【2025年】熊本大学 医学部 医学科 現役合格
Y.Hさん(田園調布学園)

数ある予備校の中から、一会塾を選ばれたのはなぜですか?決め手はどこでしたか
私が一会塾に入塾した理由は、姉からの勧め、そして実際に体験した授業の面白さに加えて、自分の国語の成績に対する危機感があったからです。私はもともと国語が得意ではなく、中学3年生の時に受けた模試の国語の偏差値で30台をとってしまい、危機感を覚え始めました。このままでは駄目だと思い塾を探していたとき、以前から一会塾に通っていた姉が「一会塾にいる国語の先生は面白いし、わかりやすいよ」と教えてくれました。その言葉を聞き、すぐに体験授業を受けてみることにしました。授業を受けてみると、先生が国語の入試問題の解き方をわかりやすく教えてくださり、また授業中の雑談も面白いと感じました。内容は難しいと感じたのですが、先生のわかりやすい解説と面白い話があったため授業はあっという間にも感じました。この体験を通して、この先生の授業なら続けられると思い、入塾することに決めました。
中学•高校生活について教えてください
中学、高校と田園調布学園に通っていました。田園調布学園は教科横断型授業や土曜プログラムというものがあります。普段の受験勉強とは異なり、学校で学んでいることが実際にどのようなことに活用されているかを知ることができます。このような授業を通して私自身も、様々なことに興味を持つことができました。
進学先の大学•学部を選んだ理由について
一会塾に入塾した当初は、歯学部を目指していました。ですが、幼いころから見てきた祖父や父の医師として働く姿にあこがれを覚えたこと、そして姉が医学部に合格したことをきっかけに医学部を目指すことに決めました。ただし、学費のことを考慮に入れる必要がありました。そのため、医学部を目指すのであれば、国立大学を志望したいと考えるようになりました。地方の大学に進学することを視野に入れたとき、母方の親族が住んでおり、幼いころから何度も訪れていた熊本県に行きたいと思いました。そして、熊本大学医学部医学科に進学した姉が帰郷するたびに大学が楽しいと言っており、私も同大学に進学したいという思い、受験することに決めました。
一会塾の授業で特に印象に残っているものは何ですか?(科目•講師名•具体的な内容)
一番印象に残っている授業は熊谷先生の生物の授業です。熊谷先生の授業を受ける前は割と生物の知識は身についている方だと思っていたのですが、最初の授業でその自信は一瞬で無くなりました。先生の板書やテキストには初見の内容がたくさん含まれており、自分の理解不足を思い知らされました。授業は、先生の板書やテキストに沿った質問に対して生徒が順番に答える形式でした。クラスは3人と小人数だったため、順番もすぐに回って正直きついと感じることもありました。ですが、「絶対に先生の質問に答えてやる!」という気持ちで毎週、予習と復習を欠かさず頑張ることができました。そのおかげで1年間で生物の成績が1番伸びたと思います。
また、月に1度行われる、マンスリーテストは勉強する際の大きなモチベーションになりました。数学と理科2科目のテストの順位が受付に掲示されるので、私は毎回3科目1位をを取ることを目標に毎月勉強しました。毎回、テスト範囲が決められているので、その単元を計画的に仕上げていくことができたと思います。

受験勉強で苦労したこと、それをどう克服しましたか?
