北里大学 薬学部 学校推薦型選抜(公募制)
現役合格 Y.Nさん (東京都市大学等々力)

数ある予備校の中から、一会塾を選ばれたのはなぜですか?決め手はどこでした?
高1の時、某有名な個別指導塾に通っていたのですが、そこのチューター制度では現役の大学生が先生をやっている為、先生の都合によって指名した先生とは違う先生の日もあり、受験期に先生が安定しないのは不安だと親と相談し、違う塾を探し始めました。家族で相談していた時、兄が一会塾に通い無事に第1志望校に合格させてもらった話を詳しく聞き、おすすめされたので見学を申し込んで入塾したという感じです。
決め手としては、少人数制の授業と先生や塾の雰囲気が自分にはあっていると感じたからです。他の塾とは異なり、スタッフの皆さんが一人一人と丁寧に向き合って相談を聞いてくださる雰囲気がすごく好印象だったのを覚えています。
中学・高校生活・部活や委員会、課外活動について教えてください。
私は中高一貫校に通っており、6年間文化部に所属していました。高校二年生では部長を務めながらも、部活がある日でも塾には毎日通っていた為、勉強と部活の両立はうまくできていたと思います。高二の夏に友達に誘われて日本赤十字社主催の「JRC ワークショップチャレンジ」という企画に参加しました。具体的な活動は自主的に選ぶことが出来て、私は児童虐待に関する支援やこども食堂に興味があったので、児童養護施設への見学を希望し、この企画で知り合った他校の子達と行きました。行くまでのアポ取りや見学時のインタビューなどはほとんど学生だけで行う(アポ取りに必要な連絡先などはJRCの方がサポートしてくださいます)ので、難しいこともありましたが、いい経験になりました。公募制推薦の面接でこの課外活動について話すことが出来たし、個人的にもいい経験になりました。
進学先の大学・学部を選んだ理由について
身内に医療従事者が多かったことから幼い頃から薬剤師を志しており、数ある大学の中でも国家試験の合格率が高かったので北里大学を選びました。文化祭やオープンキャンパスでの校風も自分に合っている点、現役の薬剤師が教員として指導してくださる点に魅力を感じたのも志望理由の1つです。
一会塾の授業で特に印象に残っているものは何ですか?(科目・講師名・具体的な内容)
高校二年生の時は石井先生の読解βと英文法β、高校三年生では英語が鍋谷先生の読解α、数学は増子先生の受験数学β、化学は川原先生の受験化学αを受講していました。全ての科目で伸びを感じたのですが、理系科目は特に夏以降成績が上がっているのを自分でも感じることが出来ました。
鍋谷先生には高三の夏に個別授業で北里大学の過去問の採点、解説をお願いしました。英語は3科目の中で1番苦手意識があり、初めはボロボロな点数を取っていました。いつも不安げな顔で採点をお願いしていたと思うのですが、鍋谷先生はそんな私にも前向きな言葉をかけて下さり、そして何より授業が楽しいので塾に行くモチベーションになっていました。英語の知識だけでなく、入試問題の英文のテーマ傾向などについても話して下さるので、鍋谷先生の授業を受けてから色んなテーマの英文を読むのが楽しく、そしてより理解が早くなったと思います。
増子先生の数学は毎週授業前に復習テストがあり、校舎に点数が掲示されるので、そのテストで満点を取ることを目標に毎週頑張っていました。使う教材は、よくある数字だらけの参考書とは異なり、増子先生手作りの教材が多かった為、見やすくて分かりやすくて私にはとても合っていました。また、毎週の小テストで1位をとることを目標にしていたので、増子先生の授業の日は緊張とどきどきでお腹が痛くなっていたのを覚えています。今思えば緊張しやすい私にとっては、その小テストが受験本番の慣れに繋がったのかなとも思っています。授業後に分からなかったところや過去問なども質問しやすい空気感でとてもありがたかったです。
川原先生の化学の授業は、日常と化学を結びつけながら授業をして下さるので、化学のことが好きになれる授業でした。受験直前期に個別授業で過去問対策もお願いしました。分かりやすくて詳しい解説に加え、問題の傾向や私に合った勉強法も教えて下さりました。川原先生の授業を受けてから化学をもっと好きになれたし、得意になれました。
そして受験計画や精神的なサポートなど、幅広く私の受験生生活を支えて下さったスタッフの新保さんは、生徒との距離感が近く凄く話しやすいです。雑談〜的確な助言までして下さるので、元気な姿だけでなく、不安な姿も見せられる程お世話になりました。

