講師自己紹介:五條俊樹(担当:数学)

Q1.講師をはじめたきっかけを教えてください

私は小学生の頃より医師を志していました。しかし大学受験を突破することができず、他学部に進学してまで大学にいくつもりは無かったので、フリーターとしてその後を過ごしました。そこには多くの大学生、フリーター、社員、主婦の方がいて、私は自身の生き方を考えるようになりました。その中で果たして自分は何をするのが世のためになるのか、貢献するには何ができるのかを考えた時に、教育というワードが出てきました。そこからは講師として、自身ができなかった志望校への合格をサポートできればと思い教育学部に進学、講師を志すことになりました。今は天職だと感じています。

Q2.どんな授業を心がけていますか

数学は他の科目と比べても暗記量が少ない科目です。「理解」をすることで数学が解けるようになります。ただ「理解」は容易ではありません。まずは「できるようになった経験」を積んでもらうようにしています。
また長い時間学習をしてきた科目でもあります。高校に入ると難しい、センスが必要と思われる科目でもあるでしょう。できている内容からできない内容へ。その繋がりを生徒に知ってもらい、生徒自身が分かる状態を心がけています。自分の持っている力を拡げてあげて、「できる」を増やせるようにしています。
「できる経験」を積み上げることができれば、「使いこなす」に至る必要があります。何を持ってできるようになったのか、その根拠、論理の組み立て方を生徒と共に考える授業を心がけています。

Q3.授業を進めていく中で大切にしていることを教えてください

1番は生徒の反応を見て、こちらも反応をすることです。授業はある種の舞台だと考えます。生徒よりも目線が高い位置にいますので。ただ舞台というのは作品を観る場所です。授業で必要なのは「魅せる作品の質」でなく「学力の上がる作品の質」と考えます。そのため生徒参加型の授業がベターと考えています。そのためには生徒の反応を見て、反応をしていく必要があります。お笑いの舞台をイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。1年を通して授業を受けてよかったと思い、力をつけてくれることを大切にしています。

Q4.授業をしていて楽しいと感じる瞬間を教えてください

正直に言えば全ての時間が楽しいです。授業前の生徒との対話、授業後の生徒との対話、授業内での生徒の反応、これら全てに対して楽しいと感じています。生徒ができるようになった時や成績が上がったのを報告にきてくれると嬉しいです。楽しい瞬間というと全てという回答になります。「楽しい」を調べてみると「満ち足りていて、愉快な様子」だそうです。生徒の反応を見ているその瞬間が楽しいと感じていて、それの連続が授業であるために全ての時間が楽しいと感じていると思います。

Q5.受験勉強をしていく上で一番大切なことはなんだと思いますか

目の前のことに一所懸命で、周囲を巻き込むことです。受験勉強は迷いが多くあります。今の時代ネットで調べれば情報を得ることができます。情報が多いと選択肢が増えて悩みます。迷います。合格するために必要なことは何か、それは学力をあげることです。そのためにできることは何か。情報を得ること(だけ)でなく、勉強をすることです。勉強をする過程での悩みは一人では解決できません。そのために周囲の大人を巻き込んでください。生徒は目の前のことをやってください。気がついた時、それは努力と言われて合格に至っているはずだからです。

Q6.一会塾の良いところはどんなところですか

生徒もスタッフも明るいです。受験勉強は個人戦のように思われる方が多いですが、実は団体戦です。一会塾生として各個人の目標に向かい、一会塾として生徒を送り出す姿勢を感じます。

Q7.受講される方へのメッセージをお願いします

大学に進学する1つの手段が勉強です。現在の入試システムが確立されて長い年月を経ています。大学入学審査だけではないと私は思っています。受験勉強をする過程と、結果を出す過程に価値があるのだと思います。皆さんが成長していく過程を一緒に過ごさせていただきます。

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