【合格体験記2022】熊本大学 医学部 医学科 現役合格 久富真優子さん ~国立医学部受験の新たな形、推薦×一般前期のダブルチャンスでつかんだ栄冠、日本医科大や産業医科大にも合格、その過程をインタビューしました~

久富真優子さん

熊本大学 医学部 医学科(一般入試 前期)

横浜雙葉高校

 

 

~国立医学部受験の新たな形、推薦×一般前期のダブルチャンス、日本医科大や産業医科大にも合格、その過程をインタビューしました~

 

その他の合格大学 

東邦大学 医学部 医学科 

日本医科大学 医学部 医学科 

産業医科大学 医学部 医学科 1次合格 2次辞退

(熊本大学 医学部 医学科 学校推薦型選抜 一般枠 1次合格)

 

―第一志望合格おめでとうございます。熊本大学を受験しようと思ったきっかけを教えてください。

 

学費の面で国公立大学の方がいいなと思っていて、祖父母だったり、母方の親戚がみんな熊本に住んでいるので、受けるとしたら小さいころから大好きな熊本がいいなという所で決めました。

 

―なるほど。小さい時から熊本によく行かれていて、愛着があったということですね。

 

 

―では、久富さんはどうやって一会塾を知ってくれましたか。

 

妹の友だちのお姉さんが元々ここに通っていたんです。幼稚園のときの友だちで、それからずっとお母さん同士が仲良かったので、「規模が小さくてちゃんと一人ひとりを見てくれる塾があるよ」っていうのを教えてもらいました。

 

 

―ありがとうございます。それで説明を聞きに来てくださったんですね。

 

はい。中3の終わりくらいに一会塾に入塾したと思います。

 

 

―それまでは、大学受験塾に通ったことはなかったですか。

 

はい。それまでは東京個別で学校の補習という形で、英語だけを受講していました。

 

 

―では、大学受験を意識して、高1の頭から一会塾で勉強を始めようという感じだったんですね。授業は何を取られていましたか。

 

高校1年生の時は数学と英語を。高1の終わりから川原先生の化学が始まって、高2では一瀬先生の数Ⅲと佐藤雄一郎先生の微積の補習、あとは増子先生のⅠA、ⅡBと鍋谷先生の英文読解を習いました。たくさん受講していました。

 

《高1受講科目》

総合英語 / 数学ⅠA / 高校化学

《高2受講科目》

高校数学ⅠA / 高校数学ⅡB / 高校数学Ⅲ / 高校英文読解 / 高校化学

 

 

―たしかに高2生としては多いですね。学校との両立はいかがでしたか。

 

全然平気でした。

 

 

―なるほど。では、一会塾では数学を中心に鍛えていたんですね。高3にあがって何か増やしましたか。

 

英文読解をメディカル英語に変えたのと、数Ⅲは仲野先生になって、生物を新しく受講しました。あとの理科の演習は、生物は途中で辞めちゃたんですけど、化学は演習まで取っていました。それとメディカル小論文と共通テスト総合国語を…。

 

《高3受講科目》

受験数学ⅠAⅡB   (月)

受験数学Ⅲ (水)

受験化学 / 演習化学 (金)

受験生物 / (演習生物)   (火)

メディカル英語 (土)

メディカル小論文 (土)

共通テスト総合国語 (土)

 

―大変ですね! 休みの日がほとんどない状態で。国立医学部志望ということで5教科7科目分網羅するためにたくさん受講していただいたわけですが、その中でも一番塾で伸びた科目は何でしたか。

 

数学です。ただ、『一年間で伸びた』と言ったら小論文が一番伸びました。今まで小論文を書いたことなくて、「作文とは違う」という風に学校で説明を受けてはいたんですけど、最初は何が正解なのか分かっていませんでした。だから「小論書いてください」って初めて言われた時はほんとに手を動かせなくて…。何書けばいいか全く分からなかったんですけど、原田広幸先生のおかげで最終的には、「日本医科大学(以下、日医)の得点源は小論、合格決まったのは小論文のおかげ」って言えるくらいすらすらと書けるようになりました。

 

小論文・面接志望理由・英語   原田広幸講師 ↑写真をクリック 

 

 

―すごい。確かに小論文ってあんまり学校でも訓練しないし、これが正解だっていうのが分かりにくい科目ですよね。

 

そうなんです。でも、塾では詳しく添削とかもしてくださって。

 

