昭和薬科大学 薬学部
現役合格 Y.Iさん(静岡雙葉高校)オンライン生
~Y.Iさんは一会塾には通えない距離にお住まいでしたので、普段は地元の塾に通い、医療系小論文や薬学部志望理由など専門的な指導のみ、一会塾でオンライン生として受講されました。
合格までのストーリーをインタビューさせていただきました~
一会塾でオンライン授業を受けようと思った経緯を教えてください
昭和大学の総合型推薦を受けようと決めたのが遅く小論文や面接の対策ができていなかったのでネットで昭和大学総合型対策と調べていたら一会塾で昭和大学を総合型で合格した方の合格体験記を見つけました。ここで授業を受けたいと思い、すぐにLINEさせていただきました。通える距離ではなかったのでオンラインで受けさせていただくことになりました。
遠い場所の塾でオンライン指導について、不安はありませんでしたか
学校や他の塾でオンライン授業をしたことがあったので不安はなかったですが、数学や理科のような他の授業と違い小論や面接はやったことがなかったので画面上でうまく伝わるかは不安でした。ですが共用ノートを作って下さったり、その場にいるような面接練習をして下さったり、安心して授業ができました。
オンライン指導を受けた科目と対策内容回数について教えてください
小論文と面接指導を合計8回ほど受講しました。
薬学部の推薦入試を早い段階(8月)で受験されたことのメリットはありましたか
総合型選抜も学校推薦型選抜も小論文があったので、そのために今の医療やこれからの医療について考えたり、医療現場での薬剤師の役割を考えたりし、薬学部に行って勉強したいという意識がより明確になり、またその先のことを意識することで勉強へのモティベーションに繋げることができました。
昭和薬科大の受験当日のことは覚えていらっしゃいますか
他に受けた学校と違い現地受験だったので人の多さにとても驚きました。ここにいる全員が薬学部を目指して同じ勉強をしてき てるんだって考えると自信がなくなりそうでした。
高校生活について教えてください
高校のカリキュラムは、中高一貫だったこともあり、余裕を持って授業が終わり共通テストや2次の対策演習の授業が十分にありました。特に数学は早く進み、たくさんの演習をしました。
部活は全員が所属しないといけませんでした。週1の部もあれば毎日の部活もありますが、私は吹奏楽部だったので毎日練習があり、長期休みもほぼ部活でしたので、とてもいそがしかったです。 また校外の大会にたくさん出かけました。
薬学部志望動機について教えてください
中学3年生の時に昭和大学の教授が学校にいらっしゃりこれからの医療について、そこでの薬剤師のあり方を話して下さり、自分も医療チームに参加しそこで直接患者さんと関わることのできる薬剤師になりたいと思ったのがきっかけです。その前から化学の授業が好きで化学を勉強したいと思っていたので この時の話を聞いてすぐに薬学部に興味をもちました。チーム医療の中で働くことのできる薬剤師になりたいと思ったため、知識や勉強だけでなく、チームとしての信頼関係やコミュニケーションを学ぶことのできる昭和大学に惹かれました。昭和薬科大学を受けようと思ったのは、初めは昭和大学に名前が似ていたからでしたが、調べていく中で少人数での勉強サポートや単科大学でしか学べないようなことができることを知り、また薬学部では珍しい解剖実習があるのも魅力に感じ、昭和薬科大学を、受けてみようと思いました。
昭和薬科大の6年間のカリキュラムはこちら(医学部入試研究所みらい提供)
数学、化学、英語の勉強法について教えてください
得意科目といえるほどの教科はないのですが、好きな科目は化学です。無機有機は得意な方でしたが熱エネルギーや反応速度の計算などが苦手だったので同じ問題集をひたすら解いて解き方を暗記するようにしていました。苦手科目は数学で、受験当日まで苦労しましたが、過去問をたくさん解いてどういう問題が出るか考えて同じような問題を問題集で探して解くということをしていました。
また、どの科目も過去問は覚えるくらいやりました。過去問→問題集→解き直し、でわからなかったらすぐに聞くということをやっていました。英語は一番苦手で本番までに間に合わないと思い、長文は毎日1題だけはしっかり読んで、残りは英単語・英熟語・会話表現の暗記を徹底しました。
化学はとにかく問題集を解いていました。無機有機に暗記系はとくに、解きながら暗記していました。
一番伸びた科目は英語です。文法が完璧でなくても単語や熟語を押さえておくことで長文の得点が上がりました。
一日の勉強のスケジュールを教えてください
学校がある日は朝の電車で英単語・英熟語を暗記して、授業では演習をしていました。放課後は地元の塾の自習室で9時半まで過去問と問題集を解いて家では切り替えるために勉強は暗記以外しないようにしていました。
学校が休みになってからは8時半から19時半まで塾の自習室で勉強していました。朝は英語の発音問題、長文を一つ。それが終わったら過去問を一教科やって解答の確認、その後は間違えた問題の解き直しと類題を問題集で解く、 そんな感じで1日に大体、特定の1教科を三年分ほどやっていました。帰りの電車は有機無機の暗記を行いました。
過去問対策で気をつけていたことや、実際に本番役に立ったことはありますか
過去問は満点を取れるようにわからない問題は絶対解決するようにしていました。有機と無機は問題ごと覚えるくらい解いて丸暗記することで理解度も高まったし、解答速度も速くなり、本番では解けない問題はありませんでした。
合格した瞬間のことについて覚えていますか
合格発表を見た時はまさか合格すると思ってなかったので喜びより驚きが勝ちました。 化学がよくできたのでどんな問題も解けるようなら対策しておいて良かったと思いました。
今回の合格は何かポイントだったとご自分でお考えですか
数学はあまりいい出来ではなかったのですが、過去問ではあまり得意でなかった理論化学が全問、自信を持って答えられました。有機と無機も自信を持って回答できたので、薬学部でいちばん大切な化学ができたことだと思います。
受験勉強で一番つらかったことを教えてください
本番が近づくにつれてできないところばかり見えて怖くなったことです。どんなに過去問対策をしても知らない問題があるのは当たり前ですが、そればっかり本番の入試で出たらどうしようと考えてしまいました。
受験を振り返って感じたことはなんですか
成績も判定もずっと悪いままでしたが、たくさん勉強していくと、急に理解できるようになったり急に暗記が身についてきたり、解けない問題が解けるようになったり、意外と楽しい受験勉強でした。応援してくれる周りにいるたくさんの人に支えられて最後まで勉強することができたと思います。
これから受験する人にひとことアドバイスをお願いします
受験勉強はたくさんすれば楽しいと思える時が来るということです。中途半端にとりあえず勉強してた時は勉強自体嫌いでしたが、わからない問題を整理して一つ一つつぶしていくことで今まで解けなかった問題が解けるようになるのはとても楽しかったです。最後まであきらめずに頑張ってください。