合格体験記 理工編 芝浦工業大 奥田さん(鎌倉女学院)

奥田彩愛さん 芝浦工業大学 工学部 応用化学科(鎌倉女学院)

”道を逸れそうになった時、心が折れそうになった時、いつも一会塾の先生方やスタッフの方が気付いて声を掛けてくれたことが、受験中の癒しであり、大きな支えになりました。将来は、自分が作った商品で誰かを幸せにしたい。その夢向かって化学の勉強ができる今は、とっても楽しいです”

 

インタビュアー:尾関(数学科スタッフ)

”奥田さんは、いつも礼儀正しく、周囲を明るく元気づけてくれるムードメーカーでしたね。先生方からの評判も良く、前向きな姿勢がうまく行った要因だと思います”

 

(尾関) 大学はどうですか。

 

(奥田) 大学は楽しいです。やっぱり勉強したかった化学についてずっと学べるので、すごく楽しいです。特にサークルとかには入っていないので勉強中心なんですが。

 

(尾関) なんでサークルには入らなかったの。

 

(奥田) 家が遠くて、帰るのに2時間かかるのでちょっときついなと思って、サークルをやらない分、英会話を学校でやったり、自分で書道の習い事に行ったり、ちょっと別の人生の糧になりそうなことをやろうかなと思って、サークルはやめました。

 

(尾関) 受験について聞きたいんですが、時系列でずっと小学校の頃から。中学受験をしましたね。

 

(奥田) はい。

 

(尾関) 小学校の時は、どんな風に過ごしてたの。

 

(奥田) 公立の小学校に通って、SAPIXに行っていました。

 

(尾関) 何年生から。

 

(奥田) 2年生です。きっかけは受験をしたいとかじゃなくて、昔から勉強が好きだったので、勉強したいって親に言って入りました。受験は最初全然考えてなかったです。

 

(尾関) 勉強が好き。でも小学校の12年って、勉強という感じじゃない印象が?

 

(奥田) 何で何でって常に父や母に聞くような子どもだったので、勉強も学校のだけじゃ物足りないというか、もっともっと勉強したいなって親に言って入ったらしいです。覚えていないんですけど。

 

(尾関) 2年生から。そんなに早くから行く子がいるの。

 

(奥田) いましたよ。もっと早く行く子もいましたけど、そういう子はたぶん親が受験をさせようっていうふうに、無理やり入れられて。

 

(尾関) 2年生から通って、どうだったんですか。

(奥田) SAPIXの日吉校で最初の方は本当に楽しくやっていたんですけど、やっぱり大手なので、結構56年生とかは追い込みかけられちゃって、心身ともにズタぼろみたいな感じになっちゃって、受験は結構苦しかった苦い思い出ですね。

 

(尾関) 受験は、結果はどうでしたか。

 

(奥田) 受験は結局1校だけしか受からなくて。まあ、1月校は受かっていましたけど。

2月1日とか3日、4日は落ちて、2日だけ受かったという感じです。それで、その学校に通いました。

 

(尾関) そこからはどうでしたか。

 

(奥田) 最初の頃はやっぱり第一志望も落ちていたので、もう大分モチベーションが下がっていて、ふてくされていた感じでした。でも1週間たったら友達も沢山できて楽しくなっちゃって、もうそんなこと関係なく学生生活を楽しんでいましたし、勉強もやっていました。高1までは毎日。

 

(尾関) 高1までは? 

 

(奥田) 部活もやっていたんですけど、高2になったら部長になっちゃって、勉強を全くしなくなってしまって。高1までは順調に行っていたんですけど。

 

(尾関) 一会塾に来てくれたのは、高2の・・

 

(奥田) 冬です。

 

(尾関) どんなきっかけで。

 

(奥田) まず部活を引退して、もうそろそろ受験勉強をしないと本格的にまずいなと思い始めて。日吉の近くで通いやすくて理系にも強く、あと小学生の時に大手に行って、心身ともに苦い経験をしたので、大学受験は大手ではないところ、追い込まれるようなのは嫌だったので、しっかり勉強をできる環境で、且つアットホームな小さめの塾を探していて、たまたま見つけたという感じです。

 

(尾関) ちなみに大手では、どういう風に大変だったの。心身ともに。

 

