【2024】東京女子医科大 医学部 学校推薦型選抜『至誠と愛』(卒業生子女) 推薦 現役合格 L.Iさん(私立共学校)~2025年より『卒業生子女』推薦へ変更となります~

東京女子医科大 医学部

学校推薦型選抜『至誠と愛』(卒業生子女) 推薦  現役合格 L.Iさん (私立共学校出身) 

 

 

 

数ある予備校の中から、一会塾を選ばれたのはなぜですか?決め手はどこでしたか

 

『至誠と愛』入試を考え、ネットで色々調べていた時に一会塾で『至誠と愛』入試で合格された方の体験記をたまたま読んで「ここに行けば大丈夫だ!」と思い入塾しました。2次試験のことに触れている予備校は他にもあったのですが1次試験のことまで詳しく書いてあったのが、一会塾の体験記だけでした。『至誠と愛』推薦が謎に包まれていることもあって即入塾を決めました。

 

高校生活について教えてください

中高一貫校だったので数学のペースは速かったです。高校に上がってからは宿題はほとんどなくてテストの時にその範囲の問題集のところを提出してねという感じだったのでみんな受験勉強に集中できたと思います。私の学年は約1割の生徒が医学部志望だったので、お互いに受験の情報を共有したり一緒に面接の練習をしたりしました。学校の先生は親切で面接や小論文の対策を放課後にしてくれるのですが、私は一回も利用しませんでした笑。

 

医学部を目指した理由と推薦を受ける上で大変だったことを教えてください

医師である祖父と母の存在がとても大きかったです。母が日頃から患者さんに尽くしている姿を幼い時からずっと見ていたので自然と自分も医師を目指していました。受験校を決めていく中で1つでもチャンスを増やしたくて医学部の推薦のことを色々調べていた時に東京女子医科大の『至誠と愛』推薦入試について知りました。学校に北里の指定校推薦も来ていたので、かなりギリギリまで迷っていたのですが倍率などもみて女子医に決めました。夏休みに入るまでは『至誠と愛』推薦入試の存在すら知らなくて願書の締切1週間前にバタバタしながら一会塾に駆け込みました笑。

一般受験を重視していたので対策を始めるのが遅くなってしまって焦りました。急いで東京女子医科大の創設者である、吉岡彌生(よしおかやよい)先生の本を買って先生と女子医の年表を覚えて9/30までにとにかく必死で詰め込みました。

かなり雑に覚えてしまったので試験の内容が大きく変わって少しだけ良かったと思いました。2次試験直前は医学部志望の友達や指定校を受ける友達と数学の授業中や全ての休み時間を使って面接の練習をしたりして本番へ備えました。

 

一会塾で受講された授業と指導について教えてください

私が受けた授業は水谷先生の志望理由書作成・面接練習の授業と山口じろう先生の入試直前の最終確認でした。入塾する前に書いた志望理由書は本当にひどくて自分で見返しても「よくこれ出願して受かると思ったな…(笑)」となってしまうくらいだったのですが授業後のものは合格を確信できるほど変わりました。

水谷先生が私のことを深く掘り下げてくださったので自分でも気付かなかった長所やアピールポイントも発見することができました。先生は女子医についてとても詳しくて授業後は合格を確信してしまうほど自信をつけることができました。入試2日前にあった最終確認の方は主に面接の対策をしました。過去に聞かれていた3分間の自己紹介を最初に行ったのですがその出来映えが本当に酷ったんです、、、 緊張で内容を覚えられない、そもそも内容がダメという感じだったのですが山口先生が私や私の家族のことを細かく聞いてアピールポイントを引き出してくださったので無事に原稿を綺麗にまとめ上げることができました。

 

受験当日(1次試験)のことは覚えていますか

1次試験の時は緊張しすぎて会場に早く着きすぎてしまい、大学の近くのコーヒーショップで母と時間を潰したのは今でもよく覚えています。その時同じお店にいた受験生の子が後々一会塾の子だと知ってとても驚きました。筆記試験が去年までのものとガラリと変わり字数制限のない小論文になってしまっていたのですごく焦りました。周りの人も開始直前まで吉岡彌生先生の本や年表などをずっと確認していたので焦っていたと思います。面接も圧迫されると思って身構えていたのですがとても優しく穏やかに進んでいったのでびっくりしましたし内心ではホッとしました。面接の内容は対策したものが全部出て想定外な質問は無かったです。吉岡彌生先生関連が筆記にも面接にも出てこなかったのには驚きました。

今回は1次で落とされる人が1人もいなかったのですが、来年度の入試から『至誠と愛』推薦が『卒業生子女』推薦に変更となり、至誠会(東京女子医科大の同窓組織)による1次試験がなくなるので選抜の対象が広くなったのかなと思います。

 

2024年から『至誠と愛』推薦が、『卒業生子女』推薦へ変更となる

出願資格・定員は10名)・・・一般推薦の資格(評定4.1以上)を持ち、1浪までで3親等以内の親族に本学医学部の卒業生がいる者(条件としてはほぼ変更なし。詳細は新募集要項で確認してください)