成績が伸びたきっかけや勉強方法の工夫を教えてください。
高二から勉強時間の確保には特に力を入れていました。受験期は学校での昼休みに、昼ごはんを食べたあと図書室で30分勉強する癖をつけていました。学校が終わってからもなるべく早く塾に行くことに心がけ、毎日の勉強習慣をつけていました。塾で授業受ける時間以外では出来るだけ自学自習の時間を設けるよう心掛けていました。
メンタル面や生活リズムなどモチベーションを維持するために意識していたことはなんですか?
移動中や昼休みもなるべく勉強するようにしていた代わりに、家に帰ってからは勉強していませんでした。家は休む場所、塾や学校は勉強だけする場所、という意識分けをしていました。寝る前の時間は好きな動画や音楽を聴いてリフレッシュするようにしていました。あと、日曜日は特に他の曜日より帰りが早いので、家族との夜ご飯の時間が息抜きになっていたと思います。
推薦入試にあたり筆記、面接含めそれぞれどのような対策が効果的だと思いましたか?
筆記対策としては、日々の勉強と過去問の傾向を掴むのが大切だと思います。過去問が多くある場合は、時間配分や、どの順番に問題を解くのか、などを解きながら掴んでいくのがいいと思います。早いうちから、自分の志望校にはどんな問題形式が出るのかをパラパラ赤本で見ておくと、日々の勉強で特に力を入れるべき問題が明確になるのでオススメです。私は、高三の夏休みに新保さんと相談しながら、苦手な英語の空所補充問題を強化する為に、志望校とは別の大学の赤本を解いたりしていました。
面接対策として、なるべく部活動や課外活動など、これについてなら詳しく話せる!という経験をしておくといいと思います。志望理由に力を入れるのも勿論素敵ですが、学生時代に力を入れたことについて詳しく意見を持っておいた方が、もし台本を忘れちゃったとしてもその場で考えられるのでおすすめです。

今回の合格は何がポイントだったとご自分でお考えですか。
数学は解ける問題から解いていったのと、見直しにも時間を使えたので試験の時から手応えを感じていました。逆に英語と化学は手応えを感じず不安でしたが、他の受験生も同じことをきっと思っていたと思います。英語と化学は時間に余裕がなく、全て解き切れてなかったのですが、焦らずいつものペースで解いたので、解答した問題の正答率が良かったんだと思います。全ての問題を解くことよりまず先に「取れる問題を間違いなく取る」ことが大切だと思います。
講師やスタッフとはどのように関わっていましたか?
毎日スタッフさんと顔を合わせるので、それが塾に行くモチベーションのひとつになっていたと思います。私は割と予定を細かく立てたい派なので、定期的に行われる個人面談に加えて過去問のスケジュールなど立てる面談を自主的にお願いして実施して貰っていました。
また、気になることがあれば授業の前後に講師の方々に質問に行っていました。質問だけでなく、受験の相談などもしていました。長年講師をやって多くの生徒さん達を見てきた方々が多く居らっしゃるので信頼して相談出来ました。少人数制なので一人一人をしっかり見てくれていて、授業も分かりやすいので私には凄く合っていました。
塾のサポート体制(質問対応・面談・weekly、monthlyテスト等)はどのように役立ちましたか?
monthlyテストは単元毎に出題されるので、勉強法や理解度を見つめ直すいいキッカケになっていました。ランキングが校舎に張り出されるシステムを初めて聞いた時は抵抗ありましたが、結果的にはモチベーションに繋がっていたと思います。また、チューターさんが常駐して下さるのは有難かったです。土日は特に、すぐ質問したい!と思ったら質問できる環境だったので良かったと思います。解答が配布されてない過去問も解いてもらったり、解説してもらったり、解き方のコツを受験生の目線で教えて下さるので勉強になりました。
最後に受験勉強全体を振り返って感じたことを教えてください。
一会塾のスタッフの方々、講師の皆さんは本当に優しくて素敵な方ばかりです。生徒一人一人と向き合って、相談しやすい環境を作って下さっています。そして何より授業が楽しかった印象が強く残っています。受験期は大変なことが多いので、忙しい日常の中で少しでも自分のモチベーションや楽しみを見つけていくのが重要になります。私は塾の授業や、講師やスタッフの方々との会話が自学自習のモチベーションになっていました。勿論自分の為に受験勉強をしていましたが、勉強しているうちに、お世話になった先生方に良い報告をしたい!という想いも付随してくるようになりました。
1人で黙々と受験に臨むのではなく、色んな人にサポートして貰いながら受験に向かうことができる、そんな素敵であたたかい雰囲気の塾です。