⾃信を持ち続けることは、とても⼤変でした。模試では、1年を通して志望校の合格判定が良かったことはあまりありませんでした。また「現役で医学部に合格することは難しい」という話を⽿にすることもあり、⾃分には無理なのではないかとどこかで感じてしまうこともありました。そうした状況を克服できた1つの要因は⼀会塾のスタッフの⽅々のポジティブな声掛けがあったからだと思います。塾のテストの結果や、⽇々の勉強量など些細な事でもほめていただいたので、ネガティブな感情を引きずることなく、前向きな感情で勉強することができました。
また、趣味のプロ野球を⾒ることを封印するのにも苦労しました。⾼校2年⽣までは塾の無い⽇はほとんど毎⽇野球を⾒ていたくらい野球が好きだったのですが、さすがに受験学年になってからは⾒るのを控えるよう努⼒しました。とはいえ、1年間まったく野球に触れないのは耐えられなかったので、週末に応援しているチームの試合のダイジェストや、応援している選⼿のプレーの映像を⾒るなど最⼩限に抑えました。この週末のご褒美があったおかげで、ストレスをためることなく勉強に集中することができました。
成績が伸びたきっかけや勉強方法の工夫を教えてください。
塾と学校の勉強の予習と復習は必ず⾏うように⼼がけました。塾では仲野先⽣と佐藤悠太先⽣に数学を教わっていました。両⽅の授業で予習が課されていました。そのため、毎週全ての問題を解けるように⻑い時でそれぞれ6時間ほどかけていました。授業を受けた後の復習では、必ず時間制限を設けてできなかった問題や、時間のかかった問題を複数回解きなおすようにしていました。その際に、先⽣が教えてくださった別解も必ず習得できるように意識して復習していました。英語に関しては、⽂の構造を明確にして読めるようにするためSVOCMを書きながら読んで復習するようにしていました。
また、塾のあらゆるテストで1位を取ることをモチベーションにしていました。塾内で科⽬ごとにライバルを決めて、勝てるように努⼒しました。勉強は⾃分との勝負だと⾔う⼈もいるかと思うのですが、順位が出ることで成⻑が⽬に⾒えてわかるので⾃分にとっては⼤事でした。
メンタル面や生活リズムなどモチベーションを維持するために意識していたことはなんですか?
平⽇、休⽇関わらず、同じ⽣活リズムを保つことを意識していました。毎朝6時に起きて、夜は24時に寝るという⽣活を続けていました。休⽇であっても学校で授業を受けている時間は必ず勉強しているようにしていました。最初のうちはつらく感じることもありましたが、同じ⽣活を継続しているうちにそれが習慣となり、苦ではなくなりました。その結果、⽇々の勉強も苦ではなくなりました。
また、私は⾷べることが好きなので、毎⾷好きな⾷べ物を⾷べてストレスをためないようにしていました。「勉強すれば好きなものが⾷べられると」いうモチベーションの元、勉強に集中していたことはよかったと思います。些細なことでも、⾃分の好きなことを⽬標にする⼯夫が結果的にいい影響を与えてくれたと思います。
試験で志望理由書や面接があった方は、対策はどのように行いましたか?
塾と学校の両⽅で対策していただきました。塾では⽔⾕先⽣の授業を受講し、4⽉から志望理由書の作成に取り組みました。⽔⾕先⽣の授業では、先⽣との対話の中で志望理由書に書けそうな話題を引き出してくださり、添削も⾏ってくださりました。4⽉という早い時期から志望理由書を書き始めることで、夏休み以降の負担を軽減することができました。また、⾯接対策も⽔⾕先⽣に担当して頂きました。⾯接対策は、1次試験に合格した後に本格的に始めました。⾯接の際の受け答えの内容だけでなく、礼儀作法も教えていただきました。特に東京医科⼤学の⾯接対策は、1次試験の合格発表と2次試験の期間が短い中で、傾向やポイントを教えていただき、本当に助かりました。
講師やスタッフとはどのように関わっていましたか?(メンタルケア•勉強の進捗確認など)
新保さんには、過去問を解くスケジュールや受験のスケジュールを相談していました。私は受験に関する知識がほとんどなかったため、新保さんのアドバイスは本当にありがたく、⼼強いものでした。受験期には、不合格の通知を受けて落ち込むこともありましたが、ポジティブな声掛けをしていただいて、気持ちの⾯でサポートして頂きました。
塾のサポート体制(質問対応•面談•weekly、monthlyテスト等)はどのように役立ちましたか?
スタッフの⽅との定期的な⾯談では受験勉強のスケジュールの相談はもちろん、不安に感じていることについても親⾝になって聞いていただきました。
⾯談の中での話は、気分転換になるような内容もあり、精神的にもとても⽀えられました。
最後に受験勉強全体を振り返って感じたことを教えてください
受験勉強を通して、精神的に強くなれたと思います。努⼒が結果につながらなかったことも多々あり、医学部受験やめたいなと感じることもありました。ですが、終わってみれば⾃分の第⼀志望校に合格し、進学することができたので、諦めずに先⽣⽅の⾔葉を信じて勉強し続けてよかったなと感じました。
