合格体験記(現役) 理工編 慶應義塾大学 益戸さん

益戸駿さん  慶應義塾大学 理工学部 物理学科(攻玉社高校)

益戸駿さん(攻玉社高校) 慶應義塾大学 理工学部 物理学科 

~小学校時代は行動が遅くてのんびりタイプでした。中学でも漫画やアニメづけに、学校では下から数えて1ケタくらいまで下がってしまって・・・。サッカー部で忙しかったのも大きいです。そんなとき学校のサッカー部の予定に合わせて授業を設置してくれる一会塾と出会い、変わりました。入塾は高2の夏でした。~

【益戸駿さん その他の合格大学】

明治大学 理工学部

 

インタビュー内容をまとめました。(※):聞き手 数学科スタッフ

 

(※)中学のとは本当にまずかったんだって?

 

(益戸) はい中1から、どんどん落ちていって中3で下から1ケタになっちゃいました。

特に塾も行っていなかったです。

 

(※) いつごろからスイッチ入ったの?

 

(益戸) 高2あたりからです、はい。でも全然勉強はできなくて、とにかく授業を大切にすることでカバーしているような感じですね。授業中に習ったことを、それがどういうことなのかというのをずっと考えていて、それで何とかなった感じです。

 

(※)一会塾に入ったのはいつでしたか?

 

(益戸) 入塾は高2です。でも結局は高3の部活を引退してから勉強は本格化した感じでした。

 

(※) 部活が終わったのは、いつ?

 

(益戸) 高36月ぐらいでした。そのときに何をどうやったらいいかスタッフの人に相談にのってもらいました。そこから結構変わって、英語が夏にすごく上がりました。

 

(※) 英語の勉強法は?

 

(益戸) センターの過去問というか、河合塾のマーク模試の過去問を始めて、それを何回かやって、それの復習もきっちりとやりだしてから、結構上がりました。あと自分は単語帳を結構納得するまで、ずっと読んでいました。

 

(※) 単語帳を納得するまでって、どういうこと?

 

(益戸) その単語の実感がわくまで、何ていうか、しゃべっている人の感覚が分かるまで。あとは単語の例文をどういう気持ちで、どういう流れでしゃべっているのかというのを意識しながら、だからこういう順番に何となくなっているのかなみたいな、そういうのを実感するまで読んでいました。

 

(※) すごいね。それはもしかすると理に適っているやり方かもしれないね。じゃあ、駿(しゅん)的には英単語に限らずだと思うんだけど、常に納得がいくまでみたいな感じだったのかな。

(益戸) そんな感じです。それでほかの問題集も全然手を付けられなくて。

 

(※) でも実感がある、納得がいったものというのは、結構覚えているというか、忘れなかったりとか。

 

(益戸) あと、ほかのことに応用できたりして、数学や物理に応用できたりとかもありました。

 

(※) なるほどね。苦労した科目ってありますか?

 

(益戸) 苦労した科目は、全部です。数学が、問題集が全然できなくて。本当に基礎のところからできなくて、どうすればいいか分からないという状態になっていて、それで一会塾で相談をして、何とか少しずつ一から学んでやってきた感じです。

 

(※) 一通り終わったのって何月ぐらいだったかな。10月?

 

(益戸) 一通りは、そのくらいだったと。数学は秋くらいには終わっていて、終わっているというか。

 

(※) 物理、化学は?

 

(益戸) 化学は恵比寿校で始めてはいたんですけど、何となくは分かってきたんですけど、復習しなかったせいで、ちょっと結構忘れちゃって、全然使える状態にない状態で、高3からまたちゃんと同じ先生で習いだしたとき、結構だんだん順を追って学べた感じです。いろいろ化学でも、普通は考えなくてもいいところを、何でそうなのかというのを考えちゃって、考えないと進めない状態になったんですけど、それをうまく先生に質問をしてそこはいらないというところはちゃんとアドバイスをもらえたので、自分のやり方に沿って、すごいうまく進められたかなと思っています。

 

(※) 物理は?

