【英検 準2級 2次試験】の勉強法をまとめました。Alysa先生が英検2次突破の秘訣を書き下ろしました。英検2次対策はこれで万全! 対策講座も用意しています。
Teacher Alysaによる 英検勉強法−準2級 2次対策
Hi everyone! Alysaです。
今回は英検準2級の2次試験の基本情報と対策法をいくつか説明します。
皆さん気づいていないかもしれないですが、英検の2次対策は英語力だけではありません!どれだけたくさん難しい単語や文法を覚えているかではなく、英検の2次対策はその級にあたる単語が理解できているか+コミュニケーション力があるかの試験です。
目次
- 基本情報:流れと配点
- 勉強法①
- 勉強法②
- 勉強法③
- まとめ
基本情報:配点and 流れ
まず、準2級とは「日常生活に必要な英語を理解し、また使用することができる。」と日常生活を中心にした級です。なので、社会問題や専門用語は出ません。また、パッセージと質問のテーマは関連しています。
配点は合計で33点、3つのカテゴリーに分かれます。
アティチュード:3点 リーディング:5点 Q&A:25点 |
アティチュードとは「態度」のことです。中学受験や高校受験の面接を経験したことある人はわかると思いますが、面接中の挨拶と動作は今回の英検2次試験でも大切です。
アティチュードは「普通・良い・とても良い」の3段階に分かれています。
続いてリーディングは音読のことです。約5文を20秒の準備時間でどのぐらい自然に読めるか試しています。発音、スピード、ナチュラルさが重要です。
最後に、Q&Aとはパッセージを音読した後に答える質問と対応 (Question and Answer)を示しています。準2級の2次試験では平均5つ質問があります。この5つの質問を答えたとき点数はここに入ります。
流れ:
英検のホームページに準2級の2次対策が公開されていますが、簡単に分けると以下の5つのパーツに分かれています。
- 入室・挨拶
- パッセージ(約5文)の音読 + パッセージについての質問( 1)
- イラストAについての質問( 2)+ イラストBについての質問 (No. 3)
- 受験者自身の意見を問う質問 ( 4, No. 5)
- 挨拶・退室
まずAとEの部分は入室・退室と挨拶ですね。
Aを細かく見ると、
入室à面接カードを面接委員に渡すà着席 à氏名・級の確認à挨拶
になります。
Eは「問題カード」を面接委員に返すà退室
となります。
この時、配点の中でもっとも見られるのがアティチュードです。
Aの次にBは
「問題カード」を受け取るàパッセージの黙読(20 秒)àパッセージの音読
となります。そしてパッセージについての質問を見ながら答える質問が出ます。
そしてCは
イラストについての質問(No. 2, No.3)à「問題カード」を裏返す
となっています。ここではそれぞれのイラストを見て、何が起こっているか説明します。イラストAはそれぞれの登場人物が何をしているか、イラストBは状況の説明をします。
Dは受ける皆さんの意見を聞く質問になります。
3級と同じく基本的に質問はイラストや音読したパッセージに関係あります。
例えばリサイクルについてのパッセージには
リサイクルや汚染など他の環境問題に関する質問が予想できます。
パッセージやイラストとは全く関係ない質問は出ないと思うので、安心してください。3級と比べて難易度が高いのは、答える時、なぜ?と聞かれるからです。
勉強法① 挨拶は習慣
4級と5級に対して3級以降はコンピューターではなく、人間の試験管と2次試験を行います。そこで新しい評価欄として態度 (アティチュード)があります。
本番緊張するかもしれないが、事前に挨拶や入室・退室の仕方をしていれば緊張も少しずつ溶けていきます。
特に入室・退室・挨拶などの時に態度を評価されています。
一度普通と判断された場合、「とても良い」を貰うのが難しいので、試験の最初から明るく、はっきり挨拶をしましょう。
基本としては入室から大きな声で面接委員に
“Hello.” “Good morning/Good evening” など声をかけましょう。
ドアは優しく静かに両手で閉じましょう。部屋に入ったらすぐ椅子に座るのではなく、面接委員からの “Please take a seat” を待ちましょう。面接カードの受け渡しも両手で丁寧に行いましょう。
一見簡単に見えますが、これは習慣にしないと緊張の中なかなか実行は難しいです。
なので、本番2週間前から自分で習慣付けましょう。
ドアの開け閉め、挨拶の練習を家でも繰り返し練習しましょう。
態度が良いだけで3点も取れると考えると大変な課題ではないと思います。
勉強法② 5Ws1H (ファイブダブリューズワンエイチ)
5Ws1H、これはなんの略でしょう?
5Wsとは誰が、何を、いつ、どこで、なぜのことです。これを英語にすると
WHO, WHAT, WHEN, WHERE, WHYです。1HとはどうやってのHOWのことです。
これはパートCにあるイラストを説明する時に使います。
まず、イラストAを説明する時は、5Ws1HのWHOとWHATを使います。
誰がどこで何をしていると答えることでより高い点数を取れます。
例)
登場人物が5人います。WHO, WHAT, WHEREを使っての人が何をしているか説明してみましょう。
- The woman is planting flowers.
- The boy is riding a bicycle.
- The man is painting the wall
- The woman is walking a dog.
- The man is putting a box (of bottles) on a truck.The woman is walking a dog.
そして、イラストBには、WHO, WHAT, WHY となぜが追加されます。
例)
The girl cannot buy a drink because there are many bicycles in front of the (vending) machine.
WHO: The girl
WHAT: cannot buy a drink
Why: because there are…
5Ws1Hを覚えると、答える時の時間短縮、そして高得点を目指せます。
ぜひいろんなイラストを使って練習してみましょう。
勉強法③ YES/NOだけではなく理由も考えよう!
準2級のパートDでは、受験者の意見を聞くとき理由も聞かれます。
基本的に質問は全部 Yes/Noの質問です。
例えば、Do you think drinks in plastic bottles will be more popular in the future? (将来ペットボトルに入っている飲み物がもっと人気・大衆的になると思いますか?)
の質問に対してYesと答えた場合、なぜそうなのか答えなければいけません。
1、2文で返しましょう。
例)
- People can carry drinks easily in plastic bottles. More kinds of drinks will be sold in these bottles.
- I think so because drinks in plastic bottles are easier to carry.
Yesの時よりNoと答えた時の方が注意が必要です。
Noの時はYesよりもっと明確で説得力のある理由を求めています。
例えば、
「環境に悪いから(It is bad for the environment.)」と答えると、Tell me more ともっと説明を求められる可能性があります。
Plastic bottles are hard to recycle and is bad for the environment. Many people will try not to buy drinks in plastic bottles.
と答えるのが正解です。
もし理由を考える時間が必要であれば、 “Let me think…”、 “Um…” など自然な返し方をして時間を設けましょう。
まとめ
皆さん、英検準2級2次試験をなんとなく掴めましたでしょうか?
英検の準2次を受ける方は1次で試された3技能は十分身についているので、2次も頑張って合格しましょう!
ここで学んだ基本情報と勉強法3つを頭に入れた生徒には私(Alysa)が行っている英検2次対策授業にWelcomeします!
この英検2次対策授業では、2次試験の模擬とフィードバック、アドバイスや質問タイムが含まれます。そして、ネイティブの発音で2次試験の練習をすることはとてもrare(レア)です。
個別授業なのでしっかり1人の生徒と向き合い1時間集中した授業になっております。
See you soon!