【2024】麻布大学 獣医学部 獣医学科 学校推薦型選抜 現役合格 R.Mさん(横浜雙葉)

R.Mさん

麻布大学獣医学部獣医学科

学校推薦型選抜 合格(横浜雙葉高校)

 

 

―入塾はいつ頃からでしたか。また、数ある予備校の中から、一会塾を選ばれたのはなぜですか?

 

高校1年生までは週1で苦手な数学の成績向上のため個別指導塾に行っていましたが、高校2年生からは志望が明確になってきたので受験を見据えた学習塾に入塾しようと思いました。そうして獣医学科の合格実績がある塾を探しているとき、一会塾の合格体験記を見つけました。一会塾なら、少人数指導のため、勉強へのモチベーションが上げられるのではないかと思い校舎に足を運び、数学の体験授業を受けてみました。そこで先生の面倒見の良さや授業中に質問を当てられる集団塾ではなかなか無い程よい緊張感の中受講できたことが決め手となり、高2の4月に入塾を決めました。

 

―実際に塾の雰囲気やサポート体制はいかがでしたか。

 

一会塾はとてもアットホームな雰囲気で、塾に着いたら誰かしらの先生が声をかけてくれました。アプリ上での質問の回答も早く、進路の相談もしやすかったです。特に新保さんには高3を中心に沢山面倒を見ていただき、受験前の不安な時もこれだけ出来ていれば大丈夫!と精神面もサポートしてもらいました。合格が決まった時はとても喜んでくださって、良い報告ができて嬉しかったです。

 

 

―獣医学部を志望した理由について。きっかけとなる出来事はありましたか。志望はいつ頃からでしたか?

 

私は小さい頃から動物を飼いたいと願うも、父の転勤が多くなかなかその機会は訪れませんでした。しかし幼少期を海外で過ごす中で、沢山の知識を身に着けようと動物に関する書籍を夢中になって読みました。図書館でも子どもの本コーナーでは物足りなくなり、大人向けの書籍も借りるようになっていました。時には本で読んだ動物の体内構造の絵(心臓や眼の断面図とか)を模写してみるなど、小学生だったので専門的なことはまだ何も分からないけど、ただ楽しくて興味のあることは深く探求することで知識を深めていきました。そんな中動物の命を救う ‘獣医師‘ という職業があることを知り、あっという間に魅了され、小学3年生には将来の夢として意識していました。そして中学・高校と獣医師になりたいという気持ちは変わらず、獣医学部を志望しました。

 

ー志望校及び受験方式の選定方法を教えてください。

 

私立獣医に志望を定めた時、麻布大学は大学全体の雰囲気が一番自分に合っていてLAVECなど充実した施設また研究室の多さが魅力に感じました。オープンキャンパスでも毎度受験生向けの体験授業を実施していて、外部への情報発信も多く活気があって良いなと思いました。

私は一般受験を前提とした中で、自分の合格のチャンスが広がればと推薦入試を受験しました。麻布の公募推薦は問題が公開されていないので、ネット等で調べてこういう感じかと想像しなければいけないのが大変でした。しかし一会塾で推薦対策用の数学プリントがあったので、数学に関してはそれで対策できました。生物基礎と英語に関しては一会塾の合格体験記を参考にして対策しました。

 

 

―得意科目と苦手科目は何でしたか。

 

得意科目は英語です。小学校5年間をシンガポールの日本人学校で過ごし、ネイティブの先生のエッセイやディベートの授業でかなり鍛えられました。並行して3歳頃から公文で英語を学習し、小学校5年生には英検2級を取得しました。高1から再び英検の勉強を始め、高2で英検準1級を習得しました。

苦手科目は数学です。中学時代はよく補習に呼ばれ、苦手意識が強かったです。しかしどうしても理系に進みたかったので、中3で数学のみ個別指導塾に通い徐々に成績が向上しました。高1から青チャートをやり始め、高2の夏で1A2Bが一周するくらいのペースでやっていました。           

 

―各科目の学習計画、また毎日欠かさず行っていた学習のルーティンなどはありましたか。

 

英語は一会塾で授業は取らず、高3では私立獣医の過去問を4~5年分解いていました。

 

数学は一会塾では授業前に前回の授業内容の確認テストがあり、点数が1階に張り出されるので良い点を取ろうと復習は欠かさずやっていました。良い点だったテストは自分の部屋に嬉しくて飾っていました(笑)また授業中当てられるので、一から自分で説明できるまで丁寧に予習をしていました。 

生物は塾で配布されたリードライトノートで基礎を抑え、標準~発展レベルのセミナーで問題を解き知識を確認していました。用語を覚えるのはもちろん、どの物質がどこを移動しているのか反応の図(呼吸や光合成)も書けるように勉強していました。

