【合格体験記】北里大学 医療衛生学部 医療検査学科 現役合格 服部もも子さん ~看護師から検査技師へ進路変更、好きな生物を活かせる医療の道は看護だけではなかった!実体験を通じた本音トークは、中学生・高校生の進路選択の参考になるはず。大学付属校に満足せずに飛び出した勇気あふれる受験物語!~

服部もも子さん

北里大学 医療衛生学部 医療検査学科 現役合格

日本大学高校

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星薬科大学 創薬科学科 一般合格

 

 

―よろしくお願いします。早速ですが、入塾したのはいつ頃でしたか?

 

確か高2の春休みです。春期講習始まるくらいかな。丸2年お世話になりました。

 

 

 

 

―どのように塾を選びましたか?

 

インターネットで調べて、色々なところを見ました。大手の大きな教室での授業が苦手で、学校と家から通いやすくて、個別までいかないような、小規模の塾を探していました。実際に一会塾に来たら、雰囲気が良くて、面談も親切にしてくれたのでこちらに決めました。最初は関さんとお話しして、その後、母と一緒にもう一回おじゃまして入塾しました。

 

化学担当 兼 進路指導スタッフ 

 

 

―習い事は何かやっていましたか?

 

ピアノとクラシックバレエです。小学校5~6年の時に地元の塾に通っていました。お友達のお姉ちゃんが日大に通っていて、とてもいいと普段から聞いていたので、そのお友達と一緒に日大を目指して中学受験をすることにしました。

 

 

―とても大きな学校ですよね。中1で初めて通うとき、圧倒されたんじゃないですか。

 

はい、日本大学の名前がついている学校なので、すごいんだろうなとは思っていましたが、実際に行ってみてびっくりしました。

 

 

―クラス数は1学年どれくらいですか?

 

中学は1クラス42名で6クラスです。高校になるとかなり増えて、13クラスです。外部受験に特化した特進クラスと、内進が多い一般クラスに分かれます。部活以外はその特進クラスのコミュニティで行動することが多かったので、高校で人が増えた感じはしませんでした。

 

 

―特進クラスのことを教えてください。何クラスぐらいありましたか。

 

3クラスです。理系2クラスで生物と物理に分かれていて、文系1クラスです。

 

 

―その中で医学部目指す人はいましたか?

 

私の知っている範囲では3人くらいです。他にも、もう少しいると思います。

 

 

―薬学部志望の人はどうですか?日大には薬学部もありますよね?

 

知り合いの中では薬学部はあまり聞いたことがなかったです。見学に行った人から、ものすごく遠いという話は聞いていました。ただ最初は看護を目指していたので、日大には該当の学部がないので、考えていませんでした。

 

 

―看護師を目指したきっかけは何でしたか?

 

実は中学くらいの時に、父が入院したことがありました。その時の看護師さんの働く様子が格好良くて、憧れて目指すようになりました。

 

―なるほど。その時の経験からだったのですね。

 

―では、次に高校に入ってからの事を教えてください。学校では高2になってから特進クラスに分かれて、生物を選択したのですよね。一会塾では高1の時は何を取られていましたか?

 

英語と、増子先生の数学です。

数学 増子講師

 

 

―今回の受験科目には数Ⅲが入っていますね。

 

はい、途中で変えました。

 

―受験大学はどちらですか?

 

北里大学、星薬科大学、帝京大学の医療技術学科の臨床検査、あとは東京理科大学、北海道大学の保健学科を受けました。学校の指導で明治薬科大の推薦も受けました。

 

 

―その中で4つも合格を勝ち取った。すばらしいですね。

―ということは服部さんはこの1年間、国立の受験科目を生物から数Ⅲまでやって色々と頑張った訳ですね。本当にお疲れさまでした!数Ⅲまで勉強したということは、数学ⅡBくらいまでは結構有利に進められたのではないですか。

 

はい、数学は一瀬先生が本当に分かりやすくて、けっこう自信がつきました。

 

数学科 一瀬講師

 

 

―得意科目は数学ですか?

 

いいえ。生物です。

 

 

―なるほど、生物は得意だったので、ご自分で勉強できたのですね。他に得意なもの、苦手なものは?

 

次に得意なのは数学です。化学は苦手でした。受験化学を取って、高3の春期講習で演習化学を少しやりました。英語は苦手でも得意でもないですが、何とかギリギリ受験レベルまでもっていけたかなっていう。

 

 

―学部選びについてですが、元々は看護希望で、創薬、医療検査学科など、割と広く受験していますよね。学部選びはどんなふうに考えましたか?

 

やりたいことが免疫とかそっちの方を勉強したくて。でも医療検査とかだと、あんまり学部がなくて、あっても大学によって少しずつ間があるとなるとそれだけ受けるのは不安だったので、もうちょっと視野を広げて、似たようなのが勉強できる学部っていうのを探して選びました。

 

 

 

―看護師ではなくなったんですね。研究ですか。

 

元々看護の希望で推薦を考えていたので、高2の夏に看護体験に参加したんです。そしたらなんか、看護師向いてないかもしれないって思ったんですね。 憧れの職業ではあるけど、自分が将来就くって考えたときに、違うかもしれないと思いました。それでまた進路を考えたときに医療系につきたいっていう考えはあったので、病院見学に行った時に興味をもった検査技師を目指してみようかなって思ったのが進路変更のきっかけです。

 

 

―それは学校の紹介ですか?

