【最新】杏林大 医学部 既卒合格 柿本百音さん(東京女学館)

杏林大 医学部 既卒合格 柿本百音さん(東京女学館)

 

 

 

 

1次通過数は10校中9校!

1次通過されたその他の大学

・聖マリアンナ医科大 医学部(合格)

・帝京大 医学部(2次辞退)

・北里大 医学部(合格)

・埼玉医科大 医学部(合格)

・東海大 医学部

・東京女子医科大 医学部(合格)

・東邦大 医学部

・東京医科大 医学部

 

数ある予備校の中から、一会塾を選ばれたのはなぜですか?決め手はどこでしたか

高校1年生の1年間は大手S予備校で英語と数学に通っていました。ただ授業を聞いて帰るだけでその内容を全く復習しておらず、自己管理がきちんとできる人には向いてるかもしれませんが、全く成績は伸びませんでした。テストはありましたが、模試のみで復習テストなどはありませんでした。また、最初の方は通ってましたが、友達と一緒に通っていたこともありその友達塾の最寄りで待ち合わせだけしてそのまま遊んで、10月ごろから行かなくなってしまいました。気が向いた時だけ行っていました。ほんとに親不孝者だと思います笑。

そんな時に、母が一会塾を見つけてくれました。最初は家の近くにあっていいなくらいだったんですけど、ホームページや合格体験記を見ててここの塾とっても良さそうだなといました。もうその時点で入る気満々だったんですけど、実際に塾の雰囲気を見てみたくて、話を聞きに行きました。塾の雰囲気を見るつもりでしたが、行ってみると、ちょうど高校の期末試験直前だったため数学を川浦先生に教えていただきました。塾見に来ただけなのになんて親切なんだと思い私も母も感動していました。また、自習室も貸していただきました。そのような、塾の暖かさやアットホーム感が好きで入塾を決めました。

 

高校生活について教えてください

私立の女子校で、代によるんですけど私の代は理系が比較的多い学年でした。医学部志望も多く、15~20人ほどはいたと思います。現役で進学したの10人ほどであとは別の学部に行ったり浪人したりしていました。医学部志望が多かったので切磋琢磨できる環境だったと思います。また、学校の勉強に頼るというよりは塾に行っている子が多かった印象があります。 

 

一会塾での受講科目について教えてください。また特に印象に残っている授業はありますか

 

受験学年で受講していたのは、

 

英文法、英文読解、メディカル英語、英作文、数学IAIIB、数学III、演習物理、受験物理、演習化学、受験化学、メディカル小論文

 

を受講していました。

 

英語は、浅野先生鍋谷先生にお世話になりました。

 

浅野先生は、授業中にホワイトボードに自分の答えを書く時間が設けられていて、最初は自分の間違ってそうな答えをみんなに見られるのが嫌だったんですけど、だんだん嫌ではなくなってむしろ楽しくなっていました。友達の答案を見ることによって自分がたまたま間違えることのなかったところも、それと同時になぜその解答が間違っているのかを説明してもらうことによって1つの問題でたくさんのことを学ぶことが出来たことがほんとに良かったなと感じています。また、浅野先生はとても褒め上手でたくさんのことを褒めてくれるのでとても話しやすくて授業中に飽きることがなく楽しかったです。

 

鍋谷先生は、現役の頃から個別をとっていてたくさんお世話になりました。1番お世話になった先生だと思います。英語が全く出来なかった私に1から教えてくださいました。教わる前までは、感覚や文脈でなんとなくで英文を読んでいたんですけど、教わってからは、きちんと文型で考えることができるようになって、感覚ではなく論理的にきちんと英文を読めるようになりました。また、鍋谷先生の授業は雑談が多いのですが、その雑談を通して生徒のためになる様々なことを伝えてくれていたように感じます。私はすごく聞いていて楽しかったのを今でも覚えています。受験期直前は、記述で和訳や英訳がある大学の対策を個別の授業でしてもらいました。そのおかげで苦手だった記述も徐々に出来るようになりました。

 

