講師自己紹介:黒岩正一(担当:小論文/志望理由/面接)

Q1.講師をはじめたきっかけを教えてください

「教える側の工夫によって生徒の学習成果は変わる」ことを実証したくて、予備校の講師になりました。高校時代は、関東平野の端の群馬県の高校にて独学で大学受験勉強に取り組んでいました。しかし、いわゆる難関大学ばかり受けたこともあり、成果は全滅で、予備校の入学選抜試験にも落ちるありさまでした。そこで、父から「1年だけなら浪人してもいい」と許可を得ていたので、「1年」と肝に銘じて東京の予備校の一般クラスでの学習を始めました。すると、毎日が「眼から鱗」の連続でした。「こんな解き方があるのか」、「こんな風に記憶すると忘れないのか」と講師から教わる「学習のコツ」に日々驚愕の連続でした。浪人生活の初めの3か月は、まさに「虚仮の一念」で、愚直にそうしたがコツを活用して解答練習を続けていくと、模試の「成績優秀者名簿」に名前が載るようにもなりました。結果、1浪で現役時代のリベンジを果たすことができました。
大学入学後、さまざまなアルバイトを経験しましたが、最も打ち込めたのが進学塾の講師でした。今度は、「教える側の工夫で生徒の学習成果を変える」立場になるべく、大学での学問以上に情熱を注いで教えて結果、児童・生徒たちを第一位志望の中学・高校に送り出すことができました。しかし、「社会を知らずして先を照らす教育者になることはできない」との想いから一度は証券会社や広告代理店で働いていた結果、「事業としての教育」への従事を真剣に考えるようになり、大学時代の専攻(社会心理学・コミュニケーション論)の応用も含め、「論理的で説得力のある文章・プレゼン」の指導を確立するようになりました。

Q2.どんな授業を心がけていますか

「小論文の答案を書く」とか、「面接試験で答える」といった試験では、試験会場で「問を理解して論理的に思考して、的確な日本語で表現する」という一連の情報処理(入力 input ⇒処理 processing ⇒出力 output)が求められています。このような脳の働きを研究する分野を認知科学と呼びますが、生徒さんが試験会場でこうした思考回路を再現できるよう頭(脳)を鍛える授業を心がけています。具体的には、こちらの「問いかけ」により生徒が「考える」機会をできるだけたくさん設け、「地頭を鍛える(脳内シナプスの形成を促す)」エクササイズを多く取り入れていきます。文部科学省の言葉を借りると、「生きる力を育む」ことに重きを置いています。

Q3.授業を進めていく中で大切にしていることを教えてください

「考えを述べる」のが、小論文の答案であり、面接試験の回答です。それゆえ、「人間の心(頭)の中で考えが生まれる過程とはどのようなものか」ということと、「生まれた考えを読み手(聴き手)にわかりやすく説得力を携えて伝えるには、どのような工夫をすればよいか」ということを、徹底的に理解してもらい、そうした力(思考力・表現力)が生徒の心(頭)に涵養されている過程を観ながら授業を進めていきます。それゆえ、「なぜ?」と頻繁に問いかけ、「本当にそれがキミの考えなの?」といったクリティカルなマインドを促す双方向の授業に努めています。スポーツトレーナーが、人間の筋肉や骨格の機能・構造をベースにおいて指導するように、脳内の思考プロセスと思考力形成(シナプスの可塑性)メカニズムに則った授業を進めてまいります。

Q4. 授業をしていて一番楽しいと感じる瞬間を教えてください。

「答案をスラスラ書けるようになった」「自信をもって志望動機を答えられるようになった」と、生徒が自らの成長を実感してくれた言葉に接する瞬間です。そうしたときには、「この仕事をライフワークにしてよかったな」と実感し、自己効力感に心が満たされます。

Q5. この生徒は「伸びる(た)!」と感じる生徒さんの「特徴」(具体的な「指導例」等もあれば)を教えてください

一言でいえば「素直さ」です。例えば、「小論文では、あるテーマについて自分の考えを問われます。だから、まずどんなテーマが問われているのかを理解する段階からスタートしなければいけないよね。次に、『あなたの考え』を問われているのだから、自分の考えの支えになる素材を探さないといけないよね」というふうに説明されて、「それはそうですね」と素直に頷き、「ではその工程を辿ってみようか」と誘って、そうした誘いに素直に乗ってくる生徒は、小論文や面接の腕を確実に上げて合格していきます。それに対して、先入観に支配されている生徒、例えば「高校時代に小論文は起承転結で書くもの」と教わってきて、実際の小論文の問題を前にしてもそうした枠組みから抜け出ようとしない、または抜け出ることができない生徒は、伸びません。

Q6. 一会塾の良いところはどんなところですか?

生徒さんのために学習環境をよりよく整えようとしている姿勢に「顧客志向」を感じます。また、教える側、すなわち講師にとっても働きやすい環境を整えてくださっていることにも感謝を抱きます。講師の側にも「ここ(一会塾)で生徒の合格力向上のためにベストを尽くそう」という熱いモチベーションが生まれます。

Q7. 受講される方へのメッセージをお願いします。

生徒さんに備わっている知識・技能のベースや学習スピードは、実に多様です。そうした多様な生徒さんに対して一様に応じる大教室での講義は時代錯誤です。そこで、小人数制あるいは個別で学習できる一会塾の環境は、生徒さんの視点を志向したものにほかなりません。また、講師の側も「マス(大勢)の中の個人を見落とさずに指導できる」条件が整っているため、一会塾での指導は、「やりがい」や「講師冥利」に繋がります。たくさんの生徒さん、保護者さまとのご縁が生まれることを祈っています。

Q8. 受講を検討されている方へのメッセージをお願いします。

私は、医学部志望の受験生に小論文を教えてきただけでなく、医療従事者さまを対象とした「論文・レポートの執筆」指導にも長きにわたって携わってきました。私自身は医療職ではありませんが、論理的な文章を書いたり、論理的にプレゼンテーションしたりする能力の開発支援をすることで、間接的に日本に医療に貢献できていると自負しています。国家資格キャリアコンサルタントとして「医療職のキャリア開発支援」を、もう一つのライフワークとしてきた所以です。お会いできる機会を賜れたなら、幸いです。

※校舎未定の場合は武蔵小杉校へご相談ください。

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