合格体験記(既卒) 医学部編 日本大学 堀越さん(小山台)

堀越泰岳さん 日本大学 医学部 (都立小山台高校卒)

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埼玉医科大学 医学部(2次辞退)

 

一会塾に1か月いただけで、講師の先生と1年分は話した気がしました。密度の濃い1年でした。念願の旧設医大合格 本気になれたのは少人数で仲間と競い合えたから。原典を確かめる習慣が正確な解答作成能力につながりました。

 

(山口) 大学は楽しいですか。

 

(堀越) 大学は、まあ、楽しいですね。

 

(山口) 学科は何人? 医学科? 

 

(堀越) 医学科です。130人ぐらいですね。男女比は130のうち、53人が女子です。例年女子は20何人なんですけど。

 

(山口) 今年は。

(堀越) 今年はいろいろあったじゃないですか。それでめっちゃ増えました。

 

(山口) 女子トイレが足りなくなりそうだね(笑)。

 

(堀越) 確かにトイレは少ないですけどね。

 

(山口) 女の子って勉強ができるんだね。できるというか、こつこつやるし。でも医学部で、130人で53人は、多い方だろうね。

 

(堀越) 多いです。

 

(山口) 日大の大学の話から行くと、いいところ。お薦めポイントって。旧制医大。

 

(堀越) そうですね。伝統はありますね。

 

(山口) 日本大学グループ、すごく大きい組織じゃない。病院もいっぱいあるのかな。

(堀越) 2個ですね、大学病院は。

 

(山口) 大学病院は2個あるのか。

 

(堀越) 板橋と水道橋の方。

 

(山口) やっぱり先輩がたくさんいるから、ネットワークはあるよね。

 

(堀越) ネットワークは広いですね、確かに。

 

(山口) それがやっぱりいいんじゃないかな。

 

(堀越) 総合大学なので、医学部の先輩だけじゃなくて、ほかの分野にも結構行き渡っているので、その点だと結構いろいろな人の意見に触れられるというのは、いいかと思っています。

 

(山口) 今行っているキャンパスは、医学部のみ。

 

(堀越) はい、医学部のみです。医学部と、あとは看護の専門学校があるので、それだけです。

 

(山口) それだけなんですね。じゃあ、同じキャンパスの中を130人が、うろうろしているわけですね。

 

(堀越) 結構1つの教室で授業を行っていることが多いので、あんまり移動というのは少ないんですよ、意外と。

 

(山口) そうなんだ。

 

(堀越) 移動しても1階上に行ったりとか、1階下に行ったりとか、ほとんどそんな感じですね。

 

(山口) 1クラスというのは大学だから、130人いっぺんにやることもある。

 

(堀越) ほとんどがそうですね。23個の授業で2つに分かれていますけど、それ以外は全部いっぺんにやっちゃうことが多いですね。

 

(山口) 物理受験だったよね。

 

(堀越) はい。

 

(山口) 生物は大変ですか?

 

(堀越) 大変です。

 

(山口) 生物受験の子は、すごく理解が早いとかって、やっぱりあるの。

 

(堀越) そうですね。やっぱり下地があるので、大学の授業を受けてみて、何となく高校の生物の授業をぱらぱら見ていたんですけど、結構それを見ただけで、大学の生物の授業が理解しやすくなったんですけど、逆に物理って結構いきなり飛んじゃっている部分があるんですね。物理受験も生物受験も関係ないみたいな部分をやっていたりするんですけど、生物は結構まだ高校の知識があれば、結構対応できる感じで。なので、生物をやっておいた方がよかったなというのは、正直あります。

 

(山口) 入るときの生物も大変なんだよね。物理でもいいところは、たくさんあると思うんだよね。堀越君は恵比寿の近くだったね。高校は都立小山台でしたっけ?