数学は、仲野先生にお世話になりました。

最初はもうとにかく怖かったです。笑 予習をしてきて授業中にその内容を当てられて自分の考えてきたことを答えるという授業スタイルでした。最初はどうにか当たらないでくれって願ってたんですけど、途中からは当たっても楽しいなって思えるようになりました。また、毎週授業の最初に小テストがありその結果が必ず掲示されていたので、きちんと毎週復習してどんどん数学は実力が伸びていきました。

また、浪人中に教わっていたわけではないですが、悠太先生にもお世話になりました。現役の頃ずっと教わっていて、浪人中もたくさん話しかけてくださいました。見た目は本当に怖いですが、実際に話してみるととても優しくて話しやすくて授業も楽しかったです

 

物理は、真木先生にお世話になりました。

現役の頃から2年間教わりました。元々物理は全く出来なくて、高3の4月の時点で運動方程式すら立てられませんでした。その状態で1年間必死について行きました。その時は他の科目が精一杯だったのもあり、まだ点(としての知識)がポツポツとあるだけで線で結ばれた感じはしませんでした。しかし、浪人になってまた1から同じ内容を真木先生に教わって、一気に点と点が結ばれた感じがしました。今でもその感覚と感動は覚えています。現役の頃は物理は苦手科目で大嫌いでしたが、浪人の時は得意科目になり、どの科目よりも大好きで、息抜きのように物理を解いていました。実際に、河合塾の記述模試で偏差値43から68まで上がりました。真木先生の授業は、きちんと原理から説明してくれて、私が教わったどの先生よりも基礎を丁寧かつ曖昧な点が生まれないように分かりやすく教えてくれました。テキストの網羅性もすごく、真木先生のテキストさえやってれば受験会場で困ることはありません。電磁気は苦手な人が多いイメージですが、私は電磁気が1番好きでした。それも原理からきちんと教えてくださったからだと思います。真木先生に物理を教わることが出来てほんとに心の底から嬉しくて楽しかったです。また、私は現役の時と浪人の時、受験直前に大学別の対策を個別でとっていて、傾向を分析してもらい予想問題を作ってもらいました。どの大学も空振りすることは絶対になく、大門全部的中していることもありました。対策してもらった大学はほかの大学よりもかなり出来が良かったです。毎回毎回試験問題を見る度に感動してとても感謝していました。真木先生には感謝してもしきれません。

 

化学は、川原先生にお世話になりました。

川原先生の授業では、どの問題で何をどう使うのかを図などを用いてわかりやすく説明していただいたので、頭の中でグチャグチャになっていたのを整理することが出来ました。また難しい問題もなぜか川原先生の解説を聞くとすんなり頭に入ってきて、やりにくさがなく嫌な問題に対する抵抗を無くすことが出来ました。何を覚えるべきで何を覚えなくても良いのかもきちんと教えていただき、化学で安定して点数を取れるようになりました。

 

塾のシステムで役に立ったものはありますか

 

塾のテストでは、英語のweeklyテスト、数学・物理・化学のmonthlyテスト、夏に学力到達度テストがありました。全てのテストで順位が掲示されることにより、切磋琢磨することが出来たと感じています。また、英語のweeklyテストで出題されるメディカル単語をやっていたことによって、医学系の英文が入試で出題された時にとても役に立ちました。

 

 

科目ごとの得意・不得意とそれに合わせた勉強法などがあれば教えてください

 

英語について

私は浪人当初、英語と物理が苦手で、数学と化学がまだマシかなというレベルでした。

各科目の勉強法としては、1番英語が苦手だったため1番時間をかけていて、塾の英語の授業の予習復習をしつつ、父が買ってきた文法と英語構文の参考書をずっと使っていました。文法が分かっていないと長文を読んでも和訳できなかったり意味を取り違えてしまい正しい選択肢を選ぶことが出来ないと思ったため、文法を固めてしまおうと思い、9月までに「頻出英文法・語法1000」いう参考書を5周しました。構文の参考書は3週くらいしました。それにより文法はすごく得意になりました。10月以降は長文に触れるために過去問をずっと解いていて、怪しい文法があったらもう一度解いて忘れないようにしていました。高2の1月の時点で、英語の偏差値は39だったんですけど最終的に受験期には偏差値70ほどあったと思います。どこの入試問題も英語を得意科目としている人と同じくらい点数を取ることができて、1番嬉しかったのは、英語が難しいと言われている藤田医科大学で145/200も取れたことです。