 

(益戸) 物理は夏もやらなくて秋から始めたんですけど、9月から始めて、「入門問題精講」という、すごく簡単な問題だけが少し入っている、簡単な問題だけの問題集をやり始めて、それで力学を1から全部解いて、確かそれで電磁気に入れたのが、12月ごろに電磁気に入れてという感じでした。それと並行して力学と電磁気と並行して、真木先生のもとで波とか熱を学んだ感じ。

 

(※) そうだったか。一応間に合った感じでしたか?

 

(益戸) 間に合いました。結局やった問題集は簡単なやつだけなんですけど、でもやっぱりただやるんじゃなくて、どういうことなのかとか、ひたすら考えていたら、ほかにも使えるようになっていったかなと。

 

(※) 一番やりにくい科目って何だったの?

 

(益戸) 勉強を進める上では、やっぱり数学と化学だと思います。数学は範囲が広すぎて、ちょっといっぱいいっぱいになっていた感じです。

 

(※) 確かにね。

 

(益戸) 「11対応」という問題集をやろうと思ったんですけど、結局それも全然終わらなくて、まったく間に合わないといって結構焦っている状態ででした。1月とか12月に「1対1」はできていない複素数とか、図形と方程式のところだけを集中して例題だけ解いて、そこからどういう考え方が基本にあるのかを意識して、青ペンとかでそういうのを、こういう考え方でやっているから、こういうことが思い付くというのをいろいろメモして、それで発想の糧をそこで得ています。

 

(※) 慶應に受かった勝因は?

 

(益戸) 英語です。英語と、あとは数学も一応間に合ったからという感じのところがあって。

 

(※) 間に合ったのもそうだけど、できたのかな、数学も。

 

(益戸) はい。簡単だったみたいで、今年の慶應。ちょっとミスはしたんですけど、何とかという感じで。

 

(※) 英語はいかがでしたか?

 

(益戸) 英語は慶應の過去問を結構やっていて、いろいろ作戦を立てていたんですけど、結構慶應の英語って特殊な作りになっていて、全然時間が足りないので、作戦が大切で。

 

(※) どんな作戦でしたか?

 

(益戸) どこからやるのかとか、どうやって読むのかとか、問題を先に読むのかとか、そういう文章。ほかの大学もなんですけど、文章をどこから読んでいくのかとか、そういうのをまず徹底して考えて、こうやった方がこの大学では有効かもしれないというのを見つけるのが大切だと思います。

 

(※) 一会塾を選んだ理由は?

 

(益戸) 兄が入っていたからです。

 

(※) そうだよね。でも、お兄ちゃんがいるからって絶対じゃないと思うんだよね。プラスというか、自分なりにもいいなと思ったんだと思うんだけど。

 

(益戸) やっぱり自分に合わせて勉強ができるところです。自分に合わせながらも、一緒にどうやっていくのかというのを、しっかりとていねいに考えてくれて、あとはなじみやすかったというのが。

 

(※) 何がなじみやすかったの。

 

(益戸) 雰囲気です。

 

(※) どんな雰囲気。

 

(益戸) 硬くないというか、居やすい雰囲気。あと、友達が結構いたというのが、すごくよかったです。友達がいなかったら、結構やばかったと思います。

(一会塾の受付横のベンチ椅子で軽食中)

 

(※) 慶應の学部というか、学問はどこだっけ。

 

(益戸) 学問1で 物理学科です。

 

(※) 何で物理を選んだの?

 

(益戸) 数学とか化学とか物理の概念を考えるのがすごく好きで、この理論は何でこうなっているのかとか、そういう概念をいろいろな観点から見て探求していくのが、すごく興味があって、考え続けたいなと思ったから入りました。

 

(※) 全体を通して、後輩に言いたいことはありますか?

 

(益戸) よく塾の先生とか、この時期にはここら辺までいっていないといけないという話をすると思うんですけど、そういうのって、もしそうだったら安心だねというだけなので、全然気にしなくていいと思うということですね。

 

(※) あとは一会塾について一言お願いします。

 

(益戸) 全然勉強をしていなかった自分に、自分なりの勉強方法に合わせて丁寧に指導してもらい助かりました。他の塾だったらダメだったと思います。本当にありがとうございました。

 

 

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