講師自己紹介:濱田昌宏(担当:小論文・志望理由・面接)

Q1.講師をはじめたきっかけを教えてください

英語の教員になろうと思い大学進学を果たしましたが、在学中に自分には教員の器はないと悟り、方向転換して教育事業を展開する企業に就職しました。現在は独立し事業を営んでいますが、これまで関わってきた企業では、国家資格取得スクールや大学及び経営大学院(ビジネススクール)等、それぞれ異なるフィールドを舞台に、高校生や大学生、社会人や外国人を対象に大学受験、各種採用試験及び就職・転職で求められる「面接対策」・「出願書類・ES添削」・「小論文対策」の指導に携わってきました。キャリア形成の転換期は、人々の人生を大きく左右します。このような大切な節目に、関わった皆さまから喜ばれる瞬間に立ち会う場面も多く、キャリア支援という教員とはまた違った角度からもっと多くの人々のために役立つ支援を行いたいと思ったのが最初のきっかけでした。

Q2.どんな授業を心がけていますか

面接対策及び志望理由書等作成の授業では、一人ひとりのオリジナリティーを失わず、受験生自身が気づかなかった新しい領域を一緒になって探求し、「自分軸」を創出できるよう心掛けた授業を展開します。私のいう「自分軸」とは、例えて言うなら、「両手を大きく広げ、その場で360度ぐるっとまわってみたとき」のその「360度の範囲内」のことを指します。つまり、自分自身を形成している「360度の範囲内」に備わっているモノを、横軸を現在・過去・未来という「時間軸」として、縦軸は自分自身を深く掘り下げる「探求軸」と見立てて、その掛け算を施すことにより、核となる「自分軸」を完成させるという手法です。社会は法律や慣習などがあって成り立っているように、また市場経済には、マーケティングの世界でいう「経営戦略・戦術」といった「定石」があるように、面接対策や志望理由書等作成においても、戦略や戦術を持ち合わせたうえで挑む必要があります。授業では、戦略的アプローチによる「自分軸」の創出を必達としながら、偶然ではない必然の合格手法を提供します。
一方、小論文対策の授業では、文章作成や論理的構成が苦手な受験生の皆さまでも取っ掛かりがつかめて合格レベルに到達できるよう、いくつかのフレームワークを提示しながら進めていきます。一例ですが、皆さまは「自分の好きなコトに対して1,200字以内・60分でまとめなさい」と言われたらスラスラと小さな論理的な文章が書けるでしょうか。書ける受験生は心配いりませんが、書けない受験生にとっては頭を悩ませ、いくら好きなコトをまとめなさいと言われても、そう簡単には仕上げに至るとは限りません。小論文試験とは、知っている知識や内に秘めた想いを披露する場ではなく、「論」の展開が何よりも大切です。授業では、論じるプロセスを重視しながら、満点を目指すのではなく、合格点を優にクリアできる力が身に付けられるよう心掛けながら展開します。

Q3.授業を進めていく中で大切にしていることを教えてください

「人に対して誠実であるか・社会に対して誠実であるか・自分に対して誠実であるか」といった観点を大切にして授業を進めています。これは、講師としての私自身に問うていると同時に、講師である以前に一人の人間として問うている私の行動哲学であり、行動指針でもあります。一会塾で学ぶ受験生の皆さまにも、自分らしさを見失わずに、「人」や「社会」に対してだけではなく、「自分自身」に対しても誠実に向き合うことの素晴らしさやその可能性を実感いただきながら、合格できるようサポートしてまいります。

Q4.授業をしていて楽しいと感じる瞬間を教えてください

楽しさとは、一体何なのでしょうか。人によって異なる感覚だと思われますが、私自身、受験生時代を振り返ると、楽しさを感じたことが一度もありませんでした。それはきっと「何のために取り組んでいるのか」、当時の自分自身がわかっていなかったからだと思っています。もっと言えば、取り組むことに対してちゃんと向き合い、考える努力すらしてこなかったからではないかと今になって感じています。受験生の皆さまに楽しいと感じていただける瞬間こそが、私自身にとって楽しさを感じる瞬間であるように思います。私のように、一度も感じたことのない受験生の皆さまに気づきを与えられたのなら、それが私にとって、紛れもない最高の瞬間です。「何のために今、取り組んでいるのか」、互いに努力をして向き合った先に楽しいと感じる瞬間を受験生の皆さまとともにたくさん分かち合えるよう取り組んでまいります。

Q5.受験勉強をしていく上で一番大切なことはなんだと思いますか

「昨日よりも良い今日であったか。今日よりも良い明日であるか」、このように自問自答を繰り返す日々のなかで「今」を大切にできるかどうかが最も大切なことのように思います。今というこの瞬間にとにかくベストを尽くしてみることで、何かが変わったと後から実感を味わえたのなら、それで良いと思っています。これは私自身にも言えることであって、受験生を問わず、今を大切にしていく姿勢を持って目の前のコトにあたることが何かの突破口になると信じています。

Q6.一会塾の良いところはどんなところですか

一人ひとりの受験生に対して真摯にフォーカスすることを重視している点です。目の前の人に対して真摯に向き合うことさえもできなければ、社会や自分に対して向き合うことなどできない、というのが私の考えにあり、一会塾は「塾生の成長と幸福を願い、情熱・思いやり・挑戦心を大切に自らも成長し、幸せになる」という大きなミッションを経営理念の中で掲げています。塾の名にあるように「一期一会」の精神には、互いに相手を敬い、現状に満足することなくチャレンジしていく姿勢が求められます。「一期一会」を単なる出会いの機会として捉えるのではなく、互いに成長し幸せを実現する場として捉えているところが一会塾の良さではないかと思っています。

Q7.受講される方へのメッセージをお願いします

「医者になりたい」も大切ですが、「医者としてどうありたいか」のほうがもっと大切ではないかと感じています。将来、医者や医療従事者として活躍される皆さまが「なりたい」将来像を描くことはもとより、今、そしてこれから先の「どの時点」を不意に切り取られたとしても、自分はその立ち位置において、医者として医療従事者として、人として「どうありたいか」を常に俯瞰できる術を体得できるように、ともに考えていけたらと思っています。限界を設ける必要などありませんし、自分を卑下する必要なんてどこにもありません。一個ある自分の強みや自分の志をどれだけ大切にしていけるか、どれだけ愛せるか。「どうありたいか」を自分らしく探求しながら「そうあるべきと思い描く自分」と出会えるよう頑張ってまいりましょう。

Q8.受講を検討されている方へのメッセージをお願いします

数ある進学塾の中から、今こうして一会塾のサイトをご覧になられている方は、何かしらのパッションを一会塾から感じ取っている方だと思われます。例えば、家でペットを飼おうとするとき「イヌかネコか」という究極の選択肢があったならば、皆さまは一体どちらを選ばれるでしょうか。人生は日々「選択の連続」であるとつくづく感じます。昨日も今日も、明日に至るにしても、すべて誰かにお願いされたことではなく、最終的に自分が選択したことを享受しながら次のフェーズへ歩みを進めます。イヌでもネコでもどちらでも構いませんので「一会塾」は受講を検討されている皆さまにとって、欲しい、得たい、成し遂げたいという意欲を受け止める場として相応しい存在であると確信しています。明日の社会を変えるために。「一会塾」で自分らしく冒険しましょう。

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