 

数学について

 

数学は、もともと好きで苦手意識はなかったためあまり時間はかけていなくて、仲野先生の授業で予習と復習しかやっていませんでした。前期の授業できちんと基礎を固めたおかげで、発展した問題もある程度自力で解くことが出来ました。どの大学の過去問も1年ほどしか解いておらず、最後まで仲野先生が授業で扱った問題や別冊子の演習問題を解き続けていました。網羅性が高かったため、これで必要にして十分でした。途中から、私ができない問題はみんなも出来ないから多分大丈夫だろうなと思えるようになり、持っていいのか分からない変な自信まで持つことが出来ていました。笑

 

物理について

 

物理は、真木先生のテキストさえやってればどの学校でも物理に関しては絶対に大丈夫です。何回も何回も繰り返し解いていました。授業後の復習は真木先生に指定されている演習問題の星印を解いていて、受験期直前には自分が苦手な単元やよく出題される単元の演習問題をどんどん解き進めていました。過去問は、時間配分や傾向をわかっておくために数年やっていた程度です。過去問は解答も分かりづらいため、過去問よりも真木先生のテキストを完璧にしていく方が絶対に時間を有効活用できると思います。

 

化学について

 

化学は、現役の頃から偏差値60以上はあり苦手意識がなく模試も安定して取れていたので、1番勉強時間が短かった気がします。理論は、川原先生のプリントと重要問題集をやっていました。川原先生のプリントを完璧にした上で、自分が苦手な単元の重要問題集を3周ほどしていました。結構早い段階で終わってしまったので、自分が受けない大学や化学の難易度が高い薬学部の過去問を漁ってたくさん解いていました。無機は、現役の頃に割とちゃんと覚えていたので、浪人中に必死に覚えていたというよりも、川原先生からたくさんいただいたプリントを使って、weeklyテストや学力到達度テストの前に1周して思い出して、受験期直前に忘れないように毎日3枚と決めて解いていた程度です。丸暗記は得意なので無機は苦労しませんでした。有機は、川原先生にいただいたフローチャートを何回も何回もやっていました。あれをやるだけで有機を解く上で必要な知識は完璧になると思います。有機は過去問をたくさん解いて様々な問題に触れていました。どの角度から出題されても構造決定ができるように量をこなしていました。

 

学習計画について

 

私は、日曜日の最後に翌週の1週間の勉強スケジュールを毎週立てていました。スケジュールを立ててしまうとそれ通りにやるだけでした。1日の勉強スケジュールとしては、暗記科目を午前中にやるのが苦手だったので、朝最初にまず物理や数学の予習をやっていました。お昼を食べると一旦集中が切れてしまうので、午後からの授業が始まる時間に合わせてお昼を食べる時間を変えていました。

 

 

過去問の利用について

過去問についてですが、過去問をやっていていると自分は理解していたつもりでも、実際に問題を出されると解くことが出来ない問題があったので、それを見つけては授業のテキストやプリントに戻って解く・・・という感じで自分の苦手な単元を探して潰していくということをしていました。あとは、大門ごとの時間配分や解く順番も意識して解いていました。

 

