Y.Mさん 新潟大学 医学部医学科 合格 川崎総合科学高校
”自分の得意・不得意を見抜いて、共通テスト一点突破で国立医学部に推薦合格。共テ91%は自己最高点。自分はさぼり癖があると言い、そんな自分をしっかり見てくれる小規模の塾を選んだのもY.Mさん。私立医大はほとんど受験せずに、最後はしっかり決めてくれたしっかり者です”(担当の数学科スタッフより)
※インタビュー時期は2019年の夏です。(当時はまだセンター試験でした、現状に即して共通テストに変えて編集しています)
~高1から塾に来て、着々と実力をつけて、私大医の対策には、あまり時間をかけなかったMさん。国立医学部の推薦は、実は身近に手に入る!合格のポイントがぎっしり詰まったインタビューです~
入試データ 新潟大学 医学部医学科 学校推薦型 選抜Ⅱ (2022年 入試要項より)
定員:53名(一般枠20人、地域枠33人:22人が新潟県内の高校、11人が新潟を含む全国の高校から)
配点と2次試験については以下の通り
ーお久しぶりです。今日はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
ー大学でのサークルは弓道部でしたね。いかがですか?。
楽しいです。弓道をやりたい子は、新潟大は強いんですよ。今年も東医体が準優勝で、全医体に出られます。
ーそれは楽しいそう!バイトとかやっていますか。
バイトはやっていないです。
ー周りはいかがですか。
周りはしていますね。家庭教師とか、塾講師とか。先輩からも一応紹介するぞって言われたりしました。
ーご興味は?
今は、時間がもったいない、と思っています。
ーもったいない。自由時間はどのようにされているんですか?
まず、部活がめちゃくちゃ忙しいんですよ。最近自分で生物の勉強とかもしています。
ーなるほど。じゃあ入試の話を聞いていきます。まず勝因。合格したポイント、これで受かったという。
戦略勝ちだったなと思います。
自分は結局、推薦で入って、共通テストしか使わなかったんですよ、試験は。そのために2次試験を多少優先するべきところもある中、共通テストを優先したところもあります。人それぞれ得意とか不得意とかあると思うんですけど、そこで自分は共通テストが得意だったので、そこに特化した新潟大学。もちろん自分の志望とも合っていましたけど、そこに持ってこれたのはよかったかなと思っています。
ーわかります。そうだと思ってました。やっぱり自分の強み、弱みというのをちゃんと把握していたんですね。そこだよね、推薦というところも。
はい。
ーじゃあ、そこに向かって、どんな人生を歩んできたかじゃないけれども、中学あたりから教えてください。
中学校は普通に過ごしました。
ー何が得意だった。高校受験ってしましたか。
しました。高校受験をするに当たって、英語が自分は中学から始めましたけど、全然できなくて、最初は。コツをつかむまで結構時間がかかると思うんですよね、英語って。そのコツをつかんでからは得意科目になったんですけど、そのコツをつかんだのが高校受験でした。
ー英語以外も?
いえ、それ以外、コツはつかんでいないです。中学、高校時点では。
ー英語だけ、コツをつかんだ。
英語だけ、コツをつかみました。
ーどんなコツでしたか。
英語ってある一定の、すべてを通す概念があると思うんですよ。統一的な概念が。その感覚、英語脳みたいな感覚が身に付いたのかなと思います。これは暗記するべきところみたいな。普通は変にこだわっちゃうところがあると思うんです。でも、これは暗記しないと意味がないみたいな。そのまま速度が上がっていったみたいな感じなんですけど。
ー英語でコツをつかんだというのは、でかいと思います。高校受験のときに、英語で引っ張って受かったという感じ?
