合格体験記(現役) 医学部編 新潟大 諸岡さん(川崎総合)

諸岡祐哉くん 新潟大学医学部医学科合格 川崎総合科学高校卒

 

”自分の特徴を見抜いて、センター一点突破で国立医学部に推薦合格。センター91%は自己最高点。自分はさぼり癖があると言い、そんな自分をしっかり見てくれる小規模の塾を選んだのも計算のうち。なんだかんだ言いながら堅実なしっかり者です”(担当の数学科スタッフより)

 

インタビュアー:山口

高1から塾に来て、着々と実力をつけた諸岡君。面倒見のよい一会塾を選んだ割にはあまり塾にべったりのタイプではなかったと思います。なので塾としてもいい距離感を保ちつつ何かあったらすぐにフォローする体制を心がけていました。時にはお母様からスタッフに電話で、あまり家では勉強していない等の情報をもらい、本人に発破をかけるなど連携もうまくいったと思います。このインタビューの中に国立医学部の推薦ポイントがぎっしり詰まっていますね。

 

(山口) 今日はよろしくお願いします。

 

(諸岡) よろしくお願いします。。

(山口) サークルは弓道部だったよね。高校からやっていたの。

 

(諸岡) やっていないです。

 

(山口) 楽しい?

 

(諸岡) 楽しいです。弓道をやりたい子は、新潟大がすごいです。強いんですよ。今年も東医体が準優勝で、全医体に出られますし。

 

(山口) バイトとかやっているの。

 

(諸岡) バイトはやっていないです。

 

(山口) 周りはどうしているの。

 

(諸岡) 周りはしていますね。家庭教師とか、塾講師とか。先輩からも一応紹介するぞって言われたりしました。

 

(山口) やらないの。

 

(諸岡) 時間がもったいない。

 

(山口) もったいない。何に使っているの。

 

(諸岡) まず、部活がめちゃくちゃ忙しいんですよ。最近自分で生物の勉強とかしているので。

 

(山口) なるほど。じゃあ入試の話を聞いていきます。まず勝因。合格したポイント、これで受かったという。

 

(諸岡) 戦略だと思います。

 

(山口) 何の戦略。

 

(諸岡) 自分は結局推薦で入って、センターしか使わなかったんですよ、試験は。そのために2次試験を多少優先するべきところもある中、センター試験を優先したところもあります。人それぞれ得意とか不得意とかあると思うんですけど、そこで自分はセンターが得意だったので、そこに特化した新潟大学。もちろん自分の志望とも合っていましたけど、そこに持ってこれたのはよかったかなと。

 

(山口) 分かる。

 

(諸岡) 分かりますか。

 

(山口) そうだと思ってた。やっぱり自分の強み、弱みというのをちゃんと把握していたかなと思っているわけ。そこだよね、推薦というところも。

 

(諸岡) はい。

 

(山口) じゃあ、そこに向かって、どんな人生を歩んできたかじゃないけれども、中学あたりから。

 

(諸岡) 中学校は普通に過ごしました。

 

(山口) 何が得意だった。高校受験ってしたのかな。

 

(諸岡) しました。高校受験をするに当たって、英語が自分は中学から始めましたけど、全然できなくて、最初は。コツをつかむまで結構時間がかかると思うんですよね、英語って。そのコツをつかんでからは得意科目になったんですけど、そのコツをつかんだのが高校受験でした。

 

(山口) 英語以外も?

 

(諸岡) いえ、それ以外、コツはつかんでいないです。中学、高校時点では。

 

(山口) 英語だけ、コツをつかんだ。

 

(諸岡) 英語だけ、コツをつかみました。

 

(山口) どんなコツ。

 

(諸岡) 英語ってある一定の、すべてを通す概念があると思うんですよ。統一的な概念が。その感覚、英語脳みたいな感覚が身に付いたのかなと思います。これは暗記するべきところみたいな。普通はこだわっちゃうところがあると思うんです。でも、これは暗記しないと意味がないみたいな。そのまま速度が上がっていったみたいな感じなんですけど。

 

(山口) 英語でコツをつかんだというのは、でかいと思う。高校受験のときに、英語で引っ張って受かったという感じ。

 

(諸岡) いえ、高校受験はコツをつかんだだけで、全然演習とかもしなかったので、英語が一番偏差値が低かったんですよ。

 

(山口) コツをつかんだというのは、つかんだだけ。

 

(諸岡) つかんだだけです。やっていなかったので、全然。

 

(山口) やっていなかったって勉強をしていなかったということ。

 

(諸岡) そうですね。でも数学が苦手だったので、ひたすら数学をやっていましたね。あと、数学が楽しかったというのもあるんですけど、高校受験の数学は楽しかったですね。

 

