H.Iさん
昭和薬科大学 薬学部 薬学科 現役合格
桐蔭学園高校
インタビュー:2021年8月
ーお久しぶりです!まず正式な大学、学部、学科の名称をお願いします。
昭和薬科大学、薬学部、薬学科です。
ーH.Iさんは桐蔭学園高校をご卒業でしたね?
はい、2020年卒です。
ー一会塾には最初にお父さまかお母さまがセミナーに来てくださって、その次にHさんが来てくれたんだよね。何年生の時でしたか。
一度、高1の四月とか五月ぐらいに、母親と二人で。でも、その時にはまだ決めずに。その次は高1の終わりに父と母二人で薬学部セミナーを受けさせていただいたと思います。
ー薬学部に行こうと思い始めたのは、いつ頃ですか。きっかけなどは思い出せますか。
行こうと思い始めたのは…、高1ですね。きっかけは、元々は中学生の頃とかはずっと医者になりたいと思ってたんですけど、でもやっぱり、なんか…何て言うんですか、人生限られてて(笑)、女の人は結婚したり、子供産んだり、とかあって、医者になれたとしてもキャリアを積んだりとか時間が足りないなって思って。でも薬剤師だったら、色々働き方を考えながら、薬局で働くとか企業に就職も出来るしっていうので、働き方がすごい色々あるなっていうあたりでいろいろと考えていました。
ーじゃあ、医者になりたいって思ったきっかけは何かありましたか。
きっかけは、(テレビドラマの)コードブルーですね。
-なるほど、たしかお父さんお母さんは医療関係のお仕事されていたような・・・。
はい、一応医療関係です。
ーそれも関係しているかもしれないね、進路の選択については。一会塾を知ったのは、保護者の方が検索してくださったんですか。
最初知ったのは、高1の時に家から近い塾を色々探してて、その時に知りました。
ーじゃあ、前から知っていたというわけではなくて、地域で探して知った感じなんですね。
ー高1の終わりくらいに入塾して、主に高2と高3を一会塾で過ごしたんですね。高2での受講科目は覚えていますか。先生の顔は浮かびますか。
えっと、高2の頃受講の科目は、英語と化学を受講していました。高校化学は川原先生でした。
ーで、高3にあがったら、主要科目は全部受けていましたか。
受けました、はい。数学ⅠAⅡB、英文法、英文読解と受験化学でしたね。
ー今度は、桐蔭高校を受験されたときのお話し聞きたいんですけど、中学から。小学校は地元の公立小学校ですよね。
小学校は公立の小学校でした。勧め、そうですね、兄が中学受験をしたっていうのもあって、という流れでしたね。塾は栄光ゼミナールで個別、集団両方受けてました。
ー桐蔭高校について通ってみて、感想や特徴など教えてください。
部活が結構盛んで良かったです、私自身もずっとラクロスやってきて、やっぱり文武両立出来たっていうのでは、すごく充実してたなって思います。
ー部活はいつくらいまでやっていたんですか。大学ではその続きは、いかがでしたか。
そうですね、高3の春、3月までやって、引退しました。高2の秋くらいはラクロスが出来る大学に行こうかなって思った時期もあったんですけど、やっぱりラクロスやってても、将来自分が何ができるかって言われた時に、迷ったりしていましたね。
ー桐蔭高校に入ってびっくりしたことは、やっぱりクラス数とか大きさとかですかね。
めちゃくちゃ1学年の人数が多いですね。高3とか、教室と次の教室が遠くてよく走っていました(笑)
ー桐蔭中学は、小学校から上がってくる人と、中学校から入ってくる人に分かれるんですよね。何クラスずつあるんですか。
そうですね。私、理数科だったんですけど、2クラスしかなくて、それもそんなに人数いるクラスじゃなくて、30人30人くらいで、内進外進そんなに差はないと思います。
ー桐蔭の理数科っていうのは、中学からの人だけが入れるのですか。それ以外には普通科があるのかな。
いや、小学校からの持ち上がりの子もいます。それ以外には、普通科があります。
-じゃあ、理数科に行く人は理系に行く人っていう意味ではないんですね。
そんなことないですね、文系いく子もいました。
ー理数科って、進学クラスみたいなイメージですか。
なんか、中学の頃はそんなに普通科と比べて変わったことはなかったんですけど、高校あがると木曜の7限があるんですよ、理数科は。なので、理数科の方が数学とかのスピードが早いのかな。
ー高校にあがる時は、高校受験の人が増えるんですね。高校のクラスは何クラスくらい。
理数科4の普通科4です。
ーはー、なるほど。学年で8クラスなのか。それで今は共学になったんですよね。
女子が8クラスですね。男子はもっとたくさんのクラスがあります。今は共学です。
ー桐蔭高校での大変だったことなどありましたか?
