男鹿遼河くん 星薬科大学合格(住吉高校卒)
インタビュー:尾関
担当スタッフ:尾関
”え?映像予備校では入塾を断られた!偏差値を3科目20ずつ上げて、念願の星薬科へ 努力の逆転合格 本気になれば人は変われるってことを実証してくれたのが男鹿くんでした。化学は医学部合格者を抜いていました”
(尾関) 大学はどうですか?
(男鹿) めちゃくちゃ楽しくて、全然ストレスなく通っている感じです。
(尾関) 勉強の方は。
(男鹿) 思ったよりも、数学をやらせてくれないんだという感じで8割、9割は化学なんじゃないかな。あと化学は有機化学が中心なんだなというのは聞いていたけど、めちゃくちゃメインですね。
薬学部を目指した理由は?
結構めちゃくちゃ最初はしょうもない理由で、小さいときは体が弱くて、風邪でも引くと40度ぐらい熱出したりしてたんですよ。それでよく病院とかに行っている子だったんです。だから病院の前の薬局にもいつも行っていて、そこの人たちを見ていたら、これはめちゃくちゃ簡単な仕事をしているんじゃないかと思って。最初はですよ。こんなのお医者さんが書いた紙を棚から出すだけみたいに最初は思っていました。
お父さんもよく薬を飲んでいたしおばあちゃんもいたので、わりと薬は身近だったかなと思います。
何故か小学生の時に、薬が入っているぷちっと押し出すやつの空を集めていて、がちゃがちゃのカプセルに詰め込んでたりしました。本当に意味が分からないんですけど。
とにかく薬は身近な存在でした。
星薬科に決めたのはオープンキャンパスでの出来事が大きかったかなー。キャンパスツアーの大学生がすごく良い人だったんですよ。
他の大学のオープンキャンパスの大学生は相手をしてくれないみたいな、しょせんバイトだみたいな感じがしたんですけど、星薬科の大学生は本当にめちゃくちゃいい人で、最近勉強を始めたばかりなんですけど、全然受かる気がしないんですみたいなことを言ったら、いろいろ相談に乗ってくれたりして、すごく信じられないぐらい親身になって相談に乗ってくれて。それですかね、一番の決め手は。
一会塾を選んだ理由は?
最初はとにかく有名なところに入ればいいかと思ってました。有名なところというか、聞いたことがあるところに通いたいみたいな。近くに大手の映像授業の予備校があるじゃないですか。そこに電話したんですよ。そうしたら、住吉高校で今から入る、勉強も特にしたことがないの、うーん、ちょっと入れられないですねみたいになって、この時期からはちょっと厳しいですみたいな。ちょっと粘ったんですけど7月からはもう本当にだめですねみたいに言われて、本当に絶望したんですよ。受験ってそんな感じなんだ、予備校ってそういうとこなんだって思った。
そうしたらネットでお父さんが一会塾を見つけて、ここは薬学部、医学部みたいに書いてあるぞって言ったから、それなら行ってみようかなって思って、電話もしないで急にお母さんと行ったんです。もともと自分は大人と打ち解けるのがあんまり得意じゃないと思うんです。だからどうせ通うなら塾の先生も少人数のところがいいかなと。あまりたくさんの大人と喋らなくていいみたいな。でも結局少人数なんで面倒見がよかったなって本当に思っています。勉強はもちろんなんですけど、授業は好きだし、高橋優子先生の面接対策とかあったじゃないですか。あれは本当に正直最初はかんべんしてくれみたいに思っていたんですよ。でも、どうにかしてその子のいいところを考えてくれるじゃないですか。一生懸命見つけていってくれるみたいな。それもかなりよかったと思っています。
どんな高校生でしたか?
高校生の時はかなり何もしていなかったです。
部活も1年の5月ぐらいまでバスケ部にいたんですけど、すごい早さで第1号で辞めました。
高3になって一応勉強はしてたんだけど、公募推薦を落ちたあたりで、やっぱりちょっとこれは無理だなと思っちゃって心が折れたというか、そこから減った気がする。最終的に1つだけ薬学部に合格できたんだけどやっぱり行きたくなくて浪人決めました。
(一会塾 同期の受験生たち、右前に男鹿くん)
どうやって成績を伸ばしました?
英語は現役のとき、本当に全然伸びなかったという感じだったんですけど、浪人決めた3月ぐらいに、英語だけはとにかくやっていこうと思って、単語はずっと毎日やるし、ビデオとかもやるし、家に帰ってから授業でやった長文とかを読み直してみたりとか。最初に英語をやるようにしていた気がします。それでだんだん意外と上がってきていると思って、結局8割ぐらいは取れるようになったのかな。最初は本当に3割とかでしたけど。
(尾関) 中学の英語からやり直したと。
(男鹿) あれは3月ですね。スタッフの関さんと相談をして、最初からやり直した方がいいんじゃないってなって。
(尾関) 抵抗したらしいじゃない。
(男鹿) 抵抗したというか、やっぱり最初は中学をやるみたいな、俺をなめるな、18歳だぞみたいな、浪人しているんだからみたいな、あるじゃないですか。さすがに中学からは恥ずかしいと思っていたんですけど、やっぱりやり始めると、こんなのあったっけみたいなのがいくらでも出てきて、入るわ入るわ、頭に。結局2周やりました。
(尾関) 間違えたところに付箋つけてましたよね。
(男鹿) あれ、付箋の意味ないですからね。ほぼすべてのページに張ってあるので。
(尾関) それでちょっと開けた感じがした。
(男鹿) そうですね。やっぱり自分の弱さにちゃんと向き合うのは大事だと思いましたね。あのときは、本当に。
(尾関) 英語はそういう感じで3月からやって。数学は順調にというか、普通に伸びたの。
(男鹿) そうですね。とにかく疑問に思ったことを本当に考えました、いろいろ。分からなかったら聞きに行ったり。
(尾関) 化学の伸びはいつぐらいから実感したの。
(男鹿) 実感は浪人するときに、現役のときに基礎問題精講って使っていたんですけど、背伸びしてやろうと思って標準問題精講というやつにしたんですけど、今でも正直オーバーワークだなとは思っているんですけど、模試では本当に取れるようになって、考えさせる問題というか、すごい長文で問題だけでも、うわっ、みたいな。こんなの解けるわけがないだろうって最初は思っているのに、考えに考え抜いていたら、だんだん初見の長文の問題でも、最後まで考え抜く力的なものが養われた気がして、それは本当に化学だけじゃなくて英語とか数学にも、何か生きている気がしていますね。
あとは当たり前ですけど、本当に川原先生の授業がだいぶん好きで、予習もするし、復習もするしみたいな、当たり前ですけど。川原先生も結構褒めてくれるタイプだったので、できると。うれしくなっちゃって、調子に乗ってがんがんやっていましたね。
(化学科 川原先生)
後輩へのアドバイス
受かるためにはやっぱり一番苦手な科目をやるに限るのかなって。やっぱり好きな科目を伸ばすのも結構、ほかの科目へのモチベーションにもなるかなというのはあります。