(山口) じゃあ、数学以外をやっていなかった。

 

(諸岡) そうですね。

 

(山口) その時点では、高校受験では英語が一番苦手。

 

(諸岡) そうですね。

 

(山口) 苦手というか、成績がともなっていない。

 

(諸岡) そうかもしれないです。結構好きだったんですけど。いや、好きでもなかったかな。

 

(山口) 少しコツをつかんで、好きになりかけていた。

 

(諸岡) そうですね。でもほとんどしていなかったですね。学校の授業だけでした。

 

(山口) じゃあ、勉強しなさいと言われたら数学をやって、あとは。

 

(諸岡) ちょっと理科もやってみたいな。国語がまったく触れなかったですし、ほとんど数学、理科をちょいちょいみたいな感じですね。

 

(山口) 例えば得意、好きを上から順番に並べていくと、数学、理科。

 

(諸岡) 国語でしたね、一番上は。

 

(山口) 一番上が国語。

 

(諸岡) 得意は国語、2番目は数学で、理科、英語でした。

 

(山口) 社会はどうなの。

 

(諸岡) 社会も好きでした。得意でした。

 

(山口) どこに入るの、上から。

 

(諸岡) 国語の次です。

 

(山口) それはどうして好きだったの。

 

(諸岡) たぶんそのとき、がむしゃらに暗記するのが好きだったんですよ。いい参考書を見つけて、それが結構合って、高校受験の社会って衆議院とか参議院とか何人とか結構興味があって、読むのが楽しかったというのもあると思います。

 

(山口) でも、数学も好きだった。

 

(諸岡) そうですね。

 

(山口) 暗記が好き。でも暗記じゃないものにも結構好き。

 

(諸岡) そうですね。

 

(山口) なぜ英語はコツをつかむに至ったの。そんなに好きじゃないものはできればやりたくないなと思ったと思うんですよ。

 

(諸岡) そうですね。やるしかないと思うんですけど、結局最初のころって何も分からなくて、途中から気づきがあると思うんですね。当たり前のことしか言えないんですけど。単語は覚えなくちゃいけないし、文法もやらないと分からないし。好きになってきたんですかね、英語が。最初はすごく嫌いだったんですけど。

 

(山口) きっかけとか、やるしかないって思った人はたくさんいるんだけど、よし、やろうまでいく人が、すごく少ないと思うんですよ。

 

(諸岡) やっぱり高校受験で受かりたいからですかね。

 

(山口) 英語は、何とかするしかないと。

 

(諸岡) めちゃめちゃひどかったので。最初偏差値が30とか、そんなレベルだったので。

 

 

(山口) 中学で偏差値30

 

(諸岡) 30台です。

 

(山口) 40を切っていた。

 

(諸岡) 切っていましたね。

 

(山口) 中学で、そんな偏差値が出るんだ。

 

(諸岡) 出ます。本当に出ます。本当に苦手でした。

 

(山口) でもその中で、やらなきゃいけないということで、コツをつかんで、これは英語がいけるかもという予感があった。それで高校に入った。

 

(諸岡) 高校受験って、結構偏差値が上がりやすいんですよ。40ぐらいからでも、自分は最後には60になりましたし、英語が。だから高校受験って、結構やる気を出しやすい環境かなと思います。偏差値が上がりやすい。

 

(山口) 塾とかは、行っていたの。

 

(諸岡) 行っていましたね。

 

(山口) 高校受験から受験組だ。中学は、どこだったっけ。

 

(諸岡) 中学受験は一応したんですよ。でも、あんまり大したことがないというか。

 

(山口) 中学受験をしたということは、親御さんの意向だよね。

 

(諸岡) そうですね。

 

(山口) 塾は、どこに行っていたの。

 

(諸岡) 小学校は日能研に行っていました。

 

(山口) 武蔵小杉。

 

(諸岡) そうですね。最初は日吉だったんですけど、武蔵小杉ができて武蔵小杉に行って。

 

(山口) じゃあ、日能研ができた当初。

 

(諸岡) 武蔵小杉の方がヒットします。でも、全然まじめにやっていなかったので。

 

(山口) 中学生からは頑張り始めたの。

 

(諸岡) いえ、そんなことはないです。さっきも言いましたけど英語が30台だし、そんなに。

 

(山口) どこから高校受験に向けて燃えたの。

 

(諸岡) 中2の終わりに模試が始まるんですけど、そのときに偏差値がやばいなということで。そのときから医者になりたかったのもあるし。

 

(山口) きっかけは何。

 

(諸岡) お医者さんになりたいきっかけですか。

 

(山口) そんなにないの。

 

(諸岡) ないんです。

 

(山口) でも、漠然となりたいと。

 

(諸岡) ほかの職業って考えたときに、医者以外ないなと。小学校のときから、なりたかったので。

 

(山口) テレビの影響? 本の影響?

