合格体験記(既卒) 獣医編 日本大学 和田さん

和田梓さん 日本大学 生物資源学科 獣医学科(立正大付属高校卒)

【和田さん その他の合格大学】

北里大学 獣医学科

 

~小学校からの漠然とした獣医志望が北里のオープンキャンパスで言われた一言「獣医は医学部と同じ難易度」で本気に。英数の基礎力を一会塾の少人数授業でみっちり磨いて現役時に全滅したあこがれの獣医学科で2つの合格を勝ち取れました~

 

インタビュアー : 山口(英語科講師)

(担当スタッフより)

持ち前の明るさで受験勉強を乗り切った和田さん。成績が全然ふるわなかったときも明るく笑いながら相談をよくしてくれました。たぶん心は相当なプレッシャーだったと思います。合格されたときに見せてくれた涙が、今でも忘れられません。

 

ここがポイント!獣医学科のある、日本大学 生物資源学部は小田急線の「六会日大前」駅にあります。東京ドーム12分のキャンパス、学部定員は152012学科(各学科は約130人の定員)を擁する学部です。学生も全国から集まり、およそ生命・環境・資源・食料に関することならすべてが学べるひとつの大学のようなスケールがあります。

 

(山口) 大学に入って、だいぶん慣れましたか。

 

(和田) 慣れました。

 

(山口) 楽しいですか。

 

(和田) 楽しいです。めっちゃ楽しいです()

 

(山口) どんなことが楽しいですか。

 

(和田) いろいろな人がいるなって思ったことと、やっぱりずっと自分がやりたかった勉強なので、必須科目が1年から結構多くて、しかも難しいんですけど、それが楽しいなと思って。

 

(山口) どんな名前の授業があるんですか。

 

(和田) 解剖学、生理学、生化学とか。あとは「いくしゅ」

 

(山口) どんな字ですか。

 

(和田) 育てるに種で、牛の交雑の勉強とか。

 

(山口) 交雑ってどういう意味ですか。

 

(和田) この種類の牛と、この種類の牛を掛け合わせたら。

 

(山口) ハイブリッドみたいな。

 

(和田) そうです。そういう勉強が面白くて、楽しいなって思います。

 

(山口) 学科の人数は、何人でしたっけ。

 

(和田) 1年生で、1・2年で留年した人も入れて131人とか。

 

(山口) 生物資源は、もっとでかいんだね。

(和田) もっとでかいですね。でも学科が結構多いので。

 

(山口) 130人? すごい多いね。

 

(和田) 結構それなりにいると思います。

 

(山口) 獣医の1年生は忙しいですか。

 

(和田) そうですね。でも2~3年が一番忙しいって聞くんですけど、1年もそれなりに。

 

(山口) 立正大付属高校でしたよね。

(和田) そうです。

 

(山口) 小学校のときって、中学受験はしたんですか。

 

(和田) していないです。

 

(山口) じゃあ、公立中学に行ったんですか。

 

(和田) そうです。地元(武蔵小杉)の公立中学に行きました。

 

(山口) 小学校のときは塾に通わずに、補習みたいな塾に通っていたの?

 

(和田) 臨海セミナーに行っていました。中学校は普通の公立の中学校に行って。

 

(山口) 高校受験はどうでしたか?

 

(和田) 私立だけ受けました。獣医の推薦を取りたかったんで、私立がいいかなと。本当は日大日吉に行きたかったんですが、だめで立正に。

 

(山口) 立正はどこにあるんですか。

 

(和田) 大田区です。

 

(山口) 駅で言うと。

 

(和田) 西馬込です。

 

(山口) その辺にあるんですね。中学のときに通った塾って、どちらでしたか?

 

(和田) 中学のときは、たぶん中1ぐらいまで臨海に通っていて、それから栄光ゼミナールに行って。

 

(山口) 変えたんですね。栄光ゼミナールは武蔵小杉校。東急の上にある。

 

(和田) そうです、東急スクエアの上にあるやつです。

 

(山口) 立正に入って、高1から獣医に行きたいなと思っていた?

