【合格体験記】 岐阜大学 医学部 森さん

森美結さん

岐阜大学 医学部 既卒合格

東京学芸大附属高校卒

 

【森さんその他の合格大学】

日本医科大学 医学部(一般入試 後期 センター試験 国語併用)

国際医療福祉大 医学部(正規合格)

北里大学 医学部 

東北医科薬科大学 医学部(2次辞退)

東海大学 医学部(2次辞退)

インタビュー内容をまとめました。※:聞き手

(※) 岐阜大学 医学部 合格おめでとうございます。

行ったことがない人がほとんどなので、どんなところかを教えていただけますか?

(森) 国立大学って、医学部と他学部キャンパスが離れているところが多いと思うんですけど、確かに医学部はちょっとだけ離れているんですけれども、1つの場所にキャンパスが全部そろっているので、わりと他の大学より、他学部の人と仲よくなれる場所ではあるかなと思います。サークルとかが、他の学部の人と一緒にやったりすることもあるので。

(※) 今、医学は何人同じ学年に入学したんですか。

(森) 117人ぐらい。

(※) 男女比ってどうですか。

(森) 男女比が、たぶん21ぐらい。

(※) 浪人生と現役生の区別ってわかりますか。

(森) たぶんそれなりに発表されている気はするんですけど、岐阜大学は推薦で40人ぐらい取っているので、たぶんその分は現役生ですが・・・・、あと今年再受験の40歳ぐらいの方が2人ぐらいいるんです。

(※)それが高年齢として、一般入試ではだいたい浪人生が多いですか。

(森) 浪人生もいるという感じですかね。後期で入ってきた人は、わりと現役の子だったりはしますけど。

(※)推薦の人って、地元の人なんですか。

(森) みんな地元で、やっぱり愛知と岐阜が多いですね。

(※)キャンパスは都会にありますか。田舎にありますか。

(森) 岐阜からバスで30分ぐらいなので、キャンパス自体は田舎です。周りに田んぼしかないので。

(※)生活環境として岐阜大学の人は、ずっと学校で過ごす感じですか。

(森) そうですね。わりと大学周辺で、スーパーとかもそろっているので。

(※)一人暮らし率って高いですか。

(森) たぶんみんな医学部とかは、やっぱり家が大学の近くにないと、夜遅くなってきたりするので、ほとんど一人暮らしです。

(※) 一人暮らしは初めてですか。

(森) 初めてです。

(※) 苦労話はありますか。

(森) 家に帰ってきて、洗濯とか自分でやらなきゃいけないのが、昔は全部親がやってくれていたので。

(※) 恩を感じるよね。弁当じゃなくて、学食だよね。

(森) 学食で、キャンパスペイという、1550円までならただで食べられます。ただというか、もう払っているのですが。

(※) 森さんは岐阜大学を選択肢に残したというか、受けるのは最初から決めていたんですか。

(森) わりと最初の方から決めていました。去年も岐阜大学を受けて去年は落ちたんですけど、問題の形式が私はやっぱり数学が苦手だったので、その数学が解きやすいというので、英語と理科は差がつきやすい。

(※) 岐阜大学を選んだ理由が、数学が苦手な自分が解きやすいタイプだった。

(森) はい。

(※)それって説明可能ですか、どういう特徴かな。

 

(森) 数Ⅰ・ⅡABのあたりが、だいたい5問中3問がⅠAⅡBで、3問で、わりと問題自体難しくない、基本的な問題ばかりで、いわゆる青チャートとか、それこそ一会塾の授業でやっていることをやっていれば、それなりに8割ぐらいは私でもいけたという感じだったので。

(※) 難問が、ばんばんと出る感じじゃないから、非常に解きやすかったということですね。かつ、ⅠAが多く出るみたいな印象。

(森) わりと多く。

(※) 英語と理科は。

(森) 英語はたぶん問題数が多いんですけど、問題数が多いだけで、読むのが早い子とかは、たぶん解きやすいというのと、あとはたぶん全体的に全学部共通という感じの問題なので、そこまで難しくないという感じです。

(※)全学部共通って全教科そうなの。

(森) 全教科そうです。英語だけは、ちょっと医学部専用の問題があったりはするんですけど。

(※)英語は独自問題かもしれないと。センターは何パーセントでしたっけ。

(森) 9割ちょっと。90%と、ちょいぐらい。

(※)立派だね。森さん、最後に日本医科大学の後期を受けて受かっていたよね

(森) はい。

(※) それを受けた経緯は、ひょっとしたら日医に行こうかなと思っていたの。

(森) 思っていました。

(※)それで受かって、かつ、やっぱり岐阜を選んだという、そこのポイントってありますか。

(森) それはもう部屋が、3月の合格をもらえたのが320何日とかだったので。

もう家も全部決まっていたので、実際やっぱりお金もかかるしというので、日医はやっぱりやめようかなって思ったんです、今、それで正解だったかなと思います。

(※) それはなぜ正解だったと、今は思えているんですか。

 

 

(森) サークルじゃないんですけど、岐阜大学に学生研究員という制度があって、学生のうちから研究室配属ではないんですけど、入って研究のお手伝いをさせていただいたりすることができるんですけど、そこで今、生理学研究室でやらせてもらっていて、すごい自由に研究して、そこの先生がすごくいい先生で、何でも自由に自分で考えてやってごらんというふうにやらせてもらえたり、おとといぐらいまで学会に連れていってもらって、シンポジウムみたいなこともやらせてもらって・・・・たぶんその経験は、もしかしたら日医ではできなかったと思うので。

