【合格体験記2022】昭和大学 薬学部 高岡美咲樹さん 現役合格 青稜高校~部活(吹奏楽)と両立しながら推薦も一般も利用して念願の薬学部へ。英語が得意で化学が苦手を克服したストーリーをインタビューしました~

高岡美咲樹さん

昭和大学 薬学部 現役合格  

青稜高等学校

 

 

 

―お名前と合格した大学を教えてください。

 

高岡美咲樹です。昭和と帝京平成と帝京の薬学部に合格をいただきました。春からは昭和大学薬学部に進学します。

 

 

―おめでとうございます。

 

―一会塾に入ったときのことは覚えていますか。時期やきっかけは。

 

高校2年生の秋か冬に入ったと思います。元々ずっと薬剤師になりたくて、薬剤師志望だったんですけど、高校1年生の時に数学が全くできなくて。別の塾に通ってはいましたが、高2になって受験ってなったときに親が薬学部受験の塾を探してくれて、ここに来ました。

 

 

―一会塾に来る前の塾ではAI学習システムを使っていたそうですね・・・・

 

はじめた頃は勉強の仕方も分からなかったので取掛かりとしては良かったんですけど、段々練習量を重ねていくと間違えた問題が全く同じ形で機械的に出てきたり、同じものしか出てこないので、新しい問題を解く力がつかないのかなと思いました。

 

 

―なるほど。では、高校2年生の秋頃に一会塾に来てくれた時は転塾という形でしたか。

 

はい。専門性の高い方にと。はじめはついていけるか少し不安でしたが、まず石井先生の英語と佐藤雄一郎先生の数学を体験しました。その後、英語と数学の授業を取ることにしました。

 

 英語科 石井講師 ↑詳細は写真をクリック

 

数学科 佐藤雄一郎講師

 

 

―そしてあっという間に受験学年になりましたね。高3の時に授業を取っていた科目は。

 

英語、数学、化学。英語は文法、長文ともに石井先生。数学は佐藤悠太先生で、化学は川原先生でした。

 

 

―そのままそれぞれ1年間ずっと続けられて。まず、数学の授業はいかがでしたか。

 

前の塾ではただがむしゃらに解いていたんですけど、ここの授業を受けてからは「教科書通りに解くな!」という風に解き方のコツをたくさん教えてもらったので、速く正確に解けるようになったなとすごく思います。先生がちゃんとテストは満点をとれと言ってたのがプレッシャーにはなりましたが。()

 

 

 数学科 佐藤悠太講師

 

―少し発破をかけてくださる感じだったのかな。クラスメイトとはいかがでしたか。

 

 

友達…とまで行くかは分かりませんが、周りに同じ授業を受けている子は結構いたので、『一緒に頑張ろう』という雰囲気でした。テストの点数掲示もあったので、自分が悪い時でも周りが良いっていうことが全然あって、私も頑張らなきゃ!ってなりましたね。

 

 

―化学の授業はいかがでしたか。

 

初めて授業受けたときにすごい楽しくて! 青稜は高校2年生から化学が始まるんですけど、元々全然できなかったんです。そんな高21月、2月のときに川原先生の授業を受けて、自分でもできるんだ!と自信がつけられました。

 

 

 化学科 川原講師

 

―それは良かったですね。受験科目としても化学は恐怖心がなくなったという感じですか。

 

そうですね。出てくる問題はかなり難易度が高いものが多かったので、得意科目にはならなかったんですけど、好きになれたというのは大きかったなと思います。

 

 

―英語、数学、化学を得意不得意に分けると。

 

一番得意なのは英語です。数学はちょっと最後まで苦戦したので…。化学は結果から言うと標準・・・・という感じでした。()

 

 

―薬剤師志望ではありながら、どちらかというと英語が好きで、数学化学の方が不安だったと。そこから頑張ってくれたわけですね。

 

―受験の話に移りますが、推薦入試にもチャレンジされましたよね。

 

はい。北里と東京薬科を受験しました。

 

 

―推薦入試の結果を受けて、一般入試に対する意気込みに変化があったりはしましたか。

 

公募は、北里はまず受かると思ってなくて、逆に東京薬科は受かると思っていたんです。多分調子に乗っていた部分があって。でも落ちたので、そこですごい自分を冷静に見ました。あ、やばいなって思いましたね。12月とかはもう自分は浪人するんじゃないかととても不安だったんですけど、1月に入ったらもうやるしかない!と思って切り替えて勉強しました。

 

 

 

―ちゃんと立て直しが出来てすごいですね。同じような境遇の人はたくさんいると思います。

 

―では一般入試に突入して、どこを受けましたか。

 

帝京平成から始まって…。帝京大学、北里大学、星薬科大学、昭和大学の五つです。東京薬科はリベンジしたい気持ちはあったんですが、北里と昭和を狙っていたので、日程的にやめました。

 

 

―なるほど。都内で比較的通いやすい有力薬学部の王道を行った感じですね。

 

―受験してそれぞれ手応えの程はいかがでしたか。

 

授業中にやったことがあるな、という問題が結構あったのでそこは自信につながったと思います。でも、大学間の難易度に少しばらつきがあるので、そのギャップの影響を受けたかなと思う所もありました。難しさが全然違くて、対策できていなかった部分があったなと。

 

 

―急に上り坂が来るみたいな感じがあったんですね。

 

はい、うまくいってるなと思っていた所に急に来ちゃうので…。私の場合だと、帝京、帝京平成の後の北里、星薬科が続くあたりがきつかったです。

 

 

―受けている間に合否は確認しましたか。

 

北里の受験日に帝京平成の結果が出てて。試験終わって電車の中で見ました。

 

 

―じゃあちょっとほっとした状態で星薬科と昭和には行けたのかな。

 

