講師自己紹介:鍋谷 弘治(担当:英語)

Q1.講師をはじめたきっかけを教えてください

東京工業大学建築学科の大学院修士課程を修了し、大手広告代理店に就職。6年後退職し、アメリカとヨーロッパを放浪。 帰国した後、友人と話している際に偶然目にした某大手予備校の求人広告に偶然私が応募することになり、科目は偶然英語を選択。 偶然採用試験に合格してしまい、偶然教壇に立つことになりました。

数年後その予備校で偶然立ち上がった医学部クラスと難関国公立クラスを偶然担当することになり、偶然講師責任者になりました。 その後、偶然化学の川原先生のお誘いで一会塾を紹介していただき、引き続き一会塾でも英語を担当させていただいております。 このように様々な偶然が重なって現在に至るのですが、正に人生は一期一会だと思います。でも今振り返ってみれば、全てが必然だったような気がします。

Q2.どんな授業を心がけていますか

一会塾は英会話学校ではなく大学受験予備校です。 よって単に英語が読めるようになるだけでは不十分なのです。 大学入試には和訳や日本語で説明することを要求する問題、英検など各種英語の試験に見られないような独特の問題が存在します。

標準的な問題であれば、単語や熟語を覚えて、文法をある程度習得すれば、そこそこ安定的に点数が取れるようにはなりますが、ものすごく時間がかかりますし、医学部をはじめとする難関大学の独特な問題形式に対応し、合格水準に達するのはかなり難しいでしょう。

例えば医学部であれば医療、経済学部であれば経済に関する特別な語彙も必要ですし、さらにはその英文の背景にある知識、先を読む洞察力、問題を効率よく解く為の技術、的確な表現力も肝要です。

 ですから授業では、いかに速く、いかに正確に、いかに安定的に精度の高い解答をつくり出すのか、言い換えるといかに効率良く「大学入試で」高得点が得られるのかに集中します。

Q3.授業を進めていく中で大切にしていることを教えてください

重要なのは無駄の排除です。
受験生は英語だけではなく、他教科にも時間と労力を割かなければなりません。合格するには何が必要で、何が不必要なのかを徹底的に選別することが重要です。無駄なことをしている生徒をみると不憫でなりません。方向を見誤ると、努力が全て無駄になりかねないからです。

よって授業では何のためにその問題を解いているのかを明確にし、合格までの最短ルートを見つけ出す方法を指導しています。 授業内での無駄話のように聞こえる話も、最後まで聞けばその話の中に解説中の英文をより深く読み解く鍵があることに気付くことでしょう。 中にはそれに気付かず、単なる無駄話だ思って笑っているだけの生徒もいますが(笑)。実ははっきり申しますと、大学入試の英語の問題にはミスが多々あります。

受験生にとっては理不尽な話ですが、それにも上手く対処しなければなりません。その対応の仕方も授業の中で解説し、受験に万全の態勢で臨めるように指導しています。

Q4.授業をしていて楽しいと感じる瞬間を教えてください

生徒の成績が伸びると授業も楽しくなるのはもちろんですが、数字には見えない生徒の問題に対する姿勢の変化を感じることも、この仕事の楽しさとやりがいだと思っています。 英語の読解問題では、生徒たちが興味を持てないような哲学や政治といった話題が取り上げられることがあります。そういった問題を苦手とする生徒が多いのは、そのような問題を真剣に考えたことがないからだと思います。

授業では単に点数を取るための方法論だけではなく、本文の内容を本当に理解した上で、確信をもって解答できる知識と洞察力を習得できるよう解説します。 そのために授業では生徒の実生活に関係するような現在流行っているコンテンツやニュースと絡めて生徒の知的好奇心を刺激し、さらには今までの思い込みをひっくり返すような、一見とんでもないような話をわざとします。

学校や他の予備校では聞けないような背景知識に関する解説を聞いて、生徒たちが驚いた後に「なるほどね」と納得した様子を浮かべるの見るのも楽しいのですが、自分で考える力を身につけてもらうために、私は必ず最後にこう言います。「俺の言うことも鵜呑みにするなよ」

Q5.受験勉強をしていく上で一番大切なことはなんだと思いますか?

