合格体験記(既卒) 茨城大 工学部 渡瀬さん(横浜SF)

渡瀬正真さん 茨城大学 工学部 メディア通信工学科(横浜サイエンスフロンティア)既卒合格 

 

~茨城大学はどんなところ?~

 

(数学科スタッフ) 今日はありがとうございます。大学、学部、学科名を教えてください。

 

(渡瀬) 今、茨城大学の工学部、メディア通信工学科に通っています。渡瀬です。

 

(数学科スタッフ) 工学部のメディア通信。

 

(渡瀬) はい。

 

(数学科スタッフ) 何をやるところ。

 

(渡瀬) 主にネットワーク系の内容だったり、あとは電気回路とか、あとは数学とか結構わりといろいろなことをやります。デバイス回路とか。

 

(数学科スタッフ) 今はまだそんなに専門というか、この研究というのは。

 

(渡瀬) そうですね。まだ研究室に所属しているわけではないので。

 

(数学科スタッフ) 大学院とか考えていますか。

 

(渡瀬) 半々ぐらいで考えています。4年で卒業して、そのまま就職するという人も意外といるというふうに聞いて、ちょっと今、揺らいできていますね。

 

(数学科スタッフ) 茨城大学はどうですか。

(渡瀬) 理系は理学部と工学部があるんですけど、工学部は1年は全員水戸のところにいるんですけど、2年からは日立に移動するんですね。

 

(数学科スタッフ) 水戸と日立は場所は離れているの。

 

(渡瀬) 結構違う、水戸と日立は。簡単に言えば茨城県が縦にあって、水戸はわりと真ん中より南なんですけど、日立はわりと真ん中より上というぐらいで、電車でいうと水戸と日立、片道500円かかります。駅数的には常磐線はないんですけど、結構遠い。電車で3040分かかりますね。

 

(数学科スタッフ) みな、引っ越しするんですか?

 

(渡瀬) はい。工学部だけです、日立へ行くのは。すごい男子率が高くなります。生体分子という、生物系のやる学部もあるんですけど、そこ以外は男子率が非常に高くなります。

 

(数学科スタッフ) 今いるメディア通信工学科は、何人中。

 

(渡瀬) 3年になって編入生が入ってくるんですけど、やっぱり工学部なので、ほかのところからも入ってくるんですけど、今だと3年次は48人か49人いるんですけど、女子6人になりました。

 

(数学科スタッフ) これは普通の割合?

 

(渡瀬) まあ、そうじゃないですか、意外と。そもそも僕、高校がサイエンスフロンティアなので、そこがそもそも男女比率がかなり偏ったところだったので、そんなに違和感はなかったですね。こんなに男子が多いんだという驚きは、あんまりなかったですね。それは高校で経験しました。

 

(数学科スタッフ) 水戸でのサークルも男子が多い?

 

(渡瀬) 要はそういう感じにはなりますね。日立に行くと日立支部みたいな感じになるんですよ。ただ今1年次は、自分が入っているサークルは月に一度水戸の方に行って、みんなで何かやるよというふうに活動はしていますけど、工学部は全員2年以降は基本的に日立にいるので。そうなると、日立の中だけでということが多くなりますよね。

 

(数学科スタッフ) 日立というメーカーがあるじゃない。そことつながりはあるの。

 

(渡瀬) つながりは特にはないですけど、市そのものがお膝元みたいなところがあるので。特別つながりはないですけど、駅の方まで行くと、そういう就職している人とかも多いんじゃないでしょうか。

 

(数学科スタッフ) つながりはないけど、就職する人はいっぱいいるとか。

 

(渡瀬) どうですかね。目指す人は多いかもしれないです。特に就職関連とかなると、その場所から動かないので、大企業となるとやっぱり。日立ソリーションという日立系列というのが、選択肢の1つに必ず挙がると思います。

 

(数学科スタッフ) 年齢層が上がるんだね。

 

(渡瀬) まあ、そうですね。

 

~小学校&中学校時代は?~

(数学科スタッフ) じゃあ、受験の話をちょっと、小学校のときから。小学校というか、受験ってどのぐらいから始めたの。

 

(渡瀬) 自分は中学受験はしていないので、普通に高校受験からですね。

 

(数学科スタッフ) ちなみに小中学生は、どんな子だったの。

 

