信州大学 医学部 既卒合格
佐々木薫さん(鎌倉学園高校)
1次通過したその他の合格大学
帝京大学 医学部
昭和大学 医学部(前期)
昭和大学 医学部(後期)
日本大学 医学部(後期)
東海大学 医学部(一般)
東海大学 医学部(共通テスト利用)
東京医科大学 医学部
聖マリアンナ医科大 医学部
東京慈恵会医科大 医学部
数ある予備校の中から、一会塾を選ばれたのはなぜですか?決め手はどこでしたか
元々、物理と化学がすごく苦手で、親が予備校を探してくれた際に、一会塾を見つけてくれました。決め手は、大手予備校と違って、一人一人ちゃんと見てくれる点です。僕は大人数の集団授業だとだらけてしまいます。なので、一会塾はピッタリでした。中学受験の際に通っていた塾は、一会塾と似た、少人数の集団授業でした。なので、少し懐かしかったです。
印象に残ってる授業はありますか
増子先生の数学の授業です。生徒は4人の少人数で、僕たちのやりたいことを授業で教えてくれたり、授業中に、質問もしやすかったです。
また、真木先生の物理の授業です。授業が演習形式なので、緊張感があり、すごく身につきました。理想的な授業だと思います。
塾の環境はいかがでしたか?
スタッフ、生徒、先生の距離が非常に近く、コミュニケーションが取りやすかっです。また昨年から男子トイレが改装され、キレイになって、使いやすかったです。
また、既卒生には、個人ロッカーが与えられていました。僕は、家が少し遠かったので、毎日わざわざ重い教科書や参考書を持ってくる必要が無くなりました。
マンスリーテストは印象に残っています。物理のマンスリーテストを受けてる人が頭のいい人ばっかりだったので、頑張って高得点取るよう毎回意識してました。
印象に残っている講師の先生やスタッフはいますか?
お世話になった先生は、増子先生、真木先生、川原先生です。
増子先生は浪人してから授業を受けました。授業でもお世話になりましたが、授業外でも、よく相談に乗ってもらいました。
真木先生は2年間授業を受けました。成績が1番伸びたと思います。川原先生も2年間授業を受けました。特に、受験期直前に個別授業をして頂き、非常にお世話になりました。
またスタッフの新保さんもお世話になりました。いつも気にかけてくれてて、相談しやすかったです。
受験期の勉強方法について教えてください。
受験期は、9時寝て5時半に起きることが多かったです。1時間くらいで、ご飯と支度をして、家を出て電車に乗って、だいたい集合時間の45分前くらいに着いてたと思います。
入試会場や入試本番のことは覚えていますか?
現役の頃の最初の試験は人数が多く、圧倒されましたが、回答が終わった後に、周りの人の回答を見てみると、白紙の人や、全く解けていない人がいたので、それ以降全く緊張しませんでした。また、実際2次試験に行ったらわかると思うんですが、1次試験の自分の周りの席の人達は、ほとんど来ていません。なので1次試験の時は、自分の周りにいる人達の中で、自分が1番頭いいんだろうなと思ってたため、やっぱり緊張はしなかったです。
一会塾の面接対策はいかがでしたか?
現役の時を含めて、面接は10回やったので、流石に慣れました。なので、面接でひどい点数を取ってはいないと思います。ですが、慈恵のMMIは苦戦しました。最初に入ったブースが、折り紙を降りながら、質問に答える部屋で、質問には答えられたんですけど、単純に折り紙の折り方が分からず、全く出来ませんでした。また、信州大学の医学部の面接では、面接点が基本的に全員満点ということをネットで、何回も見かけました。なので、安心して面接に行くことが出来ました。しかし、面接は集団面接で、隣が女の子でした。隣の女の子がすごく上手に受け答えしていて、ビビりました。
現役の時は、聖マリアンナ医科大学(前期・後期)、日本大学医学部(前期・後期)の1次試験に合格しました。
信州大学の理由について教えてください。
高校2年生の時、関東近辺で国立大学を探していました。ちょうど夏にオープンキャンパスをやっていたのが、信州大学でした。大学と街の雰囲気がすごく良かったです。新宿から電車で1本なのも良いと思いました。高校3年生の時は、信州大学を目指していましたが、実際学力が足らず、共通テストの勉強をする余裕がなかったため、国立大学の受験は諦めて私立専願にしました。浪人が決まり、最初は横浜市立大学を目指しましたが、流石に厳しかったので再び信州大学を目指すことにしました。実際、信州大学の2次試験の問題については、医学部独自の問題が数学の大問が1つ多いだけで、物理、化学、英語は他学部共通でした。そのため難しい問題はほとんど出ず、典型的な問題ばかりでした。これは自分と相性が非常に良かったと思います。また面接点が基本的に全員満点なのも選んだ理由の一つです。
合格した時のことを覚えていますか?
