合格体験記(現役) 筑波大学 医学類 宮嶋さん(東京学芸)

宮嶋好輝さん 筑波大学医学群医学類(東京学芸大附属) 現役合格 

【宮嶋さんその他の合格大学】

防衛医科大学 医学部 

日本医科大学 医学部 

 

聞き手:山口じろう(英語科講師)

“宮嶋くんが言う、最後のセリフ『半年間あれば、成績は飛躍的に伸ばすことができます。』は本当です。彼自身が野球部で夏の甲子園間近まで部活があったからです。塾で受験科目を全部受講していたので、実際の勉強時間は塾の授業時とその前後くらいしかなかった。また数学を武器にした宮嶋くんでしたが、途中、物理には弱音をはきました。”生物にしたい・・・“と。いろんな壁を乗り越えました。センターは87%、日医にほぼ進学を決めてところでの筑波逆転合格は、今、思い出してもドラマでした。防衛医の合格を年内に手にしていたことが彼の支えにもなっていた気がします。おめでとう!”

 

インタビューした内容を要約してお伝えします。

 

Q医学部を目指した理由は?

A: 高2の冬に志望校について悩んだ時期がありましたが、得意な数学や理科を活かして理工系の分野を学ぶよりも、生物や人間の体について学ぶ方が楽しいのではないかと感じました。

わかっていないことが多い分野は、人間の体や病気の治療についてだと考え、分かっていないことが多いことを追求することの方がおもしろいし、価値があると思ったからです。社会のためになることをしたいと漠然と考えていて、1番直接的に、身近で人のために活動できるのは医師だと感じました。

 

Q一会塾を選んだ理由は?

A:高2の冬まで東大生が教える集団塾で学んでいましたが、先生の数に対する生徒の数が多いので、分からない問題や悩み事があっても相談できる環境がありませんでした。一方一会塾では先生方が親身になって相談に乗ってくださるので勉強しやすい環境、アットホームな雰囲気があると感じました。

 

Q医学部の受験勉強について

A: 高2の冬に医学部受験を決めました。すると時間がないことに気づきました。どのように勉強するのが1番効率が良いか考え、自分が勉強嫌いなことを踏まえると長い時間やるよりも時間を決めて集中する方が良いと思いました。具体的には、塾と高校の自習空間以外では勉強しない事。その代わり、なるべく自習できる空間にいることを心がけ、家などでは勉強のことを考えずリラックスできるようにしました。睡眠時間は絶対に削らないのも大切だと思っていました。

 

数学と化学は苦手意識はなかったので、授業の内容を完璧に理解して、1度解いた問題は絶対に間違えないようにしました。化学の無機、有機は知識のまとめプリントをつくりました。英語は特に長文が苦手だったので、市販の長文問題集や、受験が近くなったら過去問の文章をひたすら解きました。英単語も空き時間ではなく、しっかりと勉強時間を決めて取ることで抜けができるだけなくなるようにしました。物理は高3の4月の時点でほぼ何も分からなかったので、授業で触れた問題で自分が必要だと感じた良問を全てノートにコピーして貼って、解説を作りました。それに加えて、問題集や過去問からもできるだけピックアップして見たことがある問題を増やし、パターン化していきました。センターだけの国語と地理はひたすら過去問演習をしました。

(化学科 川原先生 宮嶋くんを担当)

(数学科 仲野先生 宮嶋くんを担当)

 

Q 進学する大学を決めた理由は?

A:学費の面からなるべく国立に行きたいと考えていて、センターの結果も踏まえて筑波を選びました。また、研究が盛んなので、最先端の現場に近いところで学べるのも将来につながると考えました。

 

Q これから受験するみなさんへ向けてメッセージお願いします。

A:半年間あれば、成績は飛躍的に伸ばすことができます。塾の授業を最重要視してその復習を欠かさず、勉強する時としないときの切り替えをすることが大切です。つらいと感じながら勉強しても成果は出ないので、自分がやる気を出せる方法を考えてください。体調には気を付けて、受験当日自分が1番良いパフォーマンスできるように調節しましょう。 

Q 日本医科大の集団討論のテーマはなんでしたか?

A:医師とAIの関わり方についてでした。

 

宮嶋さんの体験談が、医歯薬進学2月号(2020年1月12日発売)で記事になりました。ご希望の方には記事を郵送させていただきます。

(医歯薬進学では14名の先輩は取材を受けました)

 

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