【2025年】帝京大学 医学部 既卒合格 H.Nさん(田園調布学園)

帝京大学 医学部 既卒合格

H.Nさん(田園調布学園)

数ある予備校の中から、一会塾を選ばれたのはなぜですか?決め手はどこでしたか

私はもともと、高2の夏くらいから大手の予備校に通っていました。そこでは何十人もの生徒が大きな教室で一度に授業を受けており、先生やチューターの方との距離もそれほど近くなかったので、自分から積極的に質問にいかないといけない環境でした。私はもともと自分から声をかけに行ったり相談するのが苦手で、授業の疑問や受験への不安がどんどん溜まっていく一方でした。そこで、少し他の塾も視野に入れ始めた頃、私の同級生2人が通っていた一会塾を勧められました。授業も楽しいし、何よりスタッフの方と距離が近く、不安なことがあるとすぐに相談できるという話を聞いて、面談に伺いました。そこでのお話や体験授業を通して、スタッフや先生方と本当に気軽にお話できる環境を体験できました。また、1席1席が区切られている自習室の環境や、通いやすさにも強く魅力を感じ、入塾を決めました。


中学・高校生活について教えてください

中高6年間女子校で、宿題が多いと有名な学校に通っていました。確かに宿題は多く、長期休みも含めてサボれない環境でしたが、学校のカリキュラムにのってしっかりとこなしていれば自然と学力がついていくので、とてもありがたかったと思っています。私の学年は例年とは異なり理系が半分以上で、医学部志望も多くいました。また私は国公立志望のクラスにいたので、ほとんどが一般で3月ほどまで受験する子でした。そのため、最後まで集中して勉強できたと思います。


進学先の大学・学部を選んだ理由について

私の身近な人で指定難病にかかってしまった人がおり、近くで苦しむ姿をずっと見てきました。何年も苦しんでいたときにある治験の薬に出会い、症状が劇的に良くなりました。そこで私は医療の素晴らしさを知り、また本人と家族を長年支え続けてくださっている主治医の先生に強く憧れを抱き、医師になることを決意しました。また、帝京大学は受験日が3日間もあり合格のチャンスが多く、また立地がとても良く、通いやすいことから選びました。


一会塾の授業で特に印象に残っているものは何ですか?(科目・講師名・具体的な内容)

私が受講していた科目は、数学I A II B、数学III、英文法、英文読解、メディカル英語、受験物理、受験化学、メディカル小論文です。
全ての授業が印象に残っています。
数学は、仲野先生と増子先生に教えていただきました。
仲野先生の授業は、事前に予習をしてきて、授業では当てられた問題の自分なりの解き方を答えるというスタンスでした。初めのうちは毎回の授業が本当に怖くて、当たらないことをいつも願ってました笑
でも、生徒が3人しかいなかったというのもあって、だんだんと間違えていることでも言ってみようと自分の考えを言えるようになり、授業が楽しくなりました。私は昔からこういう授業方式が苦手で黙ってしまうことがほとんどだったので、答えられるようになったのが自分でも本当に驚きでした。また、初めて扱う所では、先生がさまざまなパターンの解法をまとめてくださるので、それを小さなノートにまとめていました。自分の中でそれらのパターンを頭で整理できていると、問題を解くときにそれにあてはめて解くことができるので、とても解きやすくなりました。また、解法を1つだけでなく複数知ることができるので、解き方の幅が広がりました。

増子先生の授業では、とにかくたくさんの問題を扱うので1回1回の授業が本当に濃かったです。全ての問題に別解を含めてさまざまな角度から説明をして下さり、それに関した例題も出してくださるので、1つの問題の解説だけでもいくつもの学びや発見がありました。また、自分の苦手な単元や不安に思っていることを相談すると、悩みに沿った問題集をくださるのでそれを使って克服することができました。数ⅠAⅡB、数ⅢCそれぞれの計算テキストも作ってくださり、それを入試の直前まで毎日欠かさず取り組むことで、判断力も計算力も早く正確になり、自分の自信にもつながりました。また、9月ごろからは授業内で過去問を扱ってくださり、細かい過去問の分析を教えていただきました。自分で赤本を見て直すのとは理解度が全然異なり、過去問を解くことでも学力の向上が感じられるのでとてもありがたかったです。

