【2024】慶應義塾大学 薬学部 現役合格 K.Sさん(洗足学園)

慶應義塾大学 薬学部

現役合格 K.Sさん(洗足学園)

その他の合格大学 

東京農工大学 工学部 応用化学科 前期

星薬科大学 薬学部(共通テスト利用)

立教大学 理学部 化学科(共通テスト利用)

明治大学 農学部 生命科学科(共通テスト利用)

中央大学 理工学部 応用化学科(共通テスト利用)

~入塾から学校と塾との両立まで~

数ある予備校の中から、一会塾を選ばれたのはなぜですか?決め手はどこでしたか。

 

高2の秋ぐらいまで大手の映像授業予備校に通っていました。映像授業なので自分が好きな時に授業を受けることができ、よく分からないところがあったら巻き戻してもう一回再生できたり、ここは大丈夫だろうと思った部分を早送りで再生することができるなど、映像授業にしかできない良い点が沢山ありました。大学生のチューターの方がいて、自分の志望校がどんな雰囲気なのか、どんな研究を具体的に行なっているのかを実際にそこに通っていらっしゃる大学生の方から聞くことができるので、自分の将来のことについて考えられるのはもちろん、勉強のモチベーションも高める事ができ、実際にその方が行なっていた勉強法や使っていた参考書を教えてもらうことができた点などにはとても満足していました。

ただ、内容が高度になっていくにつれて講師の先生に直接質問したいと思うようになり、あれこれ考えるうちにまずは自分でしっかり自習していこうと思い、その塾は退塾しました。でもまだ苦手科目を克服できていたわけでもなかったので、これからどうしようかと考えていた時、母が一会塾を探し出してくれました。それは高2の12月頃、ちょうど冬休み直前でした。

私が一会塾を選んだ理由は、やはり理系の大学受験に特化した塾であるという点が大きかったです。(もちろん、文系の大学受験もしっかりと対策してくださいます。)あとは、少人数規模の塾であるため比較的先生方が生徒の対応を行いやすいという環境下にあり、先生方に授業内容についてや、過去問を解いていて分からなかったところ、大学受験に関して心配なことを気軽に相談できるという点です。大手の塾だと気軽に相談できる相手がほぼチューターの方のみだと思うので、大学受験にかなり詳しい方とお話しするには時間も日程も限られてしまいちょっと不便な思いをしたことがあったので、その点がとてもいいなと感じました。

 

一会塾での体験授業はいかがでしたか?

体験授業では物理の個別指導を受けました。そこでは、期末テストの解説をお願いしたのですが、事前に解説をデータで送っていたわけではないのに、その場で物理がかなり苦手な自分でもわかりやすい解説をしてくださり、とても驚いたのを覚えています。自分が初歩的な質問をしたとしても、こんなことも分からないのかと厳しく諭されることも無く、物腰柔らかく一つ一つ丁寧に答えてくださり非常にありがたかったです。

 

高校生活について教えてください。

中高一貫の学校だったので、一般の高校と比べるとカリキュラムの進み具合はかなり早かったと思います。授業前に行われる小テストがかなり多く、テストが行われるたびに再試があり、またその再試がありという感じでした。当時はこのテストの数の多さに辟易していましたが、今考えるとこれらのテストのおかげで本番にも強くなれたし、複雑な計算をする必要のある問題も素早く解けるようになったのだと思います。塾に行かなかったとしても難関大に合格できるまで成長することができ、とても面倒見の良い高校でした。

 

高校での理系の割合について教えてください。

全体は6クラスありました。そのうち3クラスは文系、1クラスは文理混合、2クラスが理系でした。文系と理系の割合は大体3:2で文系の方がやや多かったです。私の周りはほとんど一般受験の人ばかりでしたが、学校の成績をしっかりとって推薦をねらう人もそれなりにいました。

 

部活動はされていましたか。

私が所属していた部活は文化系の部活で、週2回参加すれば良いという緩めな部活だったのであまり苦だと感じることはありませんでした。高2の冬の時期に一会塾に入塾したので、一番忙しい文化祭準備期間に被ることなく、勉学に集中することができました。

 

一会塾で受講された科目を教えてください。

 

メインは物理の個別指導でした。あと少しの間ですが、クラス授業の受験物理と数学の授業を受講していました。

 

印象に残っている授業はありますか。

個別指導の物理です。約一年間ずっと受講していたというのもありますが、自分にとって人生初の一対一での個別授業だったのでなんだか新鮮な感じがしました!

