星薬科大 薬学部
学校推薦型選抜 現役合格 福田あいさん(私立東洋高校)
その他の薬学部(学校推薦型選抜)の合格
・帝京大学 薬学部
・明治薬科大学 薬学部
・昭和薬科大学 薬学部
数ある予備校の中から、一会塾を選ばれたのはなぜですか?決め手はどこでしたか
私が一会塾に入塾したのは、高校二年生の最初でした。私はもともと医療系の学部に入りたいと思っていて、どこの塾に入ろうか迷っていた時に、中学生の時に通っていた塾の先生が一会塾を紹介してくださり、体験に行きました。数学の体験に行った際に、塾の雰囲気がとてもよく、そのときに教えてくださった川浦先生の教え方がとても分かりやすく、他の塾と比較しても一会塾の方が良いところが多かったため入ろうと決めました。また、同じような学部を目指す多くの受験生と一緒に学べるのもすごくいい環境だと思いました。そして、積極的に先生に質問することが今までなかった私にとって、少人数の塾というのは生徒と先生の距離が近く質問しやすい環境で、より学力を高められると思いました。
一会塾で受講されていた授業について教えてください
受講した授業
・受験数学ⅠAⅡB
・受験化学
・英文法語法
・英文読解
・推薦対策 個別指導
数学について・・・
私は、数学、英語(文法と読解)、化学の授業をとっていました。数学の授業は正直私のレベルよりもはるかに上のレベルの授業をしていて、毎回授業についていけず、予習と復習で授業の2倍以上の時間を使っていたと思います。毎回毎回泣きそうになりながら授業を受け、川浦さんにも数学の授業を辞めたいと何回も相談しました。しかし、スタッフで数学講師の川浦先生が「絶対続けたほうがいい」という言葉を何度も言ってくれて、その時は早く辞めたいとばかり思っていましたが、夏まで頑張ってその授業を受け続けたことで基礎はもちろん、少しひねった問題にも対応できるようになり、受け続けていてよかったとすごく思っています。
化学について・・・
また、化学の授業は高校二年生の夏から受けていましたが、先生からは化学ができない子と言われるほど苦手で本当に伸びるのかすごく心配していました。川原先生が作ってくれる授業プリントを春期講習の授業からこまめに復習するようになり、学校のワークなどいらないほど丁寧に、ポイントがまとめられて作られていたので、勉強しやすく、その時期から化学が好きななりどんどん成績を伸ばすことが出来ました。また、「川原先生が授業中にここマーカー引いといて大事だよ」って言っていたところはほんとに入試とか定期テストとかでめちゃくちゃ出て、毎週4時間っという長い授業もずっと真剣に受けておいてよかったって思いました。
英語について・・・
そして、私はとても英語が苦手でした。英語の授業は高校二年生の時は読解のみで、高校三年生になってから英文法、英文読解のどちらも取っていました。高校3年生の英語の授業は、私は澤田先生のクラスで授業を受けていました。クラスが3人しかいないこともあり、先生がみんなのレベルにあった課題を出してくれたり、私が授業の内容についていけなくて困ってそうにしていた時はすぐに声をかけにきてくれました。私はなかなか英語の成績が最後まで伸びずに悩んでいましたが、過去問の解き方などを休み時間に聞きに行った時は毎回休み時間であるにもかかわらず、ものすごく丁寧に1問1問解説してくれて英語からずっと逃げ続けていた私ですが、澤田先生のおかげで少しづつ向き合うことができるようになりました。
薬学部志望理由と星薬科大学志望理由について教えてください
私が薬学部を目指そうと思ったのは高校1年生の終わりの方だったと思います。理系科目が得意だったことと、もともと人の役に立つことのでき、やりがいのある医療系の職業につきたいと思っていたからです。数多くある大学の中から星薬科を選んだ理由は、薬学部は忙しいと、聞いていたこともあって、まず家から近く通いやすいというのが一番の理由でした。また、星薬科大学のオープンキャンパスに行った時に学校の綺麗さ、雰囲気がとても気に入り、国家試験合格率が良いということもあり選びました。
推薦入試を受けた理由について教えてください
薬学部は推薦入試を受けることができる大学が多くあります。またそのほとんどが3科目の学科試験(数学・英語・化学)いうこともあり、一般入試へ対策がそのまま推薦入試の対策になり、挑戦しやすかったため受けることを決めました。また、一会塾の先生たちが、「推薦挑戦してみなよ!」など後押ししてくださったり、たくさんの大学の推薦の情報を調べてくださったりしていました。推薦を受けることで、もし受かったら今までたくさん応援してくれていた人たちがより早く喜んでくれるなどメリットがすごく多かったため「推薦で受かってやろう!」というやる気がでました。