 

いいえ、自分で色々探していました。コロナ前だったので、ネットで調べた病院の1日看護体験を見つけて行きました。

 

 

―看護師は違うかなと思ったの、どんなことがあったんですか。

 

実は長期入院の方なんですが、痛みで看護師さんに当たっている患者さんの姿を目の当たりにして、心の中で少しイラっとしちゃった自分に気づいてしまったんですよね。もうその時に、ショックを受けて、看護の仕事ができる自信が持てなくなりました。仕事として割り切って接する方法もあると思うんですが、そういうモチベーションでは結局相手に伝わってしまうし、患者さんの幸せのためにいつも笑顔で接する自信がなかったです。憧れはあるものの、仕事として常に患者さんと接するのが自分には無理かもしれないと感じてしまい…

 

―それはリアルで貴重な体験をされたかもしれませんね。ほとんどの人が漠然と憧れだけで看護を目指して、でも実際の現場は生々しくて、決してきれいごとでは済まない世界もあるなと・・・・その後はどうなりましたか?

 

別の機会で病院見学に行った時に、血液検査をする方だとか、裏方のお仕事も色々と見つけることができました。それで臨床検査技師を目指すことにしました。

 

 

―紆余曲折あったのですね。4年制で臨床検査技師の資格を取って、そのまま病院にお勤めになるということですね。

 

はい。

 

 

―一会塾で過ごしてみてどうでしたか?休まずに通われましたね。講師の先生と話している姿をよくお見かけしました。受験は大変でしたか?

 

受験は辛かったです。人生で一番頑張ったと自信をもって言えます。進路が決まらないときの、さきの見えない怖さもありましたかね。

 

 

―どうやってそのプレッシャーをはねのけたのですか?

 

まずは先に併願の推薦で合格をいただいていたのが大きかったと思います。

あとは、苦手だった化学に関して、新保さんに化学は合格基準に到達しているよ、と言っていただいて自信を持てました。

 

進路指導スタッフ 新保

 

 

―化学はじゃあ、苦手だったところから成績が上がったんですね。

 

以前は基礎とか考え方が全く理解できていなかったのが、基礎が身について成績が上がりました。

 

 

―底上げができたのですね。受験科目はどうしましたか?

 

北里大学は選択可能なので生物で受けて、薬学部は全部化学です。

 

 

―一瀬先生のテストはいかがでしたか?休まずに受けてましたよね?皆勤ですか?

 

たぶん皆勤ですね。テストはケアレスミスが多くて、いつも悔しい思いをしてました。

 

 

そうやってコツコツと頑張り続けたんですね。ところで、コロナの感染が始まった時はどんな感じでしたか?塾はリモートの準備で2週間ほど閉鎖して、その後オンライン授業がスタートしましたね。

 

その時に初めてズームを使いました。私は対面授業が好きなので、授業が始まってからは通いました。でも、受験化学2コマと、プラスで演習化学も受けていて、受講時間が長い日はズームにしていました。対面のほうがいい場合もあると思いますが、ZOOMがいい時もあると思いましたね。

 

 

 

―あの時は、とにかくカリキュラムの進捗を止めないように塾も工夫しました。その時は学校のほうはいかがでしか?

 

初めは完全に休みでした。そのうち、支給されていたiPadを通して課題が出されるようになりました。

 

 

―受験生としては時間の拘束が減ったのですね。勉強は捗りましたか?

 

はい、とっても。それまではバスケ部の練習も結構あって、疲れてしまって、高2の時はあまり勉強に取り組めてなかったです。でもコロナの自粛期間中に、高2までの復習を重点的にすることができて、その後の塾の演習についていけたと思うので、すごくよかったです。

 

 

―学校がないという異常事態を経験した学年ですよね。

 

逆にそれがよかったです。周りもどれだけ勉強しているかという緊張感も感じて。

 

―さて、一会塾では印象に残っている授業はありますか?

 

英語の先生ですね。言い回しや構文を色々に教えていただいて、このフレーズがきたら、次はこうなると頭に入っていたので、キーワードを探しながら自然と文章が読み取れるようになりました。読解はちょっと苦手だったので、読めるようになって本当によかったです。教え方も私にすごくあっていました。語彙テストもやりました。

 

 

―苦手な化学はどうでしたか?学校との違いはありましたか?

 

学校では進みが速いので、ちゃんと理解できていなくても、とりあえず覚えて、それなりにテストをこなす感じでした。でもすぐ忘れちゃっててごまかしてやってた気がします。それが川原先生は、説明の詳しいプリントを作ってくれて、講義もすごく分かりやすかったです。化学に関する基本的な部分がすっかり覆されて、自分の中で分かりやすく整理された感じですね。それも最初から手を抜かずに、分子・原子から全部丁寧に説明してくれてありがたいです。苦手意識があったので、一からちゃんと聞けたのもよかったと思います。

 

 化学 川原講師

 

 

―日大の多くの同級生は内部推薦で進学されるようですが、周りはどういう雰囲気ですか?

 

内部推薦は9月で決まるのでのんびりしてて、特進クラスはそこから皆が必死に頑張るので全然違いました。でも今年度の特進クラスの先生は熱心で、外部の情報を集めてくれたり、進路相談に応じてくれて、早い段階から士気が高かったです。その先生のおかげで頑張れたと思うので、私たちの学年は本当に感謝しています。

 

 

 

-高校生の時期は、本当に周りの環境が大事ですよね。

 

―最後に、塾の雰囲気はどうでしたか?

 

快適で過ごしやすかったです。不安とかあるとすぐ話せたので、特に新保さんにくだらないことでも何でも話して、何でも相談できました。口に出すと安心できますよね。

 

 

―じゃあ、今度は聞く側に回って活躍してほしいと思います!ありがとうございました。

 

ありがとうございました!

 

 

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