合格体験記(現役) 文系編 青山学院大 法学部 白鳥さん

白鳥礼珠さん 

青山学院大学 法学部

山脇学園

 

~一会塾を選んだのは少人数と知り合いがいなかったから(笑)。最後までがんばれたのは、英語の先生との出会い、そしてスタッフの人がいつも気軽に声をかけてくれたおかげです。犯罪心理学に興味あり、でも心理学科ではなく、法学部を志望した理由とは?~

※インタビューさせていただいた内容をまとめました。(※):聞き手

(※) 今、通っている大学の名前と、学部とお名前を教えてください。

(白鳥) 青山学院大学法学部 白鳥礼珠(しらとりれみ)です。

(※)大学生活の方はどうですか。

(白鳥) 思ったよりすごく楽しくて、充実しています。友達ができないと思っていたけど、できたし、あと自分とは違うような人生を歩んできた、いろいろな人がいるから、結構広い価値観じゃないけど、そういう自分の考え方とかも広がるし、すごく楽しいです。

(※) 今、法学部に進学したと思うんだけど、男の子と女の子の割合って、どれぐらいかって、ざっくり分かりますか。

(白鳥) たぶん55ですね。半々ぐらいで授業にもよるけど、だいたい半分ぐらいになっています。普通だったらたぶん男子の方が多いんだろうけど、法学部だったら。でも青学は、半々ぐらいです。

(※) たぶん中学・高校の間は女子校に行っていたので、男の子がいる学校生活って、たぶん不思議な感覚だと思うんだけれども、その辺とかの友達のコミュニケーションは、何か困っていることとかはあんまりない。

(白鳥) 最初は隣の席に男子がいるのがちょっと嫌だったし、でも自分も慣れるかなと思いました。周りの友達は結構共学出身の子が多いので、それで自然と話す感じですね。全然最近は気にならないし、みんなと仲よくできているなと思います。

(※) まだ受験生が終わって間もないけれども、いよいよ最後の学生時代なので、ちょっと昔を振り返りながら、ちょっとお話をさせてもらえたらと思います。みんな学校に行き始めるのは小学校だと思うんだけど、小学校のときってどんな子だったか、どういうふうに過ごしていたかって覚えていますか。

 

 

(白鳥) 私が通っていた小学校は国立の小学校で、結構軍隊みたいな感じで、すごく厳しかったんですね。例えばチャイムが鳴らないとか、自分で時間を確認して行動するべきだから。だから中学校に入ってチャイムが鳴るのにびっくりしたし、そういうすごく自主性とか自立性を求めるような学校だったので、授業中も手を挙げるのが偉いじゃないけど、ほとんど挙げるし、みんなも全員手を挙げる感じだったので、挙げない子なんていなかった。積極的だねって思わないで、普通だと思っていたから、そういう学校だったので。でも、その中でも学級委員とか放送委員会の委員長をやっていたし、そういう姿勢とか責任感とはあったかなって思います。

 中学校のときも、学級委員とか普通に。全然みんなが手を挙げないのが分からなかったぐらい、普通に自然と挙げて、中・高は生徒会長もやったし、自分の中では特に特別なことじゃなくて、そういう特別なことじゃないと思う価値観みたいなものは、小学校のときに培ったものだと思います。

(※) 中学受験を白鳥さんはしていると思うんだけれども、いつごろから中学受験を意識したとか、塾に通ったとか、そういうって覚えていますか。

 

(白鳥) 記憶が定かじゃないんですけど、たぶん5年生ぐらいから通っていた気がします。もともと受験の塾じゃなくて、お勉強の塾として行っていたのは、そのぐらいまでは普通に行っていたと思うんですけど、ちゃんと中学受験のための塾に行ったのは56年の2年間通って、日能研に行っていました。自分で通いたいって言ったのかな。小学校の上に中学があって、高校はなかったんですよ。大学はあったけど。だから結局高校受験をしないといけない。中学受験は、わりと親の意思が反映されて、もともと山脇も第一志望じゃなくて、東洋英和に行きたかったということになっているんですけど。それはそれで、そんな感じだったから、あんまり自分の意思じゃなく、本当に大学受験とかと全然違ったので、記憶も薄いです。

