中山琴未さん
昭和大学 薬学部
神奈川学園高等学校
【その他の合格】東邦大学 薬学部
~薬学部志望のきっかけは、高1の夏に行ったイベントでした。早めに決めたくて推薦入試を受験しました。迷っている時間はもったいないと思います、行動あるのみだと思います!~
※昭和大学 薬学部では、2022年入学者から薬学部Ⅱ期入試(定員25名)を廃止して、そのすべての定員を総合型選抜へ移行する予定であることがわかりました。今後の大学HPでの発表にご注目ください。
―入塾はいつでしたか。一会塾へ入塾されるま前は、どんな風に学習されていましたか?
はい。高2の夏ぐらいでした。高1の時に元住吉にある塾にちょっと行っていました。最初弟が行ってて、兄弟割みたいなのがあって、ちょっと行ってみようかなと。
ー中学・高校は神奈川学園ということですが、どんな高校でしたか?また薬学系の今年の合格はいかがでしょうか?
公募制での東邦大学への合格はあまり出なかったようです。学年全体で5クラスあって、理系文系では分かれていないんですけど、全体では文系が8割で理系が2割ぐらいだと思います。その中では、薬学部志望の子が結構多いです。あと医学部志望も少しいます。
―昭和大、合格おめでとうございます。どんな受験でしたか?
薬学部は、推薦が大事だよって、塾で聞いていたので、有名な薬学部をいくつか受けました。薬学部の多くは併願も可能でしたので。その中で、昭和と東邦に合格して、昭和への進学を決めました。
―昭和大は、チーム医療で有名です。寮生活でもありましたが、なぜ昭和大に決められましたか?
はい。実は最初は寮生活はとても不安でした。それで一会塾に相談したら、1つ上の学年の方で、まさに寮生活中の先輩とZoomでつないでいただき、直接、寮生活の不安を質問させていただきました。それで、不安もすっきり解消されました。先輩も同じように不安を感じられていたのですが、他学部の友達ができることと、コロナ禍で寮生活は2か月だけだったらしいのですが、あともう少しで寮生活が終わるってことについて、とても悲しまれていらしたので、楽しそうだな、と思えました。
―中山さんは、高1で元住吉の塾に行って。高2から一会塾に。一会塾に来たきっかけを教えてください。
母がネットで、医歯薬がが強いところを探してくれて、それで一会塾が出てきたようです。家から近かったので、体験に行ってみようと。それで数学の授業を受けて入塾を決めました。
【中山さんの高2生での受講科目】
高校数学ⅡB(90分/週) ・・・・主に高2生が受講する数学の授業
高校化学(90分/週) ・・・・高1・高2から受験化学の基礎を固める講座
【中山さんの高3生での受講科目】
受験数学ⅠAⅡB(180分/週)・・・受験学年対象、数学の範囲を基礎と応用で最低2周させる講座
受験化学(180分/週) ・・・受験学年対象、化学の範囲を推薦の前までに終了させる
受験英文読解(90分/週) ・・・受験学年対象、英語の長文を攻略する講座
―ここに中山さんの模試の成績があるのですが(笑)、授業を受けて、どんな風に成績が伸びていきましたか?
