
Q1.講師をはじめたきっかけを教えてください
大学では緑地環境分野を専攻していましたが、心理学や心が生み出す美術への興味が強くなり、卒業後に働いてお金を貯めニューヨークにある美術の学校へ入学しました。入学後も授業料は奨学金で何とか乗り越えて卒業、その後芸術家ビザという就労ビザを取得しました。このビザでフリーランスの芸術家として活動していた期間に最も感銘を受けたものは皮肉なことにニューヨークのアートシーンではなく、そこで芸術を生業とする人たちの言語能力の高さでした。芸術以外の様々な分野の本を読んでいる方が多い故、ということもありますが、全部言わなくても分かるでしょ、ではなく徹底的に自分と自分の芸術について言語化する文化に衝撃を受けたと同時に救われるような思いでした。もやもやっとしたことは言語化することでスッキリすることと似ているのかもしれません。この体験から、英語という言語の表現方法とその可能性、機能美に非常に惹かれ、帰国後はこの体験を生かし教育の場でも共有し貢献しようと思い、現在に至ります。
Q2.どんな授業を心がけていますか
実際に結果を出すことの出来る、英語の本質と基礎を大切にした対話のある授業です。講師である私にどんな質問でも良いし、英語学習で不安な点、自分はこう考えるといった意見をぶつけて欲しい、と思っています。私自身、あまり先生に恵まれてこなかったため先生に対する不信感が強く、そのために、自分でどうにかして答えを出す!という強い自我と自立心が芽生えたので講師という仕事が今出来ていると思っています。なので、中学英語レベルから基礎を積み上げ、専門的で複雑な英文が実際に読めるようになるレベルにまで引き上げることの出来る実践的かつ分かり易い授業をすることには強いこだわりがあります。
どうやったらもっと単語を覚えられるのだろう、何がこんなに英文を読みづらくしているのだろう、どうやったら深い読解力がつくのだろう、という課題に、学生の頃から、そして講師になった現在でもずっと自分で考えては研究して実践してみる、ということを繰り返してきました。
どうやったらもっと単語を覚えられるのだろう、何がこんなに英文を読みづらくしているのだろう、どうやったら深い読解力がつくのだろう、という課題に、学生の頃から、そして講師になった現在でもずっと自分で考えては研究して実践してみる、ということを繰り返してきました。
生徒さんが、英語の力をつけ合格点に達するまでに現実的に必要なものを見極め1つ1つの授業を積み上げていきます。
Q3.授業を進めていく中で大切にしていることを教えてください
英語が得意だと思っていても実は中学英語の基礎が抜けている、ということは多々あります。英文解釈をする上で知らないといけない英語の特性は中学1年生で既に習っていますが、それを大事な特性だと認識している生徒さんは少ないです。なので、授業を進めていく中で必ず、中学英語基礎から確認する作業は行っていきます。
そしてもう1つは、対話のある授業です。生徒さんが理解できていることを確認し、疑問点は潰してから先に進む、ということを実践しています。
Q4.授業をしていて楽しいと感じる瞬間を教えてください
生徒さんとの対話から生まれる学びです。生徒さんからよく、何でそうなのか?とか、自分はこう思うんだが、どうなのか?といった意見を授業内で貰います。その意見がすごく鋭かったり、私にはない視点だったりすることが多々あるので、その意見を生かした授業内容にすることもよくあります。こういった、一方的な授業をしていたら出来ないブレインストームのようなことがとても楽しいなあ、と感じます。
Q5.この生徒は「伸びる(た)!」と感じる生徒さんの「特徴」(具体的な「指導例」等もあれば)を教えてください
この生徒さんは伸びるな、と思う生徒さんの特徴は、まず、地道な努力が毎日短時間でも良いのでできること(都度辞書をひく、復習を怠らない、など)、素直であることと、自分で試行錯誤をする自主性があることです。そして様々なことを的確に言語化する言語能力が高いことも大事な要素です。この能力は、先の3つが出来ていれば自ずと養われる能力だと思っています。医学部合格を見事果たした生徒さんはやはりこれらの、一見したらそう難しくないことをきちんと継続できていたと思います。
Q6.一会塾の良いところはどんなところですか
教務部が講師室などによって分離されていないところが、一会塾のオープンな雰囲気を生み出す要因にもなっており私個人としてはとても気に入っています。講師陣の質はもちろんのことですが、私は教務の質も予備校、塾にとって非常に大事だと思っています。一会塾の教務の方々はそれぞれ教科の質問対応もできる方達であり、講師の方々同様、親身に生徒さんの質問対応をしている場面をよく見かけます。塾全体が一体となって生徒さんたちのためにやれることに尽力している雰囲気は、なかなか他では見られないと思います。
Q7.授業を受講される方(や保護者の方)へのメッセージをお願いします
ゴールは高得点をとることではありません。合格点をとることです。完璧を目指さないでください。もちろん、十分な学習は前提です。でも、十分に対策をしたとしても試験本番には予期しない様々なことが起きます。予想以上に緊張してしまった、想像以上に難しかった、などなど。そんな本番に備えて、現実的な戦略を一緒に考えていきましょう。戦略は一人一人の個性によって違います。様々な個性に出会えることを楽しみにしています。
Q8.受講を検討されている方へのメッセージをお願いします
私は中学、高校と先生に恵まれず、先生に対する不信感がずっとある学生時代でした。誰が教えても英語はできるようにならない、と今感じられているのであれば、是非一緒に基本から学んでいきましょう。きっと英語の見方が変わり、英語ってこんなに分かりやすいんだ、と感じて貰えるでしょう。大学に入った後、さらには社会人になった後にも活かせる真の英語力をつけてもらうことも目標としています。何よりも生徒さんの成長を私が信じています。