 

(諸岡) いろいろなメディアの影響もあると思うんですけど、祖父が医者なので、その関連もあるかな。

 

(山口) 医者という職業はどういうものかというのは、おじいさんが医者だったと。お父さんは医者になりたかったの、なりたくなかったの。

 

(諸岡) 母方の祖父が医者なので、父は。

 

(山口) 関係なかったんですね。それは大きいんじゃない、おじいちゃんがお医者さんだったら。どこの塾に通っていたんですか、高校受験は。

 

(諸岡) 高校受験の塾、名前は忘れちゃったんですけど。

 

(山口) 小さい塾なんですか。

 

(諸岡) 小さい塾です。

 

(山口) 場所はどこにあるんですか。

 

(諸岡) 新丸子にあったんですけど。2人が起業して経営しているみたいな塾で。

 

(山口) 本当に小さな町の塾なんですね。高校受験とか、いろいろな受験をやっているかもしれないね。

 

(諸岡) かもしれないです。

 

(山口) まじめに通ったの。

 

(諸岡) まあ。そこでは自由に勉強をさせてくれて、自習応援みたいな感じ。そこで漢検の勉強をして、あんまり受験の勉強をした覚えがないです。

 

(山口) わりとそういうタイプの勉強が好きみたいなイメージがあるんです。

 

(諸岡) 漢検ですか。

 

(山口) 自由に自習型の、そういうのが。

 

(諸岡) 好きですね。

 

(山口) 自立心があるんだろうね。自分で決めたいというのが。

 

(山口) あんまり塾に来なかったしね。

 

(諸岡) 反省はしています。

 

(山口) 反省はしてもらわなくていいんだけど(笑)。

 

(諸岡) 必要最低限なことでやりこなそうという、自然の。

 

(山口) その小さな塾にどのぐらい通ったんですか。

 

(諸岡) あんまり覚えていないんですけど、中3の夏ぐらいには通っていたと思うんですよね。

 

(山口) 進路指導を受けて、いくつか志望校を絞ったんですか。

 

 

(諸岡) その塾から進路指導は受けていないです。ただ、自習をずっと。

 

(山口) ただ、自習をしていただけ。川崎総合科学は自分で決めたの。

 

(諸岡) そうですね。ネットの記事で医学部を目指すなら翠嵐か川崎総合科学みたいな記事を見かけたんですよ。実際そんなことはなかったですけど。

 

(山口) 翠嵐の方が有名かな。翠嵐は候補には挙がったの。

 

(諸岡) いえ、挙がっていないです。

 

(山口) 近さというのもあったのかな。

 

(諸岡) 自転車で通いたかった。満員電車は苦手なので。

 

(山口) 諸岡が分かってきたね。それで、そこしか受けずに。

 

(諸岡) そうですね。

 

(山口) 私立は多少受けたの?

 

(諸岡) もう覚えていないですけど、どこか受けた記憶があります。

 

(山口) 普通に合格して。中学と比べて楽しい高校生活だったんですか。普通だったですか。

 

(諸岡) 勉強を結構していました。

 

(山口) 結構していたんですね。

 

(諸岡) というか、勉強以外をしなかった。部活も入っていないですし、ボランティアだけやっていましたけど。

 

(山口) それは医学部を見据えてというところはあったと。

 

(諸岡) そうですね。

 

(山口) じゃあ、一会塾に通ったきっかけも、自転車で通えるから

 

(諸岡) 近いですしね。

 

(山口) 何で知ったか覚えていますか。

 

(諸岡) 医学部の塾って高いじゃないですか。ここが、かなり安めだった記憶があります。できたばかりで、先生方もみんなやる気があるみたいな話を聞いて、ここがいいかなというのを母親から聞きました。

 

(山口) お母さんが先に調べてくれたのかな。お母さん、どうやって調べたんだろうね。

 

(諸岡) ネットだと思います。ネットで医学部予備校って調べて、ここが出てきた。

 

(山口) お母さん、ありがたいね。

 

(山口) 時期としては、確か高1の冬。

 

(諸岡) 11月に入りました。

 

(山口) その時期的なきっかけというのは、そろそろと。

 

(諸岡) そろそろですね。塾を探そうかな、みたいな感じですかね。

 

(山口) 前からこの時期って考えていたのかな。諸岡君的には、ちょっと早いかなとか、遅いかなとか、このぐらいだろうなとかあったの?

 

(諸岡) 全然自分はのんびりしているので、あんまり考えていなかったんですけど、友達が早稲田アカデミーに高校受験が終わった瞬間から通い始めたみたいで、その子に学校の成績、試験で負けて悔しいなと思って、自分も塾に通おうかなと思ったのはあります。

 

(山口) じゃあ、2学期の定期テスト。

 

(諸岡) とかですね。

 

(山口) 早稲田アカデミーは候補にあがらなかったの?

