~日本の数学と理科はほぼゼロからスタート。高1からオンライン→帰国後にどんどん力をつけて見事第一志望への逆転合格。まことにおめでとうございます!~

数ある予備校の中から、一会塾を選ばれたのはなぜですか?決め手はどこでしたか
私は1才のころから香港で育ち、幼稚園から高校までインターナショナルスクールに通っていました。中学1年生の時から医学部に行きたいと考えていましたが、親に伝え、日本の大学の受験を本格的に考え出したのが高校に入ってからでした。日本の勉強は小さい頃から母とやっていましたが、小学校の内容までで止まっていたので、私のレベルに合わせて授業をしてくれる予備校を探すことにしました。
母と私がそれぞれ予備校を調べていましたが、お互いに気になった塾がたまたま一会塾でした。母は「お節介主義」と書かれていたところに惹かれ、私は第一志望であった国際医療福祉大学の帰国枠の合格実績がたくさんあったところに惹かれました。 最初に佐藤雄一郎先生と面談をしたときに、日本の受験のことや帰国生入試のことをわかりやすく丁寧に説明していただき、この先生についていきたいと感じました。初めて数学の体験授業をしたときに、授業がすごく楽しくて、これなら自分でも日本の勉強を頑張れるかもしれないと思いました。
入塾はいつ頃からでしたか
Grade11(日本の高校1年生の終わり)からオンラインで受講を始め、高校を卒業後から対面で受講しました。
小中高のバックグラウンドについて教えてください高校生活について教えてください。またインターでよかったと思うことを教えてください。
私は小、中、高と同じ学校に通いました。カナダのオンタリオ州のカリキュラム (Ontario Secondary School Diploma) のインターナショナルスクールです。授業はすべて英語で、第二外国語で中国語を勉強していました。海外の学校は勉強するときにただ覚えるだけでなく「なぜ?」を考えることを大切にすることが多いです。そのおかげで好奇心が育ち、勉強が好きになりました。また、積極的に自分の意見を発表したりコミュニケーションをとったりするうちに、人と話すことが得意になりました。今回の帰国生入試の面接でも良いアピールポイントになったと思っています。 高校は選択授業が多く、みんな将来の目標に合わせて授業を選んでいました。私は数学、理科3科目、キネシオロジー(筋肉学や運動学)、心理学など興味のあるものをたくさん受講していました。数学は進路によってレベル分けされていて、理系の学部に進みたい子は Advanced Functions や Calculus (数III) という授業を受けていました。日本の数学ほど難しいことはやりませんでしたが、しっかりと基礎を身に着けていたおかげで塾の勉強について行けたと思っています。
どのような経緯で医学部を志望されましたか
私は子供の頃から重い食物アレルギーがあり、医師にかかる機会が多くありました。命にかかわるアナフィラキシーショックを起こして搬送されたり、治療によってアレルギーが改善した経験から、幼いころから医療に憧れがありました。 子供とかかわることが好きなので一時は特別支援教育などにも興味がありましたが、直接命とかかわりたいと考えて医学部に進むことにしました。また、勉強することが大好きだったので(特に理系科目)、生涯学び続けることのできる職業に就きたいと考えていました。

オンライン授業について、また対面授業についての違いはありましたか
オンラインで受講していた時から、先生方の授業が面白くてまるで自分も教室にいるかのような気持ちで授業を聞いていました。生徒を指名するときに私も当ててくれたり、休憩時間に話しかけてくれたりしたので楽しく授業を受けていました。 対面授業との一番の違いは、対面のほうが質問がしやすいと感じました。オンライン授業の時も、先生方が最後に質問があるか確認してくれましたが、対面授業の時は授業中でも先生に声をかけることができたり、実際に私が問題を解いてる手元を見てアドバイスをくださったりしました。大学生講師の方々にも気軽に質問することができ、数学などでたくさん助けていただきました。さらに、クラスメートがいる教室や自習室で勉強する方が程よい緊張感があって集中することができていたと思います。
一会塾で受講された授業について教えてください。 また授業で特に印象に残っているものは何ですか
