【合格体験記】藤田医科大学 正規合格 Uさん 再受験生 「一会塾に出会ったおかげで2次面接試験ではすらすらと自分の言葉で話せるようになりました」

藤田医科大学 正規合格 Uさん

 

 

”神奈川県立川和高校から某大学の理系学部へ進学、再受験して藤田医科大学 医学部医学科へ”

 

小学校時代からスポーツにおいても学業においても、全力投球していたUさん。中学受験で入学した中高一貫校だったが、高校受験で外に出ることを決意する。高校ではまだ将来の進路は未定だった。お兄様が一般大学から、3年次に医学部へ再受験されたこともあって医学部に興味を持ち始める。いろいろと考えた末、自身も医学部への受験を決意。浪人して市ヶ谷にある大手S予備校へ通った。そこであらためて医学部受験のハードルの高さを実感する。いったんは某大学の理系学部へ入学するものの、コロナによるオンライン授業に切り替わり、このままでいいのかを自問する中、再受験を決意。しかし、すでに夏休みを迎えようしていた・・・・

 

◆一会塾を知ったきっかけは?

 

家庭教師で教わっていた数学の先生から薦められました。少人数でとても面倒見が良い塾だと聞いて(笑)。実際に通ってみて、今までにないくらい、とっても『あたたかい』塾でした。

 

 

◆高校では、塾には通っていたのですか?

 

御茶ノ水にある、大手予備校に数学だけ通っていました。土曜日だけでした。

 

◆8月から一会塾だったと思うのですが、何を受講されましたか?

 

2次試験対策として、「(面接)コミュニケーション個別指導」を受講しました。

小論文を10月から追加しました。

 

 

◆「(面接)コミュニケーション個別指導」は、いかがでしたか?

 

 この講座で自己について、初めて深く洞察しました。授業では、『自分を知る、社会を知る、大学を知る』、というそれぞれのテーマについて深堀して行きました。

この講座を受けていたおかげで、藤田の個人面接では、「自分の経験を踏まえて答えてください」という制約があっても、すらすら出てきたのだと思います。そのあとの『願書作成会』で、志望理由書を書き上げていきました。前年までの志望理由書は、とても面接に通用するものではなかったので格段に良くなったと思います。藤田の個人面接では、高橋先生との面接練習で深く掘り下げてもらったことをきちんとまとめておけば、まったく困らないと思います。

 

高橋優子先生からのメッセージ

「授業では、それこそ0歳からの自分の生い立ちを話していただきます。そして自分を知る、社会を知る、大学を知る、各テーマと自分の歴史を重ねて行くことでたいていの生徒さんは、自ら発見し、自らの志望理由に気づいていかれます。Uさんは、しっかりしたものをお持ちで、でもそれを言語化できていなかった、その部分をしっかり言語化して、社会や大学のニーズとマッチングさせて行くという過程を授業を通して丁寧に指導しています。藤田医科大学は、コロナの初期のころ、『ダイヤモンド・プリンセス号』の乗客乗員を受け入れた岡崎医療センターが有名です。このほかにも藤田を受けるなら知っておくべき情報をUさんに託し、志望理由書を仕上げていったことが個人面接でも有効に働いたのではないかと思われます。」

 

 

◆藤田の面接試験であるMMIについて教えていただけますか?

 

MMIとは・・・?

新しい面接形式MMI

面接試験の形式としては、従来、受験生一人に対して数名で質問形式のインタビューを行なう「個人面接」と、複数の受験生を同じ部屋に集めて、質問形式のインタビューを行なう「集団面接」、それから、受験生にグループでのディスカッションを行わせて、そこでの発言や聞く態度を評価する「集団討論」の3つの試験形式がありました。医学部では、この3つの形式のうちのいずれか、もしくは複数の形式を組み合わせて、面接試験が行われています。しかし、評価の仕方があいまいであることや、合格者の面接試験の結果が、医学部での成績にまったくリンクしていないなどの批判を受け、近年、あらたにMultiple Mini InterviewMMI/マルティプル・ミニ・インタビュー)という面接形式が採用されるようになってきたのです。MMIと略されるこの面接試験の方法は、カナダの医学部入試で初めて採用され、北米を中心に広がった新しい面接の形式です。現在は、多くの医療系大学・大学院の入試や医療職の採用試験に取り入れられており、日本の医学部入試では、東邦大学藤田医科大学が他大学に先駆けて採用し、その後、東京慈恵会医科大学でも導入されました。MMIは、5分程度の短いインタビューを数回(3回から6回ほど)サーキット方式で繰り返し、受験生のコミュニケーション・スキル等を客観的に判定する仕組みです。医学部生としての向き不向きだけでなく、コミュニケーション・スキル、職業意識倫理的判断力といった、一歩踏み込んだ内面的な、エモーショナルな能力も客観的に評価しようという試みでなのです。(この内容は、『医歯薬進学』 2021年 4月15日号に掲載されるものです)

 

 実際の藤田のMMIでは・・・・

 

高齢者がバス乗り場で自分の前に並んでしまった。自分と自分の前、自分と自分の後ろには空間があった。さらに自分の後ろには20人程度の人が並んでいる。あなたらどうしますか?

という質問が出ました。高橋優子先生との2次対策会で、コンビニに高齢者が割り込むという類似問題をすでに練習していて、想定内の質問だったのですが、試験会場が一つの大部屋に6人が一斉に始めるという設定だったので、隣の人の声が気になってしまいました。でも、面接官の方が詰まったらフォローしてくださるので、何とか(練習通りに)言いたいことは言えました。

 

◆今日は、いろいろと聞かせていただき、ありがとうございました。ぜひ、大学でも頑張ってください。

はい、こちらこそ、ありがとうございました。

 

 

2021年の藤田医科大学 MMI面接試験 

実際の質問はこちらです。5分×2回

1番目の質問

あなたが部活の部長だとして、遠征に行く手段として「バスは酔うから新幹線が良い」と言う派と、

「新幹線は高いから無理だと言う」派、に部員が分かれた。先生は全員同じ交通手段にしてほしいという

あなたならどうしますか?

2番目の質問

高齢者がバス乗り場で自分の前に並んでしまった。自分と自分の前、自分と自分の後ろには空間があった。さらに自分の後ろには20人程度の人が並んでいる。あなたらどうしますか?

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