いえ、高校受験はコツをつかんだだけで、全然演習とかもしなかったので、英語が一番偏差値が低かったんですよ。
ーコツをつかんだというのは、つかんだだけ。
つかんだだけです。やっていなかったので、全然。
ーやっていなかったって勉強をしていなかったということ。
そうですね。でも数学が苦手だったので、ひたすら数学をやっていましたね。あと、数学が楽しかったというのもあるんですけど、高校受験の数学は楽しかったですね。
ーじゃあ、数学以外をやっていなかった感じだったんですね。
そうですね。
ーその時点では、高校受験では英語が一番苦手。
そうですね。結構好きだったんですけど。いや、好きでもなかったかな。
ー少しコツをつかんで、好きになりかけていた。
そうですね。でもほとんどしていなかったですね。学校の授業だけでした。
ーじゃあ、勉強しなさいと言われたら数学をやって、他の科目はどんな感じでしたか。
ちょっと理科もやってみたいな。国語がまったく触れなかったですし、ほとんど数学、理科をちょいちょいみたいな感じですね。
ー例えば得意、好きを上から順番に並べていくと、数学、理科。
国語でしたね、一番上は。
ー一番上が国語。
はい、得意は国語、2番目は数学で、理科、英語でした。
ー社会はどうなの。
社会も好きでした。得意でした。
ー社会はどうして好きだったんですか。
たぶんそのとき、がむしゃらに暗記するのが好きだったんですよ。いい参考書を見つけて、それが結構合って、高校受験の社会って衆議院とか参議院とか何人とか結構興味があって、読むのが楽しかったというのもあると思います。
ーでも、数学も好きだった。
そうですね。
ー暗記が好き。でも暗記じゃないものにも結構好き、Mさんらしいです。なぜ英語はコツをつかむに至ったの。そんなに好きじゃないものはできればやりたくないなと思ったと思うんですよ。
そうですね。やるしかないと思うんですけど、結局最初のころって何も分からなくて、途中から気づきがあると思うんですね。当たり前のことしか言えないんですけど。単語は覚えなくちゃいけないし、文法もやらないと分からないし。好きになってきたんですかね、英語が。最初はすごく嫌いだったんですけど。
ーきっかけとか、やるしかないって思った人はたくさんいるんだけど、よし、やろうまでいく人が、すごく少ないと思うんですよ。
やっぱり高校受験で受かりたいからですかね。
ー英語は、何とかするしかないと。
めちゃめちゃひどかったので。最初偏差値が30とか、そんなレベルだったので。本当に苦手でした。
ーでもその中で、やらなきゃいけないということで、コツをつかんで、これは英語がいけるかもという予感があった。それで高校に入った?
高校受験って、結構偏差値が上がりやすいんですよ。40ぐらいからでも、自分は最後には60になりましたし、英語が。だから高校受験って、結構やる気を出しやすい環境かなと思います。とにかく偏差値が上がりやすい。
ー塾とかは、行っていたの。
行っていましたね。
ー中学受験もされていたと伺っています。塾は、どちらでしたか。
小学校は武蔵小杉の日能研に行っていました。最初は日吉だったんですけど、武蔵小杉ができて武蔵小杉に行きました。
ーじゃあ、日能研ができた当初。
武蔵小杉の方がヒットします。でも、全然まじめにやっていなかったので。
ー中学生からは頑張り始めたの。
いえ、そんなことはないです。さっきも言いましたけど英語が30台だし、そんなに。
ーどのあたりから高校受験に向けて燃えはじめましたか。
中2の終わりに模試が始まるんですけど、そのときに偏差値がやばいなということで。そのときから医者になりたかったのもあります。
ー志望動機はどんな感じでしたか?
ほかの職業って考えたときに、医者以外ないなと。小学校のときから、なりたかったので。いろいろなメディアの影響もあると思うんですけど、母方の祖父が医者なので、その関連もありますね。
ーありがとうございます。では高校受験の受験の際は、大手塾さんに通われたんですか?
新丸子にあった小さな塾に通いました。そこでは自由に勉強をさせてくれて、自習応援みたいな感じの塾でした。そこで漢検の勉強をして、あんまり受験の勉強をした覚えがないです。
ー高校受験では、進路指導を受けて、いくつか志望校を絞ったんですか。
その塾から進路指導は受けていないです。ただ、自習をずっとやっていました。
ーでは、川崎総合科学の受験はご自分で決めたんですか。
そうですね。ネットの記事で医学部を目指すなら翠嵐か川崎総合科学みたいな記事を見かけたんですよ。実際そんなことはなかったですけど(笑)
ー翠嵐に行かなかったというのは、近さというのもあったんですか。
自転車で通いたかったんです。満員電車は苦手なので(笑)
ー中学と比べてどんな高校生活でしたか?