(※) 中学受験をして山脇に入って、そこからも自分の学校生活、どういう感じで過ごしたかって覚えていますか。中学1年生から中学3年生まで。

(白鳥) 勉強面ですか。

(※) 勉強面と、あとは部活とか、委員会とかも。

(白鳥) 勉強面から。中学1年生のときは、そんなにテストの前に勉強をするというよりかは、ちゃんと授業を聞いて、先生の言っていることを全部メモにしています。本当にまじめに。だからテスト前に勉強しなくても普通に取れていて、点数とかも。クラスで一番だったし、成績が。順位が出ないようにしているので、うちの学校。席次ってクラス前の席次しか出てこないから、自分の上に何人いるかぐらいしか分からないし、詳しいことは分からないけど、とにかくクラスでは一番でした、中1のときです。

 

 

 それがよくなかったのかもしれないけど、中2のときは、がくっと成績が落ちました。それは学校のシステムなんだけど、中1のときの成績で、よかった人が集められるクラスがあって、中2のときに。それもそういうふうに公言しているわけじゃないけど、メンバーを見たら、ああ、そういうことだなって分かるようなクラスで、でも先生もそういうふうに言っていたしというクラスがあって、そこに入ったら、もともと英語はできる人たちがたくさんいて、帰国子女とか。それで英語がついていけなくなって、楽しくなくなっちゃって、1年で。

 

 中1のときは初めて英語をやって、すごく楽しいと思って、本当楽しく勉強したのに、中2でやっぱり。元からできる人たちとかと同じクラスに混ざって、やる気をなくしてじゃないけど、自分のやり方が通用しないって、軽く挫折したんですね。そんな感じで楽しくなくなって、ほかの成績も落ちたし、とにかく中2で一番成績が落ちて、担任の先生にすごく怒られて。その先生はクラブの顧問でもあったし、すごく私に気をかけてくれる先生で、その後も6年間ずっと気にかけてくれた先生なんですけど言われて、もう頑張って、中3のときに、またその英語のクラスに入ってという感じでした。

(※) 中2でちょっとつらかったけど、中3でもう1回持ち直したという感じですね。

(※) そのまま基本高校受験もなく高校に進学して、1年生、2年生って過ごしたと思うんだけれども、そのあたりから大学受験って、たぶんみんな早い子だと意識をし始めると思うんですけれども、白鳥さんはどのあたりから意識をしたとか、記憶はありますか。

(白鳥) 中3

(※) 中3、ちょっと早いね。

(白鳥)中3のときにオープンキャンパスを見に行かなきゃいけなくて、宿題で。そういうのでも調べなきゃいけなくて。それは学校の授業であったんですね。それで自分の学びたい分野とか、行きたい大学について調べ始めてというのが中3でした。だからそこから法学部、志望はずっと変わっていないし、大学はそこから志望大学が。

(※) そのときに、法学部に興味を持ったきっかけって覚えていますか。

(白鳥) 志望学部を決めたときに先生から、まずは自分の興味のあることに関して関連づけて考えていくようにって言われていて、それをもとに考えたのが、ちょっとずれるんですけど、もともと心理学とか人の心理について興味があって、それは小学生のときから、そういう本も読んでいたし、心理学の本とか。そういうのが好きだったので、それで将来はこういうのについて勉強できたらいいなと思っていたのは、小学生のときからなんですけど。

 だんだん現実的に考えていくと、心理学者になりたいわけでもないし、心理学だったら文学部、普通に本当に心理学者とかそういう系には進みたいとか思っていなかったから、就職を考えるとやっぱり文学部よりかは、ほかの学部の方がいいんじゃないかというふうに自分なりに考えていて、それとはまた別に過去の殺人事件とか、そういう犯罪ファイルみたいなものを調べたりするのか好きで、事件の概要とか事件の最後の結構好きだったんです。

 

 判例を読むのが好き。そこに犯罪心理学という学問があるというのを調べていくうちに気付いて、それは面白そうだと思って。心理学は一般教養で取れるから、犯罪系でいったら法学はかかわるし、法律系だなと思って、それなら法学部にしようって決めました。だから刑法を学びたくて、この学部を志望したというのは、そういう理由です。

(※) 一会塾を見つけたのは、たぶん白鳥さんは比較的早い時期、学年としても早かったと思うんだけど、お家から見てもそんなに決して近くはないと。学校の通学の中でもないし、まず一会塾をどういうふうな形で知ったかって覚えていますか。