大変なこと…、でもたぶん外進生とかは、すごいスピードが、内進生に追いつくために、テスト範囲が教科書1冊分とかで、大変そうでした。
-高校3年生のときは、なんていうクラスだったのですか。
私立理系です。
ー今度、大学受験についてなんですけど、推薦でしたよね。推薦の選択肢は、自分でガイダンスとか聞いてくださったので、薬学部は受けておかなきゃという意識で受けた感じですよね。大学の選定基準とかって覚えていますか。
推薦です。指定校の枠は私たちの理数科にはなく、普通科にしかないって言われていたので、指定校は全く考えていなっかたです。公募推薦しか考えてなくて…。
ーそれが変わったのですよね。
そうですね、校内掲示で貼りだされていて、教室に。それ見て、あれ、あるってなって、聞いてみました。
ー成績もクリアされていたのですか。評定は4.5くらいある。
はい。4.3かな
ーじゃあ、掲示板に普通科しかないと思っていたけど理数科枠も貼りだされていた、で、進路指導か担任に聞いて出すことにしたと。その中で、選択肢がいくつかあったのですか、それとも昭和薬科のみ。
いやー、指定校で出すとしたら昭薬しか考えてなかったですね。
ーそれは何で。枠としては、昭和薬科だけだったのですか
やっぱり、指定校出すからには、決まって行かないっていう選択肢はありえないから…。枠としては北里もありました。
ーその2択のうちで、どうして昭和薬科にしたのですか。昭和薬科に惹かれた理由は、オープンキャンパスとかですか。良かった点とかは。
北里は志望校に入ってなかったので…。昭和薬科に惹かれのはオープンキャンパスです。最初、星薬科、北里とかを見に行っていたんですけど、そこと比べると、開放的で緑も多くて、なんか高校の雰囲気にすごく似ているなって思って。森の中に囲まれていて、はい、雰囲気が気に入りました。
ーどういう移動手段ですか。
玉学(玉川学園)から歩いていますね (笑)
ー20分くらいかかるでしょ。健康にいいですね(笑)
-受験の話に戻りますが、指定校推薦は4.3以上クリアしていたのと、先生も推薦してくれたということで。
そうですね。部活の顧問とかも推薦してくれて。
-さすがです。試験内容は覚えていますか。面接もありましたか。
小論文でしたね。面接もありました。
-小論文は何が出たかもう忘れたかな。テーマが与えられて書くパターンか、文章読まされてか。
SNS社会に生きる今みたいな感じでした。テーマがバーンと貼られていて、それについて書く感じでした。
ー科目的な試験はなかったんですか。面接はあったよね。5分とか10分で終わった面接ですか。
科目的な試験はなかったです。面接はありました。基本的なこと聞かれて、すぐ終わりました。
-小論と面接は同じ日にやりましたよね。たくさん人が来ていたとか、印象は残っていますか。
はい、同じ日です。そうですね、割とたくさん来ていたかな、あ、来ていましたね、はい。
ー倍率ってあったのですかね。指定校の人はみんな通っていたのですか。
そうですね、たしか指定校、全員通っていると思います。
-素晴らしい。昭和薬科大学、薬学部薬学科の同年代の学年人数は何人くらいですか。その中で、自分と同じ指定校って何人くらいか分かったりしますか。
昭和薬科大学、薬学部薬学科の同年代の学年人数は、今は270人くらいです。自分と同じ指定校って何人くらいかは分かんないですね。
-推薦は何割くらいか分かったりしますか。男女比はどれくらい。
推薦の割合は、分かんないですね。男女比は、そこまで…あ、でも、ちょっと女の子の方が多いかなくらいです。
-11月の末くらいに合格は出ていたのかな。12月の時点では塾には来なくなっていたのかな。
合格は、11月の末に。12月の時点では塾には行ってないと思います。
―昭和薬科大学の実習場所は提携病院があるんでしたっけ。
聖マリがたぶん提携病院です。
―医学部1年か2年でやる解剖を見に行くんですか、それとも実際に。薬剤師の資格としても、解剖が必修になっているのですね。
一回、解剖実習があって、聖マリに行きました。解剖を見に行くんです。はい。薬剤師の資格として、解剖が必修ではないと思いますけど、最初で最後のいい経験みたいな。
―今、じゃあ、2年生で、3年生から4年生に上がるときに、ちょっとハードルがあるんじゃないですか。勉強させられている感が結構ありますか。
1,2年も結構ハードルあって、2,3年も結構ハードルが…あります。試験期間はしばらく外でないです。
―やっぱり暗記が多いですよね。
そうですね、暗記も多いですし、物理とかも難しいですね。
―文字だけで分からない時はどうしていますか。
教科書を読んでいると時間が足りなくなるので、教科書は辞書みたいに使って、過去問をやりこむみたいな。
―じゃあ、そんなに薬学部生甘くないよと…。やめちゃったりする人はいますよね。最初は290人とかいたのかな。
全然甘くないですね(笑) やめちゃう人いますね。すでに、地方からきている子とかは、来なくなっちゃったり…。最初は290人くらいいたと思います。20人くらい落ちちゃっているので、下に。
―今2年生で、CBTっていう仮免みたいな、これは何年生にあるんですか。
これは4年生にあります。
―あの、医師国家試験がどんどん変わっていき、薬剤師国家試験もそれに合わせて難しくなっていく傾向があり、その辺に対して学校側はピリピリしていて、大変みたいですけど…。
一生勉強の道だと思うんですね。どんどん薬が開発されるし、開発競争しているし…。間違ったら人の生き死にに関わるっていうことでの、やっぱり勉強の厳しさがあると思いますけどね。やっぱり不安ですか。
はい、そうですね。なんか、ほんとに、時間が足りないなーって思いますね。
―ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。