 

(諸岡) 大きな塾って苦手なんです。

 

(山口) 何で大きな塾が苦手なの?

 

(諸岡) 面倒見の点で不安がありました、大規模な教室で受けると、自分があんまり見られていないじゃないですか。自分はさぼり癖があるので、しっかり見ていてもらわないとやらないので。

 

(山口) さぼり癖があるようには思えなかったけど、でもちゃんとした危機感があったんだね。

 

(諸岡) ありました。

 

(山口) じゃあ、高2のときに受けていた先生は覚えていますか。

 

(諸岡) 高2のとき、鍋谷先生は受けていました。あとは夏期講習で川原先生を受けました。

 

 

英語科 鍋谷先生

 

 

化学科 川原先生

 

(山口) 高2のときって数学をやっていたイメージがあるけど、違うのか。

 

(諸岡) 尾関先生に教わっていました。

 

(山口) 数学は尾関先生で、英語は鍋谷先生ぐらいだったのかな。

 

(諸岡) はい。

 

(山口) どのあたりから、国立推薦を意識したんですか。

 

(諸岡) 推薦を意識したのは、高2ぐらいですか。

 

(山口) 学校の成績も、そこそこ取りたいと思っていた?

 

(諸岡) 取れちゃったところがあって、そのまま推薦という道もあるなと。

 

(山口) 取れちゃったという感じ、まじめにやっていたから取れちゃったと。

 

(諸岡) それが幸運だったんですけど。後輩に言うとしたら推薦を目指す、目指さないにかかわらず、一応取っておいてほしいです。

 

(山口) それって、どんな感覚で取れたという感じですか。学校の模擬試験の順位、それとも平常点の順位が毎回出る学校かな。

 

(諸岡) 平常点というのは。

 

(山口) 平常点というのは毎回の成績簿。通知表から、自分が高い位置にいるというのは、どうやって分かるの。

 

(諸岡) うちの学校はテスト至上主義というか、テストの成績が全部の成績、平常点も決めて、自分は結構1位を取っていたので、おそらく成績はいいだろうなと。

 

(山口) 感覚として、各科目で1位を取っていたと。

 

(諸岡) そうですね。

 

(山口) 結構1位を取っていたと。簡単に言うけど、何百人いるんだっけ。

 

(諸岡) 少ないです。39人だけです。6つの科があって、そのうちの1つの科が受験する科で、ほかは工業科といって工業の勉強をされるんですけど、39人しかいないんです。

 

(山口) それって受験をする、文系も理系も全部合わせて39人。

 

(諸岡) そうですけど、ほぼ理系でしたね。

 

(山口) ほぼ理系だった、川崎総合科学だから。

 

(諸岡) 理数科なので。

 

(山口) じゃあ、理系39人の中で、ほぼどの科目も1番だったんだね。

 

(諸岡) そうですね。だいたい3番以内には。

 

(山口) そこ結構ポイントだね。。イメージとして、200300人いるというイメージがあるもん。公立高校だもんね。公立高校だと数百人いて、その中のトップかなって思うもんね。でも39人の中で、実質ほぼトップだったと。それで推薦の道もあると。じゃあ、お友達とかはどうだったんですか。医学部に関して。

 

(諸岡) 1人友達が推薦で横浜市立大学に行きました。

 

(山口) それって国立だから別に学校で枠があるわけじゃないじゃない。普通に公募で出していくということなんだね。

 

(諸岡) はい。

 

(山口) その横浜市立に行った子は、自分と比べてどうだったの。

 

(諸岡) 理数系ができましたね。自分と比べてだと成績的にはたぶん自分の方がよかったと思います。

 

(山口) そうなんですか、その子は。

 

(諸岡) でも頭はよかったです。

 

(山口) なるほど。じゃあ、新潟を出したきっかけ、理由はあるんですか。

 

(諸岡) 自分は横浜市大に出すと縛られちゃうんですよね。将来の地域枠なので。一般枠があるところがよかったので。

 

(山口) ほかにも検討した医大はありましたか。

 

(諸岡) 筑波を最初は推薦で検討していたんです。12月に試験が終わっていいなと思っていたので。筑波は難しいかなと思って。入試問題が2次試験レベルじゃないですか、記述で。

 

(山口) 新潟は、どういう試験だったんですか。

 

数学科の尾関先生(新潟大学出身)に合格報告

 

(諸岡) 新潟はセンター試験のみで、センター試験と面接だけなんです。だからセンター試験レベルの問題で受けられるというのが、自分にとってはよかったです。

 