入塾してから数か月は個別授業で数学を受けていました。高校2年生になってからは他の塾生と同じグループ授業をオンラインで受講しました。最初は日本語で行われる授業になかなか慣れず、パソコンでzoom授業を受けてる横でスマホの翻訳アプリを開いておいて、いつでも翻訳できるようにしていました(笑)。
特に印象に残っているのは増子先生の数IIIの授業です。国際医療福祉大 医学部 特別選抜の9月の第1回入試に落ちた後、数学のレベルをもっと上げたほうが良いと考え、先生方と相談して増子先生の既卒生クラスに移りました。クラスメートが全員医学部志望というのはすごく良い刺激になりました。インターナショナルスクールに通っていると、周りに「受験勉強」をしている子がいなかったので、このクラスで初めて同じ目標を持った仲間ができたようで嬉しかったです。増子先生の授業はとにかく課題や予習が多く(笑)、最初はついていけるか不安でしたが、授業がすごくわかりやすくて楽しかったです。また、先生の授業プリントが非常に使いやすくてためになりました。大事なポイントがはっきりとまとめてあるので、入試直前まで何度も読み返しました。さらに、毎週の確認テストの点数をクラスのみんなと常に競っていたので、負けず嫌いな私には一番のやる気の素となっていました。初日は最下位だったので、初めてみんなを抜いた時はすっごく嬉しかったです(笑)。
また、入試の数か月前から仲野先生に数学を個別で教わっていました。問題を解くときに「どうしてそのような解法なのか?」が気になる私に、わかりやすく説明してくださる仲野先生の授業は本当に楽しく、毎週待ち遠しかったです。先生に褒められたくて課題をめちゃくちゃ頑張っていました(笑)。数学のこと以外も、たくさん話を聞いていただいて、仲野先生には本当にお世話になりました。入試当日、数学の試験を開いたらほとんどの問題が先生とやったことのある問題で驚きました。先生が「帰国生入試ならこれが出題されると思う」と予想してくださった問題をたくさん練習しておいて本当に良かったです。
一番苦労したのは生物です。海外で習うことと日本で習うことに違いがたくさんあり、抜けているところを埋めるのが大変でした。生物は、先生方が実際に研究していたテーマなどのお話を聞くのが楽しかったです。国際医療福祉大の帰国生入試は知識が幅広く問われるため、暗記する量が多くて苦戦しました。先生が教えてくれる暗記のコツや豆知識を思い出しながら復習していました。 化学は、高2からずっと川原先生の授業を受けていました。入塾したばかりの時は少し苦手意識があった化学も、川原先生の授業を受けているうちに面白くなってきて、入試直前にはmonthlyテストで上位をキープできるくらいになりました。特に無機化学などは暗記が多くて大変そう…と思っていましたが、先生が記憶にに残る語呂合わせなどで教えてくださるので楽しく覚えることができました。

受験当日の様子は覚えていますか
あまり緊張しないタイプなので、いつも通り塾に向かう気持ちで試験会場に向かいました。昔から力試しができるテストは好きだったので、入試もちょっと楽しんでいました(笑)。でも、11月の第二回の入試では、「これに落ちたら次がない」というプレッシャーのせいか、お昼休みに急に体調が悪くなりお昼ご飯も食べれず、すごい頭痛のまま後半を受けました。あの状態でよく合格できたな…と思っています。
受験勉強で苦労したこと、それをどう克服しましたか 成績が伸びたきっかけや勉強方法の工夫を教えてください。
今まで通っていたインターナショナルスクールでは長時間座って勉強するということがあまり無かったので、1日中自習室で勉強するのになかなか慣れなかったです。集中力が切れたと感じたときは、中途半端に勉強するよりも、息抜きで散歩に行っていました。ちょっとコンビニに行くだけでも気持ちがリセットされたので適度な休憩は効果があったと思います。
また、数学はずっと得意科目だと思っていたのに、数IIIが始まってからは急に難しくなった気がして最初は少し苦手意識がありました。何度も基礎問題を解き、自分なりに「どうしてそういう計算をするのか」を考えてみたりして少しずつ慣れていきました。数か月後には複素数平面や積分の問題がパズルみたいに思えて数IIIが楽しくなっていました。 一番成績が伸びたと感じるようになったのは、対面授業が始まり、周りに受験生がたくさんいる環境で勉強するようになってからだと思います。ここでも負けず嫌いな性格が役に立ち、毎週の確認テストでよい点を取りたいという気持ちをモチベーションにして勉強しているうちに成績が上がっていました。数学の成績が上がったのは、とにかく問題を解いて、わからなかったら質問し、理解してからもう一度解く、というのをひたすら繰り返したからだと思っています。また、私は暗記などをするときに「ここからここまでを覚える」とはっきりしていたほうが覚えやすいので、小さい紙に生物や化学の暗記事項、語呂合わせ、数学の公式などをまとめて通学時間や休み時間に何度も読み返していました。
