【合格体験記】昭和大学 薬学部 推薦合格 宮谷真衣奈さん 都立雪谷高等学校 ~英語は好き、数学と化学は苦手、ピンチを救った昭和大学の史上初!国語受験。合格の秘訣は早めの志望決定とポジティブ思考。迷わず昭和大へまい進してつかんだ推薦合格~

宮谷真衣奈さん 

東京都立 雪谷高等学校

昭和大学 薬学部 推薦合格(現役合格)

 

【その他の合格大学】

帝京平成大学 薬学部 推薦合格

 

―よろしくお願いします。手元にあるのは(宮谷さんの塾に通っていた際の)6月のある日の学習スケジュールですね。やる気に満ちあふれてますね。これはコロナ禍のスケジュール?

 

 

 

多分そうだと思います。その時は分散登校でちょっとだけ、学校には週3くらいで通っていました。

 

 

―今年の現役生は分散登校で、全然うまくいかない人と、良く勉強できたという人がいますが、宮谷さんはいかがでした?

 

分散が終わる7月まではいっぱいできました。

 

 

―なるほど、それではぜひ、合格した成功したストーリーを聞かせてください。昭和の薬学部は現役合格は本当に難しいんですよ。

 ―まずは、小学校から、通っていた学校を教えてもらえますか。

 

小学校は区立白金台小学校です。明治学院大学とか、北里大学が近くにあります。中学校は私立の東京家政学院。ここは市ヶ谷にあります。

 

 

―中学受験したってことですか。どちらの塾に通いましたか。

 

6年生から栄光ゼミナールに通いました。

 

 

―そうでしたか。ところで中学受験をしたいって言ったのは自分からですか、それともお母さんの勧めですか。

 

それが、その小学校は95パーセントくらい中学受験するところで。公立中学に行かないのが当たり前、みたいな。なので公立に行くっていう選択肢がなくて、(そのまま流れで)受験しました。

 

 

―周りの子はみな早くから塾へ?。小6から栄光ゼミナールというのは遅い方ですか。

 

はい、遅いです。周りの人は日能研やSAPIXに通ってました。

 

 

 

―そういう中では、かなりのんびりされていた方にはいるのですかね?

 

元々は中学受験するつもりがなくて。そのまま公立に行こうと思ってたんですけど、お母さんのすすめで(私立に)行こうかなって。短い準備期間の中で、受かりそうなところを受験した感じです。まあ学校内では慶応を目指す子もいて。高学年に上がるにつれて、学力の差はありました。周りの子は塾通いをしていても、私は習い事で水泳とピアノをやっていました。

 

 

―東京家政学院は第一志望でしたか。

 

はい、そこしか受けていないです。

 

 

―それで合格はすごいですね。印象はどうでしたか。

 

女子校というのもあってすごく華やかで豪華な感じです。校舎はきれいだし、先生方も優しくて。でも中三くらいになってまた高校受験しました、中高一貫校なんですけど。もともと家政は進学に関しては、指定校推薦の女子大に進むか付属の女子大に行く学校で、でも私は絶対に薬剤師になりたかったので。

 

 

―薬剤師はどの時点から意識したんですか?

 

小学校のころから意識はしていたんですけど、やっぱ医療系だから難しいかなと思って。管理栄養士と迷ってました。家政で管理栄養士の勉強をしたんですが、やっぱり医療系に行きたいなと中学生の時に思いました。それで、大学受験を意識して、高校受験し直しました。

 

 

―管理栄養士と迷ってたんだね。小学生の頃から薬剤師と管理栄養士を目指してたというのは、でもすばらしいですね。きっかけとはありましたか?

 

お母さんが薬のアレルギーがあって。それでずっと病院関係で働くのに憧れがありました。医学の知識を沢山身につけて助けてあげたいなって。

 

―じゃあほんとに自らの動機からなんですね。

 

―中学からはどのくらい外部受験を?

 

1クラス28人中3人だけ。

 

 

―なるほど、高校選びの基準はどうされましたか?

 

自分の成績で行ける範囲のところを。模擬試験の結果と、学校の先生に相談して決めました。

 

 

―では近辺の都立高校の候補はどういう序列でしたか、ご自分の立ち位置からすると・・・。

 

目黒高校がチャレンジ、雪谷が実力で、田園調布とか・広尾高校が実力よりちょっと下くらいだったかと思います。

 

 

―すべて通える範囲の近いところだね。では、実際に雪谷高校に入学してみて、どんな印象でしたか?

 

みんな明るくてアグレッシブな感じでした。ホントにみんな元気でした。

 

 

―宮谷さんもとても元気で明るくて・・・宮谷さんの個性とマッチングしたのかな。家政学院のおとなしい雰囲気と比べて。やっぱり学校によって全然ちがうんだね。1~2年生では、主に何に時間を使っていましたか?

 

週7で吹奏楽部をやってました。日曜も朝から夕方まで、大会前は朝練とかも。ファゴットという大きい楽器をやってました。

 

 

―吹奏楽に時間を注いだと。引退はいつですか?

 

コロナの影響で高22月に引退でした。

 

 

―スムーズに受験勉強に移行できましたか?吹奏楽に未練みたいなものは?

 

薬学部に行きたかったので、早く勉強したかったです(笑)

 

 

―では割とスムーズに切り替えできたのですね。塾はどうやって探したんですか?