選抜試験・・・思考力試験、小論文、個人面接 + 討論が追加される(これで一般推薦と同じ試験科目となる)

※募集要項は医学部入試研究所『みらい』にも掲載されます。

 

2次試験の様子を教えてください

2次は緊張せずに1次よりもリラックスして試験を受けられました。周りの子も安心していたのか試験の間の休みにトイレなどで談笑したり難しかったよね!?など試験の出来を話し合ったりしてました。例年通り筆記(思考力試験)はSPIや中学入試の延長版のようなものでした。先輩の体験記にも書いてあったのですが本当に時間が足りないです。問題文が長いので内容を把握するのも難しくて・・・・80分で大問10個で1個につき5問小問があるのですがだんだん計算がめんどくさくなったり問題が複雑になってくるので34問目まで解いて5問目は確実に解ける自信があるもの以外全部飛ばしてました。今年はJCSGCSを使った問題も出てきたりしてかなり焦りました。5択のマーク式なので計算系はかなり自信があったのですが表を見比べたりするタイプの問題はかなり運で解いてました。

 

 

小論文は例年テーマがほとんど同じで今年は

 

“『男女別の週あたり勤務時間60時間以上の病院常勤医師の割合』のグラフを見て考えたこと、あなたがなりたい姿、大学入学後その姿になるためにあなたがすることを建学の精神を踏まえて800字で書きなさい”

 

というテーマでした。『至誠と愛』推薦入試のテーマは必ずと言っていいほど

 

「あなたのなりたい姿を建学の精神を踏まえて書きなさい」

 

が出題されるのでテンプレートを作って本番スラスラ書けるために暗記してました。それでも時間ギリギリで見直す時間がなかったので不安でした。試験会場は自分の時計を使うのが禁止で前のスクリーンに大きくアナログ時計が映し出されるのですが目が悪いので時計が見えにくくて焦りました。

面接は至誠会の先生方とは雰囲気が違い、何を答えても終始真顔でいらしてかなりの『厳しさ』を感じました。提出した志望理由書についても深く質問されたり、と本当にドキドキでした。本番を思い出すと焦ってよく分からない回答になってしまったはずなのですが何とか無事に合格することができたのでほっとしています。 面接官の先生がマスクをつけられていて、さらにアクリル板があったので声がほぼ聞こえなくてとても焦りました。至誠会での選抜時はしっかり対策をしたのですが2次は1次と比べても緩めという事前情報があり、練習不足で行ってしまったことを終わった後でかなり後悔していました。

 

合格の瞬間は覚えていますか

1次試験(930日)の合格発表は23週間後に家に郵送されてくる方式でした。『私が落ちたら誰が受かるんだ!』というくらいの自信で構えていましたので()、試験後はすぐに一般の勉強に切り替えることができました。1次合格の時は私よりもむしろ母の方が喜んでいたと思います。 

2次の試験後は面接でかなりやらかしてしまったり、思考力試験で時間が足りずに心配すぎたりと合否が出るまでずっとソワソワしていました。学校の友達や塾の先生に励まされてなんとか立ち直ることができました。後々友達に当時のことを聞いてみたら『絶対落ちた』と思われていたようでした(汗)。合格発表の時間が丁度学校の授業中だったのですがこっそり見ると自分の番号があったので思わず声が出そうになりました。

周りの友達もまだ皆自分の受験が終わってないのに凄く祝福してくれてこの学校で良かったと心から思いました。学校にいたので1番に担任の先生に知らせたのですが自分でも無意識に涙が出てきてしまっていました。 人生の中で1番嬉しかったです。少し気持ちを落ち着かせてもう一度合格発表を見たのですが11人受けた試験なのに合格者が8人しかいなくてとてもびっくりしたのをよく覚えています。自己採点もできず、配点も分からないので自分がどこで落としてしまったのかが分からないのがとても怖かったです。

 

これから受験する人に一言アドバイスをお願いします

医学部を受ける人はチャンスを増やしたり、本番慣れするためにも絶対に推薦を受けるべきだと思います。1011月に推薦の勉強に時間を取られるのは少し痛いですが小論文や面接の対策は一般の2次試験の時にも使えるので受けても損はしないと思います。実際、私は夏休みの時は他大学の小論文で600字課題のものに3時間かけるほど小論が壊滅的に苦手だったのですが、受験が終わる時には800字が50分に収まるほどスラスラかけるようになったので一般の2次の心配をあまり心配する必要がなくなりました。 

受験は団体戦という言葉がある通り、周りの人をもっと頼ってもいいと思います。実際自分が思っている以上に周りにいる人は優しくて自分のことを応援してくださっているので何かで詰まった時、苦しくなった時はい1人で悩まずにすぐ周りの人に相談することが大事だなと思いました。私の受験も周りの人無しでは絶対成功することができなかったと思います。

皆さんも頑張ってください!!

 

 

L.Iさんによる詳しい受験レポートを踏まえた東京女子医科大の対策講座が2024年6月から始まります。詳しくは資料請求画面よりお問合せください。

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