初めは先生が作ってきた基本事項がまとまっており、ところどころ空欄のある冊子を穴埋めしていきながら基本を確認していき、その単元の問題を次回までに解いてきて、わからない部分があれば次回詳しく解説していくという感じです。

高三の夏休みまでは普通〜やや難ぐらいの問題を解く

→自分が解いていて分からなかった部分を解説という流れでした。

夏休みが明けたら本格的に志望校の過去問を解き始めたので、それらを解いていて解説を読んでいてもあまり分からなかったところをザアッーと解説していただくととともに、難関大の問題をいくつかピックアップし、問題を解く上で大切なポイントを教えていただく、という感じの授業で本当に効率も良く新鮮でした。

 

~各教科の勉強法について~

得意科目について教えてください。

私の得意科目は化学でした。基本的な問題はもう素早く解くことができるようになっていたので、過去問の難しい問題を解く力を向上させたいと思い、志望校の過去問はもちろん、重要問題集を何回か解き直したり、学校の授業で解いていた難関大の問題の解き直しをしたりしていました。苦手科目は物理や地理でした。物理は問題を解いていて分からないことがあったら、基本事項を確認したり同じような問題がなかったか問題集で探してヒントを得るようにしていました。それでも分からなかったらすぐさまどこが分からないのかメモしていつでも学校の先生や塾の先生に聞ける状態にしていました。時間はかかりますが、そのほうがのちに同じような問題に当たった時にまた同じようなミスをすることなく解くことができ、効率がいいと思います。

では、受験勉強で一番伸びた科目を教えてください。

 

物理です!共通テストでも記述模試でもあまり良い成績をとったことがなかった上に、学校の授業を聞いていても、そもそも今どんな話をしているのか分からない状況に陥る事が多く、科目を絞った方が良いのではないかと思うほどだったのですが、個別授業を受けて基本的な事項から一つ一つ順序を追って勉強していくうちに授業内容にも追いつけるようになり、やや難ぐらいの難易度の問題であれば解けるようになっていました。今までの共通テスト模試では物理が一番悪く足を引っ張っている印象だったのですが、本番では7科目の中で一番良い点数を取ることができました。

今、ふり返ると、私が何を苦手としていて何を得意としているのか早い段階でちゃんと理解してくださっている印象を受けました。学校の課題のことや進み具合、志望大学の問題の特徴を把握し、課題を丁寧に設定してくださいました。全然厳しいことをおっしゃるような方ではなかったので、こちらも萎縮せず自分が疑問に思ったタイミングですぐに質問できる環境でした。解説だけでなく、問題を解く上で重要なことを逐一教えてくださっていたので、とても助かりました。

★社会(地理)はどのように勉強されましたか。

地理は、共通テストの予想問題を解く前にもう一度地図帳や高校の授業プリント、購入したけど全然使っていなかった参考書に立ち返った結果、問題の解き方がある程度わかるようになりました。ただ最後の共通テスト模試では散々な成績だったので、もう切り捨てるしかないのかと思っていましたが、参考書をみたり、地図帳を眺めているうちに最後の最後でようやく地理の問題の解き方がわかったような気がします。きちんと基本的な知識を入れておけば、一見意味が分からない問題でも選択肢を一つに絞ることができると思います。白地図をコピーして、重要そうなところは白地図に直接書き込んでいくというやり方も非常に良かったなと思います。

★国語の共通テスト対策はどのように勉強されましたか。

 

国語は、主に共通テストでしか使わないので、共通テストの過去問を解きまくりました。今まであまり古文単語が得意ではなかったので、共通テストの1か月前にあたる12月の時期に古文単語をもう一度1から全部覚えなおしました。現代文は解き終わるのにどうしても時間がかかってしまうので、古文漢文にあまり多くの時間を割いてしまわないようにするためにも、単語や構文をきちんと理解し頭の中で素早く変換できるまで完成させることは重要なことだと思います。