推薦入試対策のポイントについて教えてください
推薦入試は、一般入試よりも3ヶ月も早い入試だったので、受験情報を調べ始めたのもほかの人よりも早かったと思います。推薦入試は大学によって少しづつ選抜方法が違うので、たくさん大学のホームページをあさったり、家族や一会塾の先生に一緒に調べてもらったりと、早め早めから推薦入試について調べていました。
公募推薦の多くは筆記(数学、化学、英語)と面接(10分)でした。筆記の対策は、一般入試への対策とほとんど変わりませんが、とにかく過去問を沢山解くようにしていました。私は8年間分くらいは解いたと思います。星薬科大学は毎年同じような問題構成で、推薦入試の試験時間が各40分ととても短く、“時間との勝負”という感じなので時間を計って毎回解いていました。過去問は毎回何割取るか目標を決めて解いていました。(例:数学8~9割、化学8割、英語6割)分からない問題はいつもと同じようにすぐに受付にいる先生に聞きに行き、過去問ノートを作って間違えた問題のポイントをまとめるようにしていました。
面接対策は、高橋優子先生の授業で行っていました。星薬科大学のことをすごく知ってくださっている先生なので、私の面接の回答の添削をすぐに行ってくれました。また、先生は私がどんな子で、どんな性格をしているのかを1回目の授業でほとんど全て理解してくれて、私にあった授業方法で授業を進めてくれました。私が緊張しやすい性格ということもあり、緊張している状態でもどんな質問がきても答えられるように、いろいろな医療に関する問題を出してくださったりしました。丸暗記せず、面接の授業の間に知識を増やして面接試験に対応する方法を身につけさせてくれました。そのおかげでどの大学でも、どんな質問が来てもすぐに答えることができ、優子先生の授業で学んだことを生かすことができました。
入試前日ことなどは覚えていますか
私は受験前日から緊張がおさまらず、前日はずっとスイカゲームして、一会塾に行ってもあまり勉強する気にならず、先生方にいっぱい、いっぱい話しかけて緊張を和らげようと頑張っていました。一会塾の先生たちはおどおどしていた私に
「大丈夫だよ!できるよ!受かってこい!」
ってたくさん声をかけてくれて本当に力になりました。前日はしっかり夜ご飯を食べて、とにかくたくさん寝ようと思って、勉強せずに早く寝ました笑
入試当日はハプニングもあったそうですが・・・・
当日は緊張していなかったつもりだったのですが、実際はたぶん受かるか心配しすぎていたせいでしょうか、大学に向かう電車に乗って座った瞬間に涙がポロポロ出て大泣きしてしまいました笑
母が「あいちゃん大丈夫だよ~」と緊張を和らげてくれる言葉を沢山かけてくれて、なんとか大学までたどり着くことが出来ました。星薬科大学の校門へ向かって歩いている人たちを見ていると、誰1人して緊張してるように見えなくて私だけ泣いてる・・・・どうしよう!(笑)って思ってました。
さらに私はやらかしました。机に座って筆箱から消しゴムを取った瞬間!!消しゴムを落として見つからなくなってしまいました。試験開始までほとんど時間が無く、急いで消しゴムを大学の中のプチショップに買いに行きました。消しゴム2個持っておけばよかったとすごく後悔しています、、、。そんな感じでしたから受験直前から私の受験は最悪の状況でした。そして試験開始。試験は数学、化学、英語の順番でした。数学が得意だった私は数学ではいい点数を取る気満々でいましたが、絶望的にできずに終わっていまい・・・その後の化学、英語も手応えは全くありませんでした。
そして結果発表は・・・・
結果発表までは5日間あり、もちろんドキドキでなにも出来ず、毎日夜、母とお散歩したり少しでもドキドキを和らげようとしていました。受験2日後くらいに塾に行った時に、私は塾に入った瞬間にどうしてか理由が分かりませんが大泣きし、ご飯を食べている間もずっと大泣きし、川浦さんや関さん、川原先生に沢山慰めてもらいました笑(めっちゃ笑われました^^)
結局合格発表当日までほとんど何も勉強しませんでした。
合格発表の日、星薬科大学の合格発表が午後5時だったと言うこともあり、気持ちが落ち着かないと思い、兄を連れて高尾山に登山に行きました。結局ほとんど山登っている間も合格してるかなとドキドキしながら登っていました。(登山の途中に他の3校の合否は出ていて全て合格していたので気持ちはほんとに少しだけ楽になりましたが、、、。)その帰りの電車の中で星薬科大学の合格発表を見て・・・
・・・・・見事合格!!!