勉強を結構していました。というか、勉強以外をしなかったですね。部活も入っていないですし、ボランティアだけやっていましたけど。
ーボランティアは医療関係でしたか
はい、そうですね。
ーじゃあ、一会塾に通ったきっかけも、近かったというのがありましたかね?
はい、もちろんそれはありました、実際に近いですしね。ただ、本当にの理由は学費ですね。医学部の塾って高いじゃないですか。ここが、かなり安めだった記憶があります。先生方もみんなやる気があるみたいな話を聞いて、ここがいいかなというのを母親から聞きました。
ー時期としては、確か高1の冬でしたか?
はい、少し手前の11月に入りました。そろそろ塾を探そうかな、みたいな感じでした。
ー医学部を目指している人としては、塾に入る時期としては、少し遅かったかもしれませんね。
全然自分はのんびりしているので、あんまり考えていなかったんですけど、友達が早稲田アカデミーに高校受験が終わった瞬間から通い始めたみたいで、その子に学校の成績、試験で負けて悔しいなと思って、自分も塾に通おうかなと思ったのはあります。
ー早稲田アカデミーさんは候補にあがらなかったんですか?
中学受験の経験から、大きな塾って苦手だったというのがありました。大きな塾は、やはり面倒見の点で不安がありました。大規模な教室で受けると、自分があんまり見られていないじゃないですか。自分はさぼり癖があるので、しっかり見ていてもらわないとやらないタイプでしたので。
ーMさんの授業態度からして、さぼり癖があるようには思えなかったですが、でもちゃんとした危機感があったんだね。
はい、ありました。
ーじゃあ、高2のときに受けていた先生は覚えていますか。
高2のとき、鍋谷先生は受けていました。あとは夏期講習で川原先生を受けました。
ーどのあたりから、国立推薦を意識したんですか。推薦を意識したのは、高2ぐらいですか。
学校の成績も取れちゃったところがあって、そのまま推薦という道もあるなと思っていました。
ー取れちゃったという感じ、まじめにやっていたから取れちゃったと。
自分の場合は幸運だったんですけど、これから高校に入る後輩にアドバイスするとしたら推薦を目指す、目指さないにかかわらず、一応学校の成績は、ぜひ取っておいてほしいです。
ー良い成績というのは、通知表のことですかね?
うちの学校はテスト至上主義というか、テストの成績が全部の成績、平常点も決めて、自分は結構1位を取っていたので、おそらく成績はいいだろうなと思いました。
ー感覚として、各科目で1位を取っていたと。
そうですね。
ー結構1位を取っていたと。それはクラスの中ででしたか?全体としてでしたか?
自分の場合は、全体としても39人だけです。6つの科があって、そのうちの1つの科が受験する科で、ほかは工業科といって工業の勉強をされるんですけど、39人しかいないんです。
ーそれって受験をする、文系も理系も全部合わせて39人ですか?
そうですけど、ほぼ理系でしたが
ーほぼ理系だった、川崎総合科学だから。
理数科なので。
ーじゃあ、理系39人の中で、ほぼどの科目も1番だったんだね。
そうですね。だいたい3番以内には。
ーそこ結構ポイントだね。。イメージとして、200~300人いるというイメージがあるもん。公立高校だもんね。公立高校だと数百人いて、その中のトップかなって思うもんね。でも39人の中で、実質ほぼトップだったと。それで推薦の道もあると。じゃあ、お友達とかはどうだったんですか。医学部に関して。
1人友達が推薦で横浜市立大学に行きました。
ーそれって国立だから別に学校で枠があるわけじゃないじゃない。普通に公募で出していくということなんだね。
はい。
ーその横浜市立に行った子は、ご自分と比べていかがでしたか。
理数系ができましたね。自分と比べてだと成績的にはたぶん自分の方がよかったと思います。
ーなるほど。じゃあ、新潟を出したきっかけ、大学志望理由はいかがでしたか?