 

―原田先生の授業はどんな特徴がありますか。

 

完全に知識重視100%、という感じで説明を受けて書いたら、次の週に出して添削してくださるという流れでした。授業内容がルーティン(まず知識を入れて、あとは思い切って好きなように書いてみる、そして後から添削の段階で小論文用の表現や相手に伝わりやすい文の構成を教えていただく、という授業形式)だったので身構えなくて良かったと思います。

 

 

 

原田広幸講師の最新刊『プロが本音で語る 医学部面接』

 

 

―なるほど。ではとにかく自分に不足している医療の常識だったり、生命倫理だったり、色んな角度から情報のシャワーを浴びてそれを形にするという感じ。印象に残っているテーマはありますか。

 

日医では、医療のリスクの話が小論文として出ました。

 

久富さんの日本医科大学 受験レポートより抜粋・・・・

『山の中の病院で土石流が生じ、倒壊する恐れがあった。患者は高齢者がほとんどで、避難のため搬送中に亡くなるリスクがあったが、院長は全員を避難させた。結果、土石流は起こらず、搬送中に数名の患者が亡くなった。遺族や他の医師はこれを非難した。この事実について、あなたが思う所を述べなさい。』(聞き取りレポートのため、実際の問題とは異なる場合があります)

 

自分は、これは 「”インフォームドコンセント”と合わさった出題なんだろうな」と思い、そこを聞きたいのかなと思ったのでそこをポイントにして書きました。

 

―すごい問題ですね!これを、600字で書く。どんなことを書かれたんですか。

 

院長さんの判断は懸命だったが、批判を浴びる対象になる部分もあった、という形で次のように意見を述べました。

 

『リスクに対して常に最大の被害を予想し、それを避ける方に行動するのは医師として、被害を最小限に抑えるためには大切なことである。しかし搬送中に亡くなるという別のリスクを、家族や患者さんに伝えないまま行動したのことに問題があった。』

 

と考えました。そこがインフォームドコンセントにつながることだと思ったので、『納得のいく最期を迎えるためには説明と同意が必要不可欠になってくるのではないか』という風に書きました。

 

―ブラボーです!小論文の勉強の成果が出たということかもしれませんね。

―重ねて日医の事を聞かせてください。日医は数学がかなり難しくて、英語も難しいというハード系の医大では、結構大変だったと思うのですが、当日の問題の出来はいかがでしたか。

 

数学は完答できたのはそんなになくて、しかも終わった後に解答速報みたいなのが配られるじゃないですか。あれ見て、「ああ、1だけ数がずれてる」みたいな感じのもあったので全然手応えがありませんでした。でも生物に関しては、熊谷先生や村杉先生のおかげで、そんなに間違えたというイメージもなくて分からない問題もなかったです。

 

生物科 熊谷講師(医学博士)

 

 

―そうだったんですね。では生物はかなりいい点数採れたという感じで・・・。合格に近づいた一歩は生物にもあったかもしれませんね。

 

―英語はいかがでしたか。

 

英語は元々得意だったというのもあって、難しいと思わなくて。鍋谷先生にも、「(合格出来たのは)絶対に英語のおかげだ」って言われました。()

 

 

―なるほど。() 良かったですね。

 

―日医は入試形態として集団討論で有名なところですよね。次に、そちらの話を聞いていきたいと思います。

 

久富さんの日本医科大学 受験レポート(集団討論詳細)

 

『ホワイトボードにお題が貼り出されて、意見がまとまった人から順に手を挙げて行き、全員が発言し終わったら自由に話し合う』

 

という設定でした。試験官がフォローしてくれることもあった。

 

 

テーマは

 

『面接について:もし自分たちが面接をする側だったら、どのような質問をしたいかについて話し合ってください』

 

―受験生は四人いて、まずは一人ずつ言っていくわけですね。何番目に発言されましたか。

 

四番目、つまり、一番最後でした。なので、みんな言ってるどうしよう…って思ってましたね。

 

―目立った意見やこれすごい、というものはありましたか。

 

意見、というかリーダーをやると自分から名乗り出てくれた男の子が、それぞれの意見をまとめて整理してくれて、議論を進めていくのが上手だなと勉強になりました。

 

 

 

―自分の番でどんなことを言ったか覚えていますか。

 

倫理観とか人間性を確かめるのが大事で、特に対応力が大事だと思うので、「~場合にあなたはどういう対応を取りますか」ということを具体的に聞きます、と言いました。

 