(山口) 何人枠がありましたか、推薦は。

 

(諸岡) 37人です。122人中、37人です。

 

(山口) それは都道府県関係なく受けに来る。

 

(諸岡) 推薦37人中、20人が一般枠で、それ以外は地域枠があって、新潟県民だけしか受けられないです。37分の20だけは県外から出すんです。

 

(山口) じゃあ、20人の1人に入ろうと思って受けたんですね。

 

(諸岡) はい。

 

(山口) 20人って、結構多そうな数だね。

 

(諸岡) でも新潟県民も一般枠に出すので、結局県外は10人ぐらいで厳しい

 

(山口) 結構厳しいね。

 

(諸岡) 想像より厳しかったです。

 

(山口) 想像より厳しかったということは、入ってから分かった。

 

(諸岡) はい、うわあ!こんなに少ないんだと思って。意外と新潟県民だ。

 

(山口) 貴重な情報、そう簡単ではないよね。筑波はどうだったかって覚えていますか。

 

(諸岡) 筑波の赤本を買ったんですけど、問題を見て、ああ、無理だなって。

 

(山口) 難しいなと思って、ちょっとあきらめ気味になったんだね。

 

(諸岡) あきらめました。

 

(山口) それ以外は、あんまり検討しなかったの。

 

(諸岡) そうですね。自分はそもそも倫理選択だったんですよ。その後に政経もやって倫理政経で受けられるところも増やすという予定だったんですけど倫理で終わっちゃって。倫理で受けられるところを探すということもあって。

 

(山口) それで新潟が候補に挙がってきたんだ。倫理のみで受けられるといったら、また狭まるもんね。倫理政経だったらほとんど受けられるのに。

センターの基準点って公表されていましたか。

 

(諸岡) 基準点というのは、ボーダーですか。

 

(山口) そう、推薦の中で。

 

(諸岡) 合格者平均は公表されていました。それ以外は公表されていないです。

 

(山口) じゃあ、推薦入試の順番としては、年内に受けるじゃないですか。

 

(諸岡) 受けます、面接を。

 

(山口) それで通知というのは、どういう形で出るんですか。あなたは合格って出るんですか。

 

(諸岡) センター試験の結果を受けて、その結果を送付して、2月の前半あたりに。

 

 

(山口) じゃあ、センターの結果の前の時点では、まったく分からない。

 

(諸岡) 分からないですね。センター前だと面接を11月末に受けて、それでセンターまでやって、センターが終わって結果を送付してという感じですね。

 

(山口) 面接の段階で合否というか、そこでだめですという人もいない。

 

(諸岡) その時点では分からないです。だめな人がいたのかもしれませんが、分からないです。

 

(山口) 行った感触で何人ぐらい受けているなとか、そういう感触ってありますか。

 

(諸岡) 推薦は県外からが120人ぐらい受けて、新潟県はちょっと分からないです。会場が違うので。

 

(山口) すごい来ていたんだ。

 

(諸岡) たくさん来ていてびっくりしました。

 

(山口) その中の10人に入れたんだ。それは原因分析ってできていますか。

 

(諸岡) なぜ入れたか。

 

(山口) 面接がよかったのか、センターの得点がよかったのか。

 

(諸岡) センターですね。

 

(山口) センターの得点がよかったんだ。

 

(諸岡) よかったです。90ちょい。

 

(山口) 90%超えた、ブラボー。すごいね。それだね、きっと成績で決まるから。

 

(諸岡) 新潟大は面接を重視していないです。

 

(山口) していないよね。そうやって聞いたんですけど、多浪学生に優しい大学らしい。

 

(諸岡) そうですね。

 

(山口) 男女比は、どうですか。

 

(諸岡) 男女比は、全体で122人いるんですけど。30何人だと思います、女子が。

 

(山口) 普通だろうね。ちょっと少ないくらいかな。120人ぐらいいて、30人ぐらいだと。多浪生の割合は、公表されていないのかな。

 

(諸岡) 公表されていないと思います。

 

(山口) 感覚でしゃべっていたら分かるじゃん。120人ぐらいいたら。

 

(諸岡) 多浪生かどうか分からないんですけど、現役生は33%ぐらいしかないんですよ。だから、かなり浪人に優しいと思います。

 

(山口) その33%ぐらいだったら、推薦の子たちばかりじゃない、現役は。そうすると、一般受験からしてきたら、ほとんど現役はいないということなるんじゃないかな。

 

(諸岡) そうですね。友達で現役は3人ぐらいしか知らないです。

 

(山口) その3人は推薦での入学?