勉強に取り組む際の姿勢です。その姿勢とは、自分の頭で考えることです。英語という教科は暗記の部分が多いですが、むやみやたらに暗記するのではなく、暗記の仕方、暗記したものを如何にして活用するのかが鍵となります。そのためには、今まで信じていた常識を疑い、無駄を捨て、効率を極限まで追求する姿勢が肝要です。人の言うことを鵜呑みにしない。教科書や辞書すらも疑う。

もちろん講師である私の言うことも。自分で考えて、仮説を立て、それを客観的に検証する。その近道となるヒントが授業の中に隠されているはずです。疑う姿勢、考える姿勢を身につけていない人は、例えば自分が書いた和訳を検証する際、いわゆる直訳で意味の分からない歪な日本語を書いても平気でいられますが、批判的思考ができる人は、自分にも厳しく疑いの目を向け、そのおかげでより精度の高い解答ができるまで考える癖がつくようになるのです。 これは英語だけでなく、また受験勉強だけでなく、今後の人生全体に強く影響することだと思います。

Q6.一会塾の良いところはどんなところですか

まずは講師のレベル。
私が言うのも何ですが、各教科の講師のレベルは大手予備校のレベルをはるかに超えていると思います。小規模だからこそ各講師のやりがいと責任感が大きいからでしょう。現状に胡坐をかくこともなく、日々研鑽を積み、毎年確実に成果を出さなければならないという気持ちが、講師のレベルを年々向上させているのだと思います。
担当する生徒数が大手予備校に比べてはるかに少ないので、生徒全員のことが否が応でも気になるのですが、そこで頼りになるのがスタッフの力量です。

一会塾のスタッフは勉強以外の相談にも乗るほど面倒見が良く、合格のために勉強面だけでなく精神面でも支えてくれる力強い存在になっていると思います。時には相当な時間を使って生徒の悩みの相談に乗り、時には厳しく叱咤激励しているのをよく目撃します。よって彼らに生徒情報を聞けば必ず的確に答えてくれるので、講師から見ても非常に頼りになる存在です。

Q7.受講される方へのメッセージをお願いします

大学受験は苦しいものであり、ほぼ常に逃げ出したくなるような気持ちに襲われるかもしれません。遠い遠い昔、今ではセピア色の思い出ですが、こんな私も受験生だったことがあります。試験日の1週間ほど前、死ぬほど怖くて気分が悪くなり、嘔吐したことを記憶しております。ですからこれから受験を控えている皆さんの気持ちは痛いほどわかります。幸い私は合格し、成功の喜びを味わうことができました。そう受験は苦しいと同時に楽しいものでもあると思います。

スポーツの戦いを見ていてもわかると思いますが、試練が人を強くし、試練があるからこそ人生は楽しくなるものだと思います。あれから数十年経った今も私は日々自らに試練を課すようにしています。もちろん途中で後悔し、逃げ出したくなることもがありますが、その試練を乗り越えた時の爽快感がこの上ない幸福をもたらしてくれることがわかっているので頑張れるのです。人間いくつになっても「飛び出せ青春」なのです。 逃げることなく、辛い事に立ち向かってこそ、その先に幸せが待っているのだということを忘れずに、迷うことなく全力で難関に挑んでください。

Q8.受講を検討されている方へのメッセージをお願いします

受講してみようかなと思ったならば、必ず筆記用具とやる気を持参してください。
崇高な志でなくても結構です。勉強の原動力になるならば、いわゆる下衆な欲望でもいいと思います。むしろ下衆な欲望の方が強い原動力になるのかもしれません。かつて成績がパッとせずモテない男子が高3の春に僕の所にやってきました。モテたいという理由だけで慶應義塾大学経済学部に行きたいというのです。

最初ふざけているのかと思いましたが、決してイケメンとは言えないその生徒の目は本気でした。客観的に見てその動機は不純だったかもしれませんが、彼にとっては当時切実な問題だったのです。私は彼に膨大な課題を与えましたが、彼はそれを歯を食いしばってこなし、見事現役合格しました。彼はその後某メガバンクに就職し、美人のキャビンアテンダントと結婚し、2児の父親として現在立派に社会に貢献しているようです。本気であるならばモテたいという理由で大学を志望するのもいいと思います。大学に入って様々な人と出会い、色んなことを学んでいくうちに社会的使命を感じるようになると思います。なので今は欲望丸出しでも結構です。あなたの本当の「やる気」を持参してください。

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