 

―なんだか自分に返ってきそうな。()

 

実際にその後の個別面接で聞かれました。()

 

 

 

―集団討論の後に個人面接があって、そっちの方は面接官三人、生徒一人で10分くらい。短いですね。面接官から普通に質問される形でしたか。

 

はい。淡々と、でもすごい優しくて。全然圧迫でもなかったですし、冷たい感じでもなかったです。

 

 

―じゃあやりやすかったんですね。最初に集団討論がどうだったか、というのを聞かれて・・・

 

はい。あと集団討論の話の続きだと、「対応力というのはどういう場面でどういう行動をとることが正解だと思いますか」というのも聞かれました。

 

 

―少し抽象的なようにも思えますが、上手く返せましたか。

 

上手かったかどうかは分かりませんがとりあえず返せました。

 

 

―久富さんが私立大学の面接を経験されたのは東邦と日医ということで、今度は東邦について聞かせていただきたいと思います。

 

 

―東邦大学は30分も面接があったんですね。MMIと集団討論で個人面接がない。つまりMMIでしか個人の意見は聞かれないから、医学部志望理由とかも質問されないということですか。

 

はい、聞かれなかったです。

 

 

―独特ですね。先に集団討論ですね。

 

はい、東邦の集団討論が一番難しかったです。

 

 

久富さんの東邦大 受験レポートより抜粋 (集団討論詳細)

 

面接官二人、受験生四人。初めに2分で一人ずつ考えを発表し、その後15分話し合って最後の2分ほどで一人が代表して結論を発表する。

 

お題は物語の解釈について。

 

『ある地域で雨が降らず干ばつでみんなが困っているときに、あるお坊さんが天から「町の仕立て屋さんに雨ごいをさせなさい。そしたら雨が降ります」というお告げを受けました。しかし、その仕立て屋さんは霊的な能力もなければ、学歴も立派なものではありません。お坊さんは疑って、巫女さんや祈祷師さんといった色んな霊的な役職の人や頭の良い人に頼んでお祈りをさせても雨は降りませんでした。そこで、最後に仕立て屋さんに頼むと、仕立て屋さんは「他の仕立て屋は様々ズルすることがあっても、自分は一度も詐欺まがいのことをしていません」と言ってお祈りをささげました。すると、雨が降ったのです』

(聞き取りレポートのため、実際の問題とは異なる場合があります)

 

―この話の解釈について、自由に発表してくださいという感じで。難しいですね…。順番は特に決まっていませんでしたか。

 

はい。ただ、リーダーをやりたいといった子が「受験番号が早い順にしましょう」と言って、私は二番目でした。

 

 

―グループのメンバーは男子女子22でしたか。

 

いや、女子は私1人だけでした。だから少し心細かったですね。女子校出身だったので、男子とあまり話す機会がないということもあって、戸惑いました。() 

 

 

―でも、頑張ったんですね! 内容は何を話したか覚えていますか。

 

「誠実さがこの話のテーマだと思います。仕立て屋さんはもちろんそうですが、お坊さんがお告げに従ってすぐに(仕立て屋さんに)頼まなかった際には何も起きず、お告げに従ってお祈りを頼んだ際には雨が降ったという所にも誠実さの重要性が表れているのではないでしょうか」といった話をした気がします。

 

 

―なるほど。他の人の意見はいかがでしたか。

 

みんな誠実さしか思いつかなくて、反対意見とか別の意見があればもっと盛り上がるかなと思って聞いてみたんですけど、自分が話せるわけでもなかったのでちょっと困りました。

 

 

―じゃあそのまま意見が割れることなくリーダーの子がまとめたのかな。試験官が話に入ってきたりはしましたか。

 

それが全く入ってこなくて、すごく怖かったです。ただ見てるだけでした。

 

 

―そしてその後にMMI(multiple mini interview)ということですが、これは何か準備していかれましたか。

 

直前に宮下先生と練習をしました。東邦は知識よりも人間性を聞かれる問題が多かったので、素直にそのまま思ったことを話すようにしました。

 

 

久富さんも参加されたメディベイト(メディカル・ディベイト)での宮下講師

 

集団討論練習会:メディベイトの風景 右側に久富さん

各テーブルでは医大生がリーダーを務める(この日は、東京医科大・順天堂大・東北大の卒塾生が集まった) 

 