自分は横浜市大に出すと縛られちゃうんですよね。地域枠だったので。一般枠があるところがよかったんです。
ーほかにも検討した医大はありましたか。
筑波を最初は推薦で検討していました。12月に試験が終わっていいなと思っていたので。ただ筑波は難しいところは、入試問題が2次試験レベルというところ、記述が多かったので止めました。
ーでは新潟は、どういう試験だったんですか。
新潟は共通テストのみで、2次は面接だけなんです。だから共通テストレベルの問題で受けられるというのが、自分にとってはよかったです。
ー何人枠がありましたか、推薦は。
自分のときは、37人でした。122人中、37人です。
ーそれは都道府県関係なく受けに来る。
推薦37人中、20人が一般枠で、それ以外は地域枠があって、新潟県民だけしか受けられないです。37分の20人だけは県外から出すんです。
ー20人という数字は、どのように受け止めていましたか?
でも新潟県民も一般枠にも出すので、結局県外は10人ぐらいで厳しいと考えていました。
ーうん、たしかに、結構厳しいね。
想像より厳しかったです。
ー想像より厳しかったということは、入ってから実感していますか?
はい、うわあ!こんなに少ないんだと思いました。ほとんどが新潟県民でした、推薦組は。
ー筑波と新潟以外の国公立は検討されましたか?
そうですね。自分はそもそも倫理選択だったんですよ。その後に政経もやって倫理政経で受けられるところも増やすという予定だったんですけど倫理で終わっちゃって。倫理で受けられるところを探すということもありました。
ーでは、年内に受ける2次試験(=面接試験)について教えてください。通知というのは、どういう形で出るんですか。あなたは合格って出るんですか。
共通テストの結果を受けて、その結果を送付して、2月の前半あたりに最終の合否がでます。
ーでは、共通テストの結果の前の時点では、まったく分からないわけですよね。
はい、分からないですね。共通テストの前だと面接を年内に受けて、それで共通テストが終わって結果を送付してという感じですね。
ー面接に行った感触で何人ぐらい受けているなとか、そういう感触ってありますか。
推薦は県外からが120人ぐらい受けていました。新潟県内の受験生はちょっと分からないです。会場が違うので。
ー120人は、かなりの人数でしたね?
たくさん来ていてびっくりしました。
ー合否のポイントはやはり、共通テストの点数ですよね、面接ではなくて。
はい、新潟大は面接を重視していないです。多浪生にも優しい大学だと思います。
ー男女比は、どうですか。
男女比は、全体で122人いるんですけど。女子が30数人だと思います。
ー現役と浪人の割合ってどんな感じですか?
多浪生かどうか分からないんですけど、現役生は33%ぐらいしかないんですよ。だから、かなり浪人に優しいと思います。
ーその33%ぐらいだったら、推薦の子たちばかりじゃない、現役は。そうすると、一般受験からしてきたら、ほとんど現役はいないということなるんじゃないですかね。
そうですね。友達で一般入試で合格した現役は3人ぐらいしか知らないです。
ーやっぱり共通テストで9割近く取るというのは、現役生には至難の業だよね。経験値も必要になるだろうし。
でも今年、学部長が代わったみたいで、東大の人が来て、面接も重視する方向のようです。
ー共通テストから私大医学部へ向けての勉強スタイルはいかがでしたか?
共通テスト前は私大の赤本を一切解かずに、共通テストばかり解いてました。
ーそれは自分の中で、戦略的にやっていたということ。
そうですね。共通テストに特化した方が、今年受かる確率が高いだろうと思って。
ー何か失敗した科目はありましたか?
数ⅠAですね。これ、一番言いたかったんですけど、自分は数Ⅰと間違えて解いちゃって。
ーやらかした。
やらかしました。半分ぐらい解いちゃいました。
ー解き直したんですか。
そうですね。最初の方は問題が同じだったので少し助かりました。でも76点しか取れませんでした。
ー本当は90点取れていた?
今年は難しかったので、取れたかは分からないですけど。途中まですごく簡単だなと思いながら解いていたんですけど、途中で間違いに気付きました。
ーそれって間違う要素があるからでしょう。最初にⅠが載っているからって、ただそれだけ?
そうだと思います。思い切り開いて!
ー数学ⅡBは、そういうことは起きないの?ⅡBもそういうことが起きる可能性がある?