★数学はどのように勉強されましたか。

数学の共通テスト対策では、主に予想問題を解いていました。数学はどうしても時間が足りずかなり困っていたので、他の科目よりも多く時間を割いていました。二次対策としては、過去問はもちろん、授業でやった難関大の問題やその類題を見直し、ただどのように解くかを暗記するだけでなく、きちんとゴールを見据えて考えた時にどのような道筋をたどりながら解いていけば良いのかを考えながら復習していました。

★理科(物理と化学)の共通テスト対策はどのように勉強されましたか。

化学の共通テスト対策では、授業プリントや教科書を隅々まで読み、計算を用いない知識問題は確実に取れるようにしておきました。二次対策では、主に過去問を解いていましたが、時間内に自分がすぐに解けそうなものを即座に判断する力をつけることを意識しながら解き進めていきました。

物理の共通テスト対策では、過去問や予想問題、塾でもらったテキストを解いていました。二次対策では志望校の過去問を解き進めていました。分からない部分が多く心が折れそうになったこともありましたが、時間内に自分が取れる点を確実にとることに集中するようにしていました。

 

★英語の勉強法について教えてください。

英語は、共通テストでも二次試験でもとにかく素早く、かつ正確に解けるように頑張っていました。分からない単語が出てきた時にはメモして、オリジナルの単語帳を作り、空き時間に見直すようにしていました。リスニングは毎日勉強するようにしていて、聞いている時に取るメモの書き方を固定化させました。共通テストのリーディングは元々そんなに心配な感じではなかったので、予想問題を少し解いた程度です。

 

 

 

 

 

 

~学習習慣の確立が合格の決め手~

1日の勉強のスケジュールについて教えてください。

私は自宅の方が集中して勉強できるタイプだったので、学校がある日は授業が終わったらすぐ家に帰り、少し寝て休憩してから勉強していました。学校がない日も特に自習室に行くなどはせず、ひたすら家で勉強していました。集中が途切れているなと感じたときや、他の科目の勉強に移ろうと思ったときには必ず小休憩を取るようにしていました。

 

集中力を高めるために工夫されていたことはありますか。

 

少し集中が途切れて眠くなってきたらすぐに横になることです。あまり集中できないまま勉強したとしても得られるものは少ないと思うので、そんなに横着せず休むことも大切だと考えています。両親からは「なんでそんなに余裕そうなの!?」と小言を言われることもありましたが(笑)、結果的には気にせず自分のスタイルを貫いて良かったと思っています。ただ、横になるのは2030分だけと決めていました。昼寝の時間が40分すぎると逆に頭がぼーっとして勉強できなくなるからです。休憩するときは休憩する、食べるときは食べる、勉強するときは勉強する、と生活にメリハリをつけて勉強していました。

 

合格点に到達するために、やっておいてよかった習慣があれば教えてください。

時間配分に常に気をつけることと、自分が間違えたポイントを小さいノートにまとめるようにすることです。家で過去問を解いているとどうしても気が緩んでしまい、ついつい解答する時間が限られたものであることを忘れてしまうのですが、解答を書くルーズリーフの上の方に四角1番は〇〇分、四角2番は〇〇分と書いておくことによって、嫌でも目に入るので気が緩むことなく時間に気をつけて過去問に集中することができると気がつきました。また、自分の間違えたポイントをまとめておくと、それを本番前に読み返すことができるし、参考書を読み返すよりも精神的に落ち着けるのではないかと思います。(参考書の方が愛着が沸いているのであれば参考書を読み返す方がいいと思いますが

 

 

塾での質問・相談や学習環境についての感想はありますか

 

それまでも定期的に面談の機会があったのですが、高3の夏休みが終わると担任の佐藤雄一郎先生が毎週面談を設けてくださるようになり、そこで自分の志望校に過去問が大体何割取れたのか、次はどこの大学の過去問を解くかなどの計画を一緒に立ててくださるようになり、そこで受験についての不安や悩みも話すことができ、すごく心が楽になりました。医学部を志望していらっしゃる方が多く浪人生も結構いらっしゃいましたが、あまり接する機会はないので特に委縮などはしなかったです。高校とは違う環境下で勉強することができ、良い刺激になったと思います。

 

一会塾でよかった点はありますか

 