現役時代私は数学が全くできず、基礎も抜けまくっていたのですが、先生方のおかげで4教科の中で1番数学を解くのが楽しくなりした。本当にありがとうございました。

英語は、鍋谷先生と浅野先生にお世話になりました。
鍋谷先生には現役時代から教えていただきました。鍋谷先生の授業はお話がいつも面白くて、あっという間に授業時間が過ぎていました。文法では、鍋谷先生オリジナルのプリントと問題を行き来しながら授業をしてくださいました。現役時代にはあまりプリントをいかせていなかったのですが、全てのプリントでわかりやすく重要な事項や覚えておくと良い語法がまとまっていて、本当にためになりました。また、英文読解の授業では、長文を読むときのコツや確認すべきことを教えてくださり、それに従って読むことで格段に英文が読みやすくなりました。全ての授業においてその場で時間を測って実際に解くことが多くあったので、良い緊張感の中で時間感覚も持って取り組むことができました。

浅野先生の授業では、予習で作ってきた答案をホワイトボードに書いてみんなで見るという時間がありました。はじめは初めての形式でなれず驚きましたが、だんだんと意図がわかってきて、今までにない視点での学びがあり楽しかったです。また、英語はもちろんですが、私は浅野先生の授業でのお話がすごく好きで、毎週刺激をいただいていました。浪人中に少し辛くなったときにも先生のお話を聞いて、頑張ろうと思えたことが何度もありました。    
              

物理は、現役に引き続き鳥田先生に教えていただきました。授業は生徒が2人のみで、ほぼ個別のような環境だったので、わからないところはその場ですぐに質問して疑問を解消できていました。私は現役の時、物理の基礎が全く理解できていなかったのですが、鳥田先生に一から丁寧に教えていただきました。そして浪人生では難易度の高い問題にも対応できるような応用を教えていただいたため、全教科の中で一番基礎からしっかりと理解できていた科目になったと思います。

化学も現役に引き続き川原先生に教えていただきました。私は現役の時、化学を全て感覚で解いていて、どの式が何を求めているのか全くわからない状態でした。しかし、川原先生の授業とテキストは本当にわかりやすく、自分でもどんどん実力が伸びていっているのが感じられました。授業内では押さえておくべき典型問題や応用問題も扱ってくださるのですが、その時に教えてくださるコツを使うと驚くほど簡単に解けるようになりました。また、私は先生がくださる有機の付録プリントに本当に助けられました。プリントの内容を全て頭に入れると、有機の問題がすごく簡単に感じられるようになり、入試の日までボロボロになるほど愛用しました。


成績が伸びたきっかけや勉強方法の工夫を教えてください。

特にこれといったきっかけはなく、少しずつできることが増えていって、気づいたら過去問でも良い正答率を取れるようになっていました。何か良くない結果があっても気にしすぎないことが大切だと思います。
テストがうまくいかず良い点数を取れなかった時も、初めのうちは落ち込んでいたのですが、だんだんとその落ち込んでいる時間が勿体無いと思うようになって、何が解けなかったのか、次できるようにするにはどうしたらいいのかを分析して次に繋げることができるようになりました。冷静に分析してみると、意外と全くできてないのではなく少し工夫すれば解ける問題が多かったりするので、それらを1つ1つ確実にできるようにしていくだけで自然と成績は伸びていくと思います。


メンタル面や生活リズムなどモチベーションを維持するために意識していたことはなんですか?

