Q1.講師をはじめたきっかけを教えてください
大学や大学院に通っている頃は就職氷河期であり、職を見つけることが困難でした。新聞広告に出ていた医専予備校に履歴書を送ったところ、すぐに電話がかかってきて、いきなり社長面接でした。出身地が社長と同じだったことを理由に採用されました。何がきっかけで始まるかは、本当に分からないと感じた瞬間でした。
Q2.どんな授業を心がけていますか
難しい言葉を使わず,曖昧な指示語を使わないように心がけています。また、身近なものを利用して例え話をするようにしています。受験生の頃、化学はさほど得意でなかったので、自分がつまづいたことをどのように乗り越えたかを伝えるようにしています。
Q3.授業を進めていく中で大切にしていることを教えてください
板書を沢山書くようにしています。板書量が多いだけではなく、章立てを行い参考書を一冊作り上げるイメージです。入試会場に板書ノートさえ持っていけば全てを確認できるようにしています。
Q4.授業をしていて楽しいと感じる瞬間を教えてください
生徒の疑問を解決してあげられたときが、楽しいと言いますか嬉しい瞬間です。なので、授業の中でもあえて疑問を抱かせて、興味を持たせるように指導することもあります。
Q5.この生徒は「伸びる(た)!」と感じる生徒さんの「特徴」(具体的な「指導例」等もあれば)を教えてください
成績が伸びる生徒の共通点は、「苦手な科目は何か」との問に対して「数学です」「化学です」と科目だけを答えるのではなく,「数学のベクトルが苦手です」「化学の電気分解が苦手です」など、苦手な単元で答えます。理解できている単元と理解できていない単元を正確に把握することが大切だと思います。
Q6.一会塾の良いところはどんなところですか
スタッフが挨拶だけでなく、会話をしてくれることです。生徒一人ひとりに声をかけることはもちろん、講師にも声をかけてくれます。生徒の進捗状況など、情報共有が正確に行われます。どんな小さな情報でも、出講する度に共有してくれるので、とても助かっています。
Q7.受講される方へのメッセージをお願いします
入試は限られた時間の中で膨大な情報量を処理する必要がありますが、基礎力を正確に身に付けることで短時間に処理できるようになります。基本練習の大切さを常に意識しておいて下さい。
Q8.受講を検討されている方へのメッセージをお願いします
化学では色々なことを覚えなくてはなりませんが、「そんな覚え方があるのか」や「これは覚えることではなく理解出来ることなのか」など、色々な体験をすることが出来ます。インプットの方法、アウトプットの方法を、化学を通して身に付けるような講義とイメージしていただけると良いです。