(渡瀬) 小学校のころは、要はいわゆる公文式というんですか。公文式に行っていて、小学校。いや、小学校に入ってからかな。自分は北海道にいて、もともと小学校3年次まで北海道にいて、そこから、4年次から神奈川に来たんですけど、中学1年の頭ぐらいまで公文式というところに通っていて、そこで数学と国語と英語、最終的には。数学は最後まで続けていて、わりと高校2年レベルまでやったのかな。

 

(数学科スタッフ) 中1で高2までやったの。

 

(渡瀬) やりましたね。KLとか、そういうアルファベットで位があるんですけど、公文式って。それぐらいまでわりとやりました。わりと頑張った方だと思います。

 

(数学科スタッフ) じゃあ、先追いしていたから算数と、数学は得意。

 

(渡瀬) そうでしたね。それでまあ、中学は2年の終わりぐらいから湘南ゼミナールというところに通って、そこでは特に、そもそも塾に通うことが特別と言えば特別なのかもしれないですけど、でも特段何かしたわけでもなく、取りあえず目の前のことを何か淡々とやっていたみたいな。で、中学のころは。3年の始まったぐらいから高校を決めるってなったときに、ちょっと内申点が実は思ったよりよくなかったんです。

 

(数学科スタッフ) そうなの。

 

(渡瀬) はい、そうなんです。106位とか107位とか、そんなんだったので。それでどうしようかなってなったときに、やっぱり内申点以外のところで勝負できるというところを選んだときに、サイエンスフロンティアを目標に定めました。

 

(数学科スタッフ) 学科重視だったの。

 

(渡瀬) そうですね。あと単純に、やはり興味があった、それが大きいかもしれないですね。

 

(数学科スタッフ) 当時のサイエンスフロンティアって、今もそうだと思うけど、すごい注目されていて。

 

(渡瀬) そうですか。まあまあ、そうだと思います。まだしかも俺が入ったときは、まだ。俺、5期生なんですよ、サイエンスフロンティアの。まだできて4年みたいなところでした。

 

(数学科スタッフ) 難しかったんじゃない?

 

(渡瀬) 独自入試がなくなって特色検査というのが別に新しくできました。特色検査は、たとえば原子力発電の余った冷却水を有効活用できないかみたいな、そういう問題が出た記憶がかすかにありますね。そういう問題以外は一般の問題でしたね。

 

(数学科スタッフ) 中学のときは何が得意で、何が苦手とかってあった。

 

(渡瀬) 科目ですか。数学・理科は全部「5」を取るぐらいには得意でしたけど、実はそのときから英語が。英会話は小学校のときから、実はやっていたんですよ。でも実際のテストの英語ってなると、もしかしたら中学ぐらいから、実はちょっと苦手だったかもしれないですね。

~高校時代は?~

(数学科スタッフ) 高校に入ってからは。

 

(渡瀬) あんまり自分から勉強をしたことが実は、高校までなかったのかもしれないです、今思えば。要は実際に課題とかを完全に出されて、それをこなしていれば中学は点が取れたので、普通に。例えば過去のテストとか全部、向こうが提供してくれてというふうにやっていたので、たぶん自ら勉強を進んでやるみたいなことが、あんまりなかったのかもしれないんですよね。そうしたら高1年の中間試験、下から3人目という順位を取りまして、生物に関しては最下位を取りまして、ちょっとびっくりして、周りがすごいできる!となりました。これは、やばいところに入ってしまったと。

 

(数学科スタッフ) ちょっと待って、それ親は何て言ったの。

 

(渡瀬) びっくりですよね。ちょっと勉強してみたいな、さすがにみたいな。

 

(数学科スタッフ) 下から3番目って。

 

(渡瀬) 200何人いますよ、もちろん。

 

(数学科スタッフ) すごいな。どう思ったのよ、それは自分で。

 

(渡瀬) 自分がそんなに低いのかみたいな。いや、違う、これ、周りが高いのか、こんなにって思って、ちょっとびっくりしましたよね、やっぱり。そのあと少しはがんばって、でもそれでも3年間で一応一番上だったのが総合で230人分の160位とかでした。このままだと、お前は大学受験は苦労するぞというふうには言われていたんですよ、もちろん。言われていたんですけど、聞く耳を持たずでした。