ケアレスミスの対処法

あと、これは誰にでも当てはまるわけではないと思うんですけど、私は現役の頃からとにかくケアレスミスが本当に多いタイプでした。ケアレスミスしてしまう人って結構いると思うんですけど、比にならないくらい私は酷くて模試などのテスト本番で何十点も落としたこともあります。最初は『ケアレスミスだし・・・』くらいに考えてましたが、ケアレスミスも実力のうちだなと思って浪人生になって気持ちを改めました。対策として、ケアレスミスをする度に何を間違えたかをiPadにまとめていました。まとめていると、自分が何が原因でケアレスミスするのかがわかってきました。例えば方程式を解いてるうちに文字が消えてしまったり、答案に書き写す時に間違えてしまったり、などたくさん理由がありました。そのため、ミスが起きてしまう原因を防ぐために何回もチェックしていました。また、時間が余るテストの場合は見直しの時に、時間が余らない場合は、解き終わったその場で別の方法で計算してたしかめていました。そうしているうちに格段にケアレスミスは減り、受験ではほぼ無かったと思います1点落とすだけでも数百人分順位が落ちると言われている私立医学部受験において、ケアレスミスはほんとに命取りだと思います。ケアレスミスが多い人は絶対に対策すべきだと私は思います。

 

一会塾に通ってみての感想はありますか

一会塾はほんとに雰囲気が暖かくて、アットホームな感じがすごく好きでした。面倒見がよく常に気にかけてくれて、大手の塾にいってしまうと埋もれてしまって成績が伸びないタイプの私にはすごくピッタリの塾でした。また、恵比寿校はワンフロアだったため、良くも悪くもサボれない環境でした。朝来る時も帰る時も受付の前を通るので疲れたなと思って帰りたくなっても帰ろうとしたらスタッフに声をかけられてバレてしまうので帰れませんでした。笑 なにか相談したい時にすぐにできる環境で、少人数だったため1人と1人にきちんと向き合ってくれます。ほんとに一会塾に出会えて良かったと思っています。たくさんのスタッフにお世話になりましたが、特にお世話になったスタッフは、成美さんと関さんです。

 

成美さんは、高校2年生の1年間ずっとお世話になっていました。成美さんと話すのを楽しみに塾に行くくらい、たくさん話を聞いてくれて、何かあったらいつも励ましてくれました。武蔵小杉校に行ってしまったあとも、時間がある時に恵比寿に来てくれました。直前期も来てくれて励ましてもらいました。

 

さんは、高校3年生のときと浪人の時の2年間担任をしてくれました。いつでも的確なアドバイスをくれました。いつも優しいんですけど、時には厳しいことを言ってくださり、怠けやすい私はよく活を入れてもらっていました。計画の立て方や勉強方針が定まらない時はすぐに相談して、いつも親身になってサポートしてもらいました。

 

印象に残っている企画はありますか?・・・メディベイトについて

また、年に2回あるメディベイトでは2次試験での集団討論のいい対策になりました。実際に東邦大学で集団討論があり、メディベイトで練習していたおかげで、他の人の意見を尊重しつつ自分の意見を上手く言うことが出来ました。また、面接対策では高橋優子先生にお世話になりました。じっくりと深く自分と見つめ合い、自分のいい所や足りないところを探して、がどんな性格でなぜ医者になりたいのか、医者になってどうするのかということを新たに発見したり再確認したりすることが出来ました。

 

 

いよいよ入試本番

 

受験当日のことを覚えていますか

 

まず、受験期間中のことについてですが、私は1番最初に藤田医科大学を受験しました。試験前日、緊張と興奮で全く眠ることが出来ず3時間くらいしか寝ずに受験に挑みました。試験中はアドレナリンで眠くなることはなかったんですけど、受けた大学の中で唯一藤田だけ1次落ちたのはそのせいかもしれません。笑 振り返ってみると、「いよいよ受験だ!!」という気持ちが高ぶりすぎて、早く家に帰って早くご飯も食べてお風呂も入って、早く寝ようって思ってしまったんです。そのせいで逆に緊張したのかなと思って、次の受験からは、いつも通りにしようと思いました。いつも通りの時間より気持ち早いくらいまで塾に残り、普通にご飯を食べて、受験始まる前と同じようにYouTubeやドラマも見て眠くなったら寝るようにしてしました。受験前日もYouTubeやドラマを見てゴロゴロする人ってだいぶ珍しいとは思いますけど、私にとってはそれが自分のルーティーンだと思ったんです。笑 それもあって、藤田以降はいつも通りの気持ちで問題を解くことが出来て全部1次を突破することが出来ました。受験前日だからといって自分のルーティーンはなるべく変えない方がいいと思います。

 