そうですね。一応行く場所はある、という安心はありました。()

 

 

―一会塾では小テストなど色々と成績順が貼り出されることが多かったと思います。苦い思い出だったりとか、逆に励みになったことはありますか。

 

春期講習から夏にかけてまでは、成績が目に見えて出されるということもあって、「小テスト頑張ろう!」という感じでやっていました。なのでその時は、点数はそんなに悪くなかったと思うんですけど、89月くらいから段々点数が落ち始めて。問題が難しくなったということもあるとは思いますが、そこでちゃんと自分で勉強しなかったのは、今思うとちょっと後悔しています。ちゃんと継続するって大変だなと思いました。

 

 

 

 小テストなどの成績表が貼られる掲示板

 

 

―なるほど。しかしそこから無事回復していって良かったです。

 

本当に。昭和が落ちていたら、昭和の2期入試を受けようと思っていたので、そうなると今ここにいないと思います。()

 

 

―一会塾で一番話した先生、またはスタッフは誰ですか。

 

先生だと、石井先生は質問したりして話す機会が多かったです。スタッフさんは、新保さん、成美さんと結構話したかなと思います。

 

 

進路指導スタッフ 新保(しんぼ)

 

 

進路指導スタッフ 成美(なるみ)

 

 

―その中で、励まされたり、怒られたりといった思い出はありますか。

 

石井先生は、毎回授業で「ギリギリでも受かればいい」ということを言ってくださったので、最後まで「ギリギリでもなんでもいいから入ろう!」という気持ちを持って頑張れました。

 

 

 

 英語科 石井講師

 

 

―受験校を選ぶにあたって意識したことはありますか。

 

受験校は…。今思うと私はちゃんと考えていなかったんですけど、塾に入ったころから新保さんにずっと受験校について相談していて、北里に行きたいという風に話していたんです。それを中心にという感じで、初めは公募狙いでした。

 

 

―薬剤師を選んだきっかけは何ですか。

 

私の祖父が薬剤師だったのがきっかけです。祖父以外、親類に誰も医療関係者はいないんですが。

 

―それでは、高岡さんの高校に入るまでの経緯について聞かせてください。

 

小学校、中学校は地元の公立学校でした。高校受験では公立高校を目指していたんですが、失敗してしまって。ほぼ内申で行けるという感じで、併願として出していた青稜高校に合格できました。

 

 

―高校受験時は塾に通われていましたか。

 

 

はい。多摩英数という家の近くのところに。

 

 

―青稜高校での学校生活はいかがでしたか。

 

ずっと公立の学校に通っていたので、『私立はお金持ちの人が行く』みたいなイメージがあってすごい怖かったんですけど。同じような子がたくさんいて、思ったより何とかなった。()

 

 

―青稜高校は高校から入る人はどのくらいいるんですか。

 

結構多いですね。100200人くらいいると思います。高1の時は内進生という中学校からいる子たちと、外進生という高校から入った子たちと、クラスが分かれていました。それが高2で合流します。1学年の総数としては多分300人近いので、3分の2くらいは高校からですね。

 

 

―高校からの人の割合の方が大きかったんですね。それは心強かったんじゃないですか。

 

内進生にはやっぱり(成績の面で)恐れていました。お互い思っていたみたいなんですけど。() やっぱり中学から3年間やってきている人たちなので、なんか強そうだな、みたいな感じに思っていました。でも部活に入って友達がどんどんできていくうちに全然気にならなくなりました。

 

 

 

 

―何部でしたか。

 

吹奏楽部でクラリネットをやっています。今日も定期演奏会が卒業式後、3月にあるのでその練習で吹いてきました。

 

 

―高校生活は楽しかったですか。校風は合っていましたか。

 

楽しかったです。やっぱり頭が良い子が周りに多かったなと。みんな優しくてしっかりした人が多いイメージがあります。先生はみなさん個性が強かったですね…。私は部活で幹部をやっていたので顧問の先生にはすごくお世話になりましたね。

 

 

―今卒業式前日ですが、どんな気持ちですか。寂しいですか?

 

卒業式終わった後も普通に部活があって学校に行くので寂しさは全くなくて、むしろ定期演奏会が近いので部活がやばいなという気持ちです。()

 

 

3F教室 

 

―楽しそうだね。()

 

―高岡さんと話すとこちらも元気が出てくる感じがしますね。それは高岡さんの長所なのだと思いますが、元々持っているバイタリティなんでしょうか、それとも部活等で培われたものなのでしょうか。

 

 

 ほんとですか。でも元々引っ込み思案というか、そんなに人と喋れないタイプなんですよ。そう考えると中学で吹奏楽部に入って、大人数でずっと一緒にいなきゃいけないのが影響したのかもしれません。そこから人と話すのが知らない人とかでも普通に話せるようになったんじゃないかなと思います。

 

 

―素晴らしい。社会生活とか人とかかわるというのは部活で学んだと。

 

―吹奏楽部は活動が毎日あるイメージですが、部活と勉強を両立させるということを考えたときに、同じ青稜の吹奏楽部の人に何かアドバイスできることはありますか。

 

私は勉強より部活を頑張った方なので、私がアドバイスしていいのか分からないんですけど…。() でも勉強は正直に言ってしまうと、テスト前ちゃんとしておけば学校ではそんなに困らないと思います。

 

 

―受験勉強に対しては、塾に通ったことで意識は変わったりしましたか。

 

一緒に授業受けていた人たちも結構真面目な人が多かったので、自習室でも必ず顔見知りがいるという感じでした。だから「私もやらなきゃ」という気持ちにはすごいなりましたね。

 

―今日は貴重なお話をたくさん聞けました。ありがとうございました。改めて、合格おめでとうございます。

 

ありがとうございました。

 

 

 

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