それはもう、全体的に成績が底上げされたな、って思っています。
【数学について】
学校のテストでは結構取れていたので、自分の中では得意科目だとずっと思っていたんです。だけど、入試の過去問とか解いてみたら全然解けなくて、あと模試でも偏差値が全然下のままで上がらないから、自分の中でだんだん自信を無くし始めていました。でも一瀬先生の授業を受けて、基礎、応用、実践とか分かれていたのですが、たとえばノートの取り方まで細かく教えてくれたのが、それがとても自分に合っていて、入試問題もだんだん解けるようになっていきました。偏差値で言うと、低かったときからだと19ほど上がりました(笑)。
中山さんを担当した数学科 一瀬講師
【化学について】
化学は川原先生にならっていました。川原先生は一つ一つ丁寧で、あと先生から頂いたプリントとかテキストが、それだけで十分に足りるというか、他に自分で問題探してここの部分復習しなきゃみたいな、そういう必要がなくて、そこがすごく有難かったです。それで、過去問とかでも取れるようになりました。
中山さんを担当した 化学科 川原講師
―なるほどですね。入試の時の、昭和と東邦の感触ってどんな感じでした。何かエピソードはありますか。
東邦は一番最初の入試だったんですけど、前年の併願の受験者の数が80何人とかで、合格が38人で、それぐらいの倍率なんだっていうふうに思っていたら、当日会場に着いたら150人ぐらいいて、倍近くいるんじゃない?ってビックリしました。最初の化学でつまづいてしまって・・・
※東邦大の入試結果
|
2020年の志願者数 |
2021年の志願者数 |
公募併願制推薦 |
87人 |
155人 |
― 学科試験の順番ってどうでしたか。
化学、英語、数学の順でした。
― 150人いて、萎縮しちゃって、化学があまりできなかったと。それはショックでしたね。
はい。(笑)その次が英語ったんですけど、大問が1問しか無いんですよ。で、これを解けば終りだ!と思って、それでその問題が解きやすくて、それが良かったのかな。それでちょっと落ち着いて、次の数学はとりあえずノートを見直して。
― 『一瀬先生ノート』ってやつね。合格先輩はみな、試験会場へ持っていっていたみたいだよ。じゃあ、英語で立て直して、力を出し切って終われたんですね。そして、最後に面接があったと思うのですが・・・・
午後に面接がありました。5~10分ぐらいでした。受験生2人に対して、先生も2人で、交互に質問されていきました。
志望理由と、将来薬剤師としてどういうふうに働きたいかということと、高校で頑張ってきたことを聞かれました。
―事前に一会塾で面接対策を受講されていましたが、練習したことは聞かれましたか。
はい。おかげさまですぐ答えられました。(笑)
―ではいよいよ本命の昭和大学ですが、試験当日はいかがでしたか。
昭和大学は、3教科が140分の中であって、1つの冊子にまとまっていました。冊子は英語から始まっていました。ただ、過去問演習の時に数学が一番解けたから、数学、化学、英語っていう順番にしようと自分の中で決めていたんですよ。そしたら数学の小問でミスというか計算が合わないのが何個か続いちゃって。大問は、たまたま一瀬先生が授業で教えてくれていた問題にそっくりなのが出て、そこは出来たんですけど、小問でひっかかって、もう時間が無いから化学に移って。化学では珍しい図の問題が出ました。それは解けました!(笑)、それで最後の英語は、3科目の中では一番解けたなぁと思いました。
―英語は相性が良かったんですね。塾の授業ではきっと、東邦や昭和よりも難しいのを読まされていましたものね。
本当にそうですね。(笑)
―じゃあ、ちょっと昔へ遡りますが、薬学部に行こうって思ったのはいつぐらいでしたか。
高1の6月に学校の行事で、「夢ナビ」っていうイベントに参加して、そこでたまたま薬学系を見て、それで夏休みに何校かオープンキャンパスに行ってみようということになって、昭和大学のオープンキャンパスに行ったんです。そこで昭和大学病院の薬剤師さんが働いているところを見られる見学ツアーみたいなのがあって。
―学校が少しきっかけを作ってくれて、その時に興味が湧いたのが薬学部ということなんだね。6年間っていうのにハードルを感じませんでしたか。
それは最初はちょっと思ったんですけど、資格を取るとやっぱり安定するなって思いました。
―そうだよね。薬剤師は独占資格の1つなんだけど、6年もかけて取らなければいけないから他の人が参入しにくい、堅い職業ですよね。
―では、受験を終えて、推薦は受けて良かったと思いますか。
めっちゃ思ってます。
―それはどういう点で。
やっぱりできれば早く終わる方が。(笑)
―良かったよね、早く決まって。年を越すときには、安心して。
じゃあ、中山さんの成功のポイントは、高1の時に行動したことじゃない。
確かに。
―もし高1の夏に昭和大学に行ってなかったら、早くから勉強に取り組まなかったかもしれないし、進路を迷い続けて薬学部もどうしようかと思ってたら、化学も早くに始めていなかったかもしれないし、そしたら半年ごとにずれていって推薦に間に合わなくて、一般を受けていたかもしれない・・・・
そうですね。高1の時に担任の先生に進路の話をしたら、もうそこまで決まっているのって驚かれたんですけど(笑)、今思えば、あの時動いておいて良かったなと。
―じゃあ最後に、これから受験する後輩に何か大学受験におけるアドバイスはありますか。
はい。夏のイベントとかいろいろあると思うので、積極的に参加して早めにスタートを切って欲しいと思います。私は高2から通い始めた分、3年の時には先生のこととか、塾の使い方とかもわかってやっていけるから、そこも結構アドバンテージになったかなと思います。
―早め早めの行動が、大事だね。今日はありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。