入試が始まってから終わるまでの過ごし方を教えてください

次に、受験当日のことについてですが、大学によるんですけど、問題が配られてから解き始めるまでに長いところでは10分以上あります。私はその間に、大学別の過去問対策で何となく決めていた1つの大門にかける時間を自分の時計を見ながら計算していました。その時間に緊張する人もいると聞きましたが、深呼吸や黙想、試験始まった時のイメトレなどをしたりしていて、私は逆にその時間を使って気持ちをリラックスさせていました。あと、私は試験直前に見るために片手に収まるくらいの小さいノートを現役の頃から作っていて、それはかなり役に立ちました。8割くらいは化学の丸暗記の知識を書いていて、残りの2割は自分がなかなか覚えられない数学や物理の公式を書いていました。受験会場ってお手洗いにすごく並ぶんです。その間や移動時間に何も持たずにぼーっとしたり友達と話すのではなく最後の最後まで再確認をしていました。受験会場に行くと友達と休み時間にずっと話してる人が多くいます。内容はだいたい答え合わせです。 試験全てが終わった後、次の試験に向けて反省を生かすために友達と話をするのはいいと思いますが、休み時間にもう終わった試験の会話をしてもなんの意味もないしメンタルブレイクする可能性もあるのでほんとにオススメしません。最後に、試験が終わったあとのことについてです。私は問題が回収されず解答速報が出る大学は毎回必ず自己採点していました。現役の頃はしていなかったんですが、浪人の時はしていました。現役の頃は全く手応えがなくてただでさえ自信が無い中受験していたので、さらに自信を無くしてしまわないように自己採点はしませんでした。しかし浪人では、手応えがある大学が多かったので、次の試験で同じ問題が出た時に、出来なかった問題を出来る問題に変えたかったこともあり、毎試験自己採点をしていました。そして、試験が終わって塾に戻り自己採点をし、出来なかったところをテキストやプリントに戻って復習し、次の試験に備える、ということの繰り返しでした。問題を持ち帰れない大学でも、出来なかったところは覚えていたので、毎試験ごとに復習をしていました。

 

なぜ医学部を志望されたのですか

私は両親が薬剤師で親戚に医療従事者が多かったので、小さい頃からなんとなく医療系に進むんだろうと思っていました。最初は両親と同じ薬剤師になろうと思っていましたが、小学生の時に右足に病気が見つかり、入院や手術を経験し、それから通院生活が始まりました。物心ついてからずっと大学病院に通っていたこともあり、間近で多くの医師が働いている姿をみて自分も医師になりたいと思うようになりました。

 

浪人生活を上手に乗り越えるコツを教えてください(SNSとの付き合い方)

現役のときは、絶対に私には浪人は無理だと思っていて絶対に浪人したくないと思っていました。でも、いざ浪人が決まり始まってみると慣れてしまえば大丈夫でした。変わっていると思うんですけど、私は浪人生の頃1回もメンタルがやられることがなかったんです。逆に気分が上がることもなかったんですけど下がることもなく一定でした。そうなることが出来たのはメリハリをつけることが出来たからだと思っています。家でペンを握ることはなく、勉強は塾だけと決めていました。人によっては帰ってもやれという人もいるかもしれませんが、私は家に帰ったらYouTubeやドラマを見てずっと休憩していました。帰ってから勉強したことは1度もないと思います。その代わりに塾では朝9時半までには絶対に行くようにし、帰りは誰よりも遅くまで残っていました。逆に、現役生の頃はとにかく時間が惜しくて朝6時に起きて朝礼が始まる1時間以上前から学校に行って勉強し、休み時間の間に早弁してお昼休みはイヤホンして友達と話さずに勉強し、学校が終わったら誰よりも真っ先に帰り塾に来て自習室にこもっていました。移動時間に単語帳や暗記科目の勉強をするのも当たり前のようにしていました。この生活をしていたため、浪人中も隙間時間に勉強する生活は可能だったのですが、浪人中は学校に通っていた頃とは違い、家族と一会塾で話す友達数人としかコミュニケーションをとることが出来なかったので、人と話すことが大好きな私の性格的に、その生活をするとメンタルが持たないだろうなと思い、ゆっくりとした時間を現役の時より多めにいれました。また、SNSは全部辞めました。一足先に大学生になってキラキラして楽しそうにしている友達を見るとそれもまたメンタルがやられてしまうと思ったので全部消して連絡を取る目的でしかSNSは使っていませんでした。そのようにして自分のメンタルを自分自身できちんとコントロールし、目標に向かって一直線に進むことができました。メンタルをきちんと自分で管理することは受験において1番重要だと私は思います。