 

(和田) 獣医になりたいなと思ったのは、わりと物心がついたときです。

 

(山口) 理由は。

 

(和田) 動物が好きで、そういう動物関係の仕事に就きたいと思っていて。だいたい獣医学科の人に言うとみんな知っているんですけど、『動物のお医者さん』という漫画があって、それを読んで、こういう仕事があるんだなというのが分かって。そこから東日本大震災のことがあって、動物愛護に興味を持って、やっぱり獣医かなみたいな感じになりました。

 

(山口) そうだったんですね。『動物のお医者さん』って、今でも売っているんですか。

 

(和田) 売っていると思いますよ、漫画で。12巻ぐらいあります。

(山口) それは小学校低学年ぐらいで読むんですか。

 

(和田) そうですね。小学校2年生ぐらいで、学校で読んでいて。

 

(山口) 学校で読んでいて興味を持って、それがきっかけに。

 

(和田) そこから獣医を。

 

(山口) 深めていったら、こうなったと。

 

(和田) はい。

(卒業生のつどいでの和田さん)

 

(山口) じゃあ、獣医を目指すことは早くから決めていて、高校受験のときもその延長線上で高校を選んでいると。

 

(山口) 獣医って本当に難関じゃない?危機感はありましたか?

 

(和田) はい。たぶん頭では分かっていたんですけど、実際自分が獣医に受かるための学力がどれぐらい足りないかとか全然分かっていなくて。高3のときもそうなんですけど、何となくいけるんじゃないみたいな感じのノリで。

 

(山口) 高校に入ってからの塾は?

 

(和田) 高2の秋ぐらいからまず東京個別指導学院に通い始め、高3になって大手予備校に移りました。

 

(山口) 何で変わったの。

 

(和田) 安いからです。

 

(山口) どんな感じでしたか?

 

(和田) 映像授業を受けていたんですけど、今思うと、ただ受けているだけで終わってしまいました。

 

(山口) 生の授業は少なかったんですか。

 

(和田) そうです。通い始めたのがちょっと遅かったんです。5月、6月ぐらいで通常の授業が始まっちゃっているので。

 

(山口) だから映像でみたいになったんですね。映像の授業は、どういう印象ですか。

 

(和田)  寝ますね。あれは寝ます。寝るし、先生に質問をするのも、紙に書いてスタッフさんに渡すみたいな感じで、ちょっと段階を踏まないといけない。それが面倒くさいなと感じていました。スタッフさんはたぶん大学生の方で、その人には質問はできるんですけど。

 

(山口)紙に書いて質問するには表現力が必要だね。どこが分かっていないのかを分かっていないと書けないしね。

 

(和田)すぐに質問が戻ってくる感じでもなさそうでした、たぶん。自分で勉強管理がそんなにできる方じゃなかったんですが、その管理をしてくれるスタッフさんとかも、あんまりいなくて。スタッフの人数が10人はいなかったかな。8人ぐらいで、高校生全員を見ている感じだったので、最近どうぐらいの会話で終わる感じでした。

 

(山口)高校の授業というのは、いかがでしたか?

 

(和田)高校の授業は良かったんですが、やっぱり獣医に受かりたいと思って受ける授業ではなかったかな。やっぱりいろいろな志望校の人がいるから。獣医を目指すんだったら学校だけでは足りなかったなって思います。

 

(山口)浪人が決まって、もう獣医に行くということで予備校を探していたんだ。

 

(和田)そうです。

 

(山口)何がきっかけで来たんだっけ。

 

(和田)母が見つけたんですよ、一会塾を。医学部専門だけど、ほかもやっているみたいだっていうのを聞いて、すごく近いからというので話を聞きに行きました。そしたらすごく面倒を見てくださるみたいな感じだったので、ここにしようかなと。

 

(山口)少ないからね、1クラスが。和田さんときは2~4人のクラスが多かったね。それで数学の授業以外は?

 

(和田)英語と生物です。

 

(山口)生物は上原先生だね。

(化学科 / 生物科 上原先生)

 

(和田)そうです。上原先生の生物と演習生物の授業を週一で。

 

(山口)そういえば、演習の生物は医学部へ行った益戸康太くんと一緒に受けていたんだったね。2人のクラスだったね。

 

(和田)そうです。もう、つらかった。

 

(山口)何がつらかったの?