出願書類や実際の面接で苦労したことについて教えてください。
海外の高校だと、クラブ活動やボランティア活動がすごく重視されるので、私はボランティア経験などがたくさんありました。課外活動などを記入するときに、どれを書いたらよいのか迷いました。ラント先生と何度も相談し、自分の長所や特技を最大限に活かせる物を選んで時間をかけて書類を作成しました。そのおかげで、面接ではクラブ活動などについて面接官がたくさん質問してくれて、自分をしっかりアピールできたと思っています。 面接では、思っていたよりもたくさん日本語で質問されたので焦りました。時事問題などを聞かれる後半の面接では、言いたいことは頭の中でイメージできているのに日本語で文章にするのが難しく、同じことを繰り返し言ってしまったりしました。でも、ラント先生との小論文の授業で扱ったテーマも面接で聞かれたので、そこは落ち着いて答えることができました。
講師やスタッフとはどのように関わっていましたか
私は日本に来てからは毎日塾に対面で通っていました。塾のスタッフの方々がすごくフレンドリーで、受験に関するアドバイスだけでなく、休憩時間に話し相手になってくれたりしました。私は高校を卒業後に1人で日本に来ていましたが、スタッフの皆さんのウェルカムな雰囲気のおかげでホームシックにならなかったのかなと思っています。また、日本で生活するのが初めてだったので慣れないことが多く、願書を出すときの郵便局の使い方なども全て助けていただきました(笑)。母も、塾がしっかりとサポートしてくださるから預けるのが安心だと言っていました。
塾のサポート体制(質問対応・面談・weekly、monthly テスト等)はどのように役立ちましたか
自習室は非常に使いやすかったです。私は人の目があるほうが集中できるタイプなので、同じ受験生がたくさんいる自習室で勉強することでモチベーションが上がりました。香港には静かな勉強スペースなどなかなか無かったので、マナーを守って静かに自習室を利用する日本人に最初は感動しました(笑)。
対面で通うようになってからは毎月の monthly テストを受けていました。帰国生だと自分学力のレベルが なかなか分からないので、塾内での成績のランキングが見れるmonthlyテストがすごく役に立ちました。
今回の合格は何がポイントだったとご自分でお考えですか?またこれから受験する人にひとことアドバイスを お願いします。
毎日の努力が一番大切だと思います。私は、もちろん国際医療福祉大に合格することが最終的な目標でしたが、毎週の確認テストやmonthyテストをゴールにして勉強していました。国際医療福祉大の過去問などをたまに解きつつ、授業内の小テストの勉強や課題に全力で取り組むことで、少しずつ成績が上がっていきました。もう一つは、慣れない環境や初めての受験勉強で戸惑うことが多い中、自分の長所でもあるポジティブ思考をキープできたことが大きかったと思っています。9月の1次試験で不合格だった後、今までよりもさらにやる気が出ました。たぶん私が負けず嫌いだからなのですが…(笑)。帰国枠で合格は厳しいかな?とも考えましたが、諦めずに勉強を続けてよかったです。面接でも、「絶対に国際医療福祉大で勉強したい」という気持ちが伝えられたと思っています。
また、今回の合格は周りのサポートがなかったら実現しなかったと思っています。授業時間以外でも質問を聞いてくださったり、たくさん相談に乗ってくださった先生方には本当に感謝しています。毎日塾に通うのが楽しいと思えたのも、一会塾のアットホームな雰囲気が良かったからです。 最後に、受験を通して勉強だけでなくいろいろなことを学びました。諦めないことや自分を客観的に分析すること、そして目標に向かって努力することなど、受験勉強から得たものは大きいです。受験勉強に使った時間と努力は絶対に価値があると思うので、これから受験する方も目標に向かって頑張って下さい。