 

(諸岡) いえ、現役で一般です。

 

(山口) 現役で一般の子は、ほとんどいないという感覚。

 

(諸岡) はい。

 

(山口) やっぱりセンターで9割近く取るというのは、現役生には至難の業だよね。経験値も必要になるだろうし。

 

(諸岡) でも今年(2019年)、配点が変わったんですよ。センターで84部とか3部とかの人が2次で盛り返して、今年入ってきていますけど。センターは今後、あまり新潟大は重視じゃないかもしれないです。学部長が代わったみたいで、東大の人が来て、いきなり重視という感じだと思います。

 

(山口) 医学部長が代わって、配点が変わったという経緯があるんだね。センター重視じゃなくなる2次、変わったの。

 

(諸岡) 2次も重視になりました。

 

(山口) それまではセンター重視だったんだね。では諸岡くんは、推薦で良かったね。一般で受けていたら2次重視に変わっていたんだね。

 

(諸岡) はい、本当に良かったです。

 

(山口) 推薦で2次がなかったと。だから推薦者はセンター重視だったんだね、きっと。

 

(諸岡) 今後もそうだと思います。

 

(山口) 諸岡君は、ほかの私立医大は、あんまり興味がなかったじゃない。分からないけど、あんまり絶対受かってやろうみたいな気魄で行ったわけじゃないでしょう。

 

(諸岡) ないですね。全落ちだったので、ないです。

 

(山口) それは新潟に的を絞っていたからなのかな。

 

(諸岡) そうですね。

 

(山口) センターの勉強をすごくやっていたと。

 

(諸岡) センター前は私大の赤本を一切解かずに、センターばかり解いてました。

 

(山口) それは自分の中で、戦略的にやっていたということ。

 

(諸岡) そうですね。センターに特化した方が、今年受かる確率が高いだろうと思って。

 

(山口) ちなみにセンター当日はどれぐらい取れそうだと思ってた。過去問を解いたりとか模試とかの感覚で。

 

(諸岡) 8割後半は固いなと思って。今年特に簡単だったじゃないですか、センターは。それで9割まで上がったかもしれない。

 

(山口) 相性がよかったわけね。

 

(山口) ちなみにすごくうまくいったら、このぐらいまでいくだろうなというのは、どのくらいで。

 

(諸岡) 9割ちょいが、僕の中で一番いいところだなと。

 

(山口) じゃあ、ほとんど自己最高だったんだね。

 

(諸岡) そうですね。

 

(山口) 何か失敗したとか、ちょっとこれで足を引っ張っちゃったみたいな。

 

(諸岡) 数ⅠAですね。これ、一番言いたかったんですけど、自分は数Ⅰと間違えて解いちゃって。

 

(山口) やらかした。

 

(諸岡) やらかしました。半分ぐらい解いちゃいました。

 

(山口) 解き直したの。

 

(諸岡) そうですね。最初の方は問題が同じだったので少し助かりました。でも76点しか取れなくて

 

(山口) 本当は90点取れていた?

 

(諸岡) 今年は難しかったので、取れたかは分からないですけど。途中まですごく簡単だなと思いながら解いていたんですけど、途中で気付いて。

 

(山口) それって間違う要素があるからでしょう。最初にⅠが載っているからって、ただそれだけ。

 

(諸岡) そうだと思います。思い切り開いて!

 

(山口) ⅡBは、そういうことは起きないの?ⅡBもそういうことが起きる可能性がある?

 

(諸岡) あります。

 

(山口) Ⅱから始まるから。それって再三注意を促すようなレベルじゃないのかな。当たり前で知っているだろうみたいな感じの流れ的なのか。

 

(諸岡) 模試でいつも同じ形式なので、模試だと僕はやらなかったんですよ。いつも数ⅠAとか出ていたんですけど、本番の緊張で。だからそれを先生方には、ぜひ言っていただきたいと。犠牲者を減らしたいので。

 

(山口) 本番の緊張から、そうなったんだね。国語の勉強って、どうやっていたの。

 

(諸岡) 国語はそんなに得点高くなかったので、あんまり偉そうに言えないんですけど、センター現代文問題集みたいなものは、現代文だけじゃないんですけど、センター古文の問題集みたいなものは、過去問とか予想問題とかあるので、それをひたすら解いていただけです。

 

(山口) 何で間違ったか自分なりに考えていたと。

 

(諸岡) それもそんなに、解くだけみたいな。経験を積むだけみたいな。

 

(山口) それはいわゆる現代文。

 

(諸岡) 古文・漢文。

 

(山口) 古文・漢文も解くだけ。

 

(諸岡) 解くだけです。全然勉強していなかったです。

 

(山口) でも、漢文満点だったよね。

 

(諸岡) 漢文は好きだったので。

 

(山口) 好きだったというのは学校で、ちゃんと勉強していたという感じ。

 

(諸岡) いや、していないです。漢文って頑張れば読めるじゃないですか、勉強しなくても。

 