 

 

では、受験勉強全体を振り返って感じたことを教えてください

合格した瞬間はとにかく嬉しかったのを今でも覚えています。去年は、1次は突破したものの2次で正規合格をいただくことはできませんでした。そのため、浪人では正規合格を目標としていたため、結果を見た時はほんとに嬉しくて家族もとても喜んでくれたのを今でも覚えています。1次突破1校から9校まで成長できたのは、やはり自分が分かっていないところ、足りないところを見つめ直して全て克服したことだと思います。現役生の頃は穴だらけだったと思うんですけど、浪人1年間を通してその穴を全て埋めた感じがします。ここは出ないだろう、という気持ちを辞めました。また、ケアレスミスを減らすことが出来たのもとても大きいと思います。現役の頃は試験会場にいって問題を解いても、手応えがあったことなんて1度もありませんでしたが、浪人の頃は手応えがかなりありました。また浪人時ではたとえ手ごたえがない学校でも一般的な受験生と同じかそれよりも出来ていたのでそういう大学でも1次突破することが出来ました。手応えがあった学校はどこも正規合格をいただけました。今思えば、1年間でかなり成長したと思います。

これは、私が4.5月に感じていたことですが、勉強には息抜きも大切だと思います。現役のときは1校しか1次をもらえなくて、後期を受けるように親や塾のスタッフから勧められたのですが、どうしても気持ちを切り替えるために3月だけは遊びたくて、卒業式前にある埼玉医科のみ後期を受けませんでした。そして3月は全力で遊びました。物理だけは遅れを取りたくなくて春期から受講していましたがそれ以外は全て4月からしか受講しませんでした。いざ勉強を始めてみると、ぐちゃぐちゃだった頭の中がきれいに整理されている感覚がありました。浪人生に対して1ヶ月間まるまる遊ぶことを勧める人なんてほぼいないと思うんですけど、私はこの1ヶ月間のおかげで遊び尽くした感じがし1年頑張ろうと思うことが出来たし、1ヶ月間の大きな息抜きを両親や関さんからいただいたことにより、浪人生活でメンタルブレイクすることなく思う存分力を発揮できたと私は思っています。

 

 

これから受験する人へメッセージをお願いします

これから受験をする方には、とにかく自分でメンタルをコントロールすることと体調管理の大切さを伝えたいです。この2つは自分自身でしか管理ができず、どんなに実力があっても模試でA判定を貰っていても、入試当日にその場で実力を発揮しなければ意味がなく、タラレバを言っても結果は変わりません。1発で自分の全ての力を出し切り続けることの出来るメンタルと体力を持つことはとても大事だと私は思います。

 

最後に、現在の大学生活について教えてください

杏林大学は吉祥寺か三鷹からバスで15分ほどのところにあります。駅からは遠いですが、吉祥寺に出てしまえばなんでも揃っているので沢山遊ぶところがありとても楽しく大学生活を送ることが出来ます。また、校舎が新しく医学部の中でもトップレベルに綺麗な校舎で授業を受けることが出来ます。部活動も盛んで、私はゴルフ部とサッカー部のマネージャーに所属していて、大会も多く忙しいですが、高校生の頃のようにまた部活に真剣に取り組むことが出来るのはほんとにいい事だと思います。勉強面でも、部活に入っているとたくさん友達もでき、資料も回ってきます。友達同じことやってれば留年は基本的にしないと思います。勉強も部活も遊びも充実した学生生活を送っていてとても楽しくて杏林大学に入って良かったと思っています。

 

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