していました。私はそのまま一会塾に向かい、合格報告をして、たくさんの人からおめでとうって言ってもらえて本当に本当に嬉しかったです。長すぎた受験生活がやっと終わった開放感がもう最高でした^^
一会塾へ通ってみて全体的な感想をお聞かせください
一会塾の良いところはまず、少人数ということもあり一人一人に対して本当に丁寧に指導してくださるところです。どの授業の先生も私の実力を理解してくださり、周りが医学部志望の子が多い中で授業についていけてなさそうな時は先生から毎回声をかけてくださって、すごく心強かったです。また、授業を担当していない先生、大学生の先生も誰に質問してもすぐに時間を作ってくれて、1問1問丁寧に解説してくださり、もともと私は緊張して自分から質問などいくことが出来なかったのですが、高校3年の時は毎日のように誰かしらに質問しに行くようになり、それは一会塾のこの生徒一人一人すごく大切にしてくれている暖かい環境のおかげだと思いました。また、勉強以外の話(受験情報、メンタル面)も毎回時間をかけて相談に乗ってくれて、一緒にいろいろ考えてくれました。一会塾の先生たちは生徒一人一人の性格を分かってくれた上で、すごく相談しやすく、どんな悩みもすぐに解決することができました。一会塾は毎月monthlyテストがあり、毎回順位が教室に張り出されてしまって、私はそれがすごく嫌いでした、、、。笑 最初はほとんどビリの方の順位で本当に恥ずかしくてしかたなくて、高い順位とりたい!って思うようになってからそのテストに向けてすごい勉強するようになって、そこから毎回上の順位をとることができ、先生に褒めて貰えたり、その勉強がそのまま入試勉強に繋がるので、テストがあったおかげでより一層受験勉強のやる気が出たかなって思っています。
合格発表を一番喜んでくれたスタッフは・・・
私が1番お世話になった先生は、担任の川浦先生でした。川浦先生との授業自体は高校三年生の9月以降の数学の個別でのみ教わっていましたが、勉強が分からない時にいつも質問しに行ったり、私は何かあるたびに川浦先生のところに行って話しをしていました。川浦先生は私が元気がない時、あの気さくな笑顔で話しかけにきてくれて、いつも『あいちゃんあいちゃん』ってまるで(自分の)子供のように優しく話してくれました。川浦先生と話すといつも笑顔になれて心が軽くなってすごく心強い先生でした。
また、私が1番印象に残っているのは、数学の授業がほんとに難しくてついていけなくて、夏までは頑張ってその授業を受け続けたのですが、限界がきて泣いてしまい、どうしようか悩んでいた時に自習室にいた私に声をかけてきてくださり、真剣にお話して下さったことです。あの時話しかけてもらえてなかったら私はずっとその悩みを抱えたまま受験を迎えていたかもしれません。川浦先生が話しかけてくれたことによって勉強方法をより良い方向に変えることができ、とても感謝しています。合格発表の日に川浦先生に一番に報告したのですが、いつもずっと笑顔の川浦先生が泣きそうになりながら喜んでくれて、それがすごく嬉しくて、頑張ってきてよかったと心から思うことができました。