 

(数学科スタッフ) そのまま高3までいったの。

 

(渡瀬) そうですね。高3になって、さすがに相変わらず何も勉強しないというわけにもいかなくなったので、どこだったかな、湘南ゼミナール系列の大学進学館というところに、ちょっと通わせていただいて。

 

(数学科スタッフ) 大学進学館ですね。横浜にあったんですけど、そのときは。横浜の高校だったので、近い方がいいだろうということで勉強して、それで受験勉強というのを自習室とかもちょっとお借りしてやっていました。

 

~現役時の受験大学~

 

(渡瀬) というわけで現役時の大学受験は失敗しました。前期は室蘭工業大学というところを受けたんです。

 

(数学科スタッフ) 覚えているよ。入塾のときに聞いた。

 

(渡瀬) そうでしたか。

 

(数学科スタッフ) そうか、室蘭工業大学、渋いところを受けるなって思ったんだ。

 

(渡瀬) そうですか。それを受けに北海道まで行くのは、遠かったので名古屋で受けました。

 

(数学科スタッフ) 地方受験できるの。

 

(渡瀬) 地方受験できました。北海道の公立、私立大学何校かが集まって、大きな塾のビルを貸し切って、何校かのところが点在していましたね。

 

~浪人決定後の塾探し~

 

(数学科スタッフ) 一会塾は何で知ったの。

 

(渡瀬) 何で知ったんだったかな。確か最初は親にこういうところがあるという話をされて、武蔵小杉だし、少人数だし、親は自分のことをしょうまと呼ぶんですけど、しょうまは、こういう半ば強制というんですか、要は細かく見てくれるところの方が合っているんじゃないかって。要は自主的な、大手の予備校ってわりと自主的なところがあると思うんですね。中学での受験では小さな塾で成功したというのを考えたら、こういう小さいところの方がいいんじゃないかというふうに言われて、それで父親と一緒に予約フォームを入れて、その説明を聞きに来たという感じですね。

 

(数学科スタッフ) 実際に通い始めて、どうだったの。

 

(渡瀬) 最初は正直どうだったかな、通い始めて。ここから11人で頑張るのかみたいな、そういう不安というのはありましたね。それながらも上にいらっしゃる先生だったり、あとは数学科スタッフさんとかその辺の方々と少しお話しして、これから頑張っていこうというので、本当によく自分のことを、一人一人のことを見てくれるところなんだなというのは思って。そのときはまだちょっと、これは自分、さぼれないんじゃないかという、そういう思いがちょっとまだ自分の中にある、そういう感じでしたね。

 

(数学科スタッフ) いやあ、正直言っていい?正真は小テストとか結構いい加減だったと思うよ。

 

(渡瀬)本当の最初は、むしろちゃんとやっていたかもしれないです、自分。

 

(数学科スタッフ) ああ、そうだね。

 

(渡瀬) たぶん67月ぐらいからじゃないですか。さぼりだしたのは今思えばですけど。

 

(数学科スタッフ) いや、手を抜いていたなという感じがするな。

 

(渡瀬) 6月、7月はそうですね。少し慣れたんでしょうね、塾に通うということに。もちろん講義とかはしっかり出て、課題とか出されているやつは、そもそもそれをやらないと、特に数学、仲野先生の講義とかは、もうやらないと、そもそも講義に参加できないみたいな感じであったので、その辺はやっぱりさすがにちゃんとやっていたと思うんですけど。そうですね、小テスト、朝来てからやる小テストは、6月入ったあたりから少し、少しじゃないな、だいぶん手を抜くようになっていましたね()

 

(数学科スタッフ) 知っている。だから結構怒ったよね。

 

(渡瀬) はい。

 

(数学科スタッフ) ちなみに一会塾に来て、何がどう伸びた。変わらず?