合格した瞬間は、ただただ安心しました。
実際に正規合格を貰っていたのは、東海大学の一般と共テ利用しかなくて、他が補欠ばっかで、正直、落ち込んでました。学費3500万円をほんとに自分の家が払えるのかという不安もありました。親は、お金のことは気にしなくていいと言いますが、金額が金額なので、そういう訳にはいきませんでした。なので、国立大学受かった時は、本当に安心しました。
今回の合格のポイントは、まず地理を早めにやったことです。最初は国がどこにあるのかさっぱり分からず、ニュージーランドがヨーロッパにあると思っているような状態でした。そんな状態から、成績を上げれたのは、早めにやっていたからだと思います。
また、これは、いい事なのかわからないですが、自分は結構高校の時の友達とよく、ご飯を食べに行きました。大分息抜きになりました。
あとは、運です。最後の共通テスト模試では、69パーセントでしたが、本番は80パーセントを超えました。自分の力を全て出せれば80パーセント超えれると思っていましたが、共通テストが独特すぎて、なかなか実力が、出せなかったです。でも、本番は実力が出せました。運が良かったなと思います。
1年振り返って感じたことはありますか
現役の時は、初学なので、やればすぐに伸びると思います。実際、11月まで化学が壊滅的でしたが、割とすぐに伸びました。しかし、浪人の時は、ある程度はどの教科もできているので、地道にやって、少しづつ成績を伸ばしていくしかないと思います。
1年を通じて辛かったことはありますか
辛かったことは、塾にいる私大の専願者に比べて、5教科7科目の勉強をしなければならなかったことです。自分はリスニングと国語と地理の勉強もしなくてはいけなく、どうしたらいいのか?このままでいいのか?など色々考えました。他の人が羨ましかった時もありました。これが、1番辛かったです。
信州大学の受験のついて教えてください。
2/24の15時に松本に着き、ホテルに行ってチェックインしました。その後当日迷わないように、信州大学に下見しに行きました。そして、ホテルに戻り晩飯を食べた後、2時間くらい英単語などの暗記科目を確認して寝ました。8時間寝るつもりだったのですが、ベットが自分に合わず、結局5時間くらいしか眠れませんでした。仕方がなく、寝不足のまま会場に行きました。もう1日前に松本へ行くべきだったと後悔してます。2/25の9時から物理・化学の試験が始まりました。過去問を見る限り、応用問題は出ないので高得点を取るつもりでいましたが、当日の問題は問題量が1.5倍くらい増え、難易度も上がっていました。そのため、あまり出来ませんでした。しかし、明らかに難しかったので受験生みんな出来ず、差は開かないと感じました。元々英語で差は開きにくいので、今回のテストは数学で合否が決まると思いました。過去問で数学を解いた時は、8~9割、調子が良い時は満点近く取っていたので自信はありました。当日も8割は取れたと思います。2/26に面接試験がありました。信州大学医学部山岳部は夏に常念岳に常念診療所を運営しています。自分は高校3年間山岳部に所属し、リーダーをしていたので、常念診療所について色々話しました。大分アピールポイントになったと思います。
最後に受験生に一言アドバイスをお願いします!
受験勉強はほとんどの人にとって、辛いものだと思います。しかし、スポーツや芸術と違って努力が1番反映されやすく、やれば誰でも成績が上がります。なので、しっかりと自分の行きたい大学学部を見据えて勉強していけば、第1志望校に合格することができると思います。大変ですが、こんな経験は滅多にないと思って、頑張ってくれると嬉しいです。