 

(和田) 医学部のレベルで進んでいくから、もう最初は全然分からなくて。

 

(山口) 演習の授業だし、難しかったんだね。獣医はほぼ医学部と同じ難易度だから、それが逆に良かったかもしれないよ。獣医志望の人はみな生物大好きって人が多いからね。問題は英数の底力が上がらないとどうにもならないわけだけど、1年間でどんな感じで上がっていきましたか。

 

(和田) 英語は、わりとそこまで苦手な方ではなかったと思うんですよ。長文はたぶん、ちょっと確信を持って言えないんですけど。だから英語は、ちょっとずつ徐々にみたいな感じですかね。数学はなかなか、上がっているなみたいな感じはなくて、たぶんセンターも、それこそずっとD判定だったんですよ、直前の。たぶんそこから一瀬先生が、本当に外積をやって受かりました、私は。

(数学科 一瀬先生と和田さん)

 

(山口) 外積が何でポイントなの。

 

(和田) 一瀬先生いわく、外積がブームだみたいな。

 

(山口) はー。そんなことをおっしゃって(笑)

 

(和田) 外積と多面体がブームだというのを聞いて。

 

(山口) プリントで渡されて。

 

(和田) 北澤君がすごい課題を先生に求めていて、北澤君、もうこの課題終わったらしいから、次をあげるからやりなさいみたいに一瀬先生にもらって、それでめっちゃ外積と多面体をやりこんで。あとは、ベクトルだ。空間ベクトルをやりこんで、たぶんその問題がちょうどよく出たんですよ。

(北澤くんと和田さん)

 

(山口) どこで。

 

(和田) 日大と北里で。

 

(山口) はまったんだね。

 

(和田) はまったんです。

 

(山口) 多面体と外積とベクトル。

 

(和田) 空間ベクトル。

 

(山口) それまでは、ぱっとしないじゃないけど、ちょっとずつ上がっていたのが、やり込んだ感が、そこで一気に広がりました。

 

(和田) そこで、もうちょっとかな?みたいな感じだったんですけど、数学は。

 

(山口) そんなに全然成績が上がらないわけでもなく、でも急に上がってきたわけでもなく、何となく不安だったじゃない。これで獣医、いけるの?みたいな。

 

(和田) そうです。何となく。

 

(山口) たしか北里のオープンキャンパスに行ったときに、何か言われたんでしょう?

 

(和田) そうですね。北里の医学部の人が、獣医は医学部の人が滑り止めで受けるところだから、何なら最近は獣医の方が難しいからみたいに言われて、センター利用入試で行った方がいいよみたいなに言われて、そんなって泣きそうになりました。

 

(山口) その印象が強くて、私はとてもじゃないけど、獣医に行けるのかなみたいな感じだったよね、ずっと。追い込みは、相当やったんじゃない。

 

(和田) そうですね。数学は11月ぐらいから、がーって。

 

(山口) ひたすら頑張っていたよね。そのときは、何が支えていたの。

 

(和田) あのときは北澤君に1枚でも、和田さんは終わったからこれをやりなさいみたいな、回したいなと思ってやっていたのと、だんだんできるようになって楽しくなってきたので。

 

(山口) それも大きいよね。獣医の講座を冬にやって、あれはどうでしたか。

 

(和田) 1回だけ英語が北澤君に勝ったじゃないですか。あれがすごい自信になって、いけるかもしれないみたいな。それで英語はそのまま頑張って、数学はやり込んで、ちょっと生物がおろそかになりつつあってという感じですね。

(和田さんがその際行った演習プリント)

 

(山口) いろいろシーソーゲームがありながら、最後まで頑張ったね。その北里にも受かったもんね?

 

(和田) そうです。

 

(山口) どんな気持ちでしたか。

 

(和田) 受かろうと思って1年間勉強してきていたんですけど、親にも言われたんですけど、まさか受かるとは思っていなかったみたいな。

 

(山口) え?それはひどいね(笑)。

 

(和田) 受かるんだと思ってやっていたんですけど、本当に受かるというのはなくて、ただとにかく目の前のことをやってみたいな感じだったので。えっ、受かったのみたいな。

(合格通知とともに・・・)

 

(山口) 北里に受かって日大も来たから、もう本物じゃない。

 

(和田) まじでびびりましたね(笑)。

 

(山口) 最後に一会塾について一言もらってもいいですか?

 

(和田) 勉強の質問から、身の回りの雑談など、いろいろな話を聞いてもらい、精神的に安定した浪人生活を送ることができました。一会塾に通うことができて、また先生方や受験の仲間に出会うことができて、本当によかったです。

 

和田さんが、医歯薬進学2月号(2020年1月12日発売)で記事になりました。ご希望の方には記事を郵送させていただきます。

(医歯薬進学で取材を受けた14人の先輩たち)

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