少人数であるため生徒に対するサポートがとても手厚いという点です。誰かが食事スペースで騒いでいることもなく、大規模な塾にはないこじんまりとした雰囲気が自分にはあっていました。自習室は、私はあまり利用する機会がなかったのですが、きちんとした仕切りで仕切られていて集中できる環境が整っていました。高校3年生となると自分専用のボックスが用意されるので、自習室にこもって朝から晩まで勉強したいという人たちにとっては非常に助かるのではないかと思います。

 

塾に1年間、通ってみての感想を教えてください。

 

生徒一人一人にきちんと寄り添った指導をしていらっしゃると思います。まだ入塾したての頃、授業の終わりには今日の授業どんな感じでしたかとスタッフの方が聞いてくださったり、自分が授業のスピードについていけるのか不安だと感じたときに、すぐさまスタッフの方や佐藤先生に相談できる環境が整っていました。生徒はほぼ皆さん難関大学を志望しているので、それらを考慮してちょうど良い難易度の問題をピックアップしたり、授業の進め方をよく工夫して考えていらっしゃるなと個人的には思いました。

一会塾で受けたテストやイベントについて印象に残っているものはありますか

一会塾で定期的に行われるテスト(学力到達度テスト、理科マンスリーテスト)は難しすぎず、かといって簡単すぎず授業の復習を怠っていなければ解けるような難易度設定でちょうど良かったです。自分がどの部分が苦手なのかはっきりと分かるので、これらをうまく活用していけば成績を大きく上げることができると思います。

また4月の初めに現役生、浪人生に向けてのガイダンスがあり、そこではこれからどう計画立てて勉強すればいいのかをわかりやすく説明してくださいました。他にも早稲田大学や慶應義塾大学を目指す人たちのための説明会など、情報を得る機会が多く非常に助かりました。

 

担任の佐藤雄一郎先生との相性はいかがでしたか?

 

佐藤先生は本当に最後の最後まで私の相談に乗ってくださいました。私がコロコロと意見を変えようとも、それらを否定することなく全て受け止めてくださいました。私がこれはどうだろうと質問すると、色々な視点から物事を考え、丁寧に説明してもらえたので私も知見を深めることができとても助かりました。やはり何人もの生徒を相手にされているため、この大学の学部を卒業した人はこんな仕事に就いているなどといったような大学卒業後のことについても情報を得ることができて大変ありがたかったです。あとは、私の通っていた学校について非常に理解があり、宿題の量や小テストの数が多いことを考慮しながら学習計画を一緒に計画してくださりました。

 

 

 

 

~さあ、受験本番~

 

受験当日のことは覚えていますか。

 

会場につき、普通にチャイムがなって試験を始めるという感じです。慶應義塾大学はチャイムの音が独特で最初はびっくりしてしまいました。行きは母がわざわざついてきてくれたので少し心が落ち着きました。

 

受験会場の様子は覚えていますか。

みなさん真面目そうな人たちでした。自分の前の席の人がもうすでに友達と答え合わせをしていたり、どこの医大受けるのかなどと会話しており、会話を聞かないようにするために必死でした。理工学部は男子がかなり多かったですが、薬学部は男女半々という感じでした。

初めての大学受験での緊張はありましたか。

共通テスト初日の地理が一番緊張してしまい汗が止まりませんでしたが、その後の科目も、二次試験も比較的落ち着いて試験を受けられていたと思います。全体的に数学が思っていたよりもできなくてかなりショックでした。物理にかなり力を入れていたせいで逆に数学が疎かになってしまっていたのだと思います。

 

本番のプレッシャーはどのように乗り越えられましたか

 

試験本番に緊張しないために実際にやったことなんですけれども、共通テストのお昼ご飯も、二次試験のお昼ご飯も全部共通のメニューにするように母にお願いしました。私は毎回おにぎり2個とサンドウィッチ2個で乗り切っていました。ちょうど腹8分目ぐらいの量で眠気が襲ってくることもないし、片手で食べられるので参考書もめくりやすくなります。

試験いつものお昼ご飯試験

という流れをルーティン化させたことによって試験を淡々とこなそうと脳が錯覚して試験にも緊張せずいつものペースで問題が解けたんじゃないかな?と思っています。あとは自分がリラックスでき、温度調節のしやすい服で行くことです。変に防寒対策として厚手のヒートテックやタイツなどを着ていってしまうと少し窮屈になるとともに、会場が暑い場合に対応しようがなくなるので、寒さは上着で対策するぐらいがちょうどいいと思います。

