講師自己紹介:柴原 大河(担当:英語)

Q1.講師をはじめたきっかけを教えてください

「あの時、もっと勉強をしておけば…」、みなさんはそのように後悔したことはありませんか?実はこれ、大人になった私自身が大学受験で経験したことなんです。私は、この悔しさから講師を始めました。悔しさからはじめた講師業ではありましたが、今では「世の中に意味がないことなど一つもない。この思いを次世代を担う皆さんへ伝えることが大切である」、と考えられるようになりました。つまり、私は「自分の経験をどのように社会で意味を持たせられるだろうか」と思い悩んだ末に、ついに「自分の教え子が自己実現をしていくことしかない!」という考えに至りました。どうか私を越えていってください。それこそが『出藍の誉れ』と称される、冒頭の私の座右の銘になります。

Q2.どんな授業を心がけていますか

数学や化学の世界の話をしたり、時には他の外国語について触れてみたりと、科目の枠にとらわれない横断的な授業を意識しています。つながりを広げることはとても大切です。頭の中にある点と点の知識を、線に、さらには面でとらえて立体にできるように、色々な角度から話をするように努めています。私は受験勉強を単なる作業とは考えていません。せっかく勉強するなら、わくわくするような、新しいことを知れて楽しい、もっと知りたいと、創発されるような授業をします。一見、無味乾燥だと思われた受験勉強が広い学問の世界への入り口になっているということがわかってくださればうれしいですね。

Q3.授業を進めていく中で大切にしていることを教えてください

私は、言語を教える人間ですので、言葉を大切するようにしております。なんとなく話していることが実はあとあとの伏線になっていた、となるように授業を計画します。理想は一つの音楽アルバムを聴き終わったあとのような爽快感です。緻密に計算しつくされたアルバムのような一貫性を意識して準備をしています。
もう一つ、大切にしているのは受講生の反応です。一方的に説明するだけではなく、問いかけをしながら積極的に授業に参加してもらえるような雰囲気づくりに努めています。説明をしていると「あ、なんか教室の雰囲気変わった」「受講している生徒の顔が曇った」ということに気が付く瞬間があります。皆さんの表情を見ながら、一つでも多くの納得感を引き出せるようにしています。

Q4.授業をしていて楽しいと感じる瞬間を教えてください

授業はすべてが楽しいです。楽しくない瞬間がありません!(笑) でもこれだと解答としては不十分ですので、強いてあげるとすれば、自分が考えつかなかったような質問をもらえた時です。「え、そんなこと考えたこともなかった!」「当たり前だと思っていたけど、言われてみると確かになぜだろう?」と、質問を受けて初めて気付くことがあります。これは頭をゴツンとされるような、ビリビリと身体に電流が走るような感覚に近いかもしれません。
私は指導者という立場ですが、同時にその学問の前では皆さんと同じ学習者という立場でもあります。純粋な気持ちで聞いてくれたことが、私に大きな問いを与えてくれることもたくさんあります。ぜひ質問してください。皆さんと授業内外を通して向き合っている時間もとても楽しいです。

Q5.受験勉強をしていく上で一番大切なことはなんだと思いますか

受験を点数の取り合いと考えるのではなく、学問の入り口として考えてみることをおすすめします。 ややもすれば、目先の点数に拘泥するゲームのような受験勉強。もちろん(受験には期限がありますし)この作業を最適化をすることを否定するつもりはありません。ただ、一見すると単なる作業のように見えることも、見方を変えてみると「根底にはこんなつながりがあったのか」と思うこともできます。 学びの世界を自ら広げに行くような気概を持つこと、これが素敵な大学生になるための準備です。そしてどれだけ準備ができたのかを証明するのが、大学入試です。「学問そのものの楽しさ」と「なぜ自分は大学に行って勉強したいんだろう」を常に持って勉強に臨まれるとよいと思います。

Q6.一会塾の良いところはどんなところですか

生徒のために本気になってぶつかることができるところだと思います。一会塾のスタッフさんは、私たち講師はもちろんのこと、一会塾に関わる全ての人が「それで合格できるのか」ということを、真剣に考え、それを実行していると確信しています。うまくいっていない時はその悔しさを共に分かち合い、成長の芽が感じた時にはそれをとことん褒め、そして目標達成をすれば、自分事のように本気で喜んでくれる。そんなお節介で人情味にあふれる人がたくさんいる塾であると思っています。ぜひ、みなさんの夢を聞かせてください。一会塾には夢をかなえるための舞台が整っています。

Q7.受講される方へのメッセージをお願いします

皆さんは「ノブレス・オブリージュ」という言葉を聞いたことがありますか。これは主に高い教育を受けたものや為政者に対して、「社会の模範・モデルとなるように振る舞うべきだ」という道義的責任を呼びかけるために使われます。きっと皆さんは今まで出会った人から、たくさんのものを吸収していることと思います。それは皆さん自身の宝物であり努力の成果です。そうした宝物は皆さん自身のためだけに使うのではなく、ほかの人に伝え、そして分け与えてください。そうすることが、社会を未来をきっと明るいものにするのでしょうし、難関を目指す人にとってのノブレス・オブリージュです。
医を志すならば、他者の気持ちと痛みがわかるように、 多くの人の前に立つことを夢見るならば、他者の努力を認められるように、 そんな大人になれるように成長していきましょう。教室で待っています。

Q8.受講を検討されている方へのメッセージをお願いします

皆さんは今まで、毎日毎日、何かを選択しています。それは受験する中学・高校を選ぶといったことから、今日のお昼ご飯に何を食べようかといった日常的なことなどたくさん選択してきました。ところで、何かを選択すれば、後悔するようなことが多いと思いませんか。「あの時こっちにしておけばよかったのに・・・」と。そう、隣の芝生は青く見えるのです。でもだからといって、そこで選択をしないで、いつもと同じ毎日を送っていただけではカサカサとしたつまらない生活になってしまいます。失敗することを恐れて何もしないよりか、何かをして失敗した方が、みずみずしい人間に成長できます。選択をすることが成長につながります。 明日のこともわからない、ましてや未来がどうなっているかなんてもっとわからない。そんな困難で不確実な時代だからこそ、選択をすることを恐れずに、一緒に失敗し一緒に成長していきましょう!

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