(白鳥) 父が見つけました。塾を決めるに当たって一番重要視するのが、少人数であること、知り合いがいないこと。

(※) 知り合いがいない。

(白鳥) 少人数がいいというのは、やっぱり距離感が近い方がいいなと思っていたからなんですけど。あとは家から通える範囲であること、比較的新しい場所がよかったんです。だからそんなにその塾が出している実績とかには、あんまり興味がなくて。とにかく自分に合っているところがよくて、知り合いがいないというのは、私の性格的に馴れ合いとかなっちゃったりするし、ライバル意識とか苦手なのかもしれない。

 もともと一緒にやっていこうというのはいいんだけど、知り合いでというのが、関係が気まずくなっちゃったりするのが嫌だなとか、余計なことを考えちゃうから、なるべく知らない人同士で、それで一緒に頑張っていこうみたいな空気感になるようなところがよかったというのが理由です。それで一会塾というのがあって、比較的新しいし、取りあえず見に行ってみようといったときに、最初に対応してくださったスタッフさんが、すごく明るくて親身になってくれて、ここだったら頑張っていけそうだなって思いました。

(※) 実質は2年半ぐらいだと思うんだけれども、今、大学受験生活を振り返って、印象に残っていることが、もしあれば。

(白鳥) それは最初の鍋谷先生のマンツーマン授業は、その後も頑張ろうって思えた基盤ではあったかなと思います。

(※) 鍋谷先生の最初の印象って、どういう印象だったか覚えていますか。

 

(白鳥) よくしゃべるなって。すごく延長してずっとやってくれて、正直そのとき英語は苦手意識を持っていて、中2のときに成績が落ちて、持ちこたえたのは持ちこたえたけど、やっぱり苦手意識が付いちゃって定期テストの点が取れなくて、本当に50何点とかで、全然できなくて、英語が苦手なのかなとか思い始めたときだったんですよ。でもすごい鍋谷先生の授業は楽しかったし、分からないことを聞いても全然受け入れてくれてというか、やっぱりレベルが高いクラスにいた分、聞いても、みんな分かっているだろうなみたいな感じだったから、学び直すというか、最初の授業としてはすごく優しくというか、親切にしてくれたと思います。それが一番軸になっています。

 

(※) 塾の授業もいくつか受けてきたとできたと思うんだけど、やっぱり一番は学力を上げる目的が、1個あると思うので、授業を受けて、あっ、成績が上がったなと実感した授業がもしあればと、いつから受けて、どのぐらいの時期に上がったという実感をしたかというのが、もし覚えていれば教えてもらってもいいですか。

 

(白鳥) 受けたのが3つぐらいしかないので、全部あると言えばあるんですけど、国語は夏とか夏期講習とかのスパルタの授業は、今、頭を使って考えているなみたいなものは思っていました。記述ばかりで、今まで記述をやりたくなくて、先生にその前で提出して、目の前で×を付けられる感じ、すごく嫌だったけど、今あれがあったから結構その後も、取りあえず書いてみようとか、これはもしかしたらここが本質じゃないんだみたいな、ちゃんと考える授業だったかなと思います。原田先生の国語の授業は。

 

 

 それを実感したのは、小論文をちゃんと始めたとき。小論文って自分の考えを言葉にして、しかも学部ごとに特色は違うし、まず問題文の論旨をとらえて、自分の中で解釈して、それを吐き出すみたいな、結構いろいろな工程があるけど、スパルタの記述の授業があったから、結構反骨精神だったんですよね。原田先生に何も文句を言わせないようにという反骨精神からだったけど、私の性格的には結局それが合っていたし、それを見越していたと思うので、やられました()

(※) その3科目、受験科目に使った中で、たぶん世界史は最後の最後まで苦戦したかなと思いますけど。

 

(白鳥) 最後はセンターで結局一番よかったのは世界史だし、どんでん返しじゃないけどという。世界史は本当に一番やっていて苦じゃなかった科目なのに成績が上がらなくて、それゆえに悩んだ科目でもあります。何でこんなにやっているのに上がらないんだろうって、ずっと思っていました。だから夏も世界史ばかりやっていて。ちゃんとバランスは取ったんですけど、世界史が一番比率が大きかったかなと思います。