 

(渡瀬) 現役のときに比べて、最終的にですか。

 

(数学科スタッフ) そう。

 

~国公立にこだわった受験戦略~

 

(渡瀬) 最終的には数学は細かいミス、取りこぼしとかがなくなったという印象がありますね。数ⅠAはセンターで最終的に98点だったので。

 

(数学科スタッフ) そうなんだよ。

 

(渡瀬) 最終的に、ちょっとびっくりしたんですけど、数ⅡB75点、最低限のミスで抑えられて。数学は本当に、特に確か現役のとき、数学ⅡBが確か半分割ったので、それを見るとたぶん失点しなくなりました。

 

(数学科スタッフ) ほかの科目はどう。これは結構自信。

 

(渡瀬) ほかは物理かな。物理が意外と、そもそも本質が分かっていなかった、現役のときは。どうしてこのあれになるのかというのが。でもまあ、高校に入って1年間勉強をして、数をこなしたかのもしれません、物理は。それでまあ、伸びたという印象はあります。

 

(数学科スタッフ) 国公立に合格できた勝因は何だろう。

 

(渡瀬) まあ、大きな勝因はやはり実際にセンターの得点と、傾斜配点がうまくかみ合ったというのは、あるのかもしれません。言い方を変えれば、勝負できるところで勝負して勝ったみたいな感じですね。

 

(数学科スタッフ) 茨城大の数学の傾斜配点って、どうでしたっけ?

 

(渡瀬) たしか数学が3倍で、物理化学どちらか高い方が2倍とか、そういう確か内容で。さっきも言ったんですけど、物理は現役のときに比べて伸びたなという実感が少々あって、実際75点だったので、高い方というのにうまくかみ合って、2倍か3倍の傾斜配点をされて、英語が等倍だったので、そこに傾斜が一切かかっていなかったのもあって、勝負できるぞと。当日というか自己採点をして、バンザイシステムとか、そういうので判定とかを見るじゃないですか。そうしたらBAとかだったですね。

 見て、これはいいんじゃないかというふうにいって、まず親とその話をしたんですね。俺的にはどうなのかということを、親に聞かれたんですよ。そうしたときに自分は親に、これで国公立に行ける可能性が大いに高まる、配点を見ると。判定を見ると、国公立に進めるチャンスだというのであれば、これを逃さない手はないというふうに伝えたら、親もそう思う、というふうに言ってくれて、同じ話をここに着いて数学科スタッフ先生にしたら、こうやって手をたたかれて、わくわくしてこれはきたぞって、確か言ったんですよ。

 

(数学科スタッフ) うん、覚えているよ。きたーっと思ったね。まじかこれはいける!と思って。

 

(渡瀬) びっくりしました。98点ですもんね、だって。98点と75点を傾斜してくれる・・・

 

(数学科スタッフ) それでいったしなあ。私立ってどうでした?

 

(渡瀬) 私立は現役のときは全部落ちたんですけど、東京都市大は現役のとき、落ちたところに受かりました。

 

~1年振り返って一会塾はどうでしたか?~

 

(渡瀬) 一会塾のよかったところは、やはり一人一人、個人個人をよく見てくれているというところですね。特にさっきも話にありましたけど、67月あたりに、自分に喝が入っていなければ、そのままたぶん落ちていっていたので。

 

(数学科スタッフ) 俺、401教室に呼び出したよね?

(401教室)

 

(渡瀬) 呼び出しましたよ。21で話をしましたね。

 

(数学科スタッフ) うん、話した。自習室で寝ていたことあったし。

 

 

(渡瀬) 今でも覚えていますよ。きつく言われました。

 

(数学科スタッフ) やばいと思ったもん。でも今覚えば、あのとききちんと話しておいてよかったかな。じゃあ、最後に塾生にアドバイスをするとしたら。

 

(渡瀬) 塾生にアドバイスをするとしたら。

 

(数学科スタッフ) もしくは、言い残したこと。これだけは、言っておきたい。

 

(渡瀬) 英語を失敗してもあきらめるな(笑)

 

(数学科スタッフ) じゃあ、英語をやっておけと。

 

(渡瀬) そうですね。

 

(数学科スタッフ) 大学入ってからも必要だぞと。

 

(渡瀬) はい。ちょっと実際、入ってからも少々使ったりしているので。英語は、今ちょっとまた振り返りになっちゃいますけど、なかなか上がらなかったですね。英語だけは現役時センター試験60点でしたし。

 

(渡瀬) ちょっと個人的には英語が伸びなかったのが悔しいですね。

 

(数学科スタッフ) じゃあ、まだまだこれからやることあるね。頑張ってください。

 

(渡瀬) はい。

 

(数学科スタッフ) ありがとうございました。

 

(渡瀬) ありがとうございました。

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