(山口) 分かる分かる。超凝縮された575を読まされている感じだよね。言葉は少ないんだけど、それで中心的な内容しかないから。だから余計な情報がないよね。現代文っていろいろなニュアンスが、ほかにあったりするじゃない。たくさん読まされて、いろいろ考えなきゃいけない。漢文って5行か7行ぐらいしかなくて、その中に起承転結の多少展開はあるから、それは情報量として少ないから。想像力として外さないということなんだよね。だから筋がいいんだと思う。倫理って何を使ったやつなの。

 

(諸岡) 倫理は黄色い参考書で、女の子が表紙に描かれているやつ。

 

(山口) 世界一分かりやすいみたいな。

 

(諸岡) そんな感じのやつを姉が使っていたので、それをもらって、ひたすら最後まで読み込んで、過去問を解けばいくと思います。結構やり込んだ。

 

(山口) じゃあ、教科書じゃないんだ。

 

(諸岡) 教科書は一度も読んでいないです。

 

(山口) 一度も読んでいないんだ。人がかみ砕いたものを、やっていたんだね。

 

(諸岡) そうです。

 

(山口) あと、塾の使い方。一会塾の。

 

(諸岡) 自分の使い方ですか。

 

(山口) そう。塾の使い方というか、塾との付き合い方というか、距離感というか。どういうところがポイントだったのかなと思って。

 

(諸岡) 初めに後悔なんですけど、自習室にもっと行けばよかったなみたいな。絶対自習室の方が、勉強がはかどるなって。

 

(山口) えー、家の方が絶対はかどるんでって言っていたよ。

 

(諸岡) 言った記憶があります。あまのじゃくなんです。

 

(山口) そう言われたから、あんまり無理強いできないなと思ってたんだよ。人それぞれだし。

 

(諸岡) いや、自習室の方がはかどりますね。

 

武蔵小杉校自習室

 

(山口) それはどういうところが。言ってほしい、家の方が勉強できるという生徒さんたくさんいるんで。

 

(諸岡) 家にいたところで、結局区切りができないと思うんですね。家って連続的な環境なので、やっぱり勉強って区切らないとできないと思うんですね。自分は、そうでした。

 

(山口) 家だと、だらだらするというか。

 

(諸岡) 誰かがいる環境とか、近くに自分を弱くするものがある環境というのは、よろしくないんじゃないかって。

 

(山口) バランスだよね。ところで数学Ⅲについて聞いてもいいですか?

 

 

(諸岡) 結局自分はセンターだけで、数Ⅲは結構頑張ったんですけど、使わなかったんですね。途中から使わないんじゃないかなと思って、ちょっとセーブしていたかな。

 

(山口) それはいつぐらいから。

 

(諸岡) 夏ぐらいから、センターでいけるかもなと思っていました。

 

(山口) 一会塾の面接対策はいかがでした?

 

(諸岡) 1回していただきました。

 

(山口) 優子先生に。

 

2次面接対策担当 高橋優子先生

 

(諸岡) はい。

 

(山口) あとイベントとか何かで、これはよかったとか。

 

(諸岡) メディベイトに出ました。

 

(山口) 思ってたよりよくしゃべってくれていたよね(笑)

 

(諸岡) 最初はそうだったんですけど、静かにしすぎたのか、2回目の話し合いでリーダーにさせられて、しゃべらざるを得ない感じですかね。

 

(山口) いいじゃない。ちゃんとしゃべれていたと思うよ。

 

(諸岡) あと、現役のお医者さんがいらっしゃいましたよね。そのお医者さんの、救急車でこれを本当に運ぶべきなのかとか、そういう話は結構考えさせられました。

 

メディベイト(メディカル + ディベート)様々な医療問題について少人数で意見交換するイベント

 

(山口) 渡邊さんだね。医者になられた1年目だった。忙しいのにかけつけてくれたんだよ。渡邊さんのお話良かったね。

 

(山口) 大学で楽しいこととか、後輩にうちの大学はこういういいところだよ、こういうところがちょっといまひとつかなみたいな、正直に話してほしいんですけど。

 

(諸岡) 新潟大学は、いいところだと思います。都会なんですよ。

 

(山口) わりと都会だったと思う。

 

(諸岡) 五十嵐キャンパスは実際そうでもないんですけど、旭町キャンパスという医学部キャンパスは本当に新潟の中心地区で、万代(万代は、新潟県新潟市中央区の町字)とかもすぐ近くて、かなり地方医学部の中では栄えている、トップ3レベルの栄えっぷりだと思います。都会の子には、いいんじゃないかなと思います。

 

(山口) 何年生から、そこなんですか。

 

(諸岡) 2年生からです。

 

(山口) じゃあ、今だけなんですね。

 

