講師自己紹介:磐田 真澄(担当:英語)

Q1.講師をはじめたきっかけを教えてください

19歳の頃に学習塾(中萬学院)の講師をアルバイトとしてはじめ、一年間で全校舎の最優秀賞講師賞を受賞し、社長から表彰状を受け取りました。はじめは余裕だろうと思っていましたが、いざ基礎的な内容を説明しようとするとなかなかうまく説明できず、自分の基礎力の本当の理解の無さを痛感し、一から生徒と共に勉強してきました。これに夢中になっている間に、いつの間にか予備校講師になっていました。

Q2.どんな授業を心がけていますか

授業というのは講義とは違い、何人いようとも、そこに集まる生徒たちの実力を見極め、一番良いとする授業をすることだと思っています。ゆえに、年間通じてテキストは一貫せず、その場と生徒たちの成長曲線ともいえる見えざる曲線を見据え適当な教材を取捨選択し、その子たちに一番必要な授業を心掛けています。学校のように教材が年間通して決まると、講師たちは「こうやればよい」と楽できる状況が与えられますが、真のベテランはそこに懐疑的になり、その都度状況に応じて適切な授業をすることが大切と思っています。

Q3.授業を進めていく中で大切にしていることを教えてください

授業を進めていく上で心掛けているのは、チェックテストなどを通じてきちんと習ったことが身についているかの管理です。生徒は「理解した」が到達点と勘違いしやすいもの。説明されるとわかる程度では、理解したうちにはいりません。それこそ基礎的なものは先生と同様に、きちんと人に説明できるレベルがないと応用がききません。そのことを含めて、問題も選択形式より記述を多くして基礎を身に着けて次に進めることを重んじています。

Q4.授業をしていて楽しいと感じる瞬間を教えてください

生徒たちにディスカッションをさせることが多いのですが、その際に夢中になって「あぁでもない、こうでもない」と熱心に話していて、そのあとの解説にとても皆集中してくれるのですが、解答を出せたチームが喜び歓喜していたり、悔しがったりしている生徒もいて、教室が一体感になったとき自分でも「良い授業だった」なと思います。以前、恵比寿校舎ですごく盛り上がったのを覚えています。生徒もきっと一方的な授業ばかりではなく、むしろ生徒が主役の授業は楽しいと思います。同時に講師も楽しいものなのです。

Q5.この生徒は「伸びる(た)!」と感じる生徒さんの「特徴」(具体的な「指導例」等もあれば)を教えてください

間違いなく言えることは「忍耐力」ですね。「時間がなくてあまりできていません」という具合になんらか理由があるのはいいのですが、結局何かを言い訳にして「やるべきことができていない」または「適当にやっている」生徒は伸びません。一方、伸びるなと実感する生徒はきちんと言われたことをやり、話をきちんと聞いて理解して、それを意識して吸収しようとしてくれます。ゆえに、勉強していく上で大切なことは自分の頭だけで考えず、先生の論理的で合理的なやり方をきちんとやりこんでみることが大切だと思います。

Q6.一会塾の良いところはどんなところですか

他の医学部予備校にも携わってきましたが、スタッフさんがちゃんと生徒一人一人の管理をしているなと講師が実感するところは一会塾くらいですね…。正直、他は「本当にそれでいいの?」と懐疑的になってしまうほど、お金ばかりかけて講師任せになり、自分たちのアンケートは取らず、何か生徒に問題があるとスタッフは他人事のように講師のせいにしたりするところが多かったのですが、一会塾は「そこまでスタッフさんが考えるのか」と感心するほど、生徒と本気で合格する想いで接しているように感じます。講師も含め、予備校全体で本気で生徒のことを考えているなと思います。

Q7.受講される方へのメッセージをお願いします

生徒さんに強く言いたいのは、授業を受けても伸びません。授業を受けることはきっかけであり、それを意識して努力して自分のものにしてはじめて授業の内容が身に付き成長します。授業が良いからとすぐいう生徒さんは、表面的な評価であって、それでもし満足しているとすれば大失敗のもととなります。あくまで「その知識を自分のもの」にしてはじめて授業を受けたことになるという意識をもってください。ゆえに、授業は君たちの成長の糧を、きっかけを与えるものであり、決して直接伸びるものではないので、授業を取りすぎて吸収できないことのないようにしてくださいね。

Q8.受講を検討されている方へのメッセージをお願いします

大学入試の英文法などの参考書は余計なことがたくさん書かれていて、なんとか用法だとか、正直くだらないことばかり。それでいて必要なことがわかりにくいことが多いのです。それを「これだけでいいんだよ」「これって結局これと同じことなんだよ」とどれだけ訂正してきたことか・・・そもそもSV / S V C / SVO / S V O O / SVOCという順番で文型を教えている時点できっとその人も文型をわかっていません。本質が分かっている人間はSVOのあとにはSVOCを教え、そのもとでSVOOがいかに特殊な文型であるかを教えるはずです。文型一つとっても、きちんと意味があり「なぜそれを勉強する必要があるのか」を基本に指導していきます。よかったら試してみてください。世界が変わると思います。

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