 

―このときの面接官の雰囲気は。

 

すごい優しくて、楽しくお話ししていたらあっという間に3分おわった、みたいな感じでした。相槌を打ちながら目を見て話を聞いてくれて、私が言った意見に対して素晴らしいと声をかけてくれた先生もいました。

 

 

 

―きっと面接官の率直な評価だったと思いますよ。雰囲気が本当に良かったんですね。

 

―では第一志望であり、進学先の熊本大学の入試のお話を聞いていきたいと思います。一般前に推薦で一度受けていましたね。それは惜しくも届かなかったですが、推薦出そうと思ったのはいつくらいでしたか。

 

3になってから、佐藤雄一郎先生にこういう様式もあるよ、というのを教えてもらって。

 

校舎長 数学科 佐藤雄一郎講師

 

 

―準備は大変でしたか。調査書、志望理由、推薦書。

 

いやそんなに…。夏にコミュニケーション個別指導(COM個別)で原田広幸先生に見ていただいて仕上げました。

 

 

 夏期 コミュニケーション個別指導(面接用 志望理由完成指導)の原田講師

 

 

―推薦書は学校の先生に書いてもらって。これも特に問題なく、という感じですよね。じゃあ特別大変という感じでもなかったのかな。

 

はい。ここで志望理由を考えて、さらに願書作成会(一般入試用、11月実施)で固めて行きました。

 

 

 

 

―推薦入試の時期はいつくらい。

 

二月の頭です。共通テスト後に出願で、本当は8割行ってないと出せないんですけど、今年は難しかったので(8割切っていたのですが)賭けで出してみました。

 

 

―そしたら通過したと。2月5日、これは私立の医学部と重なるくらいの時期だと思いますが、他大の受験をやめたりしましたか。

 

やめたりは特にせずに、前日に東邦の二次試験に行って、その足で直接熊本まで飛行機で行きました。

 

 

―大変でしたね。そんなバタバタした中の推薦入試は、面接だけということで、共通テストの割合がやっぱり高かったという分析でしたよね。

 

はい。あと、定員が今年から熊本県内限定の推薦制度導入のために、一般推薦枠が絞られていたみたいです。

 

 

―そうだったんですね。面接は3040分ほどの長いものですが、どうでしたか。

 

あまり手応えはなかったですね。「ザ・保守派」の堅い感じの面接で。あまり笑ってくれたりはしませんでした。

 

 

―そんな風に私立の合間に推薦もこなして、(残念ながら不合格になったあと)一般に再度挑戦して見事合格されました。再び熊本に行って一次試験の学科を受けたときの出来はいかがでしたか。

 

そんな悪いという感じではなくて、自分的にはできたと思ったんですけど、共通テストで転んだということがあったので、受験者の中の自分の立ち位置が分からなくて不安でした。

 

 

―科目は英語と数学と理科二つ。小論文はなかったんですね。本当に学科のみで、しかも全部記述系。それぞれ感触はいかがでしたか。

 

生物と化学は、本当に一会塾の先生から習ったことしか出なくて。手応えはすごいありました。() 生物は直前に詰め込んだバイオームのところが出たり、化学は前日に川原先生のプリントを通読したんですけど、本当にそこからしか出ませんでした。

 

―的中した感じだったんですね。

 

神でした。() 英語は、過去問ほどはできなかったんですけど、転びはしていないと思います。でも数学はすごい難しくて…。最後の大問は本当に分からなかったです。回収した時に他の人もみんな白紙ではあったんですけど。()

 

 

化学科 川原講師 ↑詳しいプロフィールは写真をクリック

 

生物科 熊谷講師(医学博士) ↑詳しいプロフィールは写真をクリック

 

 

―国立入試の怖いところが出たんですね。それでも見事合格されて、本当に素晴らしかったです。

 

 

―久富さんはいつくらいから医学部を志望していましたか。

 

本当に小さい時から家族とかの姿を見て、何となく自分もお医者さんになりたいなと思っていました。自然の流れで、という感じです。

 

 

―ご家族は病院関係者ですか。

 

はい。曾祖父から代々医者で続いています。祖父が呼吸器で、父が消化器内科なんですけど、病院自体は総合診療院で小児科内科を中心に色々あります。

 

―じゃあもうかなりの歴史があるんですね。昔からご家族の姿を見て、医師になろうと思っていたんですね。

 

