医師になる目的意識を明確にし、自己表現力を鍛える場所
2次面接対策の授業についての方針
面接・集団討論などますます重要視される自己表現的な要素。学力鍛錬だけでは医学部合格は勝ち取れません。
本番までに医師へのしっかりとした動機をもち、それを裏付ける経験値と思考の深さを持ち合わせ、豊かな人間性と高い倫理感を表現できるようにすることが必要となります。
面接では、その人となりを見るための口頭試問が多く、1人ひとりと掘り下げながら、医師を目指す者として相応しい人物であるかどうか?志望理由に沿い、面接官の心を動かす、厳しく、あたたかな指導を行ってまいります。
鍛える3つの柱
面接・コミュニケーション授業
- 1.自己表現力
- 相手に自分の気持ちを伝わるように伝えることが必要。気持ちを「言葉、表情、身振り」などで表現できるようにする
- 2.社会性・共感力
- 老人から小児まで社会的背景が多岐に渡る相手に合わせて聞く話す、対人能力が必要
- 3.一貫性・論理力
- 自分の言葉で論理的に答えるため具体性と一貫性を持つ話し方が必要
授業の流れ
挨拶など基本的なマナー(声の大きさ、明快さ)を確認する。また、ドアの開閉やノックの仕方、おじきの仕方など所作、姿勢についてをその都度確認する
自分のことだけに目を向けず、他人のことや社会に目を向けて思いやりの気持ちを育むよう、社会に関心を持ち、世の中で起きているニュースについて、自分事のように考え語れるようにする
なぜ、何が何でも医師になりたいのか?目的意識を持ち、医師になる動機をしっかり発見し自分の気持ちを相手に伝わるように伝える練習を行う。
授業の振り返りを行い、講師から受講生へ次回へのブラッシュアップポイントを、的確に伝え受講生はそのポイントをしっかり記録とります。
受講生からの声
医師を目指す理由をとことん突き詰めて人間的な成長ができ、勉強に対する姿勢が大きく変わりました
浪人してしまった失敗の理由のひとつがメンタルの弱さでした。僕にとっては結構これが大きかったので、そこを克服するために助けになったのが、高橋優子先生との面接・コミュニケーションの授業。週1回のあの授業が、すごくためになりました。
まず自分の原点回帰というか、医師を目指した理由というのも、とことん突き詰められて、きつかったですけどそこで自分のことをしっかり見つめ直して、自分の弱さもそこで受け入れて、その弱さを踏まえた上で、自分をどう変えていこうかというふうに、人間的にそこで少し成長したおかげで、勉強に対する姿勢も変わっていき、医学部合格につながったと強く思います。
小論文
小論文対策、重要テーマを深堀し、常に最新情報をアップデートし続けています。
医学部入試で必ずインプットしておきたいテーマからその年の旬のテーマや受講生の出願校に合わせた講義&演習を行っています。
小論文対策、重要テーマを深堀し、常に最新情報をアップデートし続けています。
過去扱ったテーマの例
- 医療倫理について、医療のジレンマ
- インフォームドコンセント、安楽死・尊厳死などの倫理的問題
- 出生前診断・代理母など、人間の誕生をめぐる問題
- 遺伝子診断、クローン技術、遺伝子編集、神経倫理学など、新しい医療の問題
- 科学と科学者・医療者の倫理、研究倫理
- 科学リテラシー、AI・ビックデータ、論理的推論
- 地球環境問題と実践的推論、「予防原則」
- 社会時事(少子高齢化と社会の空洞化)
- 社会時事(新型コロナウィルスと感染症の脅威)
- 英文課題を含んだ入試小論文
- 私立大学・国公立大学の典型的問題