濱口佳蓮さん
埼玉医科大学 医学部 医学科 現役合格
青稜高校
~合格は3月末。“現役で医学部は無理?” 常識を覆すことができたのは、スポーツとダンスで身に着けた精神力があったから。医学部推薦は受けて良かった!おかげで一般入試の途中不合格でも動じず。明るく前向きに、あきらめず、最後の最後で成績が上昇し続けての喜怒哀楽・逆転合格!いつでも悩みを相談できる塾の雰囲気が大好きでした~
―今日は、濱口さんの1年間の合格までのストーリーを聞かせてもらえればと思います。よろしくお願いします。まずは、コロナ禍での受験勉強のスタートだったと思うのですが、学校もストップし、オンラインになったりしたと思うのですが、最初のころはいかがでしたか?
はい。緊急事態宣言で学校が無くなってからは、塾の授業はオンラインで参加できたので母の栃木の実家などに避難して勉強していました。でもまだまだ受験生としての意識は弱く、学力も全然ついていなかったので1人で勉強するものの、なかなか思うようにはかどらず、受験生としてのスイッチが入っていない、という状態でした。今から考えたら、私、何やっていたんだろうと思うぐらいで・・・・5月に入り、学校も再開して、塾にも通い始めて、川浦先生に面談してもらいました。
―どんな面談でしたか。
恵比寿校 校舎長 数学科 川浦講師
学校がなかったときの学習計画表を川浦先生に見せました。毎日10時間は勉強しなさいというノルマに対して、私は塾の授業も入れて10時間だったんですね、それもできない日もあったりして、「こんなに時間あったのに、何していたの、これで医学部に受かると思っているの?」ってすごく怒られて、私、大泣きしてしまいました。そこからやっと受験生の意識が入りましたね。この面談はほんとうにありがたかったです。
―この時の科目の出来不出来を感覚で示すとどんな感じでしたか?
英語は〇、数学△、化学×、物理×、という感じでしょうか。数学が分かるようになったのは夏から、理科は9月から伸び始めた感じでした。理科に関しては受験の問題がある程度理解できるようになったのは、年明けの本番の試験を受け始めてからだったと思います。本当にギリギリで、戦えるように仕上がった感じでした。
それでいうと、夏と直前で、各科目どう変わりましたか?
夏は英語は〇、数学〇、物理×、化学×
秋は英語は〇、数学〇、物理×、化学△
☞直前 英語は◎、数学◎、物理〇、化学〇
濱口さんの科目の仕上がり具合(感覚値)
|
英語 |
数学 |
物理 |
化学 |
4月 |
〇 |
△ |
× |
× |
8月 |
〇 |
〇 |
× |
× |
11月 |
〇 |
〇 |
× |
△ |
1月 |
◎ |
◎ |
〇 |
〇 |
【濱口さん 高3時の受講科目】
(月)受験物理、演習物理(180分+90分)
(火)英文読解、英文法・語法(180分)
(水)受験化学、演習化学(180分+90分)
(木)受験数学Ⅲ(180分)
(金)受験数学ⅠAⅡB(180分)
(土)メディカル小論文(90分)/ コミュニケーション個別指導(90分 2週に1回)
毎日塾がこんなにあって、本当にがんばりましたね、ここに、濱口さんの秋ごろの学習計画表があります。ここには、睡眠は6時間、毎日18時間ある!って書いてあります。この計画表からもこのときのやる気が伝わってきますね
濱口さんの学習計画意表
―さて、一会塾の授業については、どんな印象でしたか?