―中学受験をされたそうですが、当時の塾はどちらでしたか。

 

自由が丘のスタジオキャンパスという、一会塾みたいな少人数の塾です。

 

 

―有名どころの大手には行かなかったんですね。

 

私は『見てくれている』という感じがないと不安に思うタイプなので、面倒見の良い塾を探しました。そこの授業はおなかが痛くなるくらい面白くて楽しかったですね。

 

 

―そういった中学受験の塾のイメージと一会塾の雰囲気が一致して来てくれたのかな。

 

そうですね。

 

―横浜雙葉は、理系はどのくらいいたんですか。

 

半分くらいでした、今年特に多かったみたいで。しかも、医学部志望も多くて30人くらいいたみたいです。

 

―すごい! 今年いっぱい合格出るんでしょうね。

 

―では、最後にまた塾の話に戻りますけれども、高校二年生のときには週45回くらい、高3の時はほぼ毎日来てくれていたということで。一会塾はどんな存在でしたか。

 

他の塾は見たことがないですが、それでも日本一と断言できるくらい良い先生がいっぱいいる塾だと思います。高3の時は特に「この塾で良かった」と何度も思いました。過去問を解くようになってから、過去問への先生方のフォローがびっくりするくらい手厚くてありがたかったです。

 

 

―こちらこそ、価値あるものだと実感してくれることは塾としても講師としてもありがたく感じる、嬉しい話です。

 

―習った先生について印象を伺っても良いでしょうか、まず鍋谷先生は。

 

鍋谷先生は本当に優しくて、指導が手厚い先生です。文法は学校のものでだいたい完成していたんですけど、文章を読むということはどういうことかということを鍋谷先生から教わりました。今までは英文と主観でまっすぐ向き合っちゃって時間がなくなったり、考えすぎて答えちゃったりしたんですけど、先生の授業で話のテーマを掴んで客観的に考えすぎないで解くという術を身につけられました。あと、英語以外にも雑談で色んなことを学べました。

 

 

 英語科 鍋谷講師 ↑詳しいプロフィールは写真をクリック

 

―鍋谷先生の所にはよく質問に行っていましたが、主に何を見てもらっていましたか。

 

英作文と和訳です、あとは赤本の和訳がたまに間違っていたりするので、「なんでこうなるんですか」というのを聞いたりしていました。ほんとに授業後に、遅くまで対応してくださいました。

 

 

―一瀬先生はいかがでしたか。

 

一瀬先生は、面倒見が良くて、雑談で癒される話を沢山してくれました。毎回授業が楽しみでした。過去問指導が手厚くて、過去問を解くときに先生が作ってくださった解説プリントを見て、改めて先生のすごさを体感しました。熊大志望の話をしたときにも、「熊大は年々難しくなっていってるから阪大も解いた方がいい」って阪大の解説プリントまで作ってくださって本当にたくさんお世話になりました。

 

数学科 一瀬講師  ↑詳しいプロフィールは写真をクリック

 

 

 

―高校二年生から一瀬先生に数学を習っているから、一瀬先生で数学は網羅している感じですよね。

 

はい。特に一瀬先生はパターン化がすごく分かりやすいんです。おかげで、今まで何となく適当に解いていたところを、パターン化することで解き方を整理して進めていくことが出来ました。

 

 

―仲野先生は・・・・・怖かったですか()

 

全然怖くないです。() 最初そういう噂を沢山聞いて、初回の授業は震えながら受けたんですけど、すぐにそんな心配はなくなりました。分かりやすくて面白い先生です。頑張ったところはちゃんと認めてくれるし、質問も最後までしっかり付き合ってくれて優しい印象です。

 

 

 

数学科 仲野講師   ↑詳しいプロフィールは写真をクリック

 

 

―川原先生はいかがでしたか。

 

1の最後からずっとお世話になっていて、川原先生で私の化学はできているっていう感じです。川原先生がいなかったら今、化学どうなっていたんだろうっていうくらい…。過去問の質問に行っても、2秒くらいで「あー、これね」ってすぐに解説が始まるのはいつもびっくりしてました。ほんとに分かりやすいです。難しい問題も、難しいと思わせないで教えて下さいます。

 

 化学科 川原講師

 

 

―熊谷先生はどんな先生でしたか。

 

