国際医療福祉大 医学部医学科 帰国生特別選抜 第1回試験が実施されました。
医学部の帰国枠・推薦入試がいよいよスタートしました。
早速、塾生たちが報告してくれました。
(あくまでの個人の感想です。実際の状況とは異なる場合があります)
1)受験者総数 61名(2021年は29名)
帰国生 35名 留学生 26名
2021年の1次通過者は5名、合格者は1名(合格者はこちらA.Nさん)
2)英語 全60問 英文法中心 例年通りで易しめの出題 長文は2題(オゾン層と紫外線が1題、もう1題は長さの単位(feet,yard,mile,knot)について)
長文は易しいが、英文法は、TOFLE iTPのレベルで迷うものも多く、標準的な問題
例年通り 空所英文法15題、正誤判定25題
時間はちょうど解き終わるくらい
3)化学 全20問 標準的な問題 (最初の2ページは基本的な内容)
有機が2題、と理論(無機は1題出たか出ないか・・・)
・説明文に当てはまる分離法を選ぶ問題
・質量数と原子番号から中性子の数を導く問題
・反応速度、化学平衡について
・ヨードホルム反応を示さない物質を選ぶ問題
・高分子は出なかった。
全体的に計算が多く、選択肢にはぴったり当てはまる数値がなく、難しく感じた。
4)生物 全20問 例年同様 細かい知識をきく問題が多く、実験・考察問題は無し
選択肢の1つ1つの判断が求められる。すべて合わないと0点になりそうな問題が多く、難問というよりは、知っているか、知らないかで決まる。
英単語も難しく、専門用語が多く使われている。
植物は葉緑体の問題のみで後は全部体系。カエルが出題された。
4)物理 大問5題 難しめ
・力学 単振動
・凸レンズ
・熱力学 ピストン内の気体 断熱変化
・抵抗
・原子 α粒子、α崩壊とβ崩壊の回数、半減期
・解けない問題があると意外と時間を取られるので要注意
5)数学 全5題 医学部の一般入試よりは易しいが簡単ではない。
・昨年とは傾向が異なり、大問の1が、小問集合(1つ1つ独立した出題)
・係数が文字で置かれた二次関数
・三桁の数字に関する場合分け問題
・数Ⅱレベルの微分積分
・正四面体のベクトル
・α^5=1 の複素数の問題
など
合格発表は9/12(月)15:00です。お疲れさまでした!
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2022年 国際医療福祉大 帰国生および外国人学校卒業生 特別選抜 第1回 9/6(火)実施 小論文
Essay question:
Medical residents go through a period of clinical training after they graduate from medical schools. There are two viewpoints on work-life balance of medical residents.
There’s one opinion that “Long work hours of residency is necessary to give them the opportunity to practice high quality care for their patients” but there’s another opinion that “Work hours of residents should be restricted so that they can have time for self-improvement.”
Which of the two opinions should be put more weight on? Explain you answer from the viewpoints of medical errors, quality of medical care, and death from overwork.(Around 300 words)