 

志望校・志望学部はどのように決定されましたか

 

薬学部も理工学部も志望していたのですが、ここでは薬学部についてお話ししようと思います。薬学部を志望した理由は、昔から何か資格と取る必要のある職業に憧れていたのと、薬について勉強してみたいと思っていたからです。薬学部では高校の授業で習ったものとは比べ物にならない量の化学用語を覚えることになると思うので、化学に対する理解をさらに深めることができてとても魅力的だなと思いました。また薬学部では薬剤師免許を持ちながらも他の製薬会社で働いたり、化粧品会社で働いたりなど、資格を持ちながらも就職の幅が広げられることも長所です。

 

もし薬学部と理工学部の両方に受かっていたら理工学部に行く予定だったのですが、落ちてしまったものはしょうがないので、慶應義塾大学の薬学部に進むことにしました。他にも別の国公立大学から合格をいただいていたのですが、受験当日自宅からその大学まで行った際、あまりにも時間がかかりこれは遠すぎてダメだと思い、進学はやめてしまい、慶應義塾大学の薬学部に入学することになりました。

 

受験校の選定で気をつけたことはありますか

 

私はかなり実際に受けに行く受験校を絞りました。共通テストがすごい失敗したわけではなかったので、滑り止め校を多く設定することもなく、体力がある方ではないので連続して試験を受けなければならないという状況に陥らないよう、また直前まで対策できるように受ける大学は最低限にしておきました。また、共通テストがダメだった場合のスケジュールもきちんと計画しておくことが大切だと思います。その場合、連日の試験はどうしても避けられなくなってしまうと思うので、共通テストの対策はそういう意味でも結構頑張りました。

受験勉強で大ピンチになったこと、または一番つらかったことは何ですか。

正直にいうと本番直前よりも、新型コロナウイルスにかかってしまった6月と、夏休み明けの9月ごろの模試をたくさん受ける時期が結構辛かったです。6月はコロナウイルスの後遺症がかなり残ってしまい学校にあまり行けてなかったので、周りと大きく差がついてしまっているのではないかと非常に焦り、けれどもとても勉強できる状態とは言えないからただ休むしかないという板挟み状態だったので非常に辛かったです。休んでしまった分はなんとか夏休みの間に埋め合わせることができました。9月あたりに冠模試やら河合模試やらたくさん受けたのですが、志望校に受かるために必要なものが自分は欠落していることが目に見えてわかってしまうのでただただ落ち込み、これからどうして行けば良いか考えるしかありませんでした。逆に、本番前は落ちたらどうしようというよりもうただただやるしかないという投げやりな気持ちが強かったんだと思います。

 

受験での1年を振り返って受験で大事なことはどんなことだと思いますか?

 

大学受験において大切なことは感情に左右されず、自分を俯瞰的に見て、自分が今何をすべきなのかちゃんと考えた上で、淡々と物事をこなしていくことであると思います。模試の結果に左右されるな、とよく先生方からも言われてきましたが、本当にそうだなと思いました。悪い模試の結果を見て、「悔しい!次は頑張るぞ!」と即座に次に切り替えられる人はほぼいなくて、諦めの境地に陥ってしまう人がほとんどであると私は思っています。一つの結果は本当に一つの結果に過ぎず、その日の体調のコンディション、その模試を受けている人たちがどういう人たちであるか、たまたま自分がまだ苦手としている分野が出てしまった、すごい難化したなど、その結果に結びついている要因は自分の能力だけではないはずだと考えています。全体を見て落ち込むよりも要所、要所をよく観察して、ここを得点していればC判定だったかも!と理性的に、そして無理矢理にでもポジティブな感想を持つことが大切です。

あとは、たとえば寝る前に不安に襲われて動悸が激しくなってしまうなど、体の異変を感じたら親や学校の先生、ちゃんと病院に行き詳しい先生にすぐ相談することも大切だと思います。ただ、過度に睡眠薬などの薬に頼ってしまうとかえってマイナスになってしまうらしいので、家にずっと引き篭もらず日中は外に出たり、自分の好きな人の動画を小音で流しながら寝てみるなど、自分なりの不安を和らげる方法を研究してみるのがおすすめです。