 

(堀越) 小山台です。

 

(山口) 中学生までは普通に地元志向で、公立中学で、それで高校受験の塾に通ったの。

 

(堀越) 一応通っていました。五反田駅のすぐそばに栄光ゼミナールという。

 

(山口) 栄光ゼミナールって中学受験もやっているし、高校受験もやっているし。

 

(堀越) そうです。そこまでですね、でも。

 

(山口) それでまじめに勉強したんですか。

 

(堀越) 中学は頑張っていました。自分で言うのも何ですけど、中学まではできていた方なので、でも天狗にならなくて、意外と。勉強は続けていましたね、それなりに。でも好きな教科に偏ってしまっていたんですけど、まじめに勉強をしている方だったと思います。

(山口) それで高校に入って、どんな3年間だったんですか。

 

(堀越) 勉強はしなかったですね。

 

(山口) そうですか(笑)。すごく言い切るね。何があった。

 

(堀越) 部活と、あとは家でぼーっとすることが好きだったので、その時間が多かったですね。基本は部活で。サッカーです。

 

(山口) サッカーだ。体力を消耗する部活だね。

 

(堀越) でも楽しかったです。

 

(山口) サッカーは、小山台は強いんですか。

 

(堀越) 都大会に行ければいいかなというレベルですね。だいたい地方の予選の34回戦に行ければいい感じです。

 

(山口) それで医学部に行こうと思ったのは、いつぐらいから。もう最初から。

 

(堀越) もう高3の進路決定のとき、高34月ですね。

 

(山口) お父さんはお医者さんだったよね。

 

(堀越) ですね。

 

(山口) お父さんはお医者さんだったけど、医学部にはあんまりぴんと来なかったということ。

 

(堀越) ぴんとは来なかったです。一応考えてはいました。そのうち選択肢はあるのかなと自分の中で思っていたんですけど、全然具体化されていなくてというのはありました。

 

(山口) ちょっとのんびりしたって感じかな?

 

(堀越) のんびりしていました。だから多浪したんですよ。

 

(山口) 高3のときに医学部へ行こうと思ったら、どうしたの。学校の勉強を頑張っただけ。

 

(堀越) そうですね。塾には行っていなくて、Z会だけやっていたんですけど。

 

(山口) Z会か。

 

クラスの全員合格を祝して!

 

(堀越) でもZ会は全然続かなくて、手を付けられなくて、学校の勉強をやっていたら、いつの間にかZ会がめっちゃ残っていたみたいになって。一応進路決定で医学部を目指すと思ったんですけど、正直迫られて決めたみたいな、自分の意思じゃないところがあって、本当に医学部に行きたいなと思ったのが2浪目なんです、実は。

 

(山口) そうなんだ。

 

(堀越) 全然現実が見えていなくて、最初は横市を目指していたんです、現役のときは。横市なんて、今思うと夢のまた夢だみたいに思えるんですけど。

 

(山口) いやいや、そんなことはないけど。

 

(堀越) それで全然現実が見えていなかったので、全然勉強もしていなかったし、もう現役、1浪って過ぎていった感じですね。何もやれずに、どんどん。

 

(山口) それなりに成績は上がっていったでしょう。

 

(山口) 大手予備校に行っていたときのことですね。

 

(堀越) 全然。

 

(山口) そんな感じじゃなかった。

 

(堀越) かなりばらけていたんですけど、上がるということは、あんまりなかったです。

 

(山口) 一会塾に来たきっかけは、自分で探したの。

 

(堀越) 自分で探しました。ネットで検索して、「医学部予備校」って検索していろいろ見ていたんですけど、取りあえず説明会に行っちゃおうと思って、校舎の雰囲気とか大事だと思ったので。それで3浪まではずっと大手の予備校に行っていて、自分を表現できないというか、先生に質問に行くとか、あとは友達をつくるとか全然やってこなかったんですよ、なので、大勢の中に埋もれちゃって、結局勉強が最後になっちゃっていたというのが、3浪目にしてやっと気付いたんですね。それで父にも言われて、少人数のところに行こうと思って大手を捨てて、こういう小さい校舎とか。一応個別指導も考えたんですけど、個別だけのところはちょっとお金がかかりすぎるので。

 

(堀越) 個別のみのところ以外もいくつか考えていたんですけど、ちょっと忘れちゃいましたけど。後で考えて、少人数のところが一番いいなと思ったので探して説明会に行って、実際に校舎の雰囲気を見て、一会塾が一番いいのと思いました。

 

(山口) 思ったんですね。

 

(堀越) そうです。

 