(奥田) ご飯も食べずに勉強して、飲み物を飲む時も手を挙げないと飲めない。宿題も1回の授業につき1冊のテキストなので、家に帰ったら次の授業までには必ずやらないといけないし、小学校が終わってからも歩いて帰っていたら間に合わないので、親に送ってもらったりとか、もう勉強以外のことができないぐらいのハードスケジュールという感じでしたね。

(尾関) ご飯が食べられないって、どういうこと。

 

(奥田) 夜ご飯の時間は設けられていないので、だめなんですよね。他の塾、日能研とかってご飯を食べる時間があるんですけど、SAPIXはだめ。ずっと授業です。

 

(尾関) だめって、みんな食べられないの。

 

(奥田) 食べられないです。お弁当を持ってきちゃだめなんですよ。土日とかは朝から晩までだから、お昼が1回ありますけど、平日は小学校が終わってから夜まで晩御飯抜きで塾の授業です。

 

(尾関) それはもう直で行かないと、しかも急いで行かないと間に合わないから。

(塾生時代の奥田さん、左手前)

 

(奥田) そう、間に合わないから、本当に家でちょこっと、ぱっと、少し何かかじって行って、夜10時ぐらいに終わって帰って来て、ちょっとだけご飯を食べるという感じです。なので体調も崩しましたね。

 

(尾関) それに対して一会塾は、どうでしたか。

 

(奥田) 一会塾は、ご飯の時間どうこうじゃないですけど(笑)、授業は勿論しっかり厳しくやってもらったと思うんですけど、やっぱりスタッフの方と先生と、コミュニケーションがちゃんとあったというのが重要かなと思います。大手の時はやっぱり名前も先生に覚えてもらっていない感じだったんですけど、一会塾は先生方もスタッフの方もみんな一人一人の生徒とちゃんとコミュニケーションを取って、一人一人自分のことを考えてくれているなという感じが私達には伝わってきていたので、そういう人の温かさがやっぱり受験の癒しというか、厳しかった時も支えになったかなと思います。

 

(尾関) 得意科目と、苦手科目ってどうですか。

 

(奥田) 得意は化学です。苦手は物理と数学です。

 

(尾関) 英語は得意な方じゃないの。

 

(奥田) 英語はあんまり何とも思っていない感じです。ノーマルという感じです。

 

(尾関) 化学は得意というだけあって、最初川原先生がすごく褒めていたよ。奥田さんいいよ、すごいいいって。 国立に行けるんじゃないとかって。

 

(奥田) いやいや、化学だけですから(笑)。

 

(尾関) すごいのが入ってきたぞって。

 

(奥田) それは買いかぶりですね、多分。川原先生の体験授業を受けた時ですよね。入っていなかったので、まだ。

 

(尾関) 勉強方法とかは、何か。

(奥田) 化学は好きなので、別に言われなくてもやるという感じでしたけど、やっぱり物理とか数学は苦手だから逃げてしまいがちで、夏休みはそこをどうやって逃げないかというのを考えて、1日の中で自分でルールを決めてやっていて、苦手科目を3時間勉強したら化学1時間勉強していいというふうに、自分で時間配分を決めてやっていました。化学の時間をあえて取らず、ご褒美的な感じで化学は解いていくみたいな。

 

(尾関) 数学・物理は、ある程度克服。

 

(奥田) いや、物理は克服していないです。数学は、ちょっとはマシになりました、多分。

 

(尾関) 本番を経験して後輩に言えること、アドバイスとかありますか。

 

(奥田) やっぱり受験期に一番辛かったのは試験期間中で、全勝って感じじゃなかったので落ちたら、本当に落ち込みます。あと後期までやることになったので、塾の同期みんな合格しましたって遊びに来たりとか、ここに行くことに決まりましたってみんな言っていて、その中で勉強をしなきゃいけなかったのが、本当に辛かったんですけど、でも後輩に言えることとしては、最後まで諦めないということ、最後まで諦めずにやったことは、たぶん糧になりましたし、自信にも繋がって、悔いは無い感じになったので、そこはやっぱり受験を経験して初めてわかるというか、私は一番勉強になったことかなって思います。

 

(尾関) 辛かったね。最初は工学院じゃない? 