メンタル面は、とにかく誰かと話すことで保っていたと思います。勉強面で不安なことがあったり、本当に些細なこともすぐに関さんに相談していました。いつでも気軽に相談できるし、いつもと違う様子だと声をかけてくださったりするので、メンタルが崩れたり追い詰められたりしてもすぐに立ち直れていたと思います。また、同じ授業の友達と話したりすることもモチベーションを保つのに役立っていたと思います。私の受けていた授業はほとんどが2〜3人だったので、その授業の時や前後でよく話していました。自分と同じ目標を持っている人と話すと刺激がもらえるし、自分も頑張ろう!と思えていました。
生活リズムに関しては、私の1日の中で一番集中できる時間が朝からお昼を食べるまでだったので、そこの時間を少しでも多く確保できるように頑張っていました。朝のやることのルーティーンを時間とともに決めておいて、それを自分の毎日のノルマとして課していました。


浪人生活で大変だったことを教えてください。

私は一会塾からもらえる学習計画表を使って毎日の予定を立てていたのですが、それを確立させるのに時間がかかりました。1〜2週間おきに何度も書き直して一番効率よく勉強できるように調整していました。私は自分の実力になかなか自信が持てなくて、やらなくても大丈夫なところまで時間を気にせずに完璧にやろうとしてしまうことが多くありました。そのため、全ての教科を均一に触れられるように時間で区切ることを意識していました。


浪人経験があったからこその強みはありましたか?

毎日ずっと勉強していたので、勉強の習慣がついていること。そして、浪人時代は自分で自分の弱みを分析して解決していく必要があるので、その力はすごくこれからも役立つと思います。


試験で志望理由書や面接があった方は、対策はどのように行いましたか?

志望理由書も面接も本当に高橋優子先生にお世話になりました。授業以外の時間には書かず、週に何回かの授業内で優子先生と相談しながら書くという方式でした。その時間で集中して取り組むことができたので、とても効率的に勉強への影響も最小限に抑えられていました。面接対策はその学校で出やすい質問を知って自分なりの答えを出し、優子先生に指導していただいていました。授業ではたくさんの質問を実践型で受けることができるので、一回の授業でも自分の成長をすごく感じることができました。また、週に1回の水谷先生の小論文対策の授業も力になりました。授業内では全員で意見を言い合うこともあり、普段から様々な問題について考え、自分の意見をまとめられていたので面接対策の際にも役に立ちました。


講師やスタッフとはどのように関わっていましたか?(メンタルケア・勉強の進捗確認など)

Q7でも書いたように、スタッフの方とは本当に気軽に何でも相談できていました。また、講師の方ともすごく楽しくお話しできて、質問があったらすぐに聞きに行ける環境でした。私が前にいた塾では講師の方との距離がかなりあり、話しかけにくい感じだったのですごく助かりました。


塾のサポート体制(質問対応・面談・weekly、monthlyテスト等)はどのように役立ちましたか?

講師の方もスタッフの方もいつ質問しても、わかりやすくすごく丁寧に教えてくださいました。勉強方法や悩みにも親身に相談に乗っていただいていました。weeklyテストはすごく自分のためになったと感じています。私は英単語や熟語の暗記から逃げがちだったので、週に1回テストがあることでそこをきっかけに取り組むことができていました。また、weeklyテストと一緒に行うメディカル英単語のテストもすごく役に立ちました。今大学の英語の授業で沢山の医療単語を学んでいるのですが、そこで覚えた単語も多く出てくるので勉強が少し楽になっているように感じます。monthlyテストはほぼ1ヶ月おきに行われるので、定期的に自分の学力やその伸びを図ることができるいい機会になっていました。順位も貼り出されるので、他の子からの刺激ももらえ、モチベーションにもつながっていました。


最後に受験勉強全体を振り返って感じたことを教えてください

振り返ってみると、すごく楽しく学びが多い一年だったと思います。自分と向き合わなければいけない時間が多いので、自分の弱みや強みもより理解することができ、今となっては1年浪人してよかったと思えます。医学部なんて到底受からないような学力から、合格まで導いてくださったスタッフや講師の方々に本当に感謝しています!

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