熊谷先生は頭が良くて。() 入試問題も実際に作っていらっしゃったので、「ここは出したい」みたいなポイントはもう熟知していらっしゃって、熊谷先生じゃなかったら知りえなかっただろう知識を沢山教えていただきました。実際そこからしか入試も出題されなくて。きっと熊谷先生がいなかったら落ちてましたね。

 

 

―そんな感じだったんですね。じゃあ一般的な生物の授業とはまた違った授業のテイストだったと。

 

国家試験対策をしていますと先生が断言しているくらい、教科書に載っていないけど出るところとか、資料集でここが間違っているとか、全部教えていただきました。

 

 

―かなり深い内容までやられたんですね。

 

―直前に村杉先生の個別指導と熊谷先生の個別指導両方とられていたと思うのですが、それぞれどんなことをやったんですか。

 

どちらも共通テスト対策をやっていただきました。私は実験考察問題がすごく苦手で、特にそこを助けていただいて、実際に共通テスト対策問題集も作っていただいたり、他にも苦手な遺伝の分野の『強化書』を作っていただいたりしました。熊谷先生には知識の使い方をそれで教えていただきました。村杉先生は、もう『教え方のプロ』っていう感じで、分かりやすくて!それだけじゃなくて、共通テスト後にも私立対策をやっていただいたんですけど、共通テストで落ち込んでいるときに沢山励まして頂いて。精神的にも助けていただきました。

 

 

 

 生物科 村杉講師  ↑詳しいプロフィールは写真をクリック

 

 

―村杉先生、久富さんのこと、すごく褒めていらっしゃったんですよ。「僕が教えている中でも一番か二番くらいです」って。相当生物はお出来になったでしょう。

 

最初生物は苦手なところからスタートしたので、まさか得点源になるとは思っていませんでした。

 

 

―共通テスト国語の原田友弘先生についてはどうでしたか。

 

本当に神で、もう国語使わない人にも受けてほしいくらい分かりやすくて。今まで国語は勘とか才能で解くものだと思っていたんですけど、先生のおかげで論理的で、確かな根拠を基に解く方法を学びました。解き方の概念が180度変わって。国語に苦手意識がなくなったのは先生のおかげだし、授業も楽しくて楽しくて、毎週楽しみでした。本当に、国語使わない人とか国語諦めた人まで受けてほしいです。

 

 

国語科(現代文・古文・漢文) 原田友弘講師 ↑詳しいプロフィールは写真をクリック

 

 

―あとは、宮下先生にも教わりましたか。

 

はい。熊大の推薦対策と、私立の二次対策をしていただきました。

 

 

―どんな印象ですか。

 

怖かったです。初回は本当に怖くて、半泣きでやってました。嗚咽こらえながら。() でも段々慣れていくうちに優しさが分かってきた感じで…。本当に受かってほしいという気持ちで厳しくやっていただいてたんだなと、思います。

 

 小論文・面接・志望理由 宮下講師 ↑詳しいプロフィールは写真をクリック

 

 

―どんなところが厳しかったですか。

 

「一つ一つの所作にやる気が感じられない」とか、「志望理由も覚えているだけで何も響かない」とか言われてしまって。もう何言っていいのか分からなくなっちゃって、泣きました。

 

 

―かなり厳しい言葉でしたね。それでも歯を食いしばって頑張って。変わりましたか。

 

良くなったと言っていただきました!

 

 

―そうでしたか。『一つ殻を破らせる』のが先生の使命だと思ってやっていらっしゃる部分があったのでしょうね。

 

―最後に原田広幸先生は…。先ほどたくさん話にあがりましたが、足して言うことはありますか。

 

本当に優しくて、穏やかな先生です。

 

 

―なんだかこうして先生の印象聞いてるだけで受かる気になってきますね。()

 

先生方全員が初回に「この授業受けていれば、このプリント解いていれば100%受かる」みたいなことを言ってくださったので、初めての授業のときはこれからの成績の伸びが楽しみだったのを覚えています。

 

―そんな感じだと、毎週一度たりとも休めない感じですね。授業回数で言えば34週全部、大変な講義数を受けていたことになりますね。

 

でも楽しかったです。全部楽しかったので全然苦ではありませんでした。

 

 

―そうでしたか。それは良かったです。楽しみながらも、高みを目指してたくさんのことを一会塾で学んで吸収してくれて、見事合格。本当に素晴らしいです。

 

―本日はお時間いただき、ありがとうございました。そして合格、本当におめでとうございます!

 

こちらこそ、今までありがとうございました。

 

 

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