(諸岡) あとはもちろん、自分の得意に合わせてほしいんですけど、センターが得意な子は新潟大学、特に推薦がお薦めです。人数も比較的推薦の中では多いですし、通いやすいんじゃないかなと思います。

 

(山口) 新潟には当然ネットワークが広がっていて、地域ナンバーワンの医学部だと思うんですけど、あんまり縛りがないという、横市みたいに推薦の。

 

(諸岡) もちろん縛りがある地域枠というのもあるんですけど、一般枠として20人という枠があるのは新潟大学ぐらいかなと思います。地域推薦で、地域の大学で。

 

(山口) 一般入試枠は全然関係なく、どこでも行けるんだよね。

 

(諸岡) そうです。

 

(山口) 何か先輩から、新潟大学の医学部ってこういう特徴があるよって。

 

(諸岡) 研究をやりたい子は、結構いいかもしれないです。1年生の最初から研究室申し込みがあって、研究員養成コースに、別に研究員にならなくても申し込むことができて、自分の好きな興味がある臨床基礎のどっちの研究にも申し込むことができて、1年から6年までお手伝いができる。

 

(山口) 早くから高学年が参加するようなところに、触れられるみたいなところがある。

 

(諸岡) 優しい教授だと論文を書かせてくれたり、一緒に学会に連れていってくれたり、そういう環境は用意されていると思います。

 

(山口) じゃあ、いまひとつかなみたいな、困っていることとか。

 

(諸岡) 冬。

 

(山口) 雪。

 

(諸岡) まだ体験していないんですけど、冬はやばいって先輩はみんな言いますね。

 

(山口) すごく積もる。

 

(諸岡) 聞いた話なんですけど、雪がべちゃべちゃなんです。

 

(山口) べちゃべちゃの雪なんですか。

 

(諸岡) 海沿いだからものすごく水を含んでいる雪で、すぐに溶けるとか。だから雪なんだけど水たまりができていると。

 

(山口) ちょっと話は戻りますけど、諸岡君はセンター向きだなって自覚もあったみたいだけど、センター以外はどんな感じだった?

 

(諸岡) 応用がすごく苦手で、基礎的な問題を、ぱっぱっと解くのが得意というか。

 

(山口) すごく記憶がいいって印象。言ったことは忘れないって感じ。でも数Ⅲになって諸岡君だったらハイレベルクラスでもいけるだろうと思ったら、なかなか厳しくてという話を先生からも聞いて、本人からも聞いて。

 

(諸岡) 苦労しましたね。

 

(山口) 2年のころはイケイケというか先生からの評価がすごく高かった。同じ学年の大石君と諸岡君というのは目立っていたと思う。

 

(諸岡) 仲野先生には申し訳なかったんですけど、そのころ数Ⅲにあまり力を入れなくなって。

 

(山口) 力を入れなくなったんだ、自分の中で。

 

(諸岡) はい、ほかの勉強に。

 

(山口) センターにないから、ちょっと興味を失っていたかもしれないね。私立しかないと思っている子は、命懸けでやるけどね。何科の医者になりたいとか、出てきていますか。

 

(諸岡) 外科か精神科になりたい。

 

(山口) 外科か精神科ですか。外科は一般的だと思うんですけど、精神科になりたいと思った、何かあるんですか。

 

(諸岡) 倫理をやる過程で、結構フロイトとか精神系の分析だったり、思想家の思想に触れて面白いなと思って。

 

(山口) フロイトの本を読んだことはありますか。

 

(諸岡) ないです。読みます。

 

(山口) ウィーンで行われた精神分析学入門というのがありまして、それを読んで挫折しましてね、NHKブックスから出ている鈴木昌先生というのが、フロイトの精神学分析の解説の入門みたいなものをNHKブックスから出しているんです。それを読んで初めて、こういうことを言っていたのか、フロイトはみたいな、かみ砕いた本を読んで初めて分かって、初めてフロイトの偉大さを何となく理解できましたけど、すごく興味がある自分の分野で、もし精神科のお医者さんになられたら、ちょっと教えてほしいんです。医学の定番としていることと、分からないことも山ほどあるはずなんですけど、教えてほしいんですよ(笑)。犯罪心理学を専門にして、ぜひテレビのコメンテーターとかで頑張ってほしいね。素晴らしいね。でも外科医さんも貴重な、重要なお仕事で、楽しみだね。

何か後輩にメッセージとか。

 

(諸岡) 自分の強みを知って戦略的にやれば、受かると思います。

 

(山口) 素晴らしい言葉だね。自分の強みを知って戦略的にやろうと。

 

(諸岡) そうですね。

 

(山口) 本日は。ありがとうございました。

 

(諸岡) ありがとうございました。

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