あります。
ーⅡから始まるから。それって再三注意を促すようなレベルじゃないのかな。当たり前で知っているだろうみたいな感じの流れ的なのか。
模試でいつも同じ形式なので、模試だと僕はやらなかったんですよ。いつも数ⅠAとか出ていたんですけど、本番の緊張で。だからそれを後輩たちには、ぜひ言っていただきたいと思います。犠牲者を減らしたいので。
ーありがとうございます。一会塾の使い方で、後輩へのアドバイスはありますか?
初めに後悔なんですけど、自習室にもっと行けばよかったなみたいな。絶対自習室の方が、勉強がはかどるなって思います。
ーたしか、通塾時は、家の方が絶対はかどるんでって言っていましたよ。
言った記憶があります。あまのじゃくなんです(笑)
ーそう言われたから、あんまり無理強いできないなと思ってたんだよ。人それぞれだし。
いや、自習室の方がはかどりますね、絶対に。
家にいたところで、結局区切りができないと思うんですね。家って連続的な環境なので、やっぱり勉強って区切らないとできないと思うんですね。自分は、そうでした。
ー家だと、だらだらするというか。
誰かがいる環境とか、近くに自分を弱くするものがある環境というのは、よろしくないんじゃないかって。
ー 一会塾の面接対策はいかがでした?
高橋優子先生に対策していただいたのと、メディベイトに出させていただきました。
メディベイトでは、最初、静かにしすぎたのか、2回目の話し合いでリーダーにさせられて、しゃべらざるを得ない感じでした。
あと、現役のお医者さんがいらっしゃいましたよね。そのお医者さんの、救急車でこれを本当に運ぶべきなのかとか、そういう話は結構考えさせられました。
メディベイト(メディカル + ディベート)
ー聖マリアンナの医師、渡邊さんがきてくださいました。医者になられた1年目だったのにかけつけてくれたんだよ。渡邊さんの救急救命の現場でのお話が良かったですね。
ー大学で楽しいこととか、後輩にうちの大学はこういういいところだよ、こういうところがちょっといまひとつかなみたいな、正直に話してほしいんですけど。
新潟大学は、いいところだと思います。割と都会なんですよ。
五十嵐キャンパスは実際そうでもないんですけど、旭町キャンパスという医学部キャンパスは本当に新潟の中心地区で、万代(万代は、新潟県新潟市中央区の町字)とかもすぐ近くて、かなり地方医学部の中では栄えている、トップ3レベルの栄えっぷりだと思います。都会の子には、いいんじゃないかなと思います。
ー何年生から、旭町キャンパスなんですか。
2年生からです。
ー何か先輩から、新潟大学の医学部ってこういう特徴がありますか?
研究をやりたい子は、結構いいかもしれないです。1年生の最初から研究室申し込みがあって、研究員養成コースに、別に研究員にならなくても申し込むことができて、自分の好きな興味がある臨床基礎のどっちの研究にも申し込むことができます。
ー早くから高学年が参加するようなところに、触れられるみたいなところがある。
優しい教授だと論文を書かせてくれたり、一緒に学会に連れていってくれたり、そういう環境は用意されていると思います。
ーじゃあ、新潟での大変なところはありますか?
雪ですね、まだ体験していないんですけど、冬はやばいって先輩はみんな言いますね。聞いた話なんですけど、雪がべちゃべちゃなんです。
ーべちゃべちゃの雪なんですか。
海沿いだからものすごく水を含んでいる雪で、すぐに溶けるとか。だから雪なんだけど水たまりができていると。
ー何科の医者になりたいとか、出てきていますか。
今は、外科か精神科になりたい。
ー外科か精神科ですか。外科は一般的だと思うんですけど、精神科になりたいと思った、何かあるんですか。
倫理をやる過程で、結構フロイトとか精神系の分析だったり、思想家の思想に触れて面白いなと思って。
ーありがとうございます。最後に、何か後輩にメッセージとかお願いできますか?
自分の強みを知って戦略的にやれば、受かると思います。
ー素晴らしい言葉ですね。自分の強みを知って戦略的にやろうと。
そうですね。
ー本日は。ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。