初めまして、順天堂大学医学部の楢原雅之と申します。今回は、私が通っている順天堂大学について紹介したいと思います。
順天堂大学は、東京都文京区に本部がある健康総合大学です。学部は、医学部、スポーツ健康科学部、医療看護学部、保健看護学部、国際教養学部、保健医療学部の6つあり、キャンパスは、本郷・お茶の水キャンパス、さくらキャンパス、浦安キャンパス、三島キャンパスの四か所に分かれています。
医学部は、国際教養学部と共に本郷・お茶の水キャンパスに通うことになります(例年、医学部の1年生は千葉県佐倉市にあるさくらキャンパスでスポーツ健康科学部の学生と寮生活を送ることが伝統になっていましたが、新型コロナの影響によって、直近2年間は医学部の寮生活はありませんでした)。
医学部では、1年次は一般教養。2年次以降は基礎医学、臨床医学等の専門性の高い勉強を行っていきます。
1年次の一般教養では様々な授業を取ることができ、特に言語系の授業が充実しています。2年次以降の授業では、授業の内容が詳細に記された資料集が配られ、授業内容の復習がしやすいようになっています。また、過去5年分の過去問が解答付きで配布されるため、効率的に正確な知識を学習できるようになっています。この様な取り組みが、高い国家試験合格率に繋がっているのだと思います。
順天堂大学の魅力的な点は、恵まれた教育環境に加え、立地と学費が挙げられると思います。
最寄り駅は御茶ノ水駅で、キャンパスも駅から近い場所にあります。御茶ノ水駅は都心のバイパス駅の為、都内の主要な場所(池袋、新宿、渋谷等)に直ぐ行くことが出来ます。また徒歩圏内には東京ドームや、古本で有名な神保町もあります。
順天堂大学医学部の学費は、全私立医学部の中で2番目に安い金額になっています。初年度の納入金額では、全私立医学部の中で最も安い金額です。また、奨学金制度のみならず、地位枠の数も大変多く設定されています(一学年のうち、およそ30人が地位枠の学生です)。基礎研究医を養成するためのプログラムもあり、これも奨学金が出る様になっています。
基礎研究医を養成するプログラムがあることからも分かるように、大学全体として研究をしたい学生を応援する形になっているため、周囲の同級生でもすでに研究室に入って研究を始めている人もいます。臨床と研究、様々な方面に対して視野を広げられるようになっています。