岡野航大さん
横浜市立大 医学部医学科 現役合格
攻玉社高校
【その他の合格大学】
防衛医科大学 医学科
日本医科大学 医学部 医学科 前期合格
日本医科大学 医学部 医学科 後期1次合格・2次辞退
~横市(医)の『特別公募制学校推薦型選抜』に3次まで進むも不合格。原因は共通テストでの失敗☞河合塾・共通テストリサーチでのE判定を覆した原動力は、「兄の病気」を治したかったから。そして4人兄弟の中でも学習に集中できる環境を用意してくれた家族と母の支えがあったから~
ー入試も終わり、ホッと安心していることと思いますが、今の気持ちはいかがですか?
はい。おかげさまで何とか第一志望に合格することができました。ずっと周りで支えてくれた人たちには感謝しかありません。本当にありがとうございます。
ー岡野さんは、学校の中での選抜を経て、横市の推薦に出せたと思うのですが、学校の勉強はずっと頑張っていたのですか?また一会塾に通った経緯などあれば教えてください。
はい、学校での勉強はなかなか大変でした。高1・高2のころは、サッカー部が毎日ありました。試験の前に集中して勉強して学校の成績を維持していました。部活も忙しかったので受験に向けての勉強は曜日・時間に拘束されない映像予備校に通っていました。映像は、1.5倍速で見れたりして、時間が節約できてそれは良かったのですが、誰かに見られているわけではなかったので、集中力が途切れてしまったりしました。
攻玉社高校のサッカー部の先輩も一会塾
攻玉社高校から慶應義塾大学 理工学部の合格体験記はこちら ☞合格体験記 慶應理工 益戸さん
攻玉社高校から早稲田大学 基幹理工学部の合格体験記はこちら ☞早稲田大 理工 内藤さん
このまま映像予備校に通っても、横浜市立大医学部への現役合格はなかなか厳しいだろうと思っていて、親とも相談しながら、担当していただいていた担任の先生の転勤も重なり、対面授業を行っている塾を探していて一会塾に出会いました。
ー4月~6月はじめごろまで学校はオンラインになりました。塾も2週間だけオンラインでしたね。そのころの学習はいかがでしたか?
コロナ禍の緊急事態宣言中、一会塾には、しばらくは、Zoomで参加させていただきました。万が一、コロナになってしまったら怖いなという思いの方が強かったですね。すべての授業をすぐにZoomでやっていただけたので、自分はとてもありがたかったです。
学校も通わなくてよくなり、部活は6月引退のところが、3月から自主トレに切り替わり、これがきっかけで自宅で浪人生のような勉強モードに入れたことが自分にとっては大きかったです。9月に学校が再開するまでの間、まとめて勉強が出来ました。
★後期は一会塾と大手予備校を掛け持ち
ー岡野さんは、大手予備校と一会塾を掛け持ちされていたましたが、一会塾をどんな風に活用されていましたか?
一会塾では、物理と数学の授業をとっていたのですが、授業中の演習の時間が、刺激になりました。物理の先生が授業中に行う演習の時間に、「自分より早く解ける人」や「自分より理解の早い人」が3人ほどいて、「自分もやらなきゃいけないな」という焦りや緊張感が生まれていきました。また、自分の方が早く解けたりしたときは、「達成感」を感じられました。そこは、少人数の良さだし、励みになりました。数学の先生も、あてる先生だったので、常に、緊張にさらされていましたね。
岡野さんを担当した物理科 真木講師
岡野さんを担当した数学科 仲野講師
ー願書作成会&2次対策志望理由&面接対策講座などはいかがでしたか?
初めて自分の志望理由を、先生に見せた時、めちゃくちゃダメ出していただきました(笑)。言葉使いや、もっとストーリー性を持たせたり、という部分など。特に自分の弱点である、「優柔不断」な部分、「あいまい」な表現を、面接対策でも、鋭く指摘されていきました。自分はあまり饒舌に話せるタイプではなかったので。先生がよくおっしゃったのは、「簡潔に要点を話す、面接官に質問させるようなあいまいな表現は使わない。より具体的に・・・」という点です。それが自分にとってはめちゃくちゃ大変だったんです(笑)。
岡野さんの志望理由の添削と面接指導を行った宮下講師
宮下講師「講師からのメッセージ」はこちら ☞ 迷いながら進む 医学部 受験生へ
★横市の『特別公募制学校推薦型選抜』へ出願し、書類は通過し2次選考へ
出願条件 評定4.2以上 学校からは枠は1人
1次選抜で15名(20数名中)に残り、
2次面接は 1000点、3次共通試験1000点の結果で決まる。
☟以下は横市の募集要項です。
★横浜市立大 医学部 医学科 MMI面接試験のリアル
岡野さんから伺った3つ目~5つ目の質問内容
3)紙とペンが置かれている。
「なんでも治せるような新しい治療法(薬)を考えてください。2~3分でそれを書いて、我々に説明してください。」
4)「自分は医師である。薬剤師と年配の患者との間で、薬を拒否する問題が発生した。あなたならどう解決しますか?」
5)「あなたは医師で、非常に悪い診断結果を患者へ伝えなければならない。患者自身は事前のアンケートで、悪い結果も教えて欲しいと答えているが、患者の家族は告知には反対の立場をとっている。この場合、あなたは患者に告知を行いますか?」
ー横浜市立大学の推薦では、残念ながら、第3次選考は通過しませんでしたが、共通テストは何%でしたか?
85%でした。第3次選考を突破するためには、1次選考通過者の共通テストの結果の中で平均以上の得点が必要でした。自分は、ここに届かなかったんです。
★横市の一般入試 前期・2次試験について
ー共通テストのリサーチでは、ほとんどE判定やD判定でしたね。前期試験では逆転合格する上で、手ごたえのあった科目はありましたか?
物理が結構できた記憶があります。90%くらいはとれたのではないかと思います。直前は真木先生が作成された問題集を解いていました。類似問題も結構出てきました。あと、化学についても直前に上原先生の個別指導で苦手な有機化学を攻略しておいたのも大きかったと思います。
化学科 上原講師
ー岡野さんは、自分に対してとてもストイックな感じがしますね。直前期で良いのですが、1日何時間ぐらい勉強されていましたか?
そうですね。自分は、タイマーを持って測りながらやっていました。集中してできた時間は1日13時間くらいだと思います。ある科目がはかどりそうだったら、そのままそれを続けてやっていました。
ー今日はありがとうございました。一会塾でこれから国公立大を目指す人のために相談にのたり、質問に答えたりするインターンとして、手伝っていただけたりますか?
はい。お役に立てそうなら頑張ります、よろしくお願いします!
【攻玉社高校から難関大へ】
東京理科大 工学部 ☞吉野龍輝さん 体験記
慶應義塾大 理工 ☞益戸駿さん 体験記
早稲田大 基幹理工 ☞内藤晋作さん 体験記
次はあなたの番です!