 だけど上がらなくて、小田先生がマンツーマンでやってくれて、小田先生の授業って映画を見ているような感じなんですよ。エピソードがめちゃくちゃ多くて、私が小田先生が大好きだったというのもあるけど、すごく楽しかったです。逆に復習しているときに小田先生のエピソードを思い出すぐらいの、そういう授業で、成績が上がらないのに世界史が嫌じゃなかったのは、そういう楽しい授業だったからかもしれないなって、今思えばなんですけど。

(※) 最後のセンターのときは、相当よかったんだよね。ちょっと遅咲きだった感じかもしれないけど。

(白鳥) 途中でグレなくてよかったなって思います。結局伸び悩んだ時期にやったことが受験の本番で出たから、やっていて正解だったなって思ったのは本番のときですね。世界史に助けられて受かったところもあるし、総じて言うのは苦手科目を作らないというのが一番ですね。

(※) 受験生にアドバイスもするとしたら、それがちょっと思う。得意科目というよりは、苦手な科目をなくす。過去問の分析の力って、たぶんほかの子よりも長けていたと思うんだけど、普段問題を解いたりとか解き直しするときに、意識していることってありましたか。

 

(白鳥) どうしてこの出題者は、この問題を出したのかというのを考えろって言われていたんですけど、私それができなくて、そんなの本人にしか分からないしみたいに思っていたから。でも私なりの解釈として、自分の今までやってきた勉強と、どう合っているのかというふうに考えていました。だから本当に分析の後は自分にしか合わないけど、でも自分には一番合う分析で。例えば四角1の問題は、今までやってきた英単語の勉強じゃ通じなかった。なぜかと言うと、特に今までの英単語帳じゃなくて、過去問から出ている英単語ばっかりやっていたから、だからそっちをやった方がいいみたいな、そういう感じで、自分が今までやってきたことと照らし合わせて分析していてもいいのかなって。結局修正も利くし、それがよかったのかなと思います。

(※) 分かりました。今、大学1年生、半年たって、たぶん大学ももちろん受験を終えて、入ってみてよかったことがたくさんあると思うんです。これから大学を迷っている子とか、いいなと思っている子に、もし自分の大学をアピールするとしたら。いいなと思うことがもしあったら、ぜひちょっとここで宣伝してください。

 

 

(白鳥) まず最初に挙げるとすれば、一般的な世間のイメージはチャラいとか、よく言えばおしゃれとか言われているけど、本当に渋谷から近いし、きらきらした大学生活を送るには、立地の面では格好の場所だと思います。あとキャンパス内の雰囲気としては、やっぱり服装に気を使っている人は結構多いなって思うし、どこの大学もそうかもしれないけど、みんな本当に自分の好きなことをやっている感じで、あんまり人の目を気にしていないかなと思いました。すごくエンジョイしている人が多いように見えます。授業の雰囲気は英語のクラスだとみんな結構意欲的で、もしかしたら青学の第一志望で入ってこないかもしれないけど、本当に魅力的だし、すごく明るく楽しくみんな仲よくやっています。

(※) なるほど。

(白鳥) サポート的な面でもアカデミックライティングセンターとか、学校がいろいろやってくれていて、論文の書き方とか。それは自主参加だけど、自分でやりたいのはできるし、結構国際的な留学とか、そういうのもいろいろ充実しているから、本当に自分がやりたければ学校側はその場を提供してくれるから、そこに自分が飛び込むみたいな感じですね。ITの授業もあるし、それは必須なんですけど、とにかく環境は整っているから、あとは自分がやるかどうか自分次第だと思うから、そういう面では自主性を重んじるような学校なんじゃないかなという印象を受けています。まだ分からないけど。

(※) 最後に一会塾について感想というか、どういう塾だったかなってお言葉いただいてもいいですか?

(白鳥) 塾に行くたびに声をかけて気にかくてくれてとても感謝しています。少人数だからこそ、先生方との距離もほど良く近くて、一人で突っ走りがちな私にはとても合っていました。最後まで頑張れたのも一会塾だったからだと思います。

 

【白鳥さん その他合格大学】

神奈川大学 法学部 法律学科

日本大学 法学部 法律学科

中央大学 文学部 社会学科

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