 

ネットで「大学受験 薬学部」と検索して、一会塾がでてきました。母と一緒に近くて通いやすいところを探してて。見学の時に川浦先生の話を聞いて、ここなら受かるかなって。29月くらいに入りました。

 

数学科 兼 進路指導スタッフ 川浦講師

 

 

―やっぱりそこは、小学生から薬剤師を目指してるから、部活動に力を入れている学内においては、割と早めに動いたということですね。最初に取った授業は何ですか?

 

川原先生の高2化学をとって、学校の授業よりすごく分かりやすくて感動しました。その後、高3の春期講習から一瀬先生の数学も。

 

化学科 川原講師

 数学科 一瀬講師

 

 

―周りに同じ薬学部志望の人たちがいたと思うけど、授業が同じだから一緒にがんばろうとなった?プラスでしたか?それとも何か影響はあった?

 

最初は怖かったです。頭いいんだろうなという感じで。

 

 

―一瀬先生のテストでランキング出たりしますが、印象変わりました?

 

やっぱりみんな頭いいんだなって。何とかついていきました。ここにいる人は頭がいい人たちだけど、私は私だと思って。

 

 

 

 

―授業で分からないことは?

 

数学がついていけなくて、4月から個別指導に切り替えました。

 

 

―一瀬先生は基礎・応用・実践を一巡した?

 

はい、一巡しました。夏以降は推薦も始まるし、他の対策をあるので。グループ授業はついていけないこともあって、その分個別指導ではしっかりサポートしてくださったのですごく助かりました。あと、結局受験は数学ではなく、国語で受けましたが・・・(笑)

 

 

―国語受験という戦略をとったんですね?スタート時点では偏差値35、その後40代、そして最高で53取ってますね。すばらしいです。この伸び方は・・・昭和大学はその年初めて、数学なしの方式が導入されましたがよくぞ選びましたね。過去問がなかったけど、どうしたんですか?

 

 

保健医療学部に国語があったので、そこの過去問を参考にしました。それと似ていました。

 

 

―推薦が数学だったら他を受けてました?

 

はい。あとは一般入試を考えていました。

 

 

―じゃあそれで受かった時の気持ちは?

 

受かった時急に、これでもし受かってなかったら、数学をもっとしっかりやらなければいけない状況だったことが急に怖くなってきました。ぎりぎりだったんだなと思いました。

 

 

 

―合格を勝ち取ったすごいですね。受験当日のことを教えてもらえるかな?

 

140分で3教科、1冊の冊子。英語→国語→化学の順番で解きました。英語は自信があるので早く解ける。化学は自信がなかったので、最後まで時間を使って解きたかった・・・という感じでした。

 

昭和大学 令和3年度の推薦入試問題の表紙

 

 

―それぞれの科目について教えてください。

 

国語は大問が3つ。1と2が現代文、3がことわざ慣用句。数学よりはできました。化学も思ったよりはできたと思います。

 

 

 

―面接は?

面接対策は学校と一会塾両方でやっていただきました。学校では担任の先生と副担任の先生に2回ずつくらいやって。塾では高橋優子先生の面接コミュニケーションのコースを受けました。

 

 

宮谷さんの志望理由と面接指導を担当 高橋講師

 

 

―そこでは志望理由を一緒に書きました?

 

10行くらい。一緒に書きました。母のこととか、部活でがんばったことをチーム医療につなげるというストーリーを一緒に考えていただきました。

 

 

―面接当日の質問は覚えてます?

 

寮生活は不安じゃないか?あとは高校のこと、一人10分くらい。国語受験生が先の順序で、最初に面接しました。お昼をはさんで。

 

 

―寮生活は大丈夫か聞かれてどう答えましたか?

 

不安なことももちろんあるけど、4人一部屋で過ごすことはなかなかできない体験なので楽しみです、ということを言いました。

 

 

―初めての国語受験。薬学部で数学受験ではない不安はありますか?

 

それはあります。

 

 

―そういう意識が大事ですね。でも数学自体はそれほどなくて、化学の範囲で使うくらいなので、大丈夫そうかもですね。では、振り返って一会塾での受験生活はいかがでしたか?

 

先生と生徒の距離が近い。色々悩んでることとかも相談しやすいところです。雪谷高校も温かい感じですが、似ている雰囲気がありました。

 

 

―数学の授業とかで少し苦労があったようだけど、すぐに相談して、よくドロップアウトせずに頑張りましたね。

 

塾の事はあまり詳しくなくて、薬学で探してて、見学したらすごくよかったので一会塾にしました。一会塾にして本当に良かったなと思っています。

 

 

―英語で使った教材は?

 

英語は塾の用意してくれた語彙リストを覚えていきました。メディカル英単語まではやってないです。

 

 

―メディカル英単語攻略までは行かなかったんですね。ちなみに自習室は使いましたか?

 

はい、コロナでも毎日通いました。家だと勉強できないので。周りの子がみんな勉強してるので、すごく勉強する気になりました。同じ薬学志望の友達(大野さん、北岡さん)とも一緒にがんばりました。

 

 恵比寿校 自習室

 

―3人みんな第一志望に合格して本当にすばらしいしね。写真撮りたいですね。今日はありがとうございました。

 

ありがとうございました。

 

同じ年に薬学部へ進学した恵比寿校の先輩たち

恵比寿校から 北里大学 薬学部へ 北岡さん

恵比寿校から 東京薬科大学 薬学部へ 大野さん

 

 

 

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