どの授業もすばらかった、ということは前提なのですが、特に、メディカル小論文などは、書き方などまったく知らなかった自分にとっては新鮮でしたし、医療の専門分野のお話も、先生が博学でいらしたのでとてもためになりましたね。
あと、私は東京医科大の推薦を出しているのですが、その時に習った「面接コミュニケーション個別指導」の高橋優子先生には、悩みも含めていろいろ親身になって相談に乗っていただきました。東京医科大は届きませんでしたが、この推薦が終わってから、私は一皮むけたというか、精神的に今までより大分、大人になれた気がします。医学部に落ちるということも、覚悟はしていましたが、実際にそうなって少し腹が座ったというか・・・・・少しのことでは動じなくなりましたね。その結果、一般入試で連続の試験日程で受けながら合格が分かっていくときも、一喜一憂しなくなりました。
濱口さんの面接コミュニケーション個別指導を担当した 高橋優子講師との写真
高橋先生より、濱口さんの指導内容について
「濱口さんは、ダンスの全国大会制覇を目指し、青稜高校に入学しました。高校1年次には、センターポジションに立ち、夢の全国大会優勝を収めました。学年が上がり部長を務めることになりますが、ここで彼女は大きな壁にぶち当たります。優勝を意識しすぎて力んでしまい、良かれと思い考案した練習メニューや言動に部員は誰もついてきてくれなかった。人間関係に悩み、それを超えていく経験が、彼女を大きくもし、また彼女の受験勉強のやり方にも深く影響を与えていました。この経験があったからこそ、濱口さんは合格できたのだと私は今でも思っていますね。本当にうれしいです。実はリーダー論は、医学部面接でも良く聞かれる質問の1つです。志望理由書などでは、高校での活動内容を書く欄がたいていはあるので、より具体的に書くことは重要です。医学部の面接では高校で一番がんばったことを聞かれます。そのときに面接官に、踊って見せることも前提に、あらゆることを想定して多角的に面接の練習をさせていただきました。約2年間指導させていただき強く思うのは、彼女の日常を医学部志望理由へとどう昇華させるかが、大事であるということです。濱口さんの今後の活躍が楽しみです。」
―ここに東京医科大を受けたときに受験レポートがあります。とてもぎっしり書き込んでくださっていて、これから受ける人にとっては大喜びです、本当にありがとうございます。
東京医科大 受験レポートは、このあと、これが4ぺージも続きます・・・・・
東京医科大 対策 面接指導実施中です。
指導の流れ
①一会塾の資料請求ページより基本情報を入力してください。備考欄に受験する日付とご希望の連絡手段(電話 / Zoom / メールなど)とをお書きください。
②ご希望を聞き取り(15分程度)、講師のマッチングをさせていただきます。
③適切な講師へ連絡し、提出予定の書類を見て指導の方針を決めます。
④希望の日時にてオンライン指導をさせていただきます。1回90分です。
※同じ時期に指導の依頼が殺到する場合があります。その際は、お断りさせていただく場合もございます。あらかじめご了承ください
オンライン指導や推薦用個別指導をご希望の場合は、受講料以外に費用をいただくことはございません。個別指導料は塾外生の料金となります。
詳しい面接の心構えはこちらも参考にしてください。
―医学部の受験は、もちろん初めてだったと思いますが、1/24の北里大から始まり、毎日のように試験がありましたね。どんな感想を持ちましたか?
私は、直前は、日に日に上達していったというか、最後になってようやく全科目、試験を受けながら復習して仕上げて行ったところがありました。最終的に合格できた、埼玉医科大の前期入試は2/6にあって終盤線だったのですが、数学がはまってできた!という実感がありました。埼玉医科大は後期(2/27)も受けましたが、そのときは日程が空いてしまっての試験だったので、前期ほどは力を発揮できませんでした。やはり波に乗るっていうことも大事だったのだと思います。
―埼玉は繰上げ合格でした。最後に逆転合格したときの気持ちはいかがでしたか?
本当にうれしかったですね。私は、もう1年、一会塾でお世話になるつもりで春期授業も、第1回学力到達度テストも受けさせていただいていたので(笑)。英語の先生にも、あと1か月早かったら合格できたでしょって言われていましたし・・・・
―最後に高校のことをお聞きしてもいいですか?最近、人気が高まっている青稜高校ですが、どんな高校でしたか?医学部志望者は多いのでしょうか?
私は、幼稚園・小・中と公立の学校で過ごしていたので、都立高校を第一志望にしていました。青稜高校は、内申での合格をもらえそうだったので受けて、その結果、進学することになりました。大学受験には力を入れてくれていたと思います。私のときは、中学からの生徒が4クラス、高校から入る生徒が6クラスの合計10クラスがありました。高1のときは「一般」クラスにいた私は、医学部に入るには、「特進」クラスへ行かないとダメだよ、と言われていたので、高1の模試をがんばって高2からは、理系の「特進」クラスへ入ることができました。特進クラスは、10クラス中2クラスありました。文系で1つ、理系で1つですね。周りは国公立志望の子が多かったような気がします。医学部志望は数名程度だったような気がします。
―ありがとうございます。これから医学部へ現役で行きたいという後輩に何かメッセージありますか?
私は、一会塾に入ったのは、高1の冬でしたが、もう少し早く入って基礎を固めた方が良かったかもしれません。特に数学ですね。一番時間がかかり、苦手だとやっかいな科目です。学校生活や部活も全力投球していたので、医学部への意識をもう少し早めに持てたら、高3でもう少し優位に立てたかもしれません。
―今日は長い時間、本当にありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
濱口さんから入学式の写真を送っていただきました!良い医師になってくださいね。おめでとうございます。