 

(奥田) そうでした。工学院がダメだったことで、ああ、受験をなめすぎたと思って。物理は国立だからあれですけど、数学とか化学とか英語とか全部、やっぱりちょっと甘かったなって気付いたので、そこでもう1回覚悟、スイッチが入った感じでした。化学が得意だからってなめていたかなとか、結構できなかったんですよ、工学院の化学が。だから、そこで復習するきっかけにはなりましたね。

 

(尾関) ご家族の協力や支援というのは。

 

(奥田) それは、勿論あります。あんまり何も言わないんですけど、たぶん心配していたのかなとは思います。

 

(尾関) 化学科を志望した理由は。

 

(奥田) ずっと、将来みんなを笑顔にできるような商品を作りたいと思っていて、そのために応用化学に行って、化学を使って素敵な商品を作れるような研究者になりたいなと。そこはぶれずにずっとやっていました。

 

(尾関) 化粧品?

 

(奥田) いや、化粧品ではなく、洗剤とかシャンプーとか、特に今はどれって決めているわけじゃないですけど、ただ自分が作った商品が店頭に置いてあって、誰かがそれを買ってくれて、その商品が買ってくれたその人の役に立ったらすごく素敵だなと思って。

 

(尾関) それは何でそう思ったの。きっかけとかあるの。

 

(奥田) きっかけは、父の会社がそういう系で。父は文系だから、マーケティングの方なんですけど。

 

(尾関) そうなんだ。

 

(奥田) そうです。小さい頃からずっとその会社の商品を使っていて、もっとこうしたらいいのにとか、試供品とか使って、私だったらこうしたいなとか、そういう消費者ニーズに応える仕事っていいなと思いました。

 

(尾関) 改めて大学について、入ってみて、こういうところだよっていうのはありますか?

 

(奥田) うちの大学は工業大学なので男子ばかりで、中高6年が女子校だったので最初はすごく不安で、男子校に行くようなものだって思っていたんですけど、今となってはやっぱり男子の方が勉強のモチベーションとポテンシャルが高くて、相談というかテスト前とか教えてもらったり、教え合う感じで、すごくためになる部分も多くて、女子には分からない立体とかが男子は分かるので、新しい価値観に触れるということが大学でできたのかなと思います。

 

(尾関) すごいね。芝浦工業大学のいいところは。

 

(奥田) 真面目な校風が一番かなって思いました。最初は第一志望でもなかったので、あんまり乗り気じゃなかったところは確かなんですけど、行ってみて、いわゆるチャラい人が少なくて真面目な大学なので、勉強をしたい人にはとても適していると思います。理系単科大学なので、実験とかすごい力を入れてやってくれていて、工学英語とか、英語といっても理系の英語の授業があるので、もう育成されているという感じですね、理系脳を。

 

(尾関) まだ2年だよね。

 

(奥田) 2年です。

(尾関) 来年は田町にある芝浦キャンパスでしたか?

 

(奥田) いや、豊洲です。芝浦キャンパスはデザイン工学とかですね。1時間くらいで行けます。

 

(尾関) じゃあ、最後に一会塾に通ってみての感想はありますか?

 

(奥田) とても楽しかったです。それはふざけて楽しいとかではなくて、授業もすごく楽しかったですし、先生方が私達をやる気にさせるような授業をしてくれていたなと思いますし、さっきも言いましたけど、やっぱり先生方が私達をしっかり見てくれているという、そういうところが一会塾ならではの、あったかい空間だったなと思います。

高橋優子先生に言われた言葉があるんですけど、私が結構疲れていて、友達と楽しく話す方に比重がかかっていた時があって、その時に先生が、このまま歩む道を楽な方へと流されちゃだめだよって仰って。確かにみんなと志望校も違いましたし、このまま流れて夏休みも終わったりしたら、確かに困るだろうなと思いました。そうやって先生方が道から外れそうになった時とかに言葉をぽっとかけてくれたりとか、心が折れそうな時に相談にのってくれたりとか、声をかけてくれるだけでも全然違いました。やっぱり私たちの姿を見て、気を回してくれているところが良かったなって思います。

 

(尾関) そんな風に言ってもらって、こちらは当たり前のことをやっていただけなので照れますね。ありがとうございました。じゃあ、インタビューは以上です。

 

(奥田) はい。ありがとうございました。

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