(※)すごく距離が近いんですね。学校生活が楽しくて、少人数で貴重な体験をされているので、すごく岐阜大学に行ってよかったと思っている状態なんですね。

(森) はい。

(※) 話は変わりますが、中学受験は何が得意だったんですか。

(森) 国語ですね。

(※) 確かに国語、得意だったもんね。高校3年間は、普通にやっていたんですか。

(森) いや、たぶん遊んでいました。

(※)あんまり勉強をしたという感じではないんですね。

(森) まったく勉強していなかったです。

(※) そうすると、まじめな学生じゃなかったと。何か部活とか。

(森) 天文部の方に入っていました。

(※)好きなことばかりやっていたという感じですか。

(森) そうですね。

(※) 天文で何をやるんですか。

 

 

(森) 天体観測と写真撮影。星の撮影ですかね。

(※) 天文部で一生懸命部活をやっていて、医学部に行こうと思ったのは、どのぐらいですか。

(森) 小さいころから叔母(伯母)や姉が医者だったということもあって、お医者さんになりたいなというのは漠然として憧れとしてあったんですけど、一度救急車を呼ぶという経験を、道で倒れている人をおぶってという経験をしたんです。そのときに、この人が亡くなってしまったらどうしようという気持ちになって、自分が何もできないというのもあって、それから本格的になって。

(※) それは何歳ぐらいの話なんですか。

(森) 中3ぐらいです。

(※) 中3ぐらいのときに、初めて差し迫った必要性みたいなことを感じたんですね。

(森) はい。

(※) 面白いですね。高校3年間は塾に行ったんですか。

(森) いえ、行っていないです。何もしていないです。

(※)学芸って、そういう子が多いんですか。

(森) そうでもないですけど、学校の先生自体は、わりと塾に行かなくてもいいみたいな感じで、ただ真に受けて、本当に行かなかったです。珍しいという感じです。

(※) それはちょっと珍しいかもね。鉄緑会に行ったりとか、いろいろ動く人は多いですよね。そうしたら、浪人してどちらに行ったんでしたっけ。

(森) 駿台です。

(※) 駿台に行ったんですね。市ヶ谷ですかね。

(森) はい、ある程度たってからは、一番上のクラスに行かせてもらっていたんですけど、本番がどうしてもだめで。

(※) 1クラス50人ぐらいいますか。

(森) 130人ぐらい。でもたぶん友達を作らないと、厳しいと思います。先生に自分で質問をしに行けたりしても、すごくしなきゃいけなかったりするんですけど、やっぱり大人数だと見てもらえないので、それだったら友達を作って自分で教えあったりした方が、たぶんいいかなと。

(※) 一会塾に来たきっかけって、何か覚えていますか。

 

 

(森) 自分の苦手を自分が勉強しないこともたぶん弱点として分かっていたので、大手というか大きなところだと、それをどうしても直せないから個別で見てもらおうってなって、そこで一会塾を。例えば一会塾って小さいテストがあって、それもすぐに張り出されるんですけど、それがやっぱり自分のだめな、点数が悪いとやっぱり、ああ、自分はだめだってなったりするところもあって勉強しようって気になるし、先生に言えば自分の対策用のプリントも出してもらえたり、そういうことがいっぱいあるので、自分が、より苦手で助けてほしいってなったら、すぐに手を伸ばしてくれる。

(※) 一会塾に来てから、伸ばさなきゃいけない問題の科目は何でしたか。

(森) 数学です。特に私は数Ⅲが苦手だったので、仲野先生は毎回復習テストがあるので、それに向けてひたすらもらった問題と宿題を解き直すというので、ある程度できるように最後の方はなったかなと。

(※)1年前と比べてどうでしたか?

(森) 格段の進歩でした!

(※)生物は得意だったんですかね。

(森) それなりにですね。

(※) 昨年1次に受かったところと比べて、一気に2次合格大学増えたみたいですね?

(森) はい!一気に増えました。びっくりしました。

(※) すごかったよね。選び放題みたいな感じで。面接って、どうでしたか。

(森) すごく緊張した記憶があります。一番最初が、国際医療福祉だったので。

(※) 一番きついところがきたね。何とか乗り切ったんですね。

(森) 一応。

(※) 印象に残っている質問とかありますか。

 

(森) 国際医療福祉でですか。一番最初に3分間で自己紹介をしてくださいと言われたのが、対策していなかったというのもあって、すごくテンパってしまって、自分は自己紹介はだめなんですって面接で一番アピールしたらだめじゃないですか。でもそう言っちゃったら後から先生方がフォローしてくださって、申し訳なかったです。

(※)なぐさめてくれたみたいな。

(森) そんなことないですよ、こういうところを見てもいいじゃないですかみたいなふうに言ってくださって。

(※) 言ってくれたんですね、カバーして。よかったね。それは向こうもびっくりするかもね。こんな人は初めてみたいな、逆に印象に残ったんじゃないかな。自己アピール3分って長いですね。

(森) そうですね。

(※) 普通にしゃべったんですか。

(森) たぶん名前を言って、志望動機を話して、趣味は読書で、好きな本はどこが好きかみたいなことをしゃべりました。

(※)ほかにもまだまだお聞きしたいのですが、最後にメッセージなどいただけますでしょうか?

 

(森) 一会塾の先生やスタッフのみなさんの手厚いサポートのおかげで、ようやく合格を勝ち取ることができました。自学自習が苦手な自分にとって最適な環境だったと思います。本当にありがとうございました。

 

森さんが、医歯薬進学2月号(2020年1月12日発売)で記事になりました。ご希望の方には記事を郵送させていただきます。

(医歯薬進学で取材を受けた14人の先輩たち)

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