 

~合格の瞬間と大学生活への期待!?~

 

慶應義塾大学に合格された瞬間のことを覚えていますか

正直に言うと、受けた大学の中で一番対策していなかったところだったので、絶対落ちてるけど気になって勉強できないから一応見ておくかという軽い気持ちで合格発表を見ました。その当時は嬉しさよりも困惑が勝っていましたが、共通テスト利用以外の一般入試で一つ合格がもらえてよかったと思いました。自分はいい意味でも悪い意味でも第一志望の学部に過度に執着することがなかったので、理工学部に落ちたからといってすごい落ち込んでしまうというようなことはなかったです。親戚などに薬学部行くんだよと伝えるとみんな「すごいね!大変そうだけど頑張ってね!」と言ってもらえることが多いので、現在は受かったことを誇りに思っています。

 

慶應義塾大学合格の勝因について教えてください。

 

自分の得意科目である化学を活かせたところだと思います。慶應義塾大学薬学部の英語は正直過去問を解いていてもいい点数を取ることができていなかったのですが、その分頑張って化学で補うことができたんじゃないかと思いました。薬学部なだけに結構知識を有する問題も多くあったのですが、共通テスト対策の際必死に読んできた授業プリントや、教科書の内容を一生懸命思い出しながら解答していました。知識問題だけでなくめんどくさい計算の問題も少なくはなかったので、今までの二次対策のために一生懸命過去問を解いてきた甲斐があったと思います。

 

 

大学に通われて間もないころだと思いますが、慶應義塾大学の印象はいかがですか

慶應義塾大学の入学式は全学部合同で行われたために、人数がかなり多かったです。芸能人レベルに綺麗な人も結構いてびっくりしました。あとはノリの良い内部生がいました。ガイダンスが入学式の次の日に行われたのですが、そこで薬学部は他の文系の学部に比べてかなり忙しいから覚悟が必要だと言われました。サークルとバイトと勉強をうまく両立させることができるのかかなり心配ですが、自分で選んで入った学部なので一生懸命頑張ろうと思います。1年生の時は主に日吉キャンパスに通い、1年生の火曜日と2年生以降には芝共立キャンパスに通うことになるのですが、薬学部の人しかいないのであまり騒がしくなく、近くに東京タワーがあるので景観もかなり綺麗でとても魅力的なキャンパスでした。まだ実際に行ってみたことがないので、これから行くのが楽しみです。

【保護者の方からも通塾の感想をいただきました】

 

うちの娘は物理の個別指導のみの利用でしたが、ご指導いただいた先生には娘の学力に応じたご指導をしていただきました。お陰様で共通テストでは物理で高得点を獲得できるまで学力を押し上げていただいたので大変感謝しております。そのお陰で共通テスト利用で複数合格することができ、その後の一般受験も割と安心して取り組めました。

保護者面談では武蔵小杉校責任者の佐藤先生と4回ほど面談していただきました。いつも時間をかけてこちらの質問や不安に思っていることなどに丁寧に対応していただけたこと非常にありがたかったです。

何より、インターネット等ではなかなか入手しにくい受験情報をご教授いただけて娘の受験校選びの参考とさせていただきました。娘の学校についても過去の一会塾の生徒さんの経験によりご理解をいただいていたので、学校以外での取り組みをどうすれば良いかなど的確にご指導いただけました。

授業については、個別指導も対面授業が基本ですが、急な体調不良で塾には行けないがオンラインでは勉強出来そうなときはすぐにオンライン授業に切り替えていただけたのは有り難かったです。

洗足学園から早慶・東工大へ

東京工業大学 工学院 小池ひかるさん

早稲田大学 商学部 山根さん

慶應義塾大学 商学部 佐藤さん

慶應義塾大学 文学部 高橋咲さん

洗足学園から医学部へ

東京慈恵会医科大 医学部 近津さん

日本医科大学 医学部 北村さん

順天堂大学 医学部 山本さん

東邦大学 医学部 L.Kさん

洗足学園から歯学部へ

昭和大学 歯学部 T.Aさん

※校舎未定の場合は武蔵小杉校へご相談ください。

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