(山口) 入ってみて、ある程度思った通りでしたか。難しい?(笑)。

 

(堀越) でもすごく自分にとって雰囲気はいい場所で、先生方もちゃんと面倒を見てくれるし、作業的な受け答えじゃなくて、ちゃんと自分の話を聞いて受け止めて、それに対して親身にアドバイスをくれるので、そこは本当に今までと違うなというのは強く感じていて、ここで頑張ろうという気になりました。

 

(山口) いくつか最後のところまで選択肢をほかに残してあって、最後の最後に一会塾に来てくれたよね。ちょっとどうなるか分からない印象があったけどね。最後までいいなと思った、ほかのところも多少あったんですか。

 

(堀越) ありましたね。でも、いいなと思ったところは、正直お金の面なんです。ちょっと安くて、バックアップも厚そうだなという、ホームページを見ただけでバックアップも厚そうだなと思って行ったんですけど、校舎の雰囲気というか、ほとんど校舎の雰囲気なんですけど、そこはあんまり自分に合っていないというか、事務の人が本当に機械的だなと思っちゃって。たしか高田の馬場にあった医学部専門のところでした。2つ見ました。あとは渋谷の人数が多めのところも見ましたね。

 

(山口) うちで伸びた科目って何ですか。全体的に伸びた。

 

(堀越) 全体的に、ちょっとずつ伸びました。現役1浪目で失敗して頑張ろうと思ったんですけど、2浪目、3浪目もやっぱり大手予備校で、大人数の中で埋もれてしまったので、あんまり伸びなくて、結局ずっと平行線のまま来て、結局全部の教科がそろって低くなっちゃったんです。なので、今年というか、ここでは全部頑張るしかないなと思って、全体を上げた感じですね。

 

(山口) テキストの誤植というかあいまいな表記など、すごくよく見つけてくれたよね。あれ、自分は観察力がすごいと思って。自分で確かめようとか、そういう癖みたいなのがあったじゃない。あれ、覚えていたのとちょっと違うな、調べてみようみたいな、あれはすごくよかったと思うんだよね。習慣としても、お医者さんとしても大事だし、原典を見てみるとか、そういうことはすごく大事だと思う。あの習慣って前からあったの?

 

(堀越) ありましたね。見落としもありますけど、あれって思ったらだいたい調べるので、間違っていたら、まずその先生に聞いたりとかは、習慣がたぶん付いていると思います。全然意識はしていなかったんですけど。

 

(山口) だからああいう緻密というか、その部分は確実に成績に跳ね返ってきたと思うし、今後も必要な力だなと思って。だから堀越君はしっかりしているというイメージが俺の中では付いて、少しそれは安心感だったんだよね、振り返ると。これは今年いけるだろうみたいなところはあったね。一会塾でよかった先生っていますか。それぞれよかったかもしれないけど、特にということでいけば。数学はどうでしたか。

 

(堀越) 数学は結構先生というか、仲野先生ですね。小テストが多かったのがすごくありがたくて、ほぼ毎週やっていたんですけど、それでちゃんと張り出されて、あと合計点も出ていたので、そこで負けたくないというか、数学のトップがいたんですけどね、うちには。

数学科 仲野先生

 

(山口) うん、いたね。

 

(堀越) 負けたくないという気持ちで、結局最終的には負けちゃったんですけど、そのおかげで数Ⅲはすごい頑張りました。

 

(山口) それが大きな飛躍だったと思うんだよね。あのクラス全体も。みんなそういう感じだったと思うんだよね。

 

(堀越) 正直たぶん小テストで点を付けて合計を争うというのは、大手予備校とか人数が多いところだとできなかったと思うんですね。人数が多すぎると、よく分からなくなっちゃうんですよ。争う相手は誰だろうみたいになるんですけど、こういうところだと、一人一人ちゃんと顔と名前も知って仲よくなれているので、こいつだけには負けたくないという、絶対に勝ちたいという闘争心がたぶん生まれやすいなって、今年は思っていたんですよ。本当に効果的だったなって。

 

(山口) 確かに微妙な人間関係もあるし、プライドもあるし、そこで頑張ったんだね。ありがとうございました。

(堀越) ありがとうございました。

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