解いて、その後も結構時間が余ったので。結構英作文は時間がないみたいになる人もいると思うんですけど、その文長文読解に、すごく時間を割けました。

(英語科 山口先生)

 

(数学科スタッフ) 後輩に向けて、アドバイスをお願いします。

 

(山根) スランプというか、勉強をやってもあまり達成感がないみたいな時はあって、それこそやっているのに過去問が思うように解けないとか、そういう時期はあったんです。でも絶対に1日に何も勉強しないということはなくて、絶対に勉強はしているじゃないですか。今日進んだことを、今日はこれができたということを自分で自分を褒めながら、自分で自分を鼓舞しながらやっていくと、メンタル面も安定してきました。あとは最後まで志望が決まらないという人も、文系とかだと多いと思うんですけど、入試本番当日の雰囲気で分かる部分も結構あるので、そんなに焦らなくても大丈夫かなと思っています。

それから模試であんまり一喜一憂してほしくなくて、模試は模試にすぎなくて、実際にみんなが受けるのは入試なので、過去問をどれだけ分析できたかというのが、やっぱり勝敗にかかわってきている気がします。過去問との相性もすごくあるので、とにかくこういう分野は頻出だとか、この問題を解くためにはこういう力が足りないとか、そういう過去問分析をひたすらした方がいいです。最後に頼れるのは試験会場の自分だけです。自分を頼れるように自信をつけて、そのために普段からこれ以上できないってくらい頑張って臨んでください。

  

(文系大学に合格した塾生たちと山根さん)

 

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