 

私は高2年生の春から学習時間管理アプリを使い始めました。他の獣医志望者の勉強時間が見られ、自分はもう少し多くやろう!と勉強するモチベーションになっていました。1日8時間以上を目標とし、毎日記録をつけることを習慣にしていました。

 

【R.Mさんが幼少期に愛読していた本とご自分で模写した心臓・筋肉の絵】

 

 

 

 

 

ー特に印象に残っている授業はありますか。

 

仲野先生の数学の授業はとても印象に残っていて、理解できるまでとことん付き合って下さったので自分で分かった時がとても嬉しかったです。あっという間に授業時間が過ぎる、苦手な数学も苦手意識が無くなるような楽しい授業でした。また夏に受講した根岸先生の志望理由書指導(4回)は先生のアドバイスで何度も書き直しをする中でより知識や自分の獣医に対する思いが深まりました。

 

―試験当日はどのように進んでいきましたか。また、周囲の様子や他の受験生についての印象はどのように受けましたか?

 

試験当日は10時スタートのため、9時には会場に着こうと家を7時過ぎに出発しました。何度も足を運んだ場所での試験だったのであまり緊張はしていませんでしたが、大教室に受験者が沢山いて少し圧倒されました。試験会場は9号館(メディアセンター)でした。試験までの時間は参考書に付けた付箋個所を確認し、覚え忘れがないかの見直しに集中しました。

 

 

 

ーでは、試験内容について詳しくお聞かせください。実際に過去問対策した中で本番役に立ったことはありましたか。

 

ペーパーテストは生物基礎・数学・英語の順で1冊になっていて、全てマーク式で解答します。

生物基礎は選択肢が8つある問題やクセのある計算問題が多く、少し時間がかかりましたがそれ意外はかなり易しい問題が多かったので、基礎をしっかりやり込んでいれば悪くはならない感じでした。

数学は正直少し不安だったのですが、ほとんどが教科書レベルの問題だった為安心して解けました。ただそれだけミスをしてはいけない高得点勝負だと思います。

英語は文法・並べ替え問題と文章読解が出題されました。生命・環境学部の過去問とかなり似ていると聞き、私はそれで対策をしていました。文章は理系っぽい内容かつ生物用語が多かったですが、決して難しくはありませんでした。

小論文は地球温暖化についてで、毎年医療・動物系の設問だったので正直驚きましたが、過去問で5回ほど書いていたので上手く書けました。時間が余ったので、残り時間は漢字ミスを無くすべくチェックしていました。

 

 

 

 

ー面接での手応えはいかがでしたか。

 

面接は昼食後にありました。私はかなり遅い時間に呼ばれました。面接は3対3の形式でした。6問ほど質問されました。1つ目「今日のテストの出来」2つ目「高校生活で頑張ったこと」3つ目「獣医師は大変だが、精神的体力的に頑張れるか論理的に述べてください」4つ目「動物実験についてどう思いますか」5つ目「海外のどこの国で働きたいの?」(志望理由書に関しての質問)6つ目「最後に何か一言どうぞ」。

聞かれる順番はランダムなので、瞬時に自分の意見を簡潔に言う練習を積んだ方が良いと思います。答えると試験官は頷いてくれ、答えについてさらに深掘りされることもありました。他の2人の意見に動揺しないように、緊張はしますが自分だけの意見、自信と根拠を持って答えることが大切です。私は直前に新保さんに面接練習をして頂きました。

 

 

―受験勉強を振り返っていかがでしょうか。ご自身の合格に必要だったと感じられたことがあれば、ぜひこれから受験する人にアドバイスお願いします。

 

合格発表は放課後自宅で母と見ました。受かっている確信が無かったので、結果を見るのを躊躇していましたが桜の絵と共に合格の文字が見えたときはとても嬉しく、思わず泣いてしまいました。まずは単身赴任中の父に合格を報告しました。

私は自分の合格のポイントは、

①志望を早くに決め受験科目を絞ったこと

②課外活動(保護犬猫ボランティア)やオープンキャンパス・体験講座への参加

③英語を早い内に完成させたこと

④一般試験の対策も並行して進めていたこと

だったと思っています。

 

 

 

1年を振り返って、勿論受験生は勉強することが大優先です。私は人生の中で一番勉強していたと言い切れるくらいです。そんな日々の中で、自分の好きなことで息抜きするのはやはりメンタル的にも大切だと思いました。実際自分が受験期にあまり辛いと感じなかったのは、勉強する時はするリラックスする時はリラックスすると、時間の区切りをつけていたからだと思います。また自分に合った追い込み方法を見つけるのも良いかもしれません!

 

 

 

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