【2024】早稲田大学 創造理工学部 建築学科 現役合格 栗原敦さん(攻玉社高校)

早稲田大学 創造理工学部 建築学科

現役合格 栗原敦さん(攻玉社高校)

その他の合格大学

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芝浦工業大学 建築学部 空間・建築デザインコース 全学統一

明治大 理工学部 建築学科 

法政大 デザイン工学部 建築学科

慶應義塾大 理工学部 学問D 

数ある予備校の中から、一会塾を選ばれたのはなぜですか?決め手はどこでしたか

一会塾を選んだ要因は二つあります。

一つ目は学校で配布される合格体験記にて先輩が一会塾に通っており、ホームページを見てみると対面の少人数制の授業を行うということを知り、自分と相性が良さそうだと思ったということです。僕は中学受験をした際に川崎予備校という地域密着型の学習塾に通っており、大手予備校のように大人数制ではありませんでした。そこの環境が自分には合っていて、同じように一会塾も相性が良いのではないか思ったのがきっかけです。

二つ目は塾が通学路にあるということです。学校帰りに自習室を使うことを前提に考えるとやはり通学路にあるというのは便利であると思います。

攻玉社高校 合格先輩はこちら

横浜市立大 医学部 医学科 岡野航大さん

東京理科大 工学部 吉野龍輝さん

早稲田大 基幹理工学部 内藤晋作さん

慶應義塾大学  理工学部  益戸駿さん  

明治大学 農学部 農芸化学科 田中稜也さん

 

入塾はいつごろでしたか

入塾は高2の冬期講習の時です。うちの学校では高2の文化祭が終わると受験を意識する人が多く、周りに合わせて僕も受験を意識し始めたのが塾に入ろうと思ったきっかけです。

 

体験授業の科目、先生とその印象を教えてください

体験授業では英文読解は鍋谷先生化学は川原先生の授業をとりました。大人数での授業ではないため先生との距離が近く、質問等をしやすいというのが自分にはあっていると思いました。

 

大学、学部志望動機について教えてください

建築学科を志望するようになったのは高2になって間もない時期だったと思います。志望動機はもともとデザイン、世界遺産に興味があり、なおかつ理系に進むとなると建築学科(意匠設計)が一番自分に合っていると思ったからです。建築を学ぶ上で大学を選ぶとなると、選定基準は他の学部学科と異なってきます。偏差値が高いからと言って、建築を学ぶ上での環境が充実しているとは限らないからです。また、建築学科は非常に人気があり、故に他学科より難易度が1~2段階上がる点も注意が必要でした。なので僕は特に意匠設計の強い大学を調べ、その結果、国公立は横浜国立大学を、私立は早稲田大学を目指すことにしました。

 

1日の典型的な学習スケジュールは決まっていましたか

勉強時間については受験期には学校がある日は6~7時間、休日は8~10時間くらいで夏休みは10~12時間、直前期は13時間くらいやっていました。よく「量より質」という言葉を聞きますが、やはり受験生はとにかく量を優先しないと元も子もないと思います。

 

各科目の勉強法を教えてください

 

・英語について

英語は学校、塾(英文読解)で知識、コツを勉強してとにかく志望校の過去問の演習をしました。また『システム英語長文』や『関正生のTHE Rules 英語長文(3~4)』といった問題集も解き、これもまた長文を読んだり、問題を解くうえで必要な技術力を向上させてくれたと思います。

 

・数学について

数学は基本独学でしたが、試験では得点源の1つになるくらいには得意な科目でした。基本的には学校の授業、演習を最大限活用していました。特に高3の時には微積の演習をしまくっていたので、微積に関しては学校だけで十分すぎるほど実力を付けることが出来たと思います。またほかの単元、例えば複素数平面、確率、ベクトルといった頻出単元は高1~高2の時期にやっていたものの、入試問題を解くには演習量、実力ともに足りないと思ったので、YouTubeを使って勉強していました。おすすめのYouTuberは「Mathematics Monster」という方で、これを読んでいる受験生全員に見てもらいたいぐらいおすすめです。この方は主に数学の問題の授業(問題の難易度は結構高い)を投稿しているのですが、取り扱っている問題がとても良く、なによりも授業が分かりやすいので、苦手だった単元でも入試問題が解けるようになりました。また過去問は第一志望(横国、早稲田)を10年近く、他の志望校でも2~4年分は解き、傾向を把握しました。またここで解けなかった問題は「Mathematics Monster」を使い復習、演習をしていました。

 

・化学について

化学に関しては理論、無機は川原先生のテキストだけを使っていました。「重要問題集」のようないわゆる王道の参考書等も使ってはみたものの、塾のテキストの方が良いと思い、使うことはほぼありませんでした。川原先生のテキストのすごい点は、内容が分かりやすいのはもちろんのこと、テキストには難しい問題はそこまで多くないのにも関わらず、早慶レベルの入試でも化学を得点源に出来るほど化学の問題が解けるようになる、ということです。授業を通して問題の設定が複雑な場合でも、「結局はこのパターンの問題に過ぎない」と考えることが出来、「このパターンだったら塾でやったし、こうすれば解ける」という風に問題を処理出来るようになれたのが、化学を得意科目にすることが出来た所以だと思います。有機に関しては塾と学校を併用していました。細かく分けると、学校では構造決定の問題を解きまくり経験則を構築し、塾では高分子の問題を解く上でのコツを学びました。その結果、構造決定は試験で出たら短時間で最後まで解けるレベルまで鍛えることができたと思いますし、現役生が取りにくい高分子でも善戦出来るようになったと思います。

 

・物理について

僕は理科では化学で点を取ると決めていたので、物理は平均点より少し高い点をとるのを目標とし、他教科の足を引っ張らないようにしようと考えました。勉強に使った参考書はいわゆる王道のスタイルで、『セミナー物理基礎+物理』と『良問の風』を使って基礎~標準問題を、『名門の森』で応用問題を対策し、過去問を解いて傾向を把握していました。

自習室は利用されましたか

共通テストや二次試験直前を除いて、基本的には塾の自習室を使って勉強していました。ただ、ずっと座って長時間勉強しているのは酷だったので、途中1時間くらい塾を抜け出し、ラジオや音楽を聴きながら近所を散歩していました。夏休み中の勉強のように、長期間同じ作業をするのは誰にだって辛いことだと思うので、なにかリフレッシュできるものを自分なりに用意しておくのは大切だと思います。

過去問対策で気を付けていたことはありますか

これを読んでいる人の中には、模試で第一志望校の判定がE判定である人はたくさんいると思います。僕も早慶は結局、最後までE判定以外をとることはありませんでした。しかし、いくら模試の成績がダメダメでも、過去問がとれていれば合格する可能性は十分あると思います。このように考えていたので、過去問を本番と同じ時間割にして、本番だと思って解いていました。毎回本番同様に解いていたので、試験当日の緊張感も想定内に収まったのではないかと思います。やはり「過去問を本番だと思って解く」という対策は大変役立ちました。

塾の学習環境はいかがでしたか

毎日自習する上で周りの環境を極力変えたくなかったので、自習室の席はなるべく変えないようにしました。また質問や相談は、チューターやスタッフがそのためにわざわざ時間をとってくれることが多かったので、大変助かりました。

一会塾に通ってみて感じたことはありますか

塾には友達はいなかったので、授業の休憩時間などは多少居心地が悪かったこともありました。しかし、一会塾のスタッフに男子校出身の方がいらっしゃったので、気軽に話すことが出来て、孤独感というのをあまり感じることはなかった、というのは個人的ではありますがこの塾の良かったところだと思います。

受験当日のことを覚えていますか

どの試験でも会場には1時間前につくようにして、「遅刻するかも」という焦りが起きないようにしました。試験前に焦るのは絶対に防ぎたいことですから。試験場に着いたら、まず20分くらいかけてすべてのトイレの場所を確認しました。各科目の試験の終わった直後、そして着席5~10分前は恐ろしくトイレが混むので、どこが一番混みにくそうなところかを事前に予測するのも重要なことだと思います。トイレの確認が終わったら、参考書は分からないところが不意に頭に浮かんでこない限り読まず、ラジオや音楽を聴いて周りの様子を気にしないようにして、とにかくリラックスした状態を作りました。がむしゃらに次の試験科目の対策をするのもありだとは思いますが、その中で分からなかったものが一つでもあった場合、自分の実力が不安になり、パフォーマンスが下がる恐れがあるので、その点注意が必要だと思います。

入試本番での手ごたえは

手ごたえはどの試験もないのが普通だと思います。実際僕もそうでした。特に早稲田の理工学部の受験ではそれを強く感じました。だからと言って安易にネットで解答速報を見て落ち込んではいけないと思います。周りも全員「手ごたえがない」と思っていると考えて、次の試験に挑むのが一番いいです。

受験生活で一番つらかったことはありますか

一番辛かったのは学校で模試が返却された時です。模試結果はダメダメだったので常に周りの人よりも低く、自分の勉強法や受験に対する不安が体を蝕んでいる気がして、とても居心地が悪かったです。

受験をふり返って未来の受験生へアドバイスをお願いします

皆さんの受験での目標は何でしょうか。多くの人は当たり前ですが第一志望に合格する、ということを目標にしているかと思います。しかし、悲しいことに受験は運の要素もかなり絡んでくると思います。だから、いくら実力がある人でも落ちるときは落ちるし、合格が無理そうな人でも、奇跡の大逆転が起きて合格することもあるのです。よって僕は「悔いなく大学受験を終える」ことを目標することをおすすめしたいと思います。実際、僕は共通テストの結果が絶望的でしたが、第一志望の横国の2次を受けることを選択しました。結果は不合格で、私立の早稲田に進学することになりましたが、第一志望に挑戦したことで悔いなく受験を終えることが出来ました。僕は皆さんに決して今の目標を捨てろ、とは言いません。ただ第一志望に固執しすぎないことは「悔いなく大学受験を終える」ために必要なことだと思います。皆さんが来年に悔いなく受験を終えられることを心より祈っております。